【完結】続 結婚しないと言われました 婚約破棄でございますね

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その3人とは……

アイリス
ブレシア公爵
レイン公爵

の 方々


「アイリス……もしかして……
君 出場するつもり?」
頬が引きっつたユアンがアイリスに
尋ねると

「駄目?だって お祖父様以外の方と
余り試合なんてやってないし
やってみたいなぁって 昔から思ってたの」
「君は今 王妃だよ?」
「ええ そうよ?」
「怪我でもしたらどうするんだい?」
「しないわよ」
「するかも」
「絶対しない 大丈夫よ」
「でも…」
「お願い!お願い!」
アイリスのお願いには もの凄く弱い
ユアンが出した答えは

「はぁ~ 分かったよ
これきりだからね!」
「ありがとう~!」
周りがいることも忘れて ユアンに抱きつく

「ちょ!アイリス 皆さんいらっしゃる!」
「あ!ゴメンナサイ!」
顔が真っ赤になり 俯くしか出来ないが
周りは 微笑ましく 生暖かく
見つめている

「おや 君も出るつもりかい?」
ブレシア公爵が義弟のレイン公爵に
尋ねると
「義兄上こそ 出場なさるおつもりで?」
「「コホン」」
二人でコホンなんてして

「暫く動いていないんじゃないのかね?」
「義兄上こそ 人のことは言えないのでは?」
「「コホン」」

「怪我でもしたら リザが悲しむのでは?」
「怪我しませんし 義兄上こそ
アンジェリカが悲しみますよ?」
「「コホン」」


「ところで ユアン陛下?」
ブレシア公爵がユアンの方を向き

「その
大会には 王妃様のお祖父様
元帥殿は 出場されるのでしょうか?」
1番聞きたかったことに違いない

「ええ 元帥がいるので
あと公爵お二人もいらっしゃるので
行おうと思ったようです」

「「おおー!」」

「オスカー殿は素晴らしい!」
「私も認めてもらえているのですね
嬉しい限りだ」
二人共元帥と手合わせをしたいと
常々思っていたので 嬉しいことこの上ない

「やっとですね~
待ってたんですよ 騎士団の時は
中々機会がなくて」
「私も 一度あっただろうか
若さゆえの過ちで 負けてしまった気がする だが今回は!」

盛り上がる二人

「「あの~」」
リザとアンジェリカ

「お二人共 浮かれてますが
怪我しないようにしてくださいね」
「そうですよ お父様 もうお若くないのですから」

「アンジェリカ……
お父様より元帥殿の方がずっと……」
そんな親子の会話が聞こえたアイリス

「ブレシア公爵様
お祖父様はまだ 国で1番の強者ですわよ ふふふ」
「ああ 元帥は年なんて関係ないようです」
愛弟子二人の言葉なので
両公爵も冗談だと思わないで
真摯に受け止める



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