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ULTIMATE〜JAPAN最後の砦
ULTIMATE〜JAPAN最後の砦第5話
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登場人物一覧
真島俊(29)…警衛隊西日本方面本部長内班副班長 指名手配中
沖琉太(26)…警衛隊西日本方面本部長内班所属隊員 指名手配中
長内貴也(37)…警衛隊西日本方面本部長内班班長 指名手配中
赤木龍一(18)…警衛隊西日本方面本部長内班所属処分待ち隊員
倉木勇也(35)…警衛隊西日本方面本部長内班狙撃主任 指名手配中
荻行憲(52)…警衛隊西日本方面本部2代目統括官
室口翔平(27)…警衛隊最高統括本部所属処分待ち隊員
工藤哲也(30)…警衛隊最高統括本部所属 指名手配中
……………………………………………………………
午前9時
警衛隊最高統括本部から警視庁に赤木の身柄の引渡しが行われた。
手錠をかけられた赤木は、そのまま護送車に乗せられ本部の地下駐車場から警視庁に向かった。
「なんで飯食わなかったんだ?」
護送中、1人の監視員が赤木に聞いた。
「毒でも盛ってあるのかと思ってな」
「おもしれーな。お前を殺すのにそんな時間のかかるようなことはしねーよ笑殺す時はこうだ」
そう言うと監視員は赤木の後頭部に銃口を突きつけた。
「これでドーンだ」
その時護送車が急ブレーキで停車した。
「おいどうした?」
監視員は、無線で運転席にいた隊員に状況を聞いた。
「応答しろ、おい、応答するんだ」
無線越しで怒鳴っているとこちら側のドアがゆっくりと開いた。
「なんだ」
監視員は、拳銃を構えると赤木の前に立った。
「どけー」
沖の投げた警棒が監視員の顔に命中した。
「早くしろ」
長内に言われ沖は赤木の手錠を開け始めた。
「逃がすかよ」
監視員は、沖の足を掴んだ。
「沖、それだけに集中しろ」
そう言うと長内は、監視員の胸ぐらを掴み持っていた警棒で複数、顔を殴打した。
「くそが」
監視員は、意識が遠のく中拳銃を構えた。長内はすかさず強奪すると沖、赤木と共に護送車の前にとめた車に乗った。
その頃
真島、工藤の2人は最高統括本部庁舎前のコンビニの駐車場に車で待機していた。
「今のうちだぞ、逃げるなら」
工藤が言うと真島は鼻で笑った。
「お前こそ、今のうちだぜ笑」
「バカ野郎、ひよってねーし笑笑」
そう言うと工藤は、小さく息を吐いた。
その時無線が入った。
「準備完了しました!!」
「了解」
工藤は、勢いよく車を発進させた。
西日本方面本部のメンバーが最高統括本部を占拠し、室口を救出するという仕組みだ。
午前11時
警衛隊最高統括本部前には銃をかまえた西日本方面本部隊員らがうろついていた。
そんな中1台の車がゆっくりと本部庁舎内に入っていった。
地下駐車場に着くと真島と工藤は、そのまま地下牢に向かった。
地下牢前には西日本方面本部の大石義之が立っていた。彼は長内班所属隊員で真島の先輩にあたる。
「お疲れ様です」
真島が言うと大石は銃口を地下牢に向けた。
「なんでお前らが主役なんだよ。まーいい、さっさと行け」
「失礼します」
中に入るとそこには弱って倒れていた室口の姿があった。
「室口、大丈夫か?」
工藤は、倒れていた室口のそばに寄った。
「赤木の身柄は?」
「今、西日本方面本部に護送中だ」
室口の問いかけに真島が答えた。
「とにかくおれらも西日本に戻るぞ」
工藤は、室口の肩に手をやった。
その時だった、何やら外が騒がしくなってきた。
「何だ、この騒ぎは」
工藤が言うと大石は銃を構えたまま外に向かった。
そこでは出張中だった本部所属の隊員らと西日本方面本部所属の隊員らが銃口を向けあっていた。
「何をしているのか分かっているのか?本部を占拠するなど言語道断だ」
「うるせー、俺らはここを譲る気は一切ない。いつでも死ぬ気だ。殺してみろ」
「まじかよ」
大石はその場から動く事はできなかった。
これが本当に国民のためになるのだろうか。 これをするために警衛隊に入隊したのか?
大石は何度も自問自答を繰り返した。
その時地下駐車場から室口を乗せた車がやってきた。
「護衛だ、護衛」
西日本方面本部所属の隊員らは、その車を一斉に包囲した。
その頃
喜久田総統は、自分の家で食事をとっていた。今日は休みの日だった。
「総統、失礼します」
家族団欒の食事の中、汗だくの総統秘書官が入ってきた。
「何だ?やかましいな」
「総統落ち着いて聞いてください。最高統括本部が西日本方面本部所属の隊員らによって占拠されました。これより指揮を取って頂きたく総統には出勤を要請します!!」
「な、何?占拠だと?」
「はい。」
「室口は?赤木は?」
「既に身柄は奴らのもとにあるかと…」
「本部のセキュリティはそんなに甘かったのか?」
「申し訳ごさいません。今日赤木の身柄護送そして東日本方面本部で行われているセレモニー、そして警視庁機動隊との合同訓練、国外警備等でかなりの人員が減少しており本部の警備はかなり手薄でした」
「とにかく、今から向かう。車を出せ」
「了解」
秘書官は、汗だくになりながらまた走り出した。
真島俊(29)…警衛隊西日本方面本部長内班副班長 指名手配中
沖琉太(26)…警衛隊西日本方面本部長内班所属隊員 指名手配中
長内貴也(37)…警衛隊西日本方面本部長内班班長 指名手配中
赤木龍一(18)…警衛隊西日本方面本部長内班所属処分待ち隊員
倉木勇也(35)…警衛隊西日本方面本部長内班狙撃主任 指名手配中
荻行憲(52)…警衛隊西日本方面本部2代目統括官
室口翔平(27)…警衛隊最高統括本部所属処分待ち隊員
工藤哲也(30)…警衛隊最高統括本部所属 指名手配中
……………………………………………………………
午前9時
警衛隊最高統括本部から警視庁に赤木の身柄の引渡しが行われた。
手錠をかけられた赤木は、そのまま護送車に乗せられ本部の地下駐車場から警視庁に向かった。
「なんで飯食わなかったんだ?」
護送中、1人の監視員が赤木に聞いた。
「毒でも盛ってあるのかと思ってな」
「おもしれーな。お前を殺すのにそんな時間のかかるようなことはしねーよ笑殺す時はこうだ」
そう言うと監視員は赤木の後頭部に銃口を突きつけた。
「これでドーンだ」
その時護送車が急ブレーキで停車した。
「おいどうした?」
監視員は、無線で運転席にいた隊員に状況を聞いた。
「応答しろ、おい、応答するんだ」
無線越しで怒鳴っているとこちら側のドアがゆっくりと開いた。
「なんだ」
監視員は、拳銃を構えると赤木の前に立った。
「どけー」
沖の投げた警棒が監視員の顔に命中した。
「早くしろ」
長内に言われ沖は赤木の手錠を開け始めた。
「逃がすかよ」
監視員は、沖の足を掴んだ。
「沖、それだけに集中しろ」
そう言うと長内は、監視員の胸ぐらを掴み持っていた警棒で複数、顔を殴打した。
「くそが」
監視員は、意識が遠のく中拳銃を構えた。長内はすかさず強奪すると沖、赤木と共に護送車の前にとめた車に乗った。
その頃
真島、工藤の2人は最高統括本部庁舎前のコンビニの駐車場に車で待機していた。
「今のうちだぞ、逃げるなら」
工藤が言うと真島は鼻で笑った。
「お前こそ、今のうちだぜ笑」
「バカ野郎、ひよってねーし笑笑」
そう言うと工藤は、小さく息を吐いた。
その時無線が入った。
「準備完了しました!!」
「了解」
工藤は、勢いよく車を発進させた。
西日本方面本部のメンバーが最高統括本部を占拠し、室口を救出するという仕組みだ。
午前11時
警衛隊最高統括本部前には銃をかまえた西日本方面本部隊員らがうろついていた。
そんな中1台の車がゆっくりと本部庁舎内に入っていった。
地下駐車場に着くと真島と工藤は、そのまま地下牢に向かった。
地下牢前には西日本方面本部の大石義之が立っていた。彼は長内班所属隊員で真島の先輩にあたる。
「お疲れ様です」
真島が言うと大石は銃口を地下牢に向けた。
「なんでお前らが主役なんだよ。まーいい、さっさと行け」
「失礼します」
中に入るとそこには弱って倒れていた室口の姿があった。
「室口、大丈夫か?」
工藤は、倒れていた室口のそばに寄った。
「赤木の身柄は?」
「今、西日本方面本部に護送中だ」
室口の問いかけに真島が答えた。
「とにかくおれらも西日本に戻るぞ」
工藤は、室口の肩に手をやった。
その時だった、何やら外が騒がしくなってきた。
「何だ、この騒ぎは」
工藤が言うと大石は銃を構えたまま外に向かった。
そこでは出張中だった本部所属の隊員らと西日本方面本部所属の隊員らが銃口を向けあっていた。
「何をしているのか分かっているのか?本部を占拠するなど言語道断だ」
「うるせー、俺らはここを譲る気は一切ない。いつでも死ぬ気だ。殺してみろ」
「まじかよ」
大石はその場から動く事はできなかった。
これが本当に国民のためになるのだろうか。 これをするために警衛隊に入隊したのか?
大石は何度も自問自答を繰り返した。
その時地下駐車場から室口を乗せた車がやってきた。
「護衛だ、護衛」
西日本方面本部所属の隊員らは、その車を一斉に包囲した。
その頃
喜久田総統は、自分の家で食事をとっていた。今日は休みの日だった。
「総統、失礼します」
家族団欒の食事の中、汗だくの総統秘書官が入ってきた。
「何だ?やかましいな」
「総統落ち着いて聞いてください。最高統括本部が西日本方面本部所属の隊員らによって占拠されました。これより指揮を取って頂きたく総統には出勤を要請します!!」
「な、何?占拠だと?」
「はい。」
「室口は?赤木は?」
「既に身柄は奴らのもとにあるかと…」
「本部のセキュリティはそんなに甘かったのか?」
「申し訳ごさいません。今日赤木の身柄護送そして東日本方面本部で行われているセレモニー、そして警視庁機動隊との合同訓練、国外警備等でかなりの人員が減少しており本部の警備はかなり手薄でした」
「とにかく、今から向かう。車を出せ」
「了解」
秘書官は、汗だくになりながらまた走り出した。
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