「因縁の相手」

著恋凛

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3章、海外!?ボディガード編

8話(57話)「安全!?首都モンクレ!」

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「じゃ、どうすればいいんだ?」
「うーん、あれはもう能力の1部だからね。でもその能力は誰にでもあるから、頑張れ!」
「頑張れって。」
「でさでさ、歩希は夕貴の事どう思ってるの?」
「なんで?」
「嫌夕貴の方はもう絶対脈アリだもん。」
「そうか?酔ってたからだろ。」
「絶対脈アリだよ。そんで歩希は?」
「夕貴はもう妹って感じだから。」
「そうなんだ。」
「俺はあとどのぐらいここに居れる?」
「うーん、あと30秒くらいかな。」
「まじで?」
「うん。あっ!今20秒になった。」
「まぁー、聞くことも無いし、いいか。」
「それじゃ、またねー。」
「また今d」



もうあれは嫌がらせレベルだろ。また今度なぐらい言わせろよ!
「おっ、歩希起きたか。」
「はい。」
「それなら、夕貴ちゃんの部屋に行くぞ。」
「はーい。」
そして、俺らは夕貴の部屋に行き、今日の予定を聞いた。
「えーっと、今日の予定は…………観光よ!」
「えっ!危険すぎじゃないですか?」
「大丈夫よ。ワハナで唯一犯罪が日本と同じくらいの首都、モンクレだから。」
「モンクレ?どこっすか?」
「ここから車で2時間ぐらい離れた場所よ。」
「なら、そっちに泊まれば良かったんじゃ。」
「会場まで遠すぎるからね。とりあえず9時にロビーにね。」
「はーい。」
「あっ!歩希はちょっと残って。」
そう言われ、俺は残り奏斗さんは出て行った。
「なんだ?」
「あの……その……」
とモジモジとしながら言った。
「昨日はごめんなさいね。」
あっ!記憶残ってる系かぁー。
この場合俺はどうしたらいいのか?
①「いやぁー、まぁー、事故だしな。」
②「昨日?何かあった?」
③「マジで大変だった。」
これのどれかだな。でも③番は無いな。
夕貴にとって1番いいのは②番だ!
「昨日?何かあった?」
「あっ!覚えてないの?」
「うん。親父にあった、後の記憶があまり無いんだよ。なんかあったのか?」
「覚えてないなら別にいいんだけど。」
「そうか。それなら部屋に戻るわ。」
「うん。」
そして部屋を出た。
「ふぅー、何とかなったな。」
と思い部屋に戻った。
そのまま9時になるまでわんこ大戦争をした。
 


「歩希、そろそろ行くぞ。」
「はーい。」
ロビーに行き、夕貴と合流して車に乗った。 
「本当に平気なんですか?」
「大丈夫だって。歩希って意外と心配症なのね。」
そう会話してると、もう何度も聞いた「バンッ」と言う音が鳴り響いた。
いつも通りに屋根に登って弾い戻る。もう飽きました。
でもモンクレに入った時から1度も無かった。
安全だなーと思いました。←(感想文風。)……
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