職場で一番嫌いな奴と、なんでか付き合うことになった話

あきら

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おまけ1・直さんの履歴書

マジかよ、ミント最悪だな

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日本QBT株式会社・営業一課入社

葵「営業だったんスか!?またまた意外。スーツがこれまた、死ぬほど似合ってないスね」
直「うぅ。大学時代遊び呆けたツケで、就職どこも決まんなくてさ。結局滑り込みで入った会社が、それはまぁブラックでした。当時は、ブラックって言葉もまだ無かったんじゃないかな」
葵「本編で言ってましたね。入社早々ホモバレして、上司にさんざんモラハラされたとか?」
直「うん。今だったら、考えられない。ブラックとか置いといて、社風が古ーい所だったから葵くんも絶対に合わなかったんじゃないかなぁ。朝礼で、毎日社訓とか読まされてた」
葵「ないわー。ってかオレ、一生スーツの仕事はしないと思うっス」
直「ホストとか、似合いそうじゃん?結局三ヶ月で辞めちゃったけど、夏まで勤めてたら地獄の合宿で洗脳されてたんだよね。あの時辞めてて、本当に良かったと思う」
葵「人生、変わってたかもっスね。ところで本編で言ってた、ミントがどうのってどう言う意味です?」
直「『ミント 苗 繁殖力』で検索してごらん。『荒れ地の魔女』とも、形容されているよ。俺、いつかあの時のお礼として会社敷地内に植えてあげるんだ…」
葵「マジかよ、ミント最悪だな」
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