「因縁の相手」

著恋凛

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3章、海外!?ボディガード編

3話(52話)「慣れ」

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この後、5回あれが来てもう帰りたいと思った。
ホテルの部屋は奏斗さんと相部屋だった。夕貴は隣で一人だ。
「奏斗さん、流石にホテルの中までは撃って来ないですよね。」
「何のために警備MAXのホテルに来たんだ?」     
「えっ!ここ警備MAXなんですか?」
「お前人の話ぐらい聞けよ。」
と呆れ混じりに言ってきた。
「すいません。」
その後は静寂が続いた。そのまま俺はどんどん意識が無くなって行って、いつの間にか寝ていた。



そして起きると、まだ15時だった。
「あぁー、もう二度寝する気分じゃないなー。外にでも出るか。」
そう言いテーブルに置いてあった鍵を取り部屋を出た。そして「ガチャ」と鍵を閉める。
すると隣からも「ガチャ」と同じ音が聞こえた。
「あら?歩希。」
「おぅ、夕貴。お前も散歩か?」
「まぁーね。」
「って、だめだろ。」
「えっ!なんで?いいじゃん。」
「だって、ここ治安悪いじゃん。」
「お願い。」
と手を合わせ上目遣いで言われた。
何この子可愛い。
「しょーがないなー。」
可愛いは正義!
そして俺達は外に出た。
適当に歩きながら話していた。
「てかさ、なんで夕貴は散歩が好きなの?」
「なんかさ、散歩してると、て言うか景色を見てると、何もかも忘れられるからさ。悩んでる事も辛いことも。それに子供の頃から散歩しかする事なかったし。」
「後者が9割だろ。」
「まぁーね。」
「そんでここどこ?」
「もう朝日が昇ってくる時間ね。」
「なんか、同じような事があったような。」
「ハハ。私が二度も迷子になると思う?ならないわ。ここまで曲がらずにずっと進んで来た、だから」
とクルリと180°回って
「戻ればいいのよ。」
「流石、夕貴様頭がいい。」
そして何とか帰って来れた。
「もう7時なのね。それじゃ、奏斗を連れて来てくれない。」
「はーい。」
部屋に戻り、奏斗さんを呼ぶ。
「奏斗さーん、夕貴が呼んでますよ。」
「そうか、今行く。てかお前どこいってたんだ?」
「ボディガードをしていました。」
「なんだそれゃ?とりあえず行くか。」
部屋を出て夕貴の部屋に行った。
「はい。じゃー今日のスケジュール発表!いぇーい。16時30分まで自由行動。16時30分に車に乗って呼ばれていたパーティー!以上。」
そう言い、スケジュール発表が終わった。


16時30分になり車に乗って、パーティー会場に向かっている。
すると、またも「バンッ」ともう聞き慣れた音がした。
またかよ。ダルッと思いながら車の屋根に乗りナイフで銃弾を弾き、それを3分程続け銃弾が止み。車内に戻った。
「はぁ~」と重い溜息をつき、銃声にもう聞きなれた。ってやっぱりワハナ怖い……
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