男女比1:10000の異世界に転生、『絶倫』スキルで世界を救う~金と女とダンジョン配信~

ハムうさ

文字の大きさ
20 / 84
第2章

第20話 (既にバレてる)秘密を打ち明ける

しおりを挟む
 ――翌日の夜。自宅にて。

「さぁ……いよいよその時が来ましたわ!」
「何だかドキドキしちゃうねぇ~♪」

 目の前にはフランと真里愛、それにフランお付きのメイドの真世さんとまひるちゃん。
 彼女らに説明する時が来たのだ。

「ダンジョンを破壊しなければならない理由……お聞かせくださいな」
「禁止されている理由をこちらで詳しく調べたところ、やはりあの最終試練が問題のようです。巨大で強力なダンジョンボスを相手にするには兵器の使用はコスパが悪く、生身で相手するには無理だ、と。それに加え、ダンジョン崩壊は長期的に見れば得られる資源が減りますし」
 真世さんが前提となる情報を教えてくれる。

 ミスリルゴーレムをミサイルなどで破壊した場合、その素材価値は割に合わなくなる。
 討伐報酬自体は鉄などの鉱石が手に入ったが……確かに量はかなり多いが、あの危険なボスを倒してと考えると、というところか。

「……俺がダンジョンを破壊したいのは素材とかの話じゃないんだ。実は……世界が滅びるらしいんだよね」
「世界が……? もしかして、本当にバカに――いてっ!」
 まひるちゃんが真世さんに叩かれる。しかし信じられないのも無理はない。妄言もうげんを吐いてる狂人のようなものだろうから。

「このままダンジョンを破壊しないと、ダンジョンの成長と増加によって世界が飲み込まれる……らしい」
「それは……」
「……確かに、ダンジョンの規模が拡大しているというかなり昔の調査結果もあるようですし、一部ダンジョンは周囲をダンジョン化しているところもあるようですね」
 真世さんがパソコンで調べながら補足をしてくれる。できるメイドさんだ……!

「しかし、現在の人類生存圏付近ではその兆候ちょうこうは見られないようです。世界が滅びる、というのは思い過ごしでは?」
「う……」
 そうかもしれない……そうあって欲しいとも思う。
 こちらのエビデンスは女神の話だけ……あいつ、嘘ついたんじゃね?

「凜音様が本気でそう思われる根拠を……教えていただけますか?」

 過去一番真剣な顔をして聞いてくるフラン。
 それもそうだろう、自分の夫が『根拠はないけど、世界が滅びるかも~!』とのたまう狂人だったりしたらと思うと深刻にもなる。

「……信じられないかもしれないけど……」
「……」
 あまり意味のない前置き。それでも、受け入れてくれないんじゃないかという自信のなさがそうさせる。

「……実は、俺……別の世界から転生……生まれ変わったんだけど、その時に――」
「まあ! まあまあまあ! そうなんですのねっ! 初めて知りましたわぁ~~~!」

 ……あの、まだ肝心の部分を言っていないんですが?

「言えたじゃないの」
「聞けてよかったですわぁ~~~!!!」
「そりゃあ……よかったですね、お嬢様」
「良かったねぇ~♪」

 みんな、どうもな!
 いやいや、意味がわからない!

「あ、あのさ! 受け入れてくれてるみたいだからいいんだけど――」
「では! 秘密にしておきたいことをお話してくださった凜音様にわたくしの秘密も1つお教えいたしますわ!」
 ひ、秘密……? フランの、秘密?

「わたくしの『ステータス』ですが、実は魔道具のそれよりも多くの情報が得られるのですわ! そう、例えば――『異世界転生者』といった情報なども」
「……え?」
「それを秘密にしておきたい気持ちも理解できますわ! 異端者や異物として扱われるのではないかという不安も!」
「宝条財閥創始者の宝条大和も異世界転生者だったようで、伝記にそのようなことが記されていました」

 まさにそうだけど!
 フランなら大丈夫と思ってはいたけど不安は不安だった……それがまさか既にバレていたなんて!

「それでも、あなたが打ち明けてくれることを期待しておりましたの。わたくしを本当に信頼してくださる時が来ることを……」
「あ……」
 知っていたフランからすると、打ち明けられないことは寂しいことだったんだ。 

「ま、真里愛は……? その、気持ち悪いとか……」
「え~? 異世界転生とかはわからないけど、前世の記憶があるのかなぁ~くらいには思ってたよ♪ 小さい頃からおっぱい触るの大好きだったもんねぇ~♪」
 バレてた……それでも気持ち悪がらずにいてくれてたんだね……おっぱい触ってたのに。

「それでは! 今日は聞きたいことも聞けましたので3日ぶりのおセッ――」
「待って! まだ根拠となる話をしてないけど!」
「根拠……? 愛する人がそう言ったのなら信じますわ」
 さっきまでの話は何だったんだ!

「そんな――」
「それじゃあ~♪ 今日は3人でしよっかぁ~♪」
「よし! いこう!」
 女神とかどうでもいいわ。目の前にいる2人が俺の女神だもの。

「まあ! お恥ずかしいですわ~! でも少し興奮いたします!」
「一緒に凜ちゃんをい~っぱい気持ちよくしてあげようねぇ~♪」
「はいですわ! わたくしの愛情込めたご奉仕、とくとご覧あれ!」
「むむ! 負けないんだからぁ~!」



 そして……ドロドロのグチャグチャになった後、ピロートークで女神のことを話した。
 なぜか嫉妬されて再戦が始まった。
 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜

涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。 ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。 しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。 奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。 そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか? 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕! 異世界帰りのハーレム王 朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!

男が少ない世界に転生して

美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです! 旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします! 交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。

転生?したら男女逆転世界

美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。 ※カクヨム様にも掲載しております

処理中です...