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最終章、全面戦争・・・編
22話(139話)「虐殺」
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俺は谷口を動けないようにする。
「俺の負けだ。早く殺して来れ。」
嗚咽混じりに言う谷口。
「何言ってんの?俺の彼女殺しといてそんな早く死ねると思うなよ。」
すると、見る見る谷口の顔は青くなる。
この仕事に着いている以上死とは隣合わせだ。でも、家族のいない俺からしたら桜は一番心を許せる人物だった。だから・・・・・だから・・・だから、俺はこいつを簡単には殺さない。
「どうしようかな。内蔵でも引きずり出そうかな・・・・・頭蓋骨カチ割った脳みそでも見てみようかな。」
俺は不敵な笑みを浮かべながら言った。
谷口は何も言えないらしく無言で俯いている。
俺は不敵な笑みから普通に笑う。
「あははははは。嘘嘘。内蔵を引きずり出さないし、頭蓋骨もカチ割らないよ。・・・・・でも、四肢は切り落とそうかな。」
谷口は一瞬絶望顔から希望顔になったが、また絶望顔に戻る。
「今度は嘘じゃないから。」
そして俺はナイフで谷口の右腕を切り落とす。この部屋に悲鳴が響めく。俺でもたぶん叫ぶ。
「次は左足ね!」
さっきと同じようにナイフを振る。
今度はさっきよりも大きい悲鳴。そして次は右足。
こんなんでも俺の谷口への怒りは収まらねぇ。
「最後に左腕ね・・・・・いや、その前に切った断面からナイフ刺したら痛いのかな?」
「やめて・・・やめて・・・やめて」
谷口は慌てながら言う。ここまでやって死なないとは、流石APO幹部でも、
「冷静さが足りないんじゃない?」
そう言い、俺は右腕の断面からナイフを刺す。すると・・・・・やはりと言った方がいいだろうか?谷口は断末魔をあげる。
「ははっ。良い声あげるじゃん。」
そして俺は最後の左腕を切り落とす。
「どう?桜を殺したのを後悔した?ってそんな状態じゃ俺の声なんて届かないか。」
そうがそう言った時も谷口は悶えていた。でも、四肢は無いのでギリギリ残った肩と太ももを小さくぐるぐると回すしか出来ない。それは正にひっくり返ったカブトムシのように。
「もっと遊びたかったけどごめんね。時間も無いし、終わりにするよ。このままじゃ、腐るし燃やしてあげる。」
そして俺は自分が出せる最大火力で谷口を燃やした。右腕も左腕も右足も左足も骨も全部燃やした。
俺はその場に崩れ落ちる。頬には涙が辿る。そして小さな・・・小さな声で言う
「桜、これで良かったのかな?」
その後数分間泣いた俺は平常心を取り戻し、双葉に連絡する。
「終わったよ。」
「奏斗さん!?一人で倒せたんですか?」
驚いた声が俺の耳に入る。後ろから大川などの声も聞こえる。
「ああ。合流したい。今の場所はD地点で間違えないな?」
俺は能力で双葉達の場所をいい、確認する。
「うん。待ってるね。」
そして俺は双葉達がいるD地点へと向かうのだった。
「俺の負けだ。早く殺して来れ。」
嗚咽混じりに言う谷口。
「何言ってんの?俺の彼女殺しといてそんな早く死ねると思うなよ。」
すると、見る見る谷口の顔は青くなる。
この仕事に着いている以上死とは隣合わせだ。でも、家族のいない俺からしたら桜は一番心を許せる人物だった。だから・・・・・だから・・・だから、俺はこいつを簡単には殺さない。
「どうしようかな。内蔵でも引きずり出そうかな・・・・・頭蓋骨カチ割った脳みそでも見てみようかな。」
俺は不敵な笑みを浮かべながら言った。
谷口は何も言えないらしく無言で俯いている。
俺は不敵な笑みから普通に笑う。
「あははははは。嘘嘘。内蔵を引きずり出さないし、頭蓋骨もカチ割らないよ。・・・・・でも、四肢は切り落とそうかな。」
谷口は一瞬絶望顔から希望顔になったが、また絶望顔に戻る。
「今度は嘘じゃないから。」
そして俺はナイフで谷口の右腕を切り落とす。この部屋に悲鳴が響めく。俺でもたぶん叫ぶ。
「次は左足ね!」
さっきと同じようにナイフを振る。
今度はさっきよりも大きい悲鳴。そして次は右足。
こんなんでも俺の谷口への怒りは収まらねぇ。
「最後に左腕ね・・・・・いや、その前に切った断面からナイフ刺したら痛いのかな?」
「やめて・・・やめて・・・やめて」
谷口は慌てながら言う。ここまでやって死なないとは、流石APO幹部でも、
「冷静さが足りないんじゃない?」
そう言い、俺は右腕の断面からナイフを刺す。すると・・・・・やはりと言った方がいいだろうか?谷口は断末魔をあげる。
「ははっ。良い声あげるじゃん。」
そして俺は最後の左腕を切り落とす。
「どう?桜を殺したのを後悔した?ってそんな状態じゃ俺の声なんて届かないか。」
そうがそう言った時も谷口は悶えていた。でも、四肢は無いのでギリギリ残った肩と太ももを小さくぐるぐると回すしか出来ない。それは正にひっくり返ったカブトムシのように。
「もっと遊びたかったけどごめんね。時間も無いし、終わりにするよ。このままじゃ、腐るし燃やしてあげる。」
そして俺は自分が出せる最大火力で谷口を燃やした。右腕も左腕も右足も左足も骨も全部燃やした。
俺はその場に崩れ落ちる。頬には涙が辿る。そして小さな・・・小さな声で言う
「桜、これで良かったのかな?」
その後数分間泣いた俺は平常心を取り戻し、双葉に連絡する。
「終わったよ。」
「奏斗さん!?一人で倒せたんですか?」
驚いた声が俺の耳に入る。後ろから大川などの声も聞こえる。
「ああ。合流したい。今の場所はD地点で間違えないな?」
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そして俺は双葉達がいるD地点へと向かうのだった。
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