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学園編
96 可愛い弟妹たち
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疲れたので私はパーティーを後にした。
お兄様が嬉々としていたのは言うまでもない。
帰宅早々、ベッドにダイブしたい気持ちだったが、ドレス姿のままの訳にはいかず、ついでに風呂にも入る。
ふぅ、と重いドレスや宝石たちから解放されて、ネグリジェで部屋に向かう。
部屋には待ってましたと言わんばかりの顔でファニとティスが待っていた。
「お姉様~!」「きゅー!」と二人同時に抱きついてきた。
やばい、ここが天国だったか!!
もう目が遊んで!遊んで!と訴えかけている。
くっ、早く帰ってきてよかったぁ!!!
「もう、夜も遅いし少しだけよ?」
私が二人の頭を撫で撫でしながら言うと、嬉しそうに「はいっ!」「きゅっ!」と返事をした。
か、かわゆい!!!
流石に寝る前だし、汗をかくような遊びは出来ないなぁと思い、棚からボードを取り出した。
「がぅっ!」
正方形のマスが引かれたそれをみて、ファニが反応する。
木で作られた円柱形が黒と白に塗られた駒を渡せば、さらにはしゃいだ。
「ふふふ、本当にファニはオセロが好きねぇ」
「ぐぬぬ、オセロですか。ファニ強いんですよね……」
「がぅがぅ!」
なんと、ファニは小さいながらもティスを打ち負かすほどの頭脳を持ち合わせている。
ファニはオセロとトランプが、ティスは将棋とチェスが得意だ。
それぞれファニは瞬間的なひらめきが、ティスはじわじわと戦略的に攻めていくのが特徴である。
実は遊戯は私はあまり得意ではない。
どちらかというと大人の遊び、ブラックジャックやルーレットなどの俗に言う運ゲーというものが得意で、遊戯は経験値が少なすぎる。
それらのゲームは確率とも関わっているので、実質運の要素は少ないけれども。
私は精神年齢おばあちゃんなだけあって、ちびっこたち相手だとひらめきに欠ける。
ティスはまだ相手にできたのだが、ファニとはまともに試合が出来ない。
いつもなんだそれは!?という手がきて負けてしまう。
今回もファニが優勢で、ティスはぐぬぬと唸っていた。
ティスの戦法を活かすためには、オセロのマス数が少なすぎるのだ。
そんな不利な状況で「そこに置く!?」という意外な手であっという間に追い詰められて、ファニが圧勝した。
「ううぅ……、もっかい!もう一回です!」
「がうぅ」
悔しいらしいティスが負けじと勝負を挑む。
ファニはとても嬉しそうに笑って、駒を分け始めた。
こんな相対するような二人でも、姉弟のように仲が良いのだから不思議なものだ。
私は「後一回だけですよ?」と笑って、早起きが苦手なティスに釘を刺した。
お兄様が嬉々としていたのは言うまでもない。
帰宅早々、ベッドにダイブしたい気持ちだったが、ドレス姿のままの訳にはいかず、ついでに風呂にも入る。
ふぅ、と重いドレスや宝石たちから解放されて、ネグリジェで部屋に向かう。
部屋には待ってましたと言わんばかりの顔でファニとティスが待っていた。
「お姉様~!」「きゅー!」と二人同時に抱きついてきた。
やばい、ここが天国だったか!!
もう目が遊んで!遊んで!と訴えかけている。
くっ、早く帰ってきてよかったぁ!!!
「もう、夜も遅いし少しだけよ?」
私が二人の頭を撫で撫でしながら言うと、嬉しそうに「はいっ!」「きゅっ!」と返事をした。
か、かわゆい!!!
流石に寝る前だし、汗をかくような遊びは出来ないなぁと思い、棚からボードを取り出した。
「がぅっ!」
正方形のマスが引かれたそれをみて、ファニが反応する。
木で作られた円柱形が黒と白に塗られた駒を渡せば、さらにはしゃいだ。
「ふふふ、本当にファニはオセロが好きねぇ」
「ぐぬぬ、オセロですか。ファニ強いんですよね……」
「がぅがぅ!」
なんと、ファニは小さいながらもティスを打ち負かすほどの頭脳を持ち合わせている。
ファニはオセロとトランプが、ティスは将棋とチェスが得意だ。
それぞれファニは瞬間的なひらめきが、ティスはじわじわと戦略的に攻めていくのが特徴である。
実は遊戯は私はあまり得意ではない。
どちらかというと大人の遊び、ブラックジャックやルーレットなどの俗に言う運ゲーというものが得意で、遊戯は経験値が少なすぎる。
それらのゲームは確率とも関わっているので、実質運の要素は少ないけれども。
私は精神年齢おばあちゃんなだけあって、ちびっこたち相手だとひらめきに欠ける。
ティスはまだ相手にできたのだが、ファニとはまともに試合が出来ない。
いつもなんだそれは!?という手がきて負けてしまう。
今回もファニが優勢で、ティスはぐぬぬと唸っていた。
ティスの戦法を活かすためには、オセロのマス数が少なすぎるのだ。
そんな不利な状況で「そこに置く!?」という意外な手であっという間に追い詰められて、ファニが圧勝した。
「ううぅ……、もっかい!もう一回です!」
「がうぅ」
悔しいらしいティスが負けじと勝負を挑む。
ファニはとても嬉しそうに笑って、駒を分け始めた。
こんな相対するような二人でも、姉弟のように仲が良いのだから不思議なものだ。
私は「後一回だけですよ?」と笑って、早起きが苦手なティスに釘を刺した。
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