なんかおかしいと思ってた〜ナカナカナ短編集〜

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自称冒険者ですが、変態聖騎士にストーカーされています(全四話)

4 元自称冒険者ですが、元ストーカーの変態聖騎士と離婚しました《触手・魔物姦》



「はあ…はあ…はあ…っ」

俺は大きな荷物を地べたに降ろし、チクチクと痛みを訴える重たい腹を抱えて、貴族街の片隅で息を整えていた。
さすがに身重の身体で全力疾走は危険だ。



俺は、元自称冒険者だ。

というのも、各町で出される討伐報酬を目当てに魔物を狩猟しながら放浪する冒険者もどきの生活を送っていたのだが、途中出会った思い込みの激しい変態聖騎士につき纏われて結婚させられ、数年間ヤツの屋敷に監禁されてしまっていたからだった。

一方的な言いがかりをつけられて会わせてももらえてないが、もう何人か子どもも産まされた。
さらに今も俺の腹の中には、もうすぐ産まれそうな子どもが入っているのだ。



「はあ…はあ…あの、野郎…ざまあ、みやがれ…」

聖なるお告げがあり、どうしても遠い場所へ出かけなければならないと言う変態の日程を、俺は毎日の快楽地獄の中で失神しながら何とか把握した。
そしてヤツが出立した翌日である今日。屋敷の厳重な見張りをかいくぐって脱走したのだ。

もちろん部屋には変態への恨みつらみを書き連ね、離婚して出て行く旨の手紙を書き残した。
手の中には監禁部屋の家具から拝借した小さな魔石がいくつか握り込まれている。
これさえあれば俺でも少しは魔法が使えるのだ。

ひとまず監禁部屋から持ち出した悪趣味な品々を売り払おうと、俺はシーツにくるんだ荷物をどっこいせっと持ち上げた。

しかし、その時である。


「重そうな荷物だな。何が入っているんだ?」
「あ?そんなのくすねてきた金目のものに決まっ…てうわああああっ!?」

声をかけられて顔を上げれば、そこにはキラキラの白い鎧をつけた悪夢の変態、聖騎士ジルバが薄気味悪い輝く笑顔で立っていた。

「私を追いかけるための資金源か…なんと健気な。わかっていた…君が無茶をしてまで私を追いかけて屋敷を抜け出そうとすることは…」
「ひえぇっ!?」
「だが私は君を危険に晒すことなどしたくはなかったのだ…だのにこんなに熱烈な恋文をしたためるなんて、なんていじらしい妻なんだ、君は…!私ももう君と一瞬たりとて離れることなどできなくなってしまったではないか!!」
「一体どの次元の話をしてるんだ!?」

少々頭がアレな変態の元夫は、俺がこいつへの罵詈雑言を書き連ね、こちらの形式の離婚状まで添えた手紙を、なぜか少し照れ臭そうに懐から取り出した。
そしてアホほど良い声で俺の手紙を朗々と読み上げ始める。

「『クソバカ変態ジルバへ。お前のせいで俺の人生はメチャクチャだ。もう俺は永遠にお前の顔を見なくて済む場所まで高飛びしてやる。お前が悪趣味な魔物を使い、ふざけた魔法を使うたびに、俺はお前を頭から馬糞の山に埋めて固めてしまいたいと思っていた。それができないのは残念だが、せめてきっぱり離婚させてもらう。俺はお前が嫌いだ。もう二度と会うことはない。…イリア』」
「やっぱり恋文じゃないだろ!!」

俺が声を上げると、異次元の変態はふっと優しげな微笑みを浮かべて俺の肩を抱き寄せた。

「わかっている。恥ずかしがり屋の君は自分の名前を私に伝えるために、この手紙を書いたんだろう?イリア…素敵な名だ。ようやく君の名を呼べる」
「凄まじく違いますけど!?え?言葉!?言葉が通じなくなったのか!?」

「大丈夫だ。君の気持ちはしっかり受け取った。…私がいないと君の心は千々に乱れ、私を追って千里を彷徨い、別れは永遠にも思えるほどだと。また、私がいないと君は私との蜜月を思い出し、馬糞に首を突っ込みたくなるほど恥ずかしくなってしまうが、私と一緒にいられないのならば、いっそのこと別れてしまいたい。君を置いて行った私を憎らしく思い、二度と会えないのではと不安になり、せめて、自分の名前を呼んで欲しい、イリア、と…」
「いや、古文か!?俺の言葉には隠された意味なんてねえよ!?勝手な解釈するな…って離せアホたれ!!」
「イリア…愛している…」
「俺は愛してないからな!?言っとくけど!!」

全く話が通じなくなってしまった超訳古文男にガッシリと拘束され、俺は街の外まで連行されてしまった。




そしてそこには四頭立ての巨大な馬車が二台も待ち受けていたのだ。

「以前から用意していたものだが…君がこんなにも私を思ってくれていると知って出してきたんだ。これならば移動中も君を存分に可愛がってあげられる」

ガチャリと開けられた馬車の中はベッドで埋め尽くされ、奇妙な形のクッションがたくさん置いてある。備え付けの戸棚には各種の薬品と謎の道具が詰め込まれ、天井からは鎖や円環が垂れ下がっている。
完全なる移動型陵辱要塞である。

「ひ…っ、お、お助けを…!」

俺は馬車の近くにいた衛兵らしき人の一人に助けを求めた。
しかしその男はジルバに向かって敬礼すると、俺にハキハキと宣告する。

「ご安心ください奥方様。奥ゆかしい奥方様のために、旦那様は防音も充分に施してくださいましたから!」
「貴様もこいつの手先かーッ!!」
「いけないよイリア。君は隙あらば男を誘惑しようとするからね、君の護衛として同行する彼らにはしっかりと教育を施してある。さあ君の可愛い姿は、私の前でだけさらけ出しなさい」
「うぎゃあああ~~!!『落ちよ雷』!!」
「『魔法解除』!…さあ、私の妻の可愛すぎるワガママで出発が遅れてしまいすまなかったな。行こう。お告げの通りなら魔王が生まれているはずだ。早急に退治せねば」
「「「は!」」」

俺はなけなしの魔石で攻撃を加えるも、変態にサクッと解除されてしまい、牢獄へ監禁されてしまった。




馬車に閉じ込められた俺は、さも当たり前のように魔物をけしかけられ、ズブズブとほぼ一日中犯されていた。
異次元の変態が絶倫すぎておかしい。腹上死仕事しろ。

子供をダシに逃げ出そうとしても、産まれた端から危険な旅には連れて行けないと、乳母が迎えに来て屋敷に送られてしまった。

そしてヤツはたまに馬車の外に出ては、新しい魔物を追加して俺を犯した。

「イリア、今日は君が好きそうな可愛い耳長カエルと猫ウナギを捕まえてきたよ」
「かわぃく…な…すきじゃ…なぃ…」
「ふふふ…イリアは本当にいじらしいなあ…」
「ぃや、ほんとに…ぃやああああん…っ!!」

牛の乳に寄生するという耳長カエルは、俺の胸にベタベタした長い耳と手でしがみつくと、大きな口で俺の乳首をパクリと咥え、ジュウジュウと母乳を吸った。
茶トラ模様の猫ウナギは、温かい場所に潜り込むのだそうで、ヌルヌルの太い体で俺の尻の中に頭から突っ込んできた。

「あああんっ!おちんぽ…っ、長いおちんぽぉ…っ」
「全く…君という子は。やはりこんな淫乱な寂しがり屋さんの君を置いていくなんて、私はどうかしていた。ほら、子供がいなくなって寂しいんだろう?君が愛してやまない私が、魔物たちとたくさん抱きしめてあげるからね?」
「んぐぅううううっ!!?」

ジルバはそう言うと、自分のイチモツを反り立たせ、猫ウナギがギュウギュウに詰まった俺の尻の中に構わずグイグイと入り込んできた。

「んはああっ!!?や…っ!ぐぅ…っ、おえええ…っ!うがぁ…っ」

押し込まれた猫ウナギは俺の腹の中でグネグネと元気に逆流してくる。なんでそんな環境で動き回れるんだ。窒息しろ。消化液仕事しろ。
しかしウナギが奥で蠢いているのに鬼畜変態はグチャグチャと激しく俺の腹を突き上げる。

「おぐうぅっ!!?うあああ…っ!!ひあああっ!!うぎゃあああん…っ」
「やはりこんなものまで気持ちが良いと言うんだな!?くっ、そんなに魔物が良いのなら、もっと呼び寄せてやる!」
「へ!?んきゃあああっ!!」

ジルバが俺の尻を突きながらそう言うと、馬車がガタガタと揺れた。
そして中を激しく掻き擦られていると、ガタンと窓を開ける音がして、外の喧騒が聞こえた。
ヤツは構わず腕を伸ばして何かを掴み取り、ポイポイと馬車の中に引き入れた。

それはグロテスクな陰茎の形に似たトカゲだったり、蠢くウツボカズラのような形の植物だったり、頭が何股にも別れた巨大なミミズであったりした。

「ふん…マラトカゲとミツツボソウとヤマタミミズか…悪くない。『天に召します我らが神よ、我に厄災を祓う力を与え給え!!ーーー吹き飛べ!聖なる息吹!!』」

ヤツがそう唱えると、馬車の周りに集まっていたらしき魔物は轟音を立てて吹き飛ばされ、退治されたらしい。
魔物の襲撃に応戦していた護衛騎士たちの怒号がやみ、聖騎士を讃える歓声が上がる。

「さすがはジルバ様だ!!」
「神に見初められし聖騎士ジルバ様!!」
「うむ。君たちもいい働きだった!この調子で魔王を倒しに行くぞ!」
「「「おおーっ!!!」」」

そう騎士たちを鼓舞して窓を閉めた異次元聖騎士ジルバ様は、捕らえた魔物で更に俺を蹂躙し始めた。

「ちょ…魔王って、お前のことなんじゃ…ってもういひやあああんっ!?」
「また可愛い睦言を…また孕ませて欲しいんだな!?この淫乱な寂しがり屋の、甘えん坊さんめ…!!」
「言ってな…っ!言ってなぃんぐぅうううっ!!?」

俺はチンコ型のトカゲに口の中に潜り込まれ、カエルに母乳を吸い取られ、巨大ミミズに全身を絡め取られて、チンコもウツボカズラに覆い被さられてしまった。腹の中にはウナギが詰まっている。

「んぐぅうううっ!!んぶぅおおおお…っ」
「く…っなんという卑猥なうねりだ…!私の子種を強請っているのだな!?こんなに酷い仕打ちを悦ぶなんて…この、変態め!!!」
「うんぐぅうううっ!!?んううう…っ!」

俺は魔物と聖騎士様にグチャグチャに犯されながら、白眼を剥いて絶頂地獄を味わった。

そんな俺と変態聖騎士ジルバ様の魔王退治の旅は、まだまだ始まったばかりだ…。
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