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美男と野獣
平野を駆く
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三人が森を歩いていると、前方に明るい陽射しが差し込む場所が見えた。
「あそこですね。ようやく、森を抜けられます。」
リエルはそう言って、光の方向を指さす。
「ようやくかよー。長かったー。」
ムトはパンパンになった足をさすりながら、リエルと並んで歩く。
その後ろを、アミは周囲を警戒するように、時折振り返りながらついてきていた。
森を抜けた瞬間、三人は容赦ない日差しの洗礼を受ける。
光が、一斉に視界を焼いた。
「うわーっ、目がー! 目がー!」
ムトは某サングラスの男ばりの迫力で、全身を使って被害を訴える。
「今まで森の中にいましたからね。本当にまぶしいです。」
その横で、アミはごく真っ当な感想を口にした。
「……快晴ですね。本当に運がいい。こんな景色が見られるなんて。」
リエルは平野を見渡し、両手を広げるようにして呟く。
「ムト、着きましたよ。ここが関原平野です。」
その声に、アミも二人の横へ並ぶ。
先ほどまでの怯えが、わずかに薄れているのが分かった。
「ここが、関原平野か!」
森の湿ったにおいとは違う、からっとした草の香り。
遮るものなく吹き抜ける暖かな風。
音が反響せず、どこまでも遠くへ溶けていく感覚。
そして、終わりの見えない広大な平野。
五感すべてでそれを受け止め、ムトは軽く酔ったような気分になった。
「それでは、セキア港へ行きましょうか!」
三人が平野を歩き出――そうとした、そのとき。
「まって、まって、すとーっぷ!」
ムトが慌てて待ったをかける。
「一応確認なんだけど、今からこの広大な平原を歩くの?」
「ええ、そうですけど。」
アミは当然のように答える。その表情に、一切の曇りはない。
一方で、隣ではリエルが信じられないものを見るように、美しい目を大きく見開いていた。
「え、嬢さん。本気で言っているの?」
「何のことでしょうか?」
「ここからセキア港まで、僕は馬車で丸一日かかったんだよ?
それを、歩きで?」
それを聞いたムトは、生まれて初めて心から分かり合えそうな仲間ができた気がした。
「じゃあ、リエルは帰り、馬車で帰るつもりだったの?」
ムトは期待交じりの声で尋ねる。
「ええ、もちろん。そこにあります。」
リエルが指さした先には、手入れの行き届いた馬車があった。
馬はきれいなリードでつながれ、丁寧にしつけられているのか、地面の草を大人しく食んでいる。
その立ち姿には、どこか主人と同じ優雅さが感じられた。
まさに、ペットは飼い主に似る、ということなのだろう。
「構いませんよ。どうせ空いていますし。」
期待通りの返答に、ムトの胸が躍る。
「いいのですか!?」
横から、アミの弾む声が割り込んだ。
いくら体力自慢でも、この距離を歩くのはさすがに骨が折れるのだろう。
彼女の目は、分かりやすく輝いていた。
リエルはにこやかにうなずく。それ以上の言葉はない。
気がつけば三人は馬車に乗り込み、
車輪が平野を踏みしめる音が、規則正しく響き始めていた。
日が落ちていき、空が茜色に染まろうとしていたころ
馬車の揺れに身を任せていると、不意にアミが口を開いた。
「……さっきは、ありがとうございました」
前を向いたまま、視線を落とした声だった。
助けてもらったことへの礼。分かっていても、続く言葉はなかなか出てこない。
少しの沈黙のあと、彼女は小さく息を吸った。
「正直……すごく、怖かったんです。いや、今でもまだ怖いんです。」
指先が、膝の上で絡む。それは、確かに震えていた。
「森で、ああいうのに遭うのは初めてで。頭では逃げなきゃって分かってるのに、足が、全然……」
そこで言葉が途切れた。
泣きそうな弱弱しくなっていく声を、無理に整える。
「だから、あなたがいてくれて……助かりました。本当に」
それきり、アミは何も言わなかった。
馬車は夕闇へと進み、車輪の音だけが二人の間を静かに満たしていた。
アミの言葉が途切れても、ムトはすぐに返せなかった。
何か言わなきゃと思うほど、うまい言葉が見つからない。
「……その」
間の抜けた声が、夕暮れの馬車内に落ちる。
「怖かったなら、無理しなくていいよ。ああいうの、慣れるもんでもないし」
自分でも何を言っているのか分からなくなり、ムトは視線を逸らした。
「えっと……役に立ったなら、それでいい。大したこと、してないけど」
言い終えてから、少し遅れて思う。
――いや、もっとちゃんと言えただろう。
それでも、アミの方を見ると、彼女はわずかに目を見開き、ふっと力の抜けた笑みを浮かべていた。
「……ありがとうございます」
短いその一言が、さっきよりも少しだけ、やわらかく響いた。
しかし、胸の奥から押し寄せる衝動に逆らえず、ムトは一言足す。
「……ていうか、森でクマに襲われたとき、俺、かっこよすぎたよね?」
アミは一瞬、目を見開き、次に小さくため息を吐いた。
「それを言うならあなたを助けた僕の方がもっとかっこよかったでしょうに」
リエルも馬車の先頭から割って入る
「ぐぬぬ…何も言い返せねえ。ほんとにあの時のリエルはかっこよすぎたよ。ありがとう。」
悔しそうそう返す。
「……ほんと、余計なことを言うんだから。」
アミの頬の端がわずかに緩んでいるのが見える。
彼女は笑いを堪えきれず、肩を揺らした。
小さく肩を揺らして笑ったのを合図に、三人の間に自然な沈黙が流れる。
「……それにしても、馬車って落ち着きますね」
揺れが規則正しいからでしょうか。森の中とは大違いです」
アミがぽつりと言う。
リエルは前を向いたまま、でも笑みを隠せずに答えた。
「ふふ、確かにそうですね、普段は歩くことが多と、そう感じるのも珍しくありません。」
「……ねぇ、ムト、ちょっと窓から顔出してみて」
アミがくすっと笑いながら言う。
「え、えっ?」
ムトが戸惑いながら窓から顔を出すと、涼しい風が頬を撫でた。
「おぉ……気持ちいい!」
ムトの声に、リエルも軽く笑う。
「ふふ、確かに。森の中とは比べ物にならないね」
「歩くのも楽しいけど、こうして座って風を感じるのも悪くねえなあ!ずっとこうしていたいくらいだ」
ムトの声に、リエルも軽く笑う。
「ふふ、確かに。森の中とは比べ物にならないね」
それだけのやり取りだったが、三人の間の空気はすっかり和んでいた。
ムトは窓から顔を出して涼しい風を頬に受けている。
アミはそんなムトを横目で見ながら、誰にも聞こえないくらい小さな声でつぶやいた。
「……あなたも十分、かっこよかったですよ」
ムトは風の心地よさに夢中で、アミの声に気づかない。
三人の間の空気はすっかり和み、夕闇の中で静かに笑みが交わされる。
馬車の規則正しい揺れと車輪の音が、三人を静かに、そして確実に次の景色へと運んでいった。
「あそこですね。ようやく、森を抜けられます。」
リエルはそう言って、光の方向を指さす。
「ようやくかよー。長かったー。」
ムトはパンパンになった足をさすりながら、リエルと並んで歩く。
その後ろを、アミは周囲を警戒するように、時折振り返りながらついてきていた。
森を抜けた瞬間、三人は容赦ない日差しの洗礼を受ける。
光が、一斉に視界を焼いた。
「うわーっ、目がー! 目がー!」
ムトは某サングラスの男ばりの迫力で、全身を使って被害を訴える。
「今まで森の中にいましたからね。本当にまぶしいです。」
その横で、アミはごく真っ当な感想を口にした。
「……快晴ですね。本当に運がいい。こんな景色が見られるなんて。」
リエルは平野を見渡し、両手を広げるようにして呟く。
「ムト、着きましたよ。ここが関原平野です。」
その声に、アミも二人の横へ並ぶ。
先ほどまでの怯えが、わずかに薄れているのが分かった。
「ここが、関原平野か!」
森の湿ったにおいとは違う、からっとした草の香り。
遮るものなく吹き抜ける暖かな風。
音が反響せず、どこまでも遠くへ溶けていく感覚。
そして、終わりの見えない広大な平野。
五感すべてでそれを受け止め、ムトは軽く酔ったような気分になった。
「それでは、セキア港へ行きましょうか!」
三人が平野を歩き出――そうとした、そのとき。
「まって、まって、すとーっぷ!」
ムトが慌てて待ったをかける。
「一応確認なんだけど、今からこの広大な平原を歩くの?」
「ええ、そうですけど。」
アミは当然のように答える。その表情に、一切の曇りはない。
一方で、隣ではリエルが信じられないものを見るように、美しい目を大きく見開いていた。
「え、嬢さん。本気で言っているの?」
「何のことでしょうか?」
「ここからセキア港まで、僕は馬車で丸一日かかったんだよ?
それを、歩きで?」
それを聞いたムトは、生まれて初めて心から分かり合えそうな仲間ができた気がした。
「じゃあ、リエルは帰り、馬車で帰るつもりだったの?」
ムトは期待交じりの声で尋ねる。
「ええ、もちろん。そこにあります。」
リエルが指さした先には、手入れの行き届いた馬車があった。
馬はきれいなリードでつながれ、丁寧にしつけられているのか、地面の草を大人しく食んでいる。
その立ち姿には、どこか主人と同じ優雅さが感じられた。
まさに、ペットは飼い主に似る、ということなのだろう。
「構いませんよ。どうせ空いていますし。」
期待通りの返答に、ムトの胸が躍る。
「いいのですか!?」
横から、アミの弾む声が割り込んだ。
いくら体力自慢でも、この距離を歩くのはさすがに骨が折れるのだろう。
彼女の目は、分かりやすく輝いていた。
リエルはにこやかにうなずく。それ以上の言葉はない。
気がつけば三人は馬車に乗り込み、
車輪が平野を踏みしめる音が、規則正しく響き始めていた。
日が落ちていき、空が茜色に染まろうとしていたころ
馬車の揺れに身を任せていると、不意にアミが口を開いた。
「……さっきは、ありがとうございました」
前を向いたまま、視線を落とした声だった。
助けてもらったことへの礼。分かっていても、続く言葉はなかなか出てこない。
少しの沈黙のあと、彼女は小さく息を吸った。
「正直……すごく、怖かったんです。いや、今でもまだ怖いんです。」
指先が、膝の上で絡む。それは、確かに震えていた。
「森で、ああいうのに遭うのは初めてで。頭では逃げなきゃって分かってるのに、足が、全然……」
そこで言葉が途切れた。
泣きそうな弱弱しくなっていく声を、無理に整える。
「だから、あなたがいてくれて……助かりました。本当に」
それきり、アミは何も言わなかった。
馬車は夕闇へと進み、車輪の音だけが二人の間を静かに満たしていた。
アミの言葉が途切れても、ムトはすぐに返せなかった。
何か言わなきゃと思うほど、うまい言葉が見つからない。
「……その」
間の抜けた声が、夕暮れの馬車内に落ちる。
「怖かったなら、無理しなくていいよ。ああいうの、慣れるもんでもないし」
自分でも何を言っているのか分からなくなり、ムトは視線を逸らした。
「えっと……役に立ったなら、それでいい。大したこと、してないけど」
言い終えてから、少し遅れて思う。
――いや、もっとちゃんと言えただろう。
それでも、アミの方を見ると、彼女はわずかに目を見開き、ふっと力の抜けた笑みを浮かべていた。
「……ありがとうございます」
短いその一言が、さっきよりも少しだけ、やわらかく響いた。
しかし、胸の奥から押し寄せる衝動に逆らえず、ムトは一言足す。
「……ていうか、森でクマに襲われたとき、俺、かっこよすぎたよね?」
アミは一瞬、目を見開き、次に小さくため息を吐いた。
「それを言うならあなたを助けた僕の方がもっとかっこよかったでしょうに」
リエルも馬車の先頭から割って入る
「ぐぬぬ…何も言い返せねえ。ほんとにあの時のリエルはかっこよすぎたよ。ありがとう。」
悔しそうそう返す。
「……ほんと、余計なことを言うんだから。」
アミの頬の端がわずかに緩んでいるのが見える。
彼女は笑いを堪えきれず、肩を揺らした。
小さく肩を揺らして笑ったのを合図に、三人の間に自然な沈黙が流れる。
「……それにしても、馬車って落ち着きますね」
揺れが規則正しいからでしょうか。森の中とは大違いです」
アミがぽつりと言う。
リエルは前を向いたまま、でも笑みを隠せずに答えた。
「ふふ、確かにそうですね、普段は歩くことが多と、そう感じるのも珍しくありません。」
「……ねぇ、ムト、ちょっと窓から顔出してみて」
アミがくすっと笑いながら言う。
「え、えっ?」
ムトが戸惑いながら窓から顔を出すと、涼しい風が頬を撫でた。
「おぉ……気持ちいい!」
ムトの声に、リエルも軽く笑う。
「ふふ、確かに。森の中とは比べ物にならないね」
「歩くのも楽しいけど、こうして座って風を感じるのも悪くねえなあ!ずっとこうしていたいくらいだ」
ムトの声に、リエルも軽く笑う。
「ふふ、確かに。森の中とは比べ物にならないね」
それだけのやり取りだったが、三人の間の空気はすっかり和んでいた。
ムトは窓から顔を出して涼しい風を頬に受けている。
アミはそんなムトを横目で見ながら、誰にも聞こえないくらい小さな声でつぶやいた。
「……あなたも十分、かっこよかったですよ」
ムトは風の心地よさに夢中で、アミの声に気づかない。
三人の間の空気はすっかり和み、夕闇の中で静かに笑みが交わされる。
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