外務省夢叶える課[~幻の、政党戦争~。比較的、平和主義の仮想フィクション物語]です。

さとなか達也

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エピソード7

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 俺は尋ねる。

「いや、この場合、次の方針が出てくる新鮮さだ。」
「先輩強気ですね..。」
「官民一体政治はこういうことだ..そう考えればこの山は越えられる..。」
「おっ。」

「官民 一体政治とはこういうものだ..。」

 先輩はそう言った。


「夢叶え氏の当選で一気に、政策の注目が集まった..。」

「夢叶え氏、当選で何を考えますか?」


 テレビの出演の時に答える、願いの党の夢叶え氏。



「私はこの政策の実施で現在の税率の15%を越える見込みの与党に歯止めをかけられると感じています..。」

「今この国には願いを持った人達がいます..むしろ、国民のみなさんの願いがあったからこそ、政策があるわけです..。」


「しかし、その願いと裏腹に与党は税率を18%に上げようとしています..。」

「使い方もまったくもって不透明です..。」
「私は今の状況では汚職が広まっていく社会になってしまう..それは、国民の願いと相反している..。」

「私の政治では国民の願いを叶える、政策をもとに戻す、そんな夢のある政治を私は実現したい..確かに比例では苦戦しました..でも、一人一人の一票が政策を変えるきっかけになる..それが政治だと考えているんです。」

「なるほど。」

「本当に外務省に任せる気だな..。」
 先輩は言う..。

「閣僚経験者もいる中で意見が別れるだろう..しかし、そのおかげで野党寄りの離党組の当選に力が入った..。」

「野党か与党かわからない。」

「先輩でもですか?」

「先程の言った言葉がわからないということだ..。」


「なるほど。」


省庁を始め、外務省も混乱をしていた..。世界的には増税の道を歩んでいる..。

「きっと、総務省は怒ってるだろうな。」



「電話一本で連絡できるじゃないですか。」


「それを言うな。」

先輩は言う..。
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