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妹は強い
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俺の双子の妹はありえない程モテる。
今は妹と一緒に登校しているがめっちゃ視線を感じる。その視線の先はもちろん俺じゃなく、妹にだ!
「あのー、春華さん。何故高校生になっても俺達は一緒に登校してるのでしょうか?」
「お兄ちゃんが心配だから。」
「俺は方向音痴だけど半年間も通ってたらなれるから。」
「ダメだよ。だってお兄ちゃんはどうせ1人だったら、学校の場所分からずに隣の県とか行きそうじゃん。」
「いや、あって隣の市だろ。」
「どっちにしろ危ないから。 」
と雑談をしていたら学校に着いた。
靴から上履きに履き替えていると隣から「まただよ。」と呆れた声が聞こえた。
「ラブレターか?」
「うん。開けてないけど。」
「何個入ってた?」
「3つ。あぁー、もうダルい。」
と言って、その3つのラブレターをビリビリに破ってゴミ箱に捨てた。
「強いな。」
「だって、入学してもう82枚目だよ。最初の3枚目ぐらいは行ってたけど流石にめんどくなったから。」
「俺には無縁だな。」
教室に行って、クソだるい授業を6時間も受けて帰る。
「お兄ちゃん帰ろ。」
「うん。」
そして、また妹が数枚のラブレターを破いた。
帰ってる途中俺は素朴な疑問を聞いた。
「お前なんで告白受けないの?」
「うぅーん。いい人が居ないから。」
「それなら誰ならいいの?」
「お兄ちゃん以上の人かな。」
「そんな人ゴロゴロ居るだろ。」
俺と隣で歩いていた、春華は少し前に出てクルッと俺の方に向いて
「私は昔も今もお兄ちゃんが一番だよ。」と言ってきた。
「なら、俺がお前に告白したらOK出すのかよ?」
「お兄ちゃんなら即答でOKだよ!」
と言う満面の笑顔に俺は少し「ドキッ」としてしまった。
今は妹と一緒に登校しているがめっちゃ視線を感じる。その視線の先はもちろん俺じゃなく、妹にだ!
「あのー、春華さん。何故高校生になっても俺達は一緒に登校してるのでしょうか?」
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「いや、あって隣の市だろ。」
「どっちにしろ危ないから。 」
と雑談をしていたら学校に着いた。
靴から上履きに履き替えていると隣から「まただよ。」と呆れた声が聞こえた。
「ラブレターか?」
「うん。開けてないけど。」
「何個入ってた?」
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と言って、その3つのラブレターをビリビリに破ってゴミ箱に捨てた。
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