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最終章、全面戦争・・・編
38話(155話)「償い」
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「気分かな?たまたまレッドハンドの妹の穂乃果ちゃんが乗った車を見てね。暇だし助けて洗脳しようかなって。レッドハンドは俺に感謝すべきだよ。」
わけがわからない。なんで俺が羽場に感謝なんてしなければいけない?
「なんで俺がお前なんかに感謝をしなければいけない?」
羽場は間髪入れずに答える。
「だって、俺が穂乃果ちゃんを助けなければ穂乃果ちゃんはどうなってたかわからないよ。
人身売買や臓器売買、強姦されてたかもしれない。その点俺たちはそんなことはしてない。」
俺は羽場の言ってることがわからない。人身売買や臓器売買、強姦?もしかしたらやられてたかもしれない。でも、羽場は穂乃果の命を利用した。
もしかしたら穂乃果は死んでいたのかもしれない。なのに羽場は感謝してほしいなどと言っている。
怒りが湧いてくる。
でも、その怒りを一瞬、刹那の間に沈める。
戦場に怒りは不要だ。判断を鈍らせる。
「スーハー。」
俺は大きく深呼吸をする。
今やるべき事は夕貴に羽場と会った事を伝える事。
逃げてもいつかは闘う相手。なら、今ここで闘おう。
俺は日本刀を抜き出し、左手で持って、羽場に向かって走る。
大きく息を吸う。そして羽場まであと数メートルの所で地を大きく蹴り、宙に舞う。
羽場に向けて思いっきり、日本刀を振る。が、羽場は軽々とどこから出てきたのか分からない大鎌で受け止める。
数秒間、火花を散らしながらも俺は日本刀と羽場が持つ大鎌の反動を利用にして後ろに大きく飛ぶ事しか出来なかった。
「おかしいな。今のは素の状態で出せる一番強い攻撃だったのに。」
そう言う俺を見ながら羽場は言葉を返す。
「やっぱり君はバカ力だね。あれが素の状態だなんて。正直、手がプルプルしてるよ。」
と、大鎌の刃じゃない方を地面につけながら言う。
その表情はさっき、出会った時と全く変わらない。
「そうそう、羽場、お前にもう1つ質問があったんだ。」
「なんだい?」
「お前はなんでAPOという、テロ組織を作り出した?」
俺の問いに羽場はあっけらかんとした表情で、
「面白そうだったから。」
と、答える。
「面白そうだったから?」
思わず聞き返してします。
「うん。だって、警察・・・・・平和を守る組織と闘えるんだぞ。面白そうじゃないか。」
それを聞いた時、俺はこいつがおかしい人だと確信する。それに加えてまたも怒りの感情が芽生える。
「お前は自分自身の感情で何人もの命を奪ったのか?」
「うん。それとブーメラン。君もレッドハンドとして、何人・・・何百人のも命を奪った。君と俺は個人か団体かの差なんだよ。」
そう言われて俺は過去の過ちを思い出す。
そうか。俺と羽場の違いは個人か団体の違いだったのか。なら、俺は罪を償う必要がある。今、こんなことをしてないで独房に入るべき存在は俺なのか?
そう思った刹那、拓斗が俺の肩を掴む。
「何言ってんだよ羽場、歩希は今まさにその罪を償ってるじゃねぇか。APOを潰す。それが“俺たち”の償いだ。」
わけがわからない。なんで俺が羽場に感謝なんてしなければいけない?
「なんで俺がお前なんかに感謝をしなければいけない?」
羽場は間髪入れずに答える。
「だって、俺が穂乃果ちゃんを助けなければ穂乃果ちゃんはどうなってたかわからないよ。
人身売買や臓器売買、強姦されてたかもしれない。その点俺たちはそんなことはしてない。」
俺は羽場の言ってることがわからない。人身売買や臓器売買、強姦?もしかしたらやられてたかもしれない。でも、羽場は穂乃果の命を利用した。
もしかしたら穂乃果は死んでいたのかもしれない。なのに羽場は感謝してほしいなどと言っている。
怒りが湧いてくる。
でも、その怒りを一瞬、刹那の間に沈める。
戦場に怒りは不要だ。判断を鈍らせる。
「スーハー。」
俺は大きく深呼吸をする。
今やるべき事は夕貴に羽場と会った事を伝える事。
逃げてもいつかは闘う相手。なら、今ここで闘おう。
俺は日本刀を抜き出し、左手で持って、羽場に向かって走る。
大きく息を吸う。そして羽場まであと数メートルの所で地を大きく蹴り、宙に舞う。
羽場に向けて思いっきり、日本刀を振る。が、羽場は軽々とどこから出てきたのか分からない大鎌で受け止める。
数秒間、火花を散らしながらも俺は日本刀と羽場が持つ大鎌の反動を利用にして後ろに大きく飛ぶ事しか出来なかった。
「おかしいな。今のは素の状態で出せる一番強い攻撃だったのに。」
そう言う俺を見ながら羽場は言葉を返す。
「やっぱり君はバカ力だね。あれが素の状態だなんて。正直、手がプルプルしてるよ。」
と、大鎌の刃じゃない方を地面につけながら言う。
その表情はさっき、出会った時と全く変わらない。
「そうそう、羽場、お前にもう1つ質問があったんだ。」
「なんだい?」
「お前はなんでAPOという、テロ組織を作り出した?」
俺の問いに羽場はあっけらかんとした表情で、
「面白そうだったから。」
と、答える。
「面白そうだったから?」
思わず聞き返してします。
「うん。だって、警察・・・・・平和を守る組織と闘えるんだぞ。面白そうじゃないか。」
それを聞いた時、俺はこいつがおかしい人だと確信する。それに加えてまたも怒りの感情が芽生える。
「お前は自分自身の感情で何人もの命を奪ったのか?」
「うん。それとブーメラン。君もレッドハンドとして、何人・・・何百人のも命を奪った。君と俺は個人か団体かの差なんだよ。」
そう言われて俺は過去の過ちを思い出す。
そうか。俺と羽場の違いは個人か団体の違いだったのか。なら、俺は罪を償う必要がある。今、こんなことをしてないで独房に入るべき存在は俺なのか?
そう思った刹那、拓斗が俺の肩を掴む。
「何言ってんだよ羽場、歩希は今まさにその罪を償ってるじゃねぇか。APOを潰す。それが“俺たち”の償いだ。」
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