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レイドモンスター 手に入れた物
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赤虎の爪剣という長剣は、別名で「尻尾落とし」と言う変な名前を名付けられて、僕が貰うことになった。
レイド戦に参加していた《鑑定》持ちの女性が言うには、今、僕が使ってる鉄の剣が攻撃力一〇で、尻尾落としは二四なんだそうだ。しかも、軽くて切れ味もいいらしい。
本当に僕がもらってもいいのか確認したけど、全員賛成してくれたので、ありがたく受け取る事にした。
その他に、金貨百枚、銀貨三百枚、宝石二個、高級回復薬なども受け取る事になった。
ただ、これはレイドに参加した全員で均等割した結果だ。
赤虎シリーズは、他に、牙槍、頬当て、具足、外套、襟巻きがドロップしていた。
その他にも、質のいい剣や鎧、盾などが多数落ちたんだけど、その中から短剣と小さな円盾も貰うことができた。
それから、赤虎シリーズは、僕が貰った剣も含めて、全てレア級以上のアイテムだそうだ。
でも、世界に一つしかない武具とか、そこまでの物ではないとの事だ。
詳しい事は後で確認しようかな。
今回、レイド戦への途中参加者はいなかった。
通常は、レイドモンスター戦は数時間も掛かるのだそうだ。その中で、戦線離脱する者、途中参加する者がいるらしい。
ただ、今回は尻尾を切り落とした事で、タイガーボルの体力が一気に落ちたのだそうだ。所謂、弱点というやつだね。ただ、タイガーボルの戦い方を変えたのは想定外だったらしくて、全滅どころか、誰も死ななかったのはかなり運が良かったのだと言っていた。サナムさん達が。
そして、タイガーボルに勝利した全員が、一旦街に帰るというので、僕もその行列に混じって帰ることにした。
道中、発生した魔物は、みんながあっという間に倒してしまうので、僕の出番はほとんどなかった。
数体は相手にする事ができたけど、剣の切れ味がいいので、戦い甲斐に少し欠けた。
いや、苦労したい訳じゃないんだけどね。
武器が良くなるだけで、随分と戦闘が楽になる事に驚いたのと同時に、ひりひりする感じがなくなってしまったような……。
暫くは宿で、レイド戦を反芻するつもりだ。
それが終わったら北東の真っ暗闇エリアの近くで色々と確認して、その後は……サナムさんがいるなら北西エリアで次のレイドモンスターの湧き待ちをしてもいいかな、と思う。ワニの方とも戦ってみたいし、またトラが出るなら、次は防具系の赤虎装備が欲しいし。
ただ、サナムさんがいないなら、二階層に行ってみるのもいいかな、と思っている。
と言うか、サナムさんレベルのタンク役がいないと、まともな戦闘ができないんじゃないかな。
タンカーがしっかり揃ってない事には、アタッカーやヒーラーが仕事をできないし、複数のパーティーが団結する事もできないだろうから。
彼らが壁役としてしっかり魔物を止めてくれたからこそ、レイド参加者全員が一つになって団結力を発揮できたんだと思ってる。
そして、僕らは街に着いた。
五、六時間もあれば、ほとんどの人と話すには充分だった。赤虎装備の分配で、多少不満を持っている人はいたけど、みんなご機嫌だったので、嫌な気分になるような場面はなかった。
最後、公園広場で別れる際に、サナムさんからは、「また一緒にやろう」とも言ってもらえたのは嬉しかった。他の探索者とも言葉を交わしつつ、大円団でレイドモンスター討伐は終わったのだった。
ギルドで金貨などを預け入れた後、黒うさぎ亭に戻った僕は、《再生機》で、何度もタイガーボルと戦った。
タンカーとして、他のアタッカーとして、ヒーラーとして、後衛アタッカーとして、バッファーとして、様々な角度からタイガーボルと戦った。
最初の本当の戦いで、僕はレベルが二個上がって、とうとう二〇レベルになる事ができていた。
そして、レイドに参加した人数分、つまり十五回なわけだけど、それだけの回数をタイガーボルと戦い終わった今、僕のレベルは二四になっていた。
部屋にいながらにして四レベルも上がったのは凄いという他にないだろう。
そして更に、いくつもの新しいスキルを手に入れる事ができたのだった。
《土魔法》《石礫》《砂化》
《光魔法》《回復》《範囲回復》《中位回復》《癒やしの光》
《弓術士》《連射》《速射》《曲射》《二射》《必中》
《学者》《鉱石鑑定》《魔物鑑定》《武具鑑定》
《治癒士》《植物知識》《回復薬効果上昇》
《探索士》《罠発見》《足跡追跡》《魔物知識》《危険感知》《応急手当》
《剣士》《斬撃波》《見切り》
《拳闘士》《瞬歩》《幻歩》《寸勁》
《踊り子》《幻舞》《視線の誘惑》
この他にもいくつかのスキルを使えるようになってるはずだけど、他のスキルと効果が重複してたり、僕が使わなそうな物は端折った。
あんなに欲しかった力なのに、あり過ぎて把握に困ることになろうとは。
いや、僕が本当の意味で持ってるスキルは《再生機》一つだけなんだけどね。
レイド戦に参加していた《鑑定》持ちの女性が言うには、今、僕が使ってる鉄の剣が攻撃力一〇で、尻尾落としは二四なんだそうだ。しかも、軽くて切れ味もいいらしい。
本当に僕がもらってもいいのか確認したけど、全員賛成してくれたので、ありがたく受け取る事にした。
その他に、金貨百枚、銀貨三百枚、宝石二個、高級回復薬なども受け取る事になった。
ただ、これはレイドに参加した全員で均等割した結果だ。
赤虎シリーズは、他に、牙槍、頬当て、具足、外套、襟巻きがドロップしていた。
その他にも、質のいい剣や鎧、盾などが多数落ちたんだけど、その中から短剣と小さな円盾も貰うことができた。
それから、赤虎シリーズは、僕が貰った剣も含めて、全てレア級以上のアイテムだそうだ。
でも、世界に一つしかない武具とか、そこまでの物ではないとの事だ。
詳しい事は後で確認しようかな。
今回、レイド戦への途中参加者はいなかった。
通常は、レイドモンスター戦は数時間も掛かるのだそうだ。その中で、戦線離脱する者、途中参加する者がいるらしい。
ただ、今回は尻尾を切り落とした事で、タイガーボルの体力が一気に落ちたのだそうだ。所謂、弱点というやつだね。ただ、タイガーボルの戦い方を変えたのは想定外だったらしくて、全滅どころか、誰も死ななかったのはかなり運が良かったのだと言っていた。サナムさん達が。
そして、タイガーボルに勝利した全員が、一旦街に帰るというので、僕もその行列に混じって帰ることにした。
道中、発生した魔物は、みんながあっという間に倒してしまうので、僕の出番はほとんどなかった。
数体は相手にする事ができたけど、剣の切れ味がいいので、戦い甲斐に少し欠けた。
いや、苦労したい訳じゃないんだけどね。
武器が良くなるだけで、随分と戦闘が楽になる事に驚いたのと同時に、ひりひりする感じがなくなってしまったような……。
暫くは宿で、レイド戦を反芻するつもりだ。
それが終わったら北東の真っ暗闇エリアの近くで色々と確認して、その後は……サナムさんがいるなら北西エリアで次のレイドモンスターの湧き待ちをしてもいいかな、と思う。ワニの方とも戦ってみたいし、またトラが出るなら、次は防具系の赤虎装備が欲しいし。
ただ、サナムさんがいないなら、二階層に行ってみるのもいいかな、と思っている。
と言うか、サナムさんレベルのタンク役がいないと、まともな戦闘ができないんじゃないかな。
タンカーがしっかり揃ってない事には、アタッカーやヒーラーが仕事をできないし、複数のパーティーが団結する事もできないだろうから。
彼らが壁役としてしっかり魔物を止めてくれたからこそ、レイド参加者全員が一つになって団結力を発揮できたんだと思ってる。
そして、僕らは街に着いた。
五、六時間もあれば、ほとんどの人と話すには充分だった。赤虎装備の分配で、多少不満を持っている人はいたけど、みんなご機嫌だったので、嫌な気分になるような場面はなかった。
最後、公園広場で別れる際に、サナムさんからは、「また一緒にやろう」とも言ってもらえたのは嬉しかった。他の探索者とも言葉を交わしつつ、大円団でレイドモンスター討伐は終わったのだった。
ギルドで金貨などを預け入れた後、黒うさぎ亭に戻った僕は、《再生機》で、何度もタイガーボルと戦った。
タンカーとして、他のアタッカーとして、ヒーラーとして、後衛アタッカーとして、バッファーとして、様々な角度からタイガーボルと戦った。
最初の本当の戦いで、僕はレベルが二個上がって、とうとう二〇レベルになる事ができていた。
そして、レイドに参加した人数分、つまり十五回なわけだけど、それだけの回数をタイガーボルと戦い終わった今、僕のレベルは二四になっていた。
部屋にいながらにして四レベルも上がったのは凄いという他にないだろう。
そして更に、いくつもの新しいスキルを手に入れる事ができたのだった。
《土魔法》《石礫》《砂化》
《光魔法》《回復》《範囲回復》《中位回復》《癒やしの光》
《弓術士》《連射》《速射》《曲射》《二射》《必中》
《学者》《鉱石鑑定》《魔物鑑定》《武具鑑定》
《治癒士》《植物知識》《回復薬効果上昇》
《探索士》《罠発見》《足跡追跡》《魔物知識》《危険感知》《応急手当》
《剣士》《斬撃波》《見切り》
《拳闘士》《瞬歩》《幻歩》《寸勁》
《踊り子》《幻舞》《視線の誘惑》
この他にもいくつかのスキルを使えるようになってるはずだけど、他のスキルと効果が重複してたり、僕が使わなそうな物は端折った。
あんなに欲しかった力なのに、あり過ぎて把握に困ることになろうとは。
いや、僕が本当の意味で持ってるスキルは《再生機》一つだけなんだけどね。
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