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最終章、全面戦争・・・編
42話(160話)「ルーラー」
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羽場が放つナイフは縦横無尽に俺たちを襲う。
緩急が着いたり、死角から一気に迫って来たり、丸でナイフの一つ一つが生きているようだ。
厄介でしかない。でも、幸いと言っていいかわからないが、攻撃をしなくていいから避けるのに専念出来る。
頸動脈を狙ったナイフの攻撃をしゃがんで躱す。が、次にアキレス腱を狙ったナイフの攻撃が来ていた。
無理矢理足を上げ、瞬間的に宙に浮く。身体を捻り、ナイフが通り過ぎたのを確認してから着地する。
体制を整え、向かって来るナイフを躱したり日本刀で斬る。
自分の身を守りながらも俺は考える。
どうやったら、羽場の能力を攻略出来るかを。
羽場の能力は文字通り最強だ。俺が今まで会った最強の能力者、和志さんでも勝てるか分からないだろう。ま、あの人の能力知らないんだよね!
でも、どこかに道はある。どんな強者でも100%勝てるとは限らない。
よく、思い返すんだ。羽場の能力。半径10メートル以内にある、己に危害を加える能力、武器は消える。人間は羽場に触れる事すら出来ない能力。
銃も効かない。羽場に触れる事すら出来ない。
「さっすが、幹部レベルの皆さん。俺は驚いたよ。ここまで出来るとはね。」
羽場が何か言っているが俺の耳には入って来ない。ナイフを避けるのと攻略法を考えるので精一杯だ。
「プレゼントをあげる。」
そして羽場は9本のナイフを追加した。俺たちが壊したナイフの数より多い。
もう・・・・・・もう羽場を倒すのは不可能なのか?たぶんそうだ。不可能。でも、俺は夕貴に言われた。まだ歩希と遊んだりしたいと。
「はぁ、」
と、俺は大きなため息を着く。
俺は社畜なのかな?
上司が言ったことは絶対。
だから、俺はこの闘いに“勝つ”と決心した。
その刹那、俺の脳に何かが語り掛けて来る。
「やっと、勝ちたいと思ったね。後は君の許可だけだよ。」
その声音は優しく、怖い感じを漂わせていた。
「お前は誰だ?どうやって語り掛けている?穂乃果のようにやっているのか?それとも春樹の言う化け物か?」
俺は言葉を発しはしないが聞く。
「いっぺんに何個も質問しないでよ。まず、僕は悪魔、支配者(ルーラー)。世の悪魔を支配する悪魔だよ。」
悪魔?支配者(ルーラー)?訳がわからん。でも、一つだけ言える事がある。
「ルーラーって女の子?」
「性別上そうだが。」
「なら、キャラ被りしてるから僕って言うの辞めて。ボクっ娘少女は既に登場してるから。」
「グ二二二二。」
顔は見えないが悔しいな顔が見える。
「わかった。なら、我で行こう。」
そして続け様に支配者(ルーラー)は言う。
「これはお前の能力だ。」
緩急が着いたり、死角から一気に迫って来たり、丸でナイフの一つ一つが生きているようだ。
厄介でしかない。でも、幸いと言っていいかわからないが、攻撃をしなくていいから避けるのに専念出来る。
頸動脈を狙ったナイフの攻撃をしゃがんで躱す。が、次にアキレス腱を狙ったナイフの攻撃が来ていた。
無理矢理足を上げ、瞬間的に宙に浮く。身体を捻り、ナイフが通り過ぎたのを確認してから着地する。
体制を整え、向かって来るナイフを躱したり日本刀で斬る。
自分の身を守りながらも俺は考える。
どうやったら、羽場の能力を攻略出来るかを。
羽場の能力は文字通り最強だ。俺が今まで会った最強の能力者、和志さんでも勝てるか分からないだろう。ま、あの人の能力知らないんだよね!
でも、どこかに道はある。どんな強者でも100%勝てるとは限らない。
よく、思い返すんだ。羽場の能力。半径10メートル以内にある、己に危害を加える能力、武器は消える。人間は羽場に触れる事すら出来ない能力。
銃も効かない。羽場に触れる事すら出来ない。
「さっすが、幹部レベルの皆さん。俺は驚いたよ。ここまで出来るとはね。」
羽場が何か言っているが俺の耳には入って来ない。ナイフを避けるのと攻略法を考えるので精一杯だ。
「プレゼントをあげる。」
そして羽場は9本のナイフを追加した。俺たちが壊したナイフの数より多い。
もう・・・・・・もう羽場を倒すのは不可能なのか?たぶんそうだ。不可能。でも、俺は夕貴に言われた。まだ歩希と遊んだりしたいと。
「はぁ、」
と、俺は大きなため息を着く。
俺は社畜なのかな?
上司が言ったことは絶対。
だから、俺はこの闘いに“勝つ”と決心した。
その刹那、俺の脳に何かが語り掛けて来る。
「やっと、勝ちたいと思ったね。後は君の許可だけだよ。」
その声音は優しく、怖い感じを漂わせていた。
「お前は誰だ?どうやって語り掛けている?穂乃果のようにやっているのか?それとも春樹の言う化け物か?」
俺は言葉を発しはしないが聞く。
「いっぺんに何個も質問しないでよ。まず、僕は悪魔、支配者(ルーラー)。世の悪魔を支配する悪魔だよ。」
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「なら、キャラ被りしてるから僕って言うの辞めて。ボクっ娘少女は既に登場してるから。」
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「これはお前の能力だ。」
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