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記録ノ78 ラムネ飲んだ夏は遠い夢の中
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夏休み、近所の公園で行われた小さな夏祭りに参加した。
会場となる公園の近所に住んでいるアヤタくんからの誘いだ。
祭り会場は小さいながらも味噌おでんや焼き鳥、焼きそばなどの定番どころがそろっている。町内会でやっている祭りだから値段も50円や100円など超良心的な価格。なんてありがたいんだ。祖母から8000円もらってたような僕でも驚きの価格だ。とにかくいろんなものを買いまくった。
小さいながらも楽しい祭り。祭りの楽しさは規模に関係ないんだ、小さくても楽しいんだと子供心に思った。
そして会場内の特設ステージには参加型のいくつかのイベントが開催される。
そのひとつがちびっこラムネ飲み大会だ。
速く飲み干したほうが勝ちとか、たくさん飲んだほうが勝ちとかではない。ではこれはいかなるものかというと、まずスタッフが参加者の子供たちに黒い目盛りが一か所につけられた割り箸を見せる。この目盛りが合格ラインなのでよく覚えておくのだ。
その後がいよいよ本番。制限時間内に瓶に入ったラムネを残りの量が先ほどの目盛りの位置ぴったりになるように飲むのだ。記憶力と勘が試される。
制限時間が過ぎたら判定の時間。スタッフが先ほどの割りばしを使って一人一人ラムネの量をはかっていく。
目標のラインぴったりの子には景品がプレゼントされる。不合格の子にも参加賞のお菓子がプレゼントされる。
1グループごとに10数人が参加し、グループごとに分けて計数回行われる。
僕もこのイベントに参加。僕はアヤタくんなどクラスメイト数人と同じ一番最初のグループだ。
目標の目盛りの位置は半分より少し下(目標の位置はグループごとに異なる)。
「よーい…スタート!」
いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされた。早飲み競争ではないとはいえある意味時間との戦いだ。
そしてプレッシャーとの戦いでもあり、なんといっても己の記憶力との戦いである。
何とか時間内にぼくは自分なりの半分より少し下ぐらいの量をのこしてフィニッシュ。
そして運命の判定タイム。僕は残念ながら目標の目盛りよりも飲みすぎてしまい不合格…
でもお菓子がもらえたから満足だ。
ちなみにクラスメイト含め、このグループからは合格者が数人いた。
景品のためとはいえ、ここまで人生でラムネに向き合ったことはないだろう。
会場となる公園の近所に住んでいるアヤタくんからの誘いだ。
祭り会場は小さいながらも味噌おでんや焼き鳥、焼きそばなどの定番どころがそろっている。町内会でやっている祭りだから値段も50円や100円など超良心的な価格。なんてありがたいんだ。祖母から8000円もらってたような僕でも驚きの価格だ。とにかくいろんなものを買いまくった。
小さいながらも楽しい祭り。祭りの楽しさは規模に関係ないんだ、小さくても楽しいんだと子供心に思った。
そして会場内の特設ステージには参加型のいくつかのイベントが開催される。
そのひとつがちびっこラムネ飲み大会だ。
速く飲み干したほうが勝ちとか、たくさん飲んだほうが勝ちとかではない。ではこれはいかなるものかというと、まずスタッフが参加者の子供たちに黒い目盛りが一か所につけられた割り箸を見せる。この目盛りが合格ラインなのでよく覚えておくのだ。
その後がいよいよ本番。制限時間内に瓶に入ったラムネを残りの量が先ほどの目盛りの位置ぴったりになるように飲むのだ。記憶力と勘が試される。
制限時間が過ぎたら判定の時間。スタッフが先ほどの割りばしを使って一人一人ラムネの量をはかっていく。
目標のラインぴったりの子には景品がプレゼントされる。不合格の子にも参加賞のお菓子がプレゼントされる。
1グループごとに10数人が参加し、グループごとに分けて計数回行われる。
僕もこのイベントに参加。僕はアヤタくんなどクラスメイト数人と同じ一番最初のグループだ。
目標の目盛りの位置は半分より少し下(目標の位置はグループごとに異なる)。
「よーい…スタート!」
いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされた。早飲み競争ではないとはいえある意味時間との戦いだ。
そしてプレッシャーとの戦いでもあり、なんといっても己の記憶力との戦いである。
何とか時間内にぼくは自分なりの半分より少し下ぐらいの量をのこしてフィニッシュ。
そして運命の判定タイム。僕は残念ながら目標の目盛りよりも飲みすぎてしまい不合格…
でもお菓子がもらえたから満足だ。
ちなみにクラスメイト含め、このグループからは合格者が数人いた。
景品のためとはいえ、ここまで人生でラムネに向き合ったことはないだろう。
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