ULTIMATE〜日湾戦争編 (2082) 日本防衛戦線 前編

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜日本防衛戦線

ULTIMATE〜日本防衛戦線第5話

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主要登場人物一覧
大石慶敬(27)…4代目主人公 国家保安庁専従特攻班員
豊島敦也(27)…国家保安庁専従特攻班員
新屋智輝(27)…国家保安庁専従特攻班員
甲賀彪馬(27)…国家保安庁専従特攻班員
日野悠矢(36)…国家保安庁専従特攻班員
達司蓮(45)…国家保安庁専従特攻班副班長
武隈紀久(46)…国家保安庁専従特攻班長
柴崎冬弥(30)…国家保安庁専従特攻班員
滝藤誠弥(34)…国家保安庁専従特攻班員
初芝泰樹(62)…国家保安庁長官
睦月陸(50)…国家保安庁専従特攻班主任
金条泰雅(20)…国家保安庁専従特攻班員
………………………………………………………………
午後0時
第2庁舎に専従特攻班員らを乗せたバスがやってきた。
第2庁舎に着くなり大石らはそのまま建物内へと入っていった。
「明日、各方面隊から専従特攻班に選ばれた奴らがここにやってくる。それまで待機だ。何をしてくれても構わん。」
そう言うと武隈はそのままスマホを手に持ち待機室から出ていった。
「何をしても構わんって言われてもなー。何すんだよ。何もできねーじゃねーかよ」
豊島が言うと1人の男がやってきた。
「お久しぶりです。」
男に言われ豊島は男に目をやった。
「あ、お前天湾の憲兵の野郎じゃんかよ。なんでここに?」
「憲兵やめてそのまま日本に帰ってきたんすよ。ま、除隊する時に色々と揉めましたけど笑それで国保の採用試験の1つに特別採用特類枠っていう枠がある事知ってその枠を狙って受験したら合格しまして」
「特別採用特類枠?なんだそれ」
大石が聞くと金条はそのまま説明した。
「海外での傭兵または軍隊経験がある人が受けれる採用枠で日本国籍が無くても受けれる唯一の枠なんですよ」
「え?日本国籍無くても国保に入れんの?」
柴崎が聞くと金条は頷いた。
「いくつか試験あってそれを全て通過しないとなれませんけど。その試験の中に身辺調査という項目があってそれに引っかかったらその時点で不合格になるんですよ」
「身辺調査?あー俺らも受ける時そんなんあったっけ」
柴崎が言った。
「特に特類枠を受ける人は海外の人ばかりなので特に慎重に身辺調査されるんですよ。その身辺調査も三次ぐらいまであってかなり厳しいんですけどね」
「へーすげーじゃん。それに受かるって。大した奴じゃねーかよ笑」
そう言うと柴崎は金条の肩を叩いた。
その日の夜
大石は1人、屋上で夜空を見上げていた。
「ここにいたんか。今、打ち上げやってるし早く来いよ」
豊島が声をかけると大石は軽く笑みを見せた。
「そのうち行くわ」
「どした?どした?」
そう言いながら豊島は大石の横に座った。
「いや、明日から俺ら戦争しに行くんだろ?そう考えたらちょっと·····」
「なるほど」
「平和ぼけしてんだよな笑」
「一緒だわー。でもよ昔の日本、それも第二次世界大戦の時とかよ、天皇万歳とかってやってた時代があったんだぜ?この国にも。そう考えるとだいぶ変わったよな。今の時代」
「そうだな。」
「お前さ、死ぬつもりだろ?だから不安なんだろ?」
「いや戦争ってそういうもんだろ」
「いやいや、俺はそうは考えてねーよ。死にに行くんじゃない。これから明るい未来で生活していくために生きる為に戦う。俺はそう思う。今俺らが見てるこの夜空をさ未来の子供たちにも見せたい。俺はそう思うんだよな。未来のために戦う。生きる為に戦う。そう考えたら何も不安なことはねーだろ?死ぬんじゃない。生きるんだよ。」
豊島の言葉に何かこれまでの不安が消え去る薬のようなものがある気がした。
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