29 / 44
奈落
しおりを挟む人魚の血を水龍の鱗に擦り込み続けること三時間余りで、やっと瓶に入っていた人魚の血が無くなった。
人魚の血は最も強力な魔道媒体である。そして、商人の言葉を信じるなら水龍の鱗は液体ならなんで吸い込み、その性質を変える材質である。
二つを合わせれば血界魔法で作用する鎧が出来上がるはずだ。
青色がさらに濃くなって、群青色に黒いもやがかかったような色になった。
魔力を流すと確かに血界魔法に反応して変形できる。ただし完全な流体にできるわけではなく、変形させるくらいがやっとだった。
そこからさらに俺の血液を染み込ませると、表面がささくれ立ってきて失敗かと思ったらなんとか安定する。やっと流体になる鎧が完成した。
ささくれだったゾウの皮膚のような表面に、所々赤い筋が走って光っている。マジかっこいいなという出来である。
表面のささくれだったところが脆そうで不安になるが、表面のゴツゴツした溶岩のような部分だけは変形させても残ってしまう。
多孔質なので衝撃の吸収率は良さそうだ。
俺は胴体だけを後ろまで覆えるプロテクターのような形に変形させた。流体化させるにはそれなりの魔力を要するが、形は好きなようにできるのでとりあえずのところはこれでいい。
足も太ももの太い血管だけは守れる程度に腰だれもつける。必要ならば戦うときに変形させて腕や足にも装甲を追加すればいい。
でき上りに満足して、俺は充実した一日を振り返った。
その後はローレルと一緒に風呂に入る。
風呂に入っているとヘンリエッタが入って来てお湯を浴び始めた。一体どんな神経をしていたらそんなことができるのだろうと感心していたら、城の方での仕掛けは上出来だと笑った。
敬語はやめてくれと言ってあるので、ヘンリエッタの話し方は前のように戻っている。
「ハルトはいい女を見つけたな」
「まあな。お前もいい体してるじゃないか」
「変なこと言わないでくれ。私はアリシアを一晩貸して欲しいくらいだよ」
「銀貨一枚でいいぜ」
「本当か!?」
「そんニャことしたら、アイツもの凄く怒ると思いますよ」
「いや、冗談だよ」
「なんだ、ぬか喜びさせないでくれ……」
「考えればわかるだろ。金で貸したら売春と変わらないぜ」
「確かにな」
こいつも根っからだから、俺のことなど異性でも何でもないのだろう。
行水程度に体を流すと、あの新しい鎧は魔族を思わせるからあまり良くないと評して風呂場から出て行った。
ナタリヤもヘンリエッタも、俺の神経が細すぎるのかと不安になってくるほど太い神経をしている。
エリオットに会ったことを言い忘れたなと思いながらローレルの体を手を這わせる。
そういえばあいつらはこの家に住む気なのだろうか。ヘンリエッタは自分の家を持っているはずであるのに、何故か今日も泊っていくようだ。
宗主を倒してから三日ほどが過ぎた。
俺は準備に忙しいので、放っておいてもろくなことがないナタリヤにローレルたちのレベル上げを頼んでダンジョンに行かせている。
明日にはエルマンに会うことになっているので、今日は朝からマリーの店に向かう。
マリーの店に行くと、ローズマリーが店番をしていた。
そのローズマリーにマリーを起こしてもらう。
「いい妖魔は見つかったか」
「うむ、飛び切りのがあったわ。奈落という妖魔ぞ」
俺はとりあえずその奈落という奴と契約させてもらった。さっそく呼び出してみようと、まだ外に人通りがないのを確認して試したら、どでかいミミズの頭みたいなのが出てきた。
なんとなくこれで終わりではないだろうと、もう少し出そうとしたらそびえたつ様な太い触手が目の前に伸び上がる。
優に30Mくらいはありそうな紫色をした触手である。実態ではないようで少しぼんやりしているが触ってみると確かにそこにあるような感触がする。
魔力が200も減っているので、ただ事ではない消費量である。
「これはなんだよ」
「奈落ぞな。こやつは持ち主と意識でつながっとるから、思うように動かすことが出来るぞえ。凄い力で、こやつに絡め取られると、まるで地獄の底で釜にでも茹でられてるように見えるゆえに、その名前が付いたという。初めて見るが大したものよな」
「これで相手を捕まえるのか。魔力を使いすぎて気軽には呼び出せないぞ」
「そこいらの魔物なら握り潰せるだろうのう。攻撃にも守りにも使える最終兵器ぞ」
俺はその様を想像してみる。
「こんなもので身を守ったら、マキグソ太郎と呼ばれることになるな……」
これが勝手に動き出したら邪魔でしかないが、意識が繋がっていて好きに動かせるというなら凄い妖魔だろう。
確かに動きを思い浮かべるっだけで、その通りに動いてくれる。
あんまり練習していて、人に見られても厄介だったので消した。
それにしても触手である。もう少し細ければ違った使い方が瞬時に浮かぶが、直径一メートルはあるようなどでかい触手である。多少は細くもなるが、それでも半分くらいが限度だ。
「ここまで大きいものは召魔とも呼ぶが、妖魔の一種ぞ。どうだえ、気に入ったか」
「そうだな。まあ、いいんじゃないか」
「感動のない小僧よ。まあ、お主の力は完成しておるからの。不死の体に、奪う力ときておる。そうなると役に立ちそうなものと言われても、こんなものしかおらんじゃろ」
「魔力を使いすぎると、その力が無くなるって話なんだけどな」
「贅沢を言うでない。このクラスの妖魔は選べるものでもないし、契約できただけでも幸運と言ってよいものじゃ」
「それで代金はどうする」
「お主が探してきた妖魔だけで賄えるじゃろ」
「そりゃよかった」
「あの数を売るのは難儀したぞい。それにしても王都はよいな。なんといってもきらびやかよ」
この街だってかなり大きいというのに、それ以上となると想像もつかない。
この街は北の鉱山で取れる鉱石が豊富で、武器の一大産地である。
この大陸は北と南を蛮族に支配されていて、北は鉱石をめぐっての争いが絶えない。鉱石が取れる山岳地帯は天然の要塞となっていて、踏み込めば死ぬと言われている危険地帯である。
どんなに攻めても攻略できない土地だそうだ。
歩けるような場所は谷になっていて、そこを歩けば待ち伏せをされて、投石と弓矢と投げ斧で壊滅させられるとヘンリエッタが言っていた。こちらからの攻撃は妖魔どころか弓矢すら届かず、一方的に攻撃を受ける。
馬車を通せるような所もなく、荷物を運ぶだけでもすごい数の馬やロバが必要になるそうだ。
蛮族側が有利な土地を支配しているだけあって、向こうから攻めてくることは滅多にない。
逆に南は土地が広すぎて、支配を広げるには労力に見合わないとして捨てられているようなものだそうである。
南は砂漠が広がっているから水も食料も少なすぎて、大部隊を長期間連れての行軍はできないという理由もある。
つまり東は大森林、北は山岳部族、南は遊牧民によって囲まれているのだ。
東の大森林だけはかろうじて交流があるが、エルフ族の機嫌次第である。
俺はマリーに別れを告げて、服屋に向かった。
店主が出してきた服は軽くフィッティングしただけで、ぴったりと体に合う出来のいいものだった。今度のは着心地も悪くない。
黒装束風のものと厚手のローブ風のものの二つを受け取った。
同時に靴も受け取る。底には何重にも重ねた革の縫い付けられたものである。
余った布でマントとベルトも作ってくれていたのでそれも受け取った。ベルトには小さな鞄もついている。
特注だったので、金貨42の値段だった。
これでヘンリエッタに頼まれていたものは揃った。
雑魚を倒すのにしか使っていない太刀が、俺の持っている装備の中で一番高額というのが悲しいところだ。
エルマンに呼び出されたのは、街の外れにある闘技場だった。
中枢も買い取るから持ってこいと言われて、俺はそれを布でくるんで肩に担いでいる。
「なるべく大物に見せて欲しい。相手に飲まれず、実力を示してほしいのだ。会ってみて欲しいと言ってあるが、あの人は何もせずに相手の力を認めるような人じゃないから、何かしら仕掛けてくるのは間違いない」
「大物に見せろってのは難しい注文だな。ふんぞり返りながら会えばいいのか」
「そうではなく、相手の要求に飲まれないで欲しいのだ」
闘技場に着くと、既に騎士たちが15人ばかり集まっている。
戦闘力はどいつも400前後といったところで、若干高めだから護衛のための精鋭なのだろう。騎士に混じって使用人たちが主催者席の周りで準備に忙しく歩き回っている。
なにをやらせるつもりなのか知らないが、それを上から眺めるつもりでいるようだ。
闘技場に入ったところでエリオットが声をかけてきた。
「どうも」
「よう、弟の具合は良くなったのか」
「ええ、とても。ですがその話はここではやめておいた方がいいでしょう」
「そうだな」
こそこそ話していたらヘンリエッタが怒ったような声を発する。
「知り合いだったのか」
「いやあ、ちょっと前に偶然街で会ったんですよ」
「なんで怒っているんだ」
「調査対象に接触するのはご法度のはずだぞ」
確かにそれはそうだ。
騎士たちの前であるし、ここはエリオットを庇っておいた方がいいだろう。
「いや、俺をつけてたから捕まえて話を聞いただけだよ」
「そうか。ならいいんだがな。エリオットの尾行に気付くとはさすがだな」
「あ、ああ」
「今日の面会は十分に気をつけてくださいね。気持ちで負けないことが重要ですよ」
エリオットから訳のわからないアドバイスを受けつつ、俺は騎士の一人に担いできた中枢を渡した。
代金は帰る時に渡しますと言われ、そのまま持っていかれてしまった。
その様子を見ていたヘンリエッタとエリオットが不審がるような顔をしたのだが、俺はおかしいなとも思わなかった。
しばらくして面会が始まった。
闘技場の観客席に作られた天蓋付きの特別席にエルマンが座り、俺は下から見上げるような形になっている。
エルマンは白髪を風になびかせた威圧感を感じるほどの大男だった。厚そうな鎧で身を固め、手には戦斧を持ち、戦闘力は1320と驚くほど高い。
そこに汚い装備を身につけた一人の兵士が連れてこられた。見た目からして、この闘技場で戦わされている奴隷のように見える。
なにが始まるのかわからず、不安が募ってしょうがない。
エリオットは気持ちで負けるなと言っていたし、ヘンリエッタは大物であることをアピールしろと言っていたから、不安を顔に出すこともできない。
まだかなと思っていたら、やっとエルマンが口を開いた。
「お前がハルトか。今日はワシに力を見せてもらおう」
「俺はあんたの家来に志願したわけじゃないぜ」
「力も示さずにワシと口を聞こうなどとは思わぬことだ。貴様はヘンリエッタと組んで宗主を倒したそうだな。お前に力があれば宗主討伐を助けたことに礼を出そう。しかし、もし力を示せなければ、ワシの私兵を勝手に使った不届き者だという事になる。もしそうならば、それ相応の対価を払ってもらうことになる。お前の命でな」
「つまり、そこにいる奴に勝てなきゃ中枢の代金も払わないし、死んでもらうってことか」
「なかなか頭の回る奴だ。そういうことになる」
そういや、この世界には統一された法律もないんだっけかと考える。昔のカーリヤ家が発令したお触れ程度のものはあるが、王都ハルアデス以外では形骸化していると聞いている。
そういう世界で権力を持った奴ほど質の悪いものはない。ブノワもそうだったが、やりたい放題だ。
連れてこられた奴隷は、戦闘力300強。普通ならかなり強い相手という事になるだろう。
騎士になって10年は迷宮に入らなければ得られないほどの力だ。
「礼儀を知らない爺さんだ」
「馬鹿めが。ワシにそんな口を聞いたらただでは帰さんぞ。中枢の代金をいらんというなら帰してやるつもりだったが、そんな気も失せた」
「まあいい。力を見せてやればいいんだろ。見せてやるさ」
「そうだ。まずはそこにいる奴隷を殺してみせろ」
やはりそう来たか。面倒なことを言いだすものだ。
もと傭兵で敵側についた奴だろうからエルマンは恨みを持っているだろうが、その恨みは俺と関係ない。殺すのは可能だが、心理的には全くやる気にならない。
嫌だと言えば俺の言葉に取り合いもしなくなるだろう。だからと言って、気の毒な奴隷を殺すのは嫌だ。
真の大物ならどういう行動をするだろうかと考えて、俺のやるべきことは決まった。
「恨みもない奴を殺すような趣味はない」
そう言って、俺は奈落を呼び出すと、ふんぞり返っているエルマンを掴ませ、俺の前の地面に叩きつけた。
砂ぼこりが舞って、地響きのような音がする。
たぶん間違ったことをやっているし、失敗の可能性も高いが、威厳を失わずにこの場を乗り切るにはこれしかないと考えた。
「俺の力が見たいんだろ。だったら、もっと近くで見せてやるよ」
まだ生きているかもわからないエルマンに向かって俺はそう宣言した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
心が折れた日に神の声を聞く
木嶋うめ香
ファンタジー
ある日目を覚ましたアンカーは、自分が何度も何度も自分に生まれ変わり、父と義母と義妹に虐げられ冤罪で処刑された人生を送っていたと気が付く。
どうして何度も生まれ変わっているの、もう繰り返したくない、生まれ変わりたくなんてない。
何度生まれ変わりを繰り返しても、苦しい人生を送った末に処刑される。
絶望のあまり、アンカーは自ら命を断とうとした瞬間、神の声を聞く。
没ネタ供養、第二弾の短編です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる