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真っ暗な夢の世界が急に眩しく照らされて、何だと目を開ける。光で眩しくて何も見えない。すると、俺が身動ぎしたのを見るとライトを下に向けてくれた。
太陽を直でみて周りがよく見えないあの現象が少し続く。数分経つと照らされている大きなライトの横に誰かいるのが分かった。それはこちら向かって歩いてくる。近づく程どんどん体が大きくなっているような。1m程空けて人が立ち止まる。それは2mはありそうな巨体の男だった。着てる服破きそうな程筋肉がムキムキしているのがひと目で分かる。これ、ヤバイやつだ。
男は筋肉が無駄なく付いていて、後頭部殴られたらそら気絶するわ。良く死ななかったな、俺。
目つきは鋭く、圧だけで人を殺せるレベルで俺を睨んでいる。上から見下されている俺は冷や汗が止まらない。うなじからじわじわと脂汗をかく。数秒だっただろうか。見下ろしていた男が口を開いた。
「俺の家に許可なく土足で上がり込んだ理由を話せ。」
嘘は通じないと言外に言われているように聞こえた。男の声は見た目以上に低く、この空気で不謹慎ながら素晴らしい声だった。調子こいたことに気づいたのか男は更に口を開く。
「真っ当な理由でない限り殺す。つまらん理由でも殺す。よく考えて答えろ。」
殺すなんて脅されたら言えるもんと言えなくなってしまう。俺はフル回転させて答えを探した。金が必要でとか嘘つくか?いや、嘘ってバレたら殺されてしまう。それじゃ本当の事言う?いや、それ男の怒りを買うだけでしょ。う~ん…でも…。そんな俺は考えることが苦手だから、考えを放棄した。本当の事を言って殺された方が後悔はないと思う。
「金持ちの様に召使いに全てやってもらい、欲しいものはすべて手に入れ、やりたいことは全てやり尽くし、俺だけを愛する恋人に養ってもらう為です。」
おおっと、つい願望を口にしてしまった。これには男も目を見開いて固まっている。瞬き一つしないで俺を凝視する。数秒固まり、意識が戻った男は不気味な笑みを浮かべた。すると瞬時に左の人差し指に激痛が。短く悲鳴を上げる。驚いて指を見るとあられもない方向に曲がって骨が突き出ていた。目の前に居た男は俺の中指を手のひらで掴んでいた。
「うぎっ!!はぁ…はぁ…え、、指が…骨が出て…」
男をちらりと見て目が合う。不気味な笑みは消えて震え上がる程の真顔で話しかける。
「真っ当な理由でない限り殺すと言ったのを忘れたのか。そんな不純な動機で窓を割られたかと思うと腹が立つな。」
「もし、仮にそれが真の目的だとしても関係ない。俺が殺すと言えば殺す。誰も助けに来ないぞ。」
「さっきは怒りで反射的に折ってしまったからな。次はゆっくりと骨を砕いてやる。」
男は徐々に手のひらに力を込めていく。中指がギリギリと悲鳴を上げている。骨を砕くって、このまま握りつぶされるってこと?そんなの、嫌だ。
「ひぃっ!ぐぅぅっ!痛いっ!痛い!」
バキュッ!
「うぅうううぅ"う"う"っ!、、、ひっ、はっ、はっ、」
指の骨が粉々にされたのは音からでも分かる。脂汗を書き、息が上手くできない。指を見ると青く腫れている。男は薬指に手をかけていた。次はどうされるのか考えるだけで動機がする。
「すぐに殺してもいいが、今日は気分が良い。丁寧に全て嬲り殺してやる。俺がここまで優しくするなんてあまり無い。光栄に思え。痛みを半永劫的に味わえるのだ。生まれてきて良かったと思える死を見せてやる。
太陽を直でみて周りがよく見えないあの現象が少し続く。数分経つと照らされている大きなライトの横に誰かいるのが分かった。それはこちら向かって歩いてくる。近づく程どんどん体が大きくなっているような。1m程空けて人が立ち止まる。それは2mはありそうな巨体の男だった。着てる服破きそうな程筋肉がムキムキしているのがひと目で分かる。これ、ヤバイやつだ。
男は筋肉が無駄なく付いていて、後頭部殴られたらそら気絶するわ。良く死ななかったな、俺。
目つきは鋭く、圧だけで人を殺せるレベルで俺を睨んでいる。上から見下されている俺は冷や汗が止まらない。うなじからじわじわと脂汗をかく。数秒だっただろうか。見下ろしていた男が口を開いた。
「俺の家に許可なく土足で上がり込んだ理由を話せ。」
嘘は通じないと言外に言われているように聞こえた。男の声は見た目以上に低く、この空気で不謹慎ながら素晴らしい声だった。調子こいたことに気づいたのか男は更に口を開く。
「真っ当な理由でない限り殺す。つまらん理由でも殺す。よく考えて答えろ。」
殺すなんて脅されたら言えるもんと言えなくなってしまう。俺はフル回転させて答えを探した。金が必要でとか嘘つくか?いや、嘘ってバレたら殺されてしまう。それじゃ本当の事言う?いや、それ男の怒りを買うだけでしょ。う~ん…でも…。そんな俺は考えることが苦手だから、考えを放棄した。本当の事を言って殺された方が後悔はないと思う。
「金持ちの様に召使いに全てやってもらい、欲しいものはすべて手に入れ、やりたいことは全てやり尽くし、俺だけを愛する恋人に養ってもらう為です。」
おおっと、つい願望を口にしてしまった。これには男も目を見開いて固まっている。瞬き一つしないで俺を凝視する。数秒固まり、意識が戻った男は不気味な笑みを浮かべた。すると瞬時に左の人差し指に激痛が。短く悲鳴を上げる。驚いて指を見るとあられもない方向に曲がって骨が突き出ていた。目の前に居た男は俺の中指を手のひらで掴んでいた。
「うぎっ!!はぁ…はぁ…え、、指が…骨が出て…」
男をちらりと見て目が合う。不気味な笑みは消えて震え上がる程の真顔で話しかける。
「真っ当な理由でない限り殺すと言ったのを忘れたのか。そんな不純な動機で窓を割られたかと思うと腹が立つな。」
「もし、仮にそれが真の目的だとしても関係ない。俺が殺すと言えば殺す。誰も助けに来ないぞ。」
「さっきは怒りで反射的に折ってしまったからな。次はゆっくりと骨を砕いてやる。」
男は徐々に手のひらに力を込めていく。中指がギリギリと悲鳴を上げている。骨を砕くって、このまま握りつぶされるってこと?そんなの、嫌だ。
「ひぃっ!ぐぅぅっ!痛いっ!痛い!」
バキュッ!
「うぅうううぅ"う"う"っ!、、、ひっ、はっ、はっ、」
指の骨が粉々にされたのは音からでも分かる。脂汗を書き、息が上手くできない。指を見ると青く腫れている。男は薬指に手をかけていた。次はどうされるのか考えるだけで動機がする。
「すぐに殺してもいいが、今日は気分が良い。丁寧に全て嬲り殺してやる。俺がここまで優しくするなんてあまり無い。光栄に思え。痛みを半永劫的に味わえるのだ。生まれてきて良かったと思える死を見せてやる。
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