ありのままで

夢のままで

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変化

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息を弾ませて君島くんが部署内に駆け込んで来た。


部署内の朝礼の開始の準備をしていた人達の視線が君島君に注がれる。


走ってきた為、頬を赤らめ息があがって肩で息をしている君島君は なんだろう、とても色っぽいのだ。
しかも、髪が乱れて額がいつもよりあらわになって前髪が無造作に散らばってる状態は 色気が更に倍増している。


そんな君島君に署内の皆は見惚れている状態だった。
もちろん私も目が釘付けだ。
君島君色気駄々漏れでヤバイですよ!
早くしまって下さいっ!と心の中で呟いてしまっている。


こんな事がほぼ毎日なのだ。
君島君は、鞄をデスクに片付けると息を整えながら朝礼を迎える準備を始めた様子を目の端にとらえながら署内の人達の様子を気にかける。


初めの頃は、ポカーンと君島君を目で追っていた人達も2週間目あたりには 君島君を熱い目で追っている同期の女子や先輩女子に、苦笑いしている上司や男性社員と分かれてきている。


ちょっと心配なのは、女子並みとは言わないが釘付けというか、なんとも言いがたい視線を送っている男性社員が居ることだ。
君島君の美貌がヤバすぎのせいかも。
心配です。


私は思う。
皆の熱い視線に本人の君島君は気づかないのか?


私だったら、遅刻ギリギリで部署に飛び込んで皆の視線を集める位なら少しでも早く起きる努力をするけれど...と。


本人にしか事情はわからないし、君島君に私の疑問をぶつけられるような仲でもないのでこの疑問は疑問のまま終わるだろうけど。


もしかして、今の君島君はきっと生まれた頃から人の目を引いていただろうから もう当たり前過ぎて気にならないんだろうか?
そうなんだろうなぁ。
そうでないと納得出来ないなぁ。


君島君の幼児の頃は、絶対 女の子に間違われる位可愛いかったはずだよねぇ~!?
なんて、妄想をめぐらせている私の耳に上司の声が聞こえてきた。
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