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死と救済本編
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第6話
┈┈┈┈┈タイトルのない本┈┈┈┈┈
家に着いた楓はさっそく本の中身を確認してみた。しかしその本はどのページを捲っても全て白紙なのであった。「なんなんだこの本は💢💢💢」と怒りを顕にした楓だが最後のページを捲った瞬間血の気が引いた。そこには赤い文字で(汝の血を捧げよ、さすれば汝の願い叶えんとす)楓は驚きのあまり本を勢いよく投げ飛ばしてしまった。するとその時、本が1人で動き始めたのである。楓は驚きのあまり腰が抜けて動けなくなってしまった。さらに驚くことにその本が突然開き眩いどす黒い光を放ったのである。その眩しさに目を隠した楓、落ち着いたと思うとその本は元の位置にあるではないか。楓の驚きはとてもけたたましかったのだろうか?隣人が扉をコンコン叩きながら「おい!大丈夫か!どうした?!」と外で声が聞こえた。楓は勢いよく扉を開け、息を切らしながらこう言った。「本が、急に本が独りでに!!」見た光景をありのまま伝えたが隣人はキョトンとして「本当に大丈夫か明日からまた仕事だぞ今のうちに飯食って早く寝とくんだぞ」少し心配のような呆れた声でそう言い出ようとした瞬間、何が隣人の首を掠めたのが見えた。なんと、隣人の体と首が真っ二つになってしまったのである。それを見てしまった楓はまたしても、腰を抜かしてしまう。首がごろりと楓の傍に横たわり、体がこちらに倒れようとした。楓は目を覆いかぶさった、しかし、なんの感触もなかったので前を観るとなんとそこには2体の恐ろしい見た目をした悪魔のようなナニかが大きな鎌と太い線のようなものを持って佇んでいたのである。しかもその片方はムシャムシャと体を貪り喰っていたのであった…楓は恐怖のあまり、後退りした。するともう片方のナニかがそこにあった首を1口で飲み込んでしまったのである。恐ろしくなった楓は思わず「お前ら一体何者なんだ!!」と声を荒げた。ナニかはのっそりと楓の部屋には居るとこう口にした。「我らが主に従うためにその本から出てきたのですよ……」そう言うともう片方がこう言った。「我が名はカイルマン、そっちはマルスと言いますお見知り置きをカエデ様」とつらつらと喋ったのである。「なんで僕の名を?」続け様にマルスと呼ばれたナニかが「あの時、あの本を手に取ったのは他ならぬカエデ様ではございませんか~」と言う。(そういえばあのとき老婆からあの本を貰ったがまさかこの2体の得体の知れないバケモノのような奴らがいたとは)そう思うとすかさずマルスはこう言ったのである「さぁー貴方の願いはなんでしょうか?」「どんな願いも叶えますぞ!貴方の血があれば」カイルマンが続けて言う。「願い事?俺には……」そう言い切ると同時にその2体が同時に「家族の惨殺をお望みですな!」と言った。「そ、そんな!こと思ってなかんか!ましては願ってなんかないぞ!!」楓は反論した。マルスは「いやいや、顔に書いてありますぞ~」「そうそう大きく額に」カイルマンもそう言うとゲラゲラと笑い出したのである。なんだか見透かされたようなでも本当に願っていたのかと、自分の気持ちに問いただしたくなった楓だがマルスが「私達獄の番人はそのような負の感情を叶えるモノであります、ご主人よ」楓はそう言われ昔受けたほんの些細な家族間での窮愛の差、香織に対する妬み嫉みが身体中を蝕む感覚に襲われた。「ご主人の気持ちが落ち着たらまたその本を開けてください」マルスはそういうとカイルマンと共に本の中に入っていったのである。楓がその本を見るとこれまでなかったはずのタイトルらしきものが浮かび上がった。はっきりとは読めないが赤黒い文字で「死と異変」と出たのである。驚きのあまり楓はヘロヘロと膝から崩れ落ちた。そして疲れきったように眠ってしまったのである。
┈┈┈┈┈[完]┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈タイトルのない本┈┈┈┈┈
家に着いた楓はさっそく本の中身を確認してみた。しかしその本はどのページを捲っても全て白紙なのであった。「なんなんだこの本は💢💢💢」と怒りを顕にした楓だが最後のページを捲った瞬間血の気が引いた。そこには赤い文字で(汝の血を捧げよ、さすれば汝の願い叶えんとす)楓は驚きのあまり本を勢いよく投げ飛ばしてしまった。するとその時、本が1人で動き始めたのである。楓は驚きのあまり腰が抜けて動けなくなってしまった。さらに驚くことにその本が突然開き眩いどす黒い光を放ったのである。その眩しさに目を隠した楓、落ち着いたと思うとその本は元の位置にあるではないか。楓の驚きはとてもけたたましかったのだろうか?隣人が扉をコンコン叩きながら「おい!大丈夫か!どうした?!」と外で声が聞こえた。楓は勢いよく扉を開け、息を切らしながらこう言った。「本が、急に本が独りでに!!」見た光景をありのまま伝えたが隣人はキョトンとして「本当に大丈夫か明日からまた仕事だぞ今のうちに飯食って早く寝とくんだぞ」少し心配のような呆れた声でそう言い出ようとした瞬間、何が隣人の首を掠めたのが見えた。なんと、隣人の体と首が真っ二つになってしまったのである。それを見てしまった楓はまたしても、腰を抜かしてしまう。首がごろりと楓の傍に横たわり、体がこちらに倒れようとした。楓は目を覆いかぶさった、しかし、なんの感触もなかったので前を観るとなんとそこには2体の恐ろしい見た目をした悪魔のようなナニかが大きな鎌と太い線のようなものを持って佇んでいたのである。しかもその片方はムシャムシャと体を貪り喰っていたのであった…楓は恐怖のあまり、後退りした。するともう片方のナニかがそこにあった首を1口で飲み込んでしまったのである。恐ろしくなった楓は思わず「お前ら一体何者なんだ!!」と声を荒げた。ナニかはのっそりと楓の部屋には居るとこう口にした。「我らが主に従うためにその本から出てきたのですよ……」そう言うともう片方がこう言った。「我が名はカイルマン、そっちはマルスと言いますお見知り置きをカエデ様」とつらつらと喋ったのである。「なんで僕の名を?」続け様にマルスと呼ばれたナニかが「あの時、あの本を手に取ったのは他ならぬカエデ様ではございませんか~」と言う。(そういえばあのとき老婆からあの本を貰ったがまさかこの2体の得体の知れないバケモノのような奴らがいたとは)そう思うとすかさずマルスはこう言ったのである「さぁー貴方の願いはなんでしょうか?」「どんな願いも叶えますぞ!貴方の血があれば」カイルマンが続けて言う。「願い事?俺には……」そう言い切ると同時にその2体が同時に「家族の惨殺をお望みですな!」と言った。「そ、そんな!こと思ってなかんか!ましては願ってなんかないぞ!!」楓は反論した。マルスは「いやいや、顔に書いてありますぞ~」「そうそう大きく額に」カイルマンもそう言うとゲラゲラと笑い出したのである。なんだか見透かされたようなでも本当に願っていたのかと、自分の気持ちに問いただしたくなった楓だがマルスが「私達獄の番人はそのような負の感情を叶えるモノであります、ご主人よ」楓はそう言われ昔受けたほんの些細な家族間での窮愛の差、香織に対する妬み嫉みが身体中を蝕む感覚に襲われた。「ご主人の気持ちが落ち着たらまたその本を開けてください」マルスはそういうとカイルマンと共に本の中に入っていったのである。楓がその本を見るとこれまでなかったはずのタイトルらしきものが浮かび上がった。はっきりとは読めないが赤黒い文字で「死と異変」と出たのである。驚きのあまり楓はヘロヘロと膝から崩れ落ちた。そして疲れきったように眠ってしまったのである。
┈┈┈┈┈[完]┈┈┈┈┈
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