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2. ヤンキー君と引きこもりちゃん
9. 井の中の蛙
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久我山颯空はテンションが上がっていた。まさかこんな所に同志がいるなどと思いもしなかったからだ。
「ねぇ? ID交換するとどうなるの? トークでID交換するようなもの?」
環からの返答を待っていると、後ろから美琴が声をかけてきた。颯空が鬱陶しそうに美琴の方を見る。
「……IDを交換するとフレンドになれるんだよ。そうすると、自分の作った街に招待出来たり、クエストを一緒にこなせたりする……らしい」
「らしい?」
「ID交換した事ねぇからな」
「あっ……」
それだけで全てを察した美琴が颯空に不憫そうな目を向けた。そんな彼女を無視して颯空は自キャラのデータを確認し、ニヤリと笑みを浮かべる。
「くっくっく……ようやく俺のキャラを誰かに自慢できるぜ」
「なに気持ち悪い笑い声出してんのよ」
「はっ! 群戦プレイヤーじゃないお前に見せても何の意味もねぇけど、冥途の土産に見せてやるよ!」
そう言って颯空は自信に満ちた笑みと共にスマホの画面を美琴の目の前に出した。
「えーっと……これ、どうやって見ればいいの?」
「はぁ? ステータス画面なんてどのゲームでも大体似たようなもんだろ?」
「ゲ、ゲームなんてやった事ないのよ! 説明しなさい!」
「ゲームをやった事ない? ……まぁ、お前ならそうか」
呆れたようにため息を吐くと、颯空は持っているスマホの画面を指差し、説明を始める。
「いいか? ここに領地レベルってあるだろ? こいつを上げていくのがこのゲームの目的だ。上げる方法は無数にあるが、それは説明してもしょうがねぇから割愛する」
「ふーん。レベル九十二ってなってるけど、それは凄いの?」
「当たり前だろ。マックスは百だぞ? カンスト間近だっての」
「カンスト……よくわからないけど、こっちは?」
「こっちは自キャラの戦闘能力だ。レベル九十五、こっちもカンスト間近だな。攻撃力なんて五百を超えてんだぞ?」
「この称号っていうのはなに?」
「地位みたいなもんだ。最初は”足軽”から始まって、活躍に応じて段々と上がっていくんだよ。ちなみに、俺は今”将軍”だ。最高地位の"大将軍"になるのもそう遠くはねぇ」
「へぇー」
これだけ説明してもまるで興味を持っていない事が、今の返事だけでわかった。群戦をやったことない者の反応など所詮この程度。気を取り直して颯空は環の部屋の扉の方に向き直った。
「やっぱり群戦やった事ない奴はダメだ。おい環。お前のクエスト手伝ってやるからID交換してくれよ」
同じ群戦プレイヤーなら自分の凄さが分かってくれるはず。そんな期待をしながら待っていると、ドアの隙間から恐る恐るといった感じで紙切れが頭を出してきた。
「お、サンキュー!」
颯空はそれを受け取ると、逸る気持ちを抑えつつ、震える手で書かれた数字を鼻歌交じりでスマホに入力していく。その様をどうでもよさそうに美琴が見ていた。
「……よし! IDは入力し終わったから環がフレンド申請を承認してくれたら……って、早ぇなおい!」
ものの数秒で『承認されました』のメッセージが表示され驚きながらも、颯空は上機嫌に環のキャラを確認する。
「えーっと………………え?」
そして、そのままその場で凍り付いた。
「ちょっと。どうしたのよ?」
急に動かなくなった颯空を訝しみながら、美琴はスマホの画面をのぞき込む。
「なになに……称号は"究極宇宙総督"。領地レベルが五千二百でキャラのレベルが九千六百八十二? なによ。久我山君、大したことないじゃない」
「こ、こ、攻撃力……七万五千……!?」
「久我山君?」
美琴が眉をひそめてブルブルと震えだした颯空を見た。颯空はしばらく画面を凝視していたが、力なくその場で膝をつく。
「ちょ、ちょっと久我山君!? しっかりしなさい!!」
「…………」
そのまま虚ろな目で環のキャラのステータス画面を見ていた颯空だったが、ある項目でピタッと動きが止まった。
「フレンド数一……つまり俺だけって事か……ははっ、環お前すげぇな!」
突然笑いながら立ち上がった颯空にビクッとした美琴がその場で後ずさる。そんな事はお構いなしに、颯空は扉越しに環に話しかけた。
「これだけするのにお前一体どれだけ頑張ったんだ? フレンドが俺だけって事はオンラインで稼いだりしてないって事だろ? 本当すげぇよ!」
「…………別に凄くない……時間があるから……」
美琴と佳江が同時に大きく目を見開く。美琴がどれだけ話しかけてもうんともすんとも言わなかった環が、蚊の鳴くような声ではあるが、颯空の言葉に返事をした。それがどれほどの事か、当の本人以外は気がついていた。
「時間なら俺だってあるよ。授業中は群戦やってるか寝てるかのどっちかだしな。それでも俺はレベル百にすら到達してねぇ。やっぱすげぇよ! 自信持てって!」
「…………あ、ありがとう…………」
「あ? なんで環が礼を言うんだよ?」
「……い、いや……そ、その……」
「つーか"究極宇宙総督"ってなんだ? あのゲーム宇宙要素ねぇだろ」
「あ……そ、それは……レベルが百に到達して全国統一したら宇宙からギャラクシー将軍が攻めてきて《宇宙統一編》が始まるよ……」
「まじでか!?」
美琴は颯空が興奮して大声を上げるたびに、環が扉の奥でビクッと体を震わしているように感じた。だけど、注意はしない。今、環の問題を解決する糸口を見つけたような気がしたから。
「やっぱいいよなー群戦。大将戦とかBGM激熱じゃね?」
「……う、宇宙が舞台になると、大将戦のBGMにアレンジが加わって、オ、オーケストラバージョンになるよ……」
「……それやべぇな。まじで聞いてみてぇ」
扉を隔ててはいるが、大好きなゲームについて普通の高校生と変わらぬ会話をしている颯空と環。そんな光景を見て美琴は、颯空の決めた作戦名があながち間違いではなかった、とぼーっと考えていた。
「ねぇ? ID交換するとどうなるの? トークでID交換するようなもの?」
環からの返答を待っていると、後ろから美琴が声をかけてきた。颯空が鬱陶しそうに美琴の方を見る。
「……IDを交換するとフレンドになれるんだよ。そうすると、自分の作った街に招待出来たり、クエストを一緒にこなせたりする……らしい」
「らしい?」
「ID交換した事ねぇからな」
「あっ……」
それだけで全てを察した美琴が颯空に不憫そうな目を向けた。そんな彼女を無視して颯空は自キャラのデータを確認し、ニヤリと笑みを浮かべる。
「くっくっく……ようやく俺のキャラを誰かに自慢できるぜ」
「なに気持ち悪い笑い声出してんのよ」
「はっ! 群戦プレイヤーじゃないお前に見せても何の意味もねぇけど、冥途の土産に見せてやるよ!」
そう言って颯空は自信に満ちた笑みと共にスマホの画面を美琴の目の前に出した。
「えーっと……これ、どうやって見ればいいの?」
「はぁ? ステータス画面なんてどのゲームでも大体似たようなもんだろ?」
「ゲ、ゲームなんてやった事ないのよ! 説明しなさい!」
「ゲームをやった事ない? ……まぁ、お前ならそうか」
呆れたようにため息を吐くと、颯空は持っているスマホの画面を指差し、説明を始める。
「いいか? ここに領地レベルってあるだろ? こいつを上げていくのがこのゲームの目的だ。上げる方法は無数にあるが、それは説明してもしょうがねぇから割愛する」
「ふーん。レベル九十二ってなってるけど、それは凄いの?」
「当たり前だろ。マックスは百だぞ? カンスト間近だっての」
「カンスト……よくわからないけど、こっちは?」
「こっちは自キャラの戦闘能力だ。レベル九十五、こっちもカンスト間近だな。攻撃力なんて五百を超えてんだぞ?」
「この称号っていうのはなに?」
「地位みたいなもんだ。最初は”足軽”から始まって、活躍に応じて段々と上がっていくんだよ。ちなみに、俺は今”将軍”だ。最高地位の"大将軍"になるのもそう遠くはねぇ」
「へぇー」
これだけ説明してもまるで興味を持っていない事が、今の返事だけでわかった。群戦をやったことない者の反応など所詮この程度。気を取り直して颯空は環の部屋の扉の方に向き直った。
「やっぱり群戦やった事ない奴はダメだ。おい環。お前のクエスト手伝ってやるからID交換してくれよ」
同じ群戦プレイヤーなら自分の凄さが分かってくれるはず。そんな期待をしながら待っていると、ドアの隙間から恐る恐るといった感じで紙切れが頭を出してきた。
「お、サンキュー!」
颯空はそれを受け取ると、逸る気持ちを抑えつつ、震える手で書かれた数字を鼻歌交じりでスマホに入力していく。その様をどうでもよさそうに美琴が見ていた。
「……よし! IDは入力し終わったから環がフレンド申請を承認してくれたら……って、早ぇなおい!」
ものの数秒で『承認されました』のメッセージが表示され驚きながらも、颯空は上機嫌に環のキャラを確認する。
「えーっと………………え?」
そして、そのままその場で凍り付いた。
「ちょっと。どうしたのよ?」
急に動かなくなった颯空を訝しみながら、美琴はスマホの画面をのぞき込む。
「なになに……称号は"究極宇宙総督"。領地レベルが五千二百でキャラのレベルが九千六百八十二? なによ。久我山君、大したことないじゃない」
「こ、こ、攻撃力……七万五千……!?」
「久我山君?」
美琴が眉をひそめてブルブルと震えだした颯空を見た。颯空はしばらく画面を凝視していたが、力なくその場で膝をつく。
「ちょ、ちょっと久我山君!? しっかりしなさい!!」
「…………」
そのまま虚ろな目で環のキャラのステータス画面を見ていた颯空だったが、ある項目でピタッと動きが止まった。
「フレンド数一……つまり俺だけって事か……ははっ、環お前すげぇな!」
突然笑いながら立ち上がった颯空にビクッとした美琴がその場で後ずさる。そんな事はお構いなしに、颯空は扉越しに環に話しかけた。
「これだけするのにお前一体どれだけ頑張ったんだ? フレンドが俺だけって事はオンラインで稼いだりしてないって事だろ? 本当すげぇよ!」
「…………別に凄くない……時間があるから……」
美琴と佳江が同時に大きく目を見開く。美琴がどれだけ話しかけてもうんともすんとも言わなかった環が、蚊の鳴くような声ではあるが、颯空の言葉に返事をした。それがどれほどの事か、当の本人以外は気がついていた。
「時間なら俺だってあるよ。授業中は群戦やってるか寝てるかのどっちかだしな。それでも俺はレベル百にすら到達してねぇ。やっぱすげぇよ! 自信持てって!」
「…………あ、ありがとう…………」
「あ? なんで環が礼を言うんだよ?」
「……い、いや……そ、その……」
「つーか"究極宇宙総督"ってなんだ? あのゲーム宇宙要素ねぇだろ」
「あ……そ、それは……レベルが百に到達して全国統一したら宇宙からギャラクシー将軍が攻めてきて《宇宙統一編》が始まるよ……」
「まじでか!?」
美琴は颯空が興奮して大声を上げるたびに、環が扉の奥でビクッと体を震わしているように感じた。だけど、注意はしない。今、環の問題を解決する糸口を見つけたような気がしたから。
「やっぱいいよなー群戦。大将戦とかBGM激熱じゃね?」
「……う、宇宙が舞台になると、大将戦のBGMにアレンジが加わって、オ、オーケストラバージョンになるよ……」
「……それやべぇな。まじで聞いてみてぇ」
扉を隔ててはいるが、大好きなゲームについて普通の高校生と変わらぬ会話をしている颯空と環。そんな光景を見て美琴は、颯空の決めた作戦名があながち間違いではなかった、とぼーっと考えていた。
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