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最終章、全面戦争・・・編
31話(148話)「顔面クレーター」
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数分間歩いたら、人に会った。
そいつは20代前半ぐらいで顔にニキビが大量にあるやつだ。対能力者撲滅局にそんなやつはいないのでたぶんAPOの人間だ。
「おっと、君たちは幹部を2人も倒した人じゃないか。」
そう言えば、穂乃果も快知の兄ちゃんも幹部だったな。忘れてたわ。
「いやぁー、君たちには感謝してるよ。これでようやく僕も幹部になれる。」
そんなとこを言うぐらいなら、こいつは幹部の次に強い中ボス的存在なんだろう。
てか、さっきから凄な、雰囲気が。軽く50人ぐらいは殺してんじゃね?
「そんで?闘うの?顔面クレーターさんよ。」
「当たり前だ。こちらとしても戦力がそろそろやばいからな。」
あ、顔面クレーターはスルーなのね。
「快知、闘える?」
「余裕。」
本人が言ってるからいいか。
俺は鞘から刃を抜き、構える。
快知もナイフを手に持ち、構えている。
相手の顔面クレーターの能力や武器の情報は皆無。それに対して顔面クレーターは俺らの情報を持っている。既に穂乃果を倒した情報も知っているとなるとほとんどの情報は持っていると言っても過言ではない。
さぁ、どうゆう闘い方をしようかな。
「君たちは僕に一撃も与えられずに死んで行くんだ。」
顔面クレーターはそう言い、突っ立ったままだ。
俺は最初らへんに雑魚から奪ったコルト・シングル・アクション・アーミー、通称ピースメーカーを懐から取り出し、顔面クレーターの眉間を目掛けて発砲する。が、顔面クレーターの50センチほど前で「カツン」と音と同時に銃弾は地面へと落ちる。
「どうなってんだ?」
バリアか?でも、バリアを貼ってる感じは無かった。
「快知、とりあえず俺は逃げないように顔面クレーターの後ろに回る。」
小さく耳打ちをしてから俺は走り出す。
思いっきり日本刀を振るがこれも顔面クレーターの50センチほど前で弾かれる。でも、顔面クレーターの後ろを取る事には成功した。
この廊下は一本道。これで逃げる事は不可能。
俺と快知はアイコンタクトで攻撃を仕掛けるタイミングを合わせる。
そして俺と快知は同時に地を蹴る。そんで快知はナイフ、俺は日本刀を振る。
やはりと言った方がいいか。俺たちの攻撃は同時に弾かれる。
何度も何度も攻撃するが、顔面クレーターに刃が触れることはない。
くっそー、なんだよこのバリア?硬すぎだろ。しびれを切らした俺は自分の指を少し切り、オーバースモールを使う。
そして思いっきり、蹴る。
「イッタタタタタタアアアアアアアアアアアアアアアア。」
そんな俺の悲鳴のような叫びが響く。
思いっきり蹴ったのに壊れもしないし、ヒビも入らない。残ったのはジンジンする足の痛めだけ。
そいつは20代前半ぐらいで顔にニキビが大量にあるやつだ。対能力者撲滅局にそんなやつはいないのでたぶんAPOの人間だ。
「おっと、君たちは幹部を2人も倒した人じゃないか。」
そう言えば、穂乃果も快知の兄ちゃんも幹部だったな。忘れてたわ。
「いやぁー、君たちには感謝してるよ。これでようやく僕も幹部になれる。」
そんなとこを言うぐらいなら、こいつは幹部の次に強い中ボス的存在なんだろう。
てか、さっきから凄な、雰囲気が。軽く50人ぐらいは殺してんじゃね?
「そんで?闘うの?顔面クレーターさんよ。」
「当たり前だ。こちらとしても戦力がそろそろやばいからな。」
あ、顔面クレーターはスルーなのね。
「快知、闘える?」
「余裕。」
本人が言ってるからいいか。
俺は鞘から刃を抜き、構える。
快知もナイフを手に持ち、構えている。
相手の顔面クレーターの能力や武器の情報は皆無。それに対して顔面クレーターは俺らの情報を持っている。既に穂乃果を倒した情報も知っているとなるとほとんどの情報は持っていると言っても過言ではない。
さぁ、どうゆう闘い方をしようかな。
「君たちは僕に一撃も与えられずに死んで行くんだ。」
顔面クレーターはそう言い、突っ立ったままだ。
俺は最初らへんに雑魚から奪ったコルト・シングル・アクション・アーミー、通称ピースメーカーを懐から取り出し、顔面クレーターの眉間を目掛けて発砲する。が、顔面クレーターの50センチほど前で「カツン」と音と同時に銃弾は地面へと落ちる。
「どうなってんだ?」
バリアか?でも、バリアを貼ってる感じは無かった。
「快知、とりあえず俺は逃げないように顔面クレーターの後ろに回る。」
小さく耳打ちをしてから俺は走り出す。
思いっきり日本刀を振るがこれも顔面クレーターの50センチほど前で弾かれる。でも、顔面クレーターの後ろを取る事には成功した。
この廊下は一本道。これで逃げる事は不可能。
俺と快知はアイコンタクトで攻撃を仕掛けるタイミングを合わせる。
そして俺と快知は同時に地を蹴る。そんで快知はナイフ、俺は日本刀を振る。
やはりと言った方がいいか。俺たちの攻撃は同時に弾かれる。
何度も何度も攻撃するが、顔面クレーターに刃が触れることはない。
くっそー、なんだよこのバリア?硬すぎだろ。しびれを切らした俺は自分の指を少し切り、オーバースモールを使う。
そして思いっきり、蹴る。
「イッタタタタタタアアアアアアアアアアアアアアアア。」
そんな俺の悲鳴のような叫びが響く。
思いっきり蹴ったのに壊れもしないし、ヒビも入らない。残ったのはジンジンする足の痛めだけ。
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