55 / 85
第二章★
048:アリスの壮絶な過去②
しおりを挟む◇◇◇◇◇◇
あれは中学生の頃の出来事だった。
あたいは金髪に碧眼で日本じゃ珍しかった。それでも持ち前のカラっとした性格のおかげで友達はいたし普通の女の子だった。だけど中学生になると、あたいは男子に人気が出始める。クラスの女子のリーダー各の女子生徒はそれが面白くなく、徐々にあたいは避けられ始めたのだ。
だが、当時のあたいは何が原因で誰がいじめを指示しているのかまるで分からなかった。気付けば教科書や筆箱が亡くなっていたり、机には落書きをされていたりといった始末。
意外とあたいはメンタルが強かったのかそこまで気にしてはいなかった。
もっと直接的な暴力とかだったらさすがに厳しいけど、無視とかぐらいならと放置していた。
そんな時だった。
女子グループで中心的な女があたいに話しかけてくる。
「ねぇねぇ?アリスちゃんってこのあと暇ー?一緒にちょろっと帰り道遊びに行かない?」
その女の子の名前は三千院 舞。長く伸ばした髪にパッチリとした目…可愛い顔立ちだと女のあたいでも思う。…男子からも人気があるらしくよく話しかけられてるのを見る。
ここ最近、誰からも話しかけてもらえていなかったので驚きはしたものの嬉しかった。だから特に警戒することもなく答える。この時もっと警戒しておけばよかったとあたいは後ほど後悔する。
舞は、以前からアリスちゃんとは話してみたかったの言っていた。クラスの雰囲気的に話し掛けずらかったからとも言っていた。誰が黒幕なのかあたいは知らず、舞と一緒に下校した。
あたいはこの時はまだ少しだけ人を信じていて…正直、舞には憧れてもいた。
おっとりぼんやりしていて優しい性格だしクラス中に人気があった。
でも、こいつがあたいの人生を狂わせた張本人だった。
あたいと舞はすぐに仲良くなり、次の日には舞とショッピングの約束をした。
次の日には二人で街に向かって歩きそして軽い買い物をした。舞とは今まであまり関わることがなかったか嬉しかった。新しい友達ができたと思っていた。この時までは普通の女の子のように遊び人生を謳歌していた。
だけど、この後にとんでもないことが起きる。
あらかた買い物を済ませそろそろ帰路に着こうかとしている時だった。
「ねぇ、アリス? 」
「ん? 何? 」
「寄りたいところがあるんだけど良い? 」
「え? うん、良いよ」
この時の舞の表情はいつもと違っていた。まるで、殺気のような首筋にひりひりとしたものを感じた気がした。あたいと舞はいつも平日に通っている中学に何故か来ていた。
「舞? なんで学校に来るの? 忘れ物? 」
「そうなの。月曜日には提出しないといけないやつ忘れちゃってね」
舞はずかずかと歩いていき、ある場所の前に止まる。
「体育倉庫? 」
「ここに用があるのよぉー。きゃは」
「…!? 」
舞がそう言った瞬間にあたいは何かに囲まれ、口と身体を拘束されてしまう。
「ふふふ。その可愛いお客様を素敵な場所に入れてあげてぇー」
舞はいつもの穏やかな雰囲気が消え、今は凍てつくような視線をあたいに向けていた。その舞の顔は不気味に歪み微笑んでいた。
あたいはろくに抵抗もできずに体育倉庫の中へと連れ込まれてしまう。中は埃っぽくて気管支を刺激してくる。あたいを中に運んだ奴等は今度はあたいの口にガムテープを張り、手足は縄で縛る。
「ふふふー。アリスちゃんの拘束されている姿なんて興奮しちゃうぅー」
舞は高らかに笑っていて、その笑みは本気で怖かった。あたいは大きな人影に囲まれる。
嫌な予感が脳裏を横切りあたいは必死で逃げようとする。それを嘲笑うように見ている舞が口を開く。
「あんたがここに連れてこられた理由は分かるよねぇー? 」
舞の口調は変わり、語尾の伸ばし方は独特だった。舞は話を続ける。
「あんたはね。目立ちすぐなのよぉー。それが不愉快なのぉー。だからねもう学校に来ないでほしいってわけぇー。なのにあんたは意外としぶとくて毎日学校に来るからもう来れないようにしようと思うのー」
舞の変貌ぶりにあたいは混乱していたが、徐々に頭が整理されてく。
舞はあたいと仲良くなりたくてショッピングに誘ったんじゃない。罠にはめるためだったんだ。舞が目で仲間に合図をすると仲間たちは何やらごそごそし始める。カチャカチャと音がする。
あたいはこれから何をされるのか分かった瞬間、必死で逃げようとする。
「すぐに終わるから安心してねー。アリスちゃん」
「…!! 」
あたいの頭は真っ白になった。着ていた服は剥ぎ取られ拘束される。遠のく向こうからは荒い吐息が聞こえていた。下腹部から強烈な痛みが走る。
訳が分からなかった。あたいが何かをした記憶はない。なのに何故こんな目にあっているのか。あたいのこの容姿がいけないのか。日本人とは違うこの容姿が…。
…あたいは舞にも嫌われていたんだ。そうか。…皆はあたいを……嫌っているんだ。
ひとしきりことを終え満足したのか複数大きな影は消えていく。舞とあたいだけが体育倉庫に残っていた。
「アリス。初体験はどうだったあー?」
意識の遠くから舞は話しかけてくる。ただ舞の顔は眼前にあり、不気味に微笑んでいた。
「なんで自分がこんな目に合っているかはっきりとは分かってないみたいねぇー」
「あなたはね目立ちすぎなの。クラス中の男子はあなたばかりに目を向けてるの。それが気にくわないのぉーあぁ!気に食わない!!!」
舞はあたいの首元に何かを置いた。
「これは私からの今日のショッピング記念のプレゼントよ。それを上げるわー」
舞は体育倉庫の出口に向かい歩き出す。そして、一言。
「もし、今後、学校に来たらあなたの一糸纏わぬ記念動画をばらまくからあー」
舞は出ていき体育倉庫の扉は閉められ、辺りは暗くなる。
そして、私の心も閉ざされた暗く寒い体育倉庫のように。
プレゼントの中身は…ピンク色のピアスだった。そう、このピアスは舞からのプレゼント。あれからあたいは転校し、違う中学へ。ただ、人を信じることができなくなり、非行へと走った。そう、これがあたいのピアスにある思い出。
恨む相手である舞からのプレゼントのピアスをわざわざつけているのは恨みを忘れないため。そして舞に再会し復讐をするためだ。
◇◇◇◇◇◇
あたいは校庭の中央にいる土星と火星を見据え、切り札のサイレンサーを装着する。
実はこれはもともと支給品のマシンガンと一緒に入っていたものだ。これを装着することでこの武器の能力がさらに引き出されると説明に書いてあった。
「行くぜ! 」
あたいは校舎の壁から跳躍し、存在力を解放した。
━━━━━━━━━━━
※技発動!
―――――――――
★最大出力電磁波砲
━━━━━━━━━━━
あたいは現時点で修得している中で一番威力のある技を迷わず選択する。あたいは命は賭けるつもりだが、まだ死ぬ気はない。存在力が仮にカラになろうと生き残って見せる。矛盾してるが。
「はぁぁァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁァぁぁあぁぁぁぁっ!! 」
銃口をゆっくりと土星と金星にポイントする。
「……必殺技を使うらしいな。ならば」
「土星! あの最大防御を使おうよ! 」
「……当然!! 」
━━━━━━━━━━━
※技発動!
―――――――――
★羅生門
━━━━━━━━━━━
土星の勾玉から透き通るような綺麗な女性の声の機械音声が流れていた。
あたいはこれで最後の攻撃になるだろう。絶対に打ち勝ってやる。大好きな仲間を守りたいからだ。そして、舞に復讐するためにも生き残ってやる。
マシンガンの銃口に存在力が注がれてく。
火星も存在力を解放する。奴の勾玉も発光し、やがて機械の音声が流れる。
━━━━━━━━━━━
※技発動!
―――――――――
★流星火
━━━━━━━━━━━
火星は必殺技を選択し、土星と同じように構える。
二人の前の土が盛り上がり、強大な門のような壁を築いていく。
あたいも準備ができ、拳銃のハンマーを起こし、引き金を引いた。
「食らえ! 」
あたいの拳銃から強大なレーザーが放たれた。レーザーは土星が造り上げた土石流の壁に直撃する。地面が震え、校庭にヒビが入っていく。この技を外したらあとがない。確実に決めてやる。レーザーは徐々に羅生門という名の土石流の壁を崩し始める。
「……くっ! 火星! お前、なぜ援護をしな…!? 」
なにやら火星と土星の間でトラブルがあったようだ。確かに火星も技を発動したはずなのに動かない。
あたいはそのまま押しきり、土石流の壁は次第に崩れ始めた。
「あたいは生き残るんだ! 友のために! 復讐のために!! 」
強大で高密度なレーザーが土星と火星のいる校庭の中央に降り注いだ。土星と火星の悲鳴が聞こえる。やがてその叫び声も聞こえなくなり校庭には静寂が戻る。
あたいの荒い呼吸だけが辺りの校庭に響いていた。
「勝ったのか? 」
あたいは拳銃を降ろし、辺りを見回す。校庭には砂塵が立ち、良く見渡せない。
それに煙い。アリスの気管支を刺激する。
「……!! 」
砂塵の中から誰かの気配を感じた。
土星か?火星か?
あたいは拳銃を構えるものの存在力はもう殆んどない。全てなくすとこの世に存在ができなくなり消滅する。
最悪、肉弾戦か…砂塵の中にいる奴をじっと観察する。
砂塵が晴れてくると正体が分かってくる。
「火星か!? 」
ただ、火星の存在力は既に薄く、身体からは白い煙が出ていた。既に消滅が始まっていた。アリスは何かが頭に引っ掛かっていた。さっきのあたいの技は土星は直撃した。だけど、火星はそもそも能力を発動していなかった。いや、できなかった?あたいはある結論に至り、納得する。
火星は自身の存在力で手に終えない能力を出そうとした。だけど存在力が足りず、能力は発動せず、そして存在力を失った。
「う、嫌だよ…。死にたくない…さ…」
火星が呟いている。
「死にたくない……僕はまだ死ねないんだ…あいつが…待ってくれているんだ」
あいつとは誰だろう。当然分からない。
あたいは消滅しかけている火星をただ観察していた。
負けたらこうやって消えていく。待っている人がいても容赦なく消される。
アリスと消えかけている火星の所に一般生徒が何人か駆けつけてくる。
「だ、大丈夫ですか? アリスさん? 」
鎖鎌を持った小動物のようなかわいい感じの男子生徒が聞いてくる。
のちに分かるがこの男の名前はナル。
「ああ、あたいは大丈夫だ。ただ…もう存在力はゼロに近いけどな」
「上杉さんも無事みたいですよ」
「じゃあ、戻りましょう。アリスさんと上杉さんも早く治療しない! 」
あたいは消えかけている火星に視線を向ける。
じゃあな火星。あたいがおめーの分も強く生きるよ。このよく分からない戦いが終わるまで戦い続けるよ。
校庭にいた負傷者達は徐々に回復組の相坂の能力で移動が始まる。
あたいは移動するまでの間、寒い風が吹き荒れる夜空を見上げていた。
……………
……
…
0
あなたにおすすめの小説
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる