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呪われし僧侶と淫語勇者(全八話)
4 情けもらひて心失す ※ 《衆人環視、催眠、おねだり》
「あ、ありがとうございましたダルエス様…せっかくピアーズ殿下が魔術まで用いて口止めしてくださったのに…また同じような目に遭うところでした」
「いや、ソレを止められない我々にも問題がある。さすがに王家の威信がかかる勇者殿の身体に毒を盛るわけにもいかんからな…」
そう苦々しい表情でコレを見下ろすダルエスは、深いため息をつきながら私が腰掛けた丸太のすぐ隣に腰を下ろした。
私の腰に抱きついたまま膝に頭を乗せて寝そべっていた勇者は、ダルエスを見咎めると犬のような声で唸った。
「グウゥルル…ボク専用…」
「取らない。エミリオ殿はお前のものなのだろう?ならばお前が守れ。わざわざ不幸に落としたり危険に晒すような真似はするな」
「ダルエス様…」
私はダルエスの無骨な優しさに胸がときめいた。
しかしそんなちょっとした気持ちさえも、勇者には面白くないようだった。
「エッ、エミリオたん!?何で!?不倫?エッ?ネトラレ?」
「フリン?ネトラレ?とは、どういう意味ですか?」
「エッ」
「えっ?」
「…え?」
ただ言葉の意味を聞いただけなのに、勇者は驚いたようにビクンと顔を上げ、ダルエスまでもが首を傾げて声を上げた。
「ネトラレ…は寝取られるということなのだろう?だが不倫は不倫だ。結婚したものが浮気して肉体関係を持つ」
頭を上げた勇者は私の膝の上でコクコクと激しく頷いている。
「ウワキ?あ、もしや不貞関係のことでしょうか?不貞はなりません。夫婦関係とは神の前で誓う神聖なものですから」
シェルレアの書の一節を思い浮かべながら頷くと、勇者はまたコクコクと頷いた。
少しかわいい。
「なるほど。俗世では不貞をネトラレというのですね。勉強になりました」
合っていたことにホッとして何となく勇者の頭を撫でてそう笑うと、勇者はガバリと起き上がった。
そして勇者が着せてきた白いシャツの襟を掴まれる。
私は慌ててその手を取った。
「あっ!オマンコはやめてください!服が足りないじゃないですか!」
ただでさえ勇者のズボンも足りないからと、下は素足の上になぜか下着もつけさせてもらえなかったのだ。
私は勇者に掴まれてまた剥き出しになってしまった下半身を、シャツの裾を引っ張って隠した。
「オマ…オマ…」
「勇者、落ち着け。座れ。少し話を聞きたい」
「オマンコ…」
ネトラレは知らなかったが、オマンコというのが女性器の俗語だというのは知っている。
当然私は男性器しか持ち合わせていないのだが、もしかしたら勇者はそこから何か勘違いしているのかもしれない。
「勇者…お前はユキヤ殿か?」
ダルエスに促されるままに私の足元で膝を折って地べたに座った勇者は、コクリと頷いた。
窮屈そうな姿勢に足は痛くないのだろうかと少し心配になる。
「お前は聖剣に取り憑き、勇者の身体を乗っ取ってこのエミリオ殿を娶ろうとしたのだな?」
その質問には勇者はしばらく首を左右に傾げ、しかしまたコクリと頷いた。
「…なぜエミリオ殿なのだ。この方は敬虔な神の信徒で、貴様の欲望の餌食にしていい方ではない。それにいくらエミリオ殿がお美しくとも男同士だろう。シェルレア教会の司祭殿なのだぞ、エミリオ殿は。男同士で結婚など…無理やりしていいものではない。相当な苦労をさせることになる」
そうダルエスが私が言いたかったことを代弁してくれて、私はもっと彼が好きになった。
「エミリオたん…とってもえちえち。純情清廉敏感ドスケベ僧侶。最高か。可愛いお顔、可愛いちっぱい、可愛いおへそ、可愛いおちんぽ、可愛いお尻、可愛いオマン…」
「わかった。エミリオた…殿が魅力的でお可愛らしいのはわかっている。しかしなぜエミリオ殿なのだ?他にも…いや、オマンコと言うのならば、なぜ女性を選ばなかった?」
今ダルエスまでエミリオたんって言いそうになっていたような気がしたが、きっと気のせいだろう。
しかし私も聞きたかったダルエスの質問に、勇者は酷く嫌そうに顔を顰ると、ガッガリと肩を落とした。
「ホンモノオマンコ…本気で気持ち悪い…近寄らないで…。キモヲタ喋るな。早く死んで。汚い。俺くんって生きる価値なくない…?同じ部屋にもいたくないから学校来ないで」
「えっ」
そのあまりの言い草に、私は思わず驚嘆の声を漏らした。
キモオタやオレクンとやらは理解できなかったが、勇者が生きる価値なしと断ずるまでに女性と何があったのかと驚いたのだ。
そしてなぜかまた無性にモヤモヤしてしまう。
そんな私を見上げて、勇者は首を傾げた。
「エミリオたんはボク専用。聖剣ドバドバ聖魔法、三百年越しボク専用の清純えちえちドスケベオマンコ一本釣り」
訳の分からない言葉の羅列に私は目を瞬くが、ダルエスは驚いたように目を丸くした。
「それは…聖剣に取り憑いた身でありながらお前は聖魔法を使い続け、三百年かけてようやくお前好みの清純でドスケ…妖艶なエミリオ殿が呼び寄せられたと?」
今ダルエスは私のことをドスケベと言おうとしなかっただろうか。いや気のせいだろう。気のせいだと思いたい。
勇者はまたコクコクと頷いた。
「こんなにドスケベで可愛い子が、女の子であるはずがない。ボク専用のオマンコである」
「三百年越しか…しかしそんなに時間をかけなくとも、さすがにエミリオ殿以外にも候補はいたのではないか?」
「聖魔法は…半径三百メートル…」
「メートル?それは広さの単位か?」
なんと。どうやら三百年の間、先代の勇者は怨念ともいえる奇怪な聖魔法を聖剣から放ち続けていたらしい。
そしてその魔法の効果には広さの制限があったと。
では私はたまたま聖剣の近くにいた前の勇者の好みの人物であったから、夜な夜な卑猥な聖魔法という名の意味不明な呪いにかけられ、今もこんな目に遭っているというのか。
「ああ…神よ!なぜこのような試練をお与えになったのですか…!」
事態を理解した私がさすがにそう嘆いて項垂れると、勇者は慌てた様子で飛び上がった。
「でもでもっ…エミリオたんは聖剣アナニー大好き僧侶!ドスケベアナルで夜な夜なアクメ!お許しください悶絶ザーメン!!」
「え…、な…っ」
そう叫ばれて、私はビクリと身体を震わせた。
卑猥な言葉は半分くらいしかわからなかったが、呪いで夜な夜な尻を慰めさせられ、射精していたことを罵られたのはわかった。
それに尻が疼いたのだ。顔に熱が集中する。
勇者は立って私を見下ろしたまま、肩を震わせた。
その瞳の赤い光が、ゆらりと怪しく揺れる。
「…ボク…専用ダ…!やっと捕まえタ…生エミリオタン…!許さナイ…逃げるナンテ…許すモノカァ…!」
すると私の身体はいつの間にか勝手に立ち上がり、勇者に借りたシャツのボタンを一つずつ外し始めた。
「えっ!?や…っ!やめてください…っ!これは、やはりあなたが…っ!」
「エ、エミリオ殿…?なぜ自ら服を…」
「や…っ!操られて…!身体が…勝手に!」
「なんと…!?」
ダルエスが目を剥いて私の身体を凝視する。
私はシャツを脱ぎ捨てると、いつの間にか手の中にあった謎の軟膏を、勇者の腰に差した聖剣の柄に塗り込みはじめた。
「や…っ、いやです!勇者様…こんな…っん…っ!」
私の手は勝手に後ろにも回り、突き出した尻にも軟膏を塗り込めていく。
その後ろにはダルエスがまだ呆然とした顔で立っていて、私が自ら尻を濡らす様子を目を見開いて観察していた。
「あ…っ、だ、ダルエスさまぁ、見ないで…っ、見ないでください…!」
グチュグチュと音を立てて尻をほぐした私の身体は、地べたに胡座の形に座り直した勇者の膝に手をかけて、その上に乗り上げた。
「え…?あ、あの…?」
私は恐る恐る勇者を見上げるが、勇者はニヤニヤするばかりだ。
「ゴロニャン雌猫エミリオたん。お尻に聖剣オチンポハメハメ?ボクのお膝でゴロニャンあんあん発情猫ちゃんエミリオたん!」
勇者はそう言いながら、膝の上でうずくまった私の尻に、グチュン!と固い柄を埋め込んだ。
「ひぃんっ!!?ひゃ…っ!ああ…っ、ああん…っ!ああ…!はあっ!」
聖剣の柄を挿した私の身体は勝手に腰を振り、尻を高くして本当に猫の尻尾のように尻から聖剣を生やしていた。
「んやああ…っ!ゆーひゃ…、やああん…っ!」
自由の効かない身体で涙を浮かべて首を微かに振るが、カクカクと動く腰は尻の中の敏感な部分を的確に執拗に抉り続ける。
「あああん…っ!はあっ…、あ…っ!んふぅ…っ!あ…」
私は身体が勝手に貪り始める快感に喘いで、見上げた先にいた勇者は、赤い光を宿した瞳で私をニンマリとした笑みで見下ろしていた。
「ゆーひゃは…、ああああ…ッ!」
乳首をつねられて胸を反らせると、反対の胸に囓りつかれ、陰茎や睾丸までをも揉みしだかれて扱かれる。
「あんッ!ひゃめ…、ひゃめてくらは…いひぃいんっ!!」
「ジュルルッ、プハァ…ッ、よだれでトロトロおちんぽ尻尾ちゃん、でも年中発情雌猫エミリオたんは、お尻オマンコに雄肉棒で種付け交尾ゴロニャンおねだり?」
充血して涙を零す陰茎の先をグリグリと撫でられて、私は更に首を振った。
違うのだ。そうじゃない。
勇者の肉棒が欲しいなんて、思うはずがない。
なのに。
あの生々しい感触が欲しい。
勇者は私が勇者の股間に視線を走らせたことを、敏感に察知したようだった。
「フヘェハアッ!?え?本当に?おねだりオマンコ?エミリオたんはドスケベふかふかアナルオマンコに、生雄オチンポおねだり交尾!?」
「はあん…ッ!」
ヌポンと聖剣が抜かれて喪失感に呆然と見上げる私を、勇者がニヤニヤしながらユラユラと上体を揺すって観察する。
「あ…っ、や…っ、ゆーしゃさま…」
私は全身真っ赤になって、もう聖剣だけでは満たされない欲望にふるふると震えた。
いつの間にか自由になった身体で、涙を零しながらも勇者に尻を向ける。
「う…っ、ふぇ…っ、うっく…、ゆーしゃさまあ…っ」
私は勇者の下品な言葉通りに、ねだるように尻を振った。
なのに勇者は驚いたように目を見開き、そして飛び上がった。
「キィヤッフォイッ!!?生おねだりキタ!?生おねだり!?本物!!!生エミリオたんの生尻フリフリ中出しおねだり!!!ブワッフォオイッ!!!」
「はあっ!あああ…ッ!!」
勇者は奇声を連発しながら下穿きから素早くイチモツを弾き出すと、軟膏を塗りつけ、グチュンと私の中に一気に入ってきた。
「ヘアァァッ!病める時も健やかなる時もズッコンバッコンすると誓います!!誓います!!」
「ああんっ!はああ…っ!ああ…っ!おゆる…っ、おゆるひくらは…っ、はひぃいん…っ!」
勇者の肉棒に尻の中を激しく擦り上げられる快感に酔い痴れながら、私は神に謝った。
頬に水が伝うのに、それが自省の涙か、背徳による快感の涙かわからなかった。
「お許しハメハメ!エミリオたんはいけないオマンコ!雄交尾大好きドスケベオマンコ!神さま激おこ天罰アクメ!連続悶絶天罰アクメ!」
訳のわからない言葉と共にグチュグチュと擦り上げられると、私は本当に続けざまに透明な液体をピュッピュッと漏らし、何度も迫り来る絶頂感に全身を溶かされるようだった。
「ひはあっ…、ああ…、あひ…っ」
「う…っ」
もう何度めか、パタパタと地面に体液を漏らすと、勇者も私の中で射精した。
「ああん…っ、はあ…っ、あはぁ…」
ドクドクと注がれた精液の余韻に振り返ると、やはり勇者は理性を取り戻し、驚いた顔をして、首を振っていた。
「ちが…っ、違うんだエミリオさん…!俺は…、こんな…!」
まだピクピク震える陰茎がドロリと抜けていく。
私の開ききった尻の穴から、ツーッと生温い液体が足に垂れていった。
何を狼狽えているのだとその揺れる黒い瞳を振り返って思う。
まるで私一人が悪いみたいじゃないか。
浅ましい欲情は満たされたのに、心は酷く虚しい。
「ふふ…、私は…神に背いてしまった…」
ポトリと落ちていくのは、やはり後悔の涙だ。
「主は…男と女で子を成すように定められたのです。男同士で成すものなど何もありません…それなのに…う、うぅ…」
私は精液が垂れる尻すら地面に下ろして呆然とそう呟くと、肩にパサリとシャツがかけられた。先ほど操られて脱いだものだ。
見上げるとダルエスが痛ましそうな顔で立っていた。
しかしその股間はなぜか剥き出しで反り返っている。
私はダルエスがちょっと嫌いになった。
私の背後で、勇者が真っ青な顔をしていたことも、今となってはどうとも思わなかった。
私は神に背いたドスケベおねだりオマンコなのだから…。
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