【完結】放置された令嬢は 辺境伯に過保護に 保護される

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トットット
フェンが ジ―クに近より

なぁなぁ
「フェン 留守中ありがとな」
いや それはアリスの為だから 別にいいんだけどよ
「まぁ それはそれ で どうした？」
一応 お前 男だからさ ちょっとズルいんだけど 教えといてやろうと思って
「なにを？」
いや アリスな お前の事が 好きだって 自覚したみたいなん
「ふぇ！」
照れてんじゃねぇよ でさ なんか アリスの方から コクりそうでさ
「え！」
え！ だろ？ だから 嫁にいく覚悟もしてるみたいだし 逆プロポーズとか お前 一生言われるよ いいの？
「いや それは 俺が先に言う」
だから 教えに来てやったんだよ 感謝しろよ！
「一生感謝します！」
じゃあな


トットット

フェンちゃん退出


「ジ―ク 今の犬は何？」
「何ってお前 あれは フェンリルだよ ジ―クと念話してたよ」
ジ―ク父 母


「あれ 親父わかんの？」
「あぁ 魔力は普通レベルであるから というか お前 アリスちゃんに先にプロポーズとか  いや 私達は楽しいから いいけれど」

「ちょっと 行ってくる」

立ち上がり アリスのいる 会長の部屋に



「ちょっと 私達も参りましょう！」
4人が 後をついていく


ドアは開けてあって 4人で話をしているようだ 

コンコン

「ちょっと 入ってもいいかな？」


「あ ジ―ク様」
アリスが走りより ジ―クの手を握り

もう その時点で 耳が真っ赤なジ―ク
フェンは
大丈夫かよ こいつ……


「ジ―ク様 改めて ありがとうございました こうして また 祖父と会えたのもジ―ク様のお陰です」

「いやいや 俺はアリス殿が悲しむ事にはなってほしくなかったから……」

「ジ―ク様 そして 壁にいらっしゃる 陛下達も お入りください」
会長が入室をうながしたら

ゾロゾロと4人入ってきた

「セバスチャン」
「畏まりました」

皆が座れるように椅子を用意した

全員いても 狭くない部屋で

「このように ベッドの中からで 申し訳ございません 少しお話を宜しいでしょうか」

「体調は 大丈夫か？無理はいかんぞ」
「大分 楽になっておりますし  国の中枢の方々もいらっしゃいます  孫の事で ジ―ク様とあるようですので 先にお話をと 思いまして 私がきつくなれば そこのセバスチャンが補助で話すかと ご無礼お許しください」

「許す」
陛下


「さて いつからの昔を 語りましょうか  20から始めていた 商売でしたが あまりうまくいっておりませんでした 隣国に買い付けに行って帰って来る途中でした 自分より少し若い風の 男と女が 道端て 座っておりました  どうも 変わった服を着ておりまして 珍しいといえば珍しい 黒髪と黒い瞳の男が 女を介抱しているようで 困っているのは 分かりました なので 急ぐ訳でもなく 幌のついた馬車でしたから 乗せて医者にと思って 声をかけました」

セバスチャンからコップを受け取り コクリ

「ありがとう  「『どうしたんだい 具合でも悪いなら 馬車に乗って 医者に連れて行くが』 二人は振り向きましたが 何も言いません 私は 端に馬車を止め 側によりました  すると 男の方が 凄く警戒しているのが分かりました  言葉が分からなかった様です  この国の者ではないのかと 身振り手振りで 娘を馬車にと までは分からせて 納得したのか 娘を乗せ 男は娘を看病しながら 家までついてきました」


コップから水を飲むと


「大旦那様 私が……」
「あぁ頼む」


「家にたどり着き 大旦那様はお医者を呼びにいかれました お医者はすぐに来てくれて 栄養失調と判断していきました 大旦那様は 笑いながら 食べ物を出してくれました 妹には ス―プを作ってくれました」

「え！ セバスチャンの事？」
アリスとジ―クは同時に声をあげ

「そうです 私と旦那様 そして妹の話でございますよ」

「ごめん どうぞ」

「はい 私達は大旦那様に救われそのまま一緒に暮らしました 言葉と文字を教わり この国の 決まりごと 色々と教わりました 商売の手伝いをやったり 家事をしたり 少しずつ順調にいき 店を出せるようになり いつしか 大旦那様と妹は恋人になっておりました ただ１つ私と妹の心配と申しますか 気がかりな事がございました