モブが主人公になった日

ゆーの部屋

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モブ・変わる

専用ダンジョン攻略編①

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「さて、行くか。」
ー頑張ってくださいね。
…今俺は地下鉄のホームの前に来ていた。
ー鍵をかざしてください。
ー認証されました。これより、特別ダンジョンに入場します。一度入ると攻略完了まで外に出ることができません。本当によろしいですか?
「はい」
ー入場完了しました。
「じゃあこっからはモンスターも出てくるのか。全くダンジョンってどうなってるんだか。」
グル…
「おっこれはウルフか?鑑定。」


5級ノーマルウルフ

普通のウルフです。素早さが早め。

「なにこの雑な感じ。」
ー私がいじっときました。マスターが寂しくならないように。
「いらんところに配慮するな。これぐらいなら余裕だな。」
ザシュ
「一発か。意外と強くなったのか?」
ーまあ今だいたい4級の上の方ですからね。それぐらいはやってもらわないと。
「うるせ~な~。」
ー後で通知をまとめてみましょう!
「そうだな。特に経験値も必要なさそうだし。取り敢えず100匹ぐらいいっとくか。」






ザシュ、ザシュ、ザシュ、
「これで95匹目かな?」
ーマスター気をつけてください。20匹ぐらい前方に確認できます。
「はあ!?流石に無理でしょ。まずいって。」
ー今まで5匹ぐらいまでしかいませんでしたしね。でも、逃げられるところないですよ。あっきましたね~。
「余裕ぶっこいでんじゃねえ。やばいって。」
ザシュ グシャ バキ
「全然減らねえ。ぐはっ!?」
バキ
「おし。もう一匹。ぐっ!?ぐはぁ!?」
ドン
…ウルフが体当たりして壁に叩きつけられた。まずい。体が動かない。
ー〈警告〉HPが半分を切りました。
「まずい。分が悪過ぎる。」
ザシュ
ー後10体です。
ボキ グシャ ゴリ
「ぐは!?」
バキ ザシュ ゴキ
ー残り5体です。
ボコ バキ
「ぐはぁ!?」
ー〈警告〉HPが残り25%を切りました。
バキ ゴキ グシャ
「うっ!?」
バキ グガァ!
ー残り一匹です。
ワオーン
「まずい!」
ボキ キャン!
「はあ。はあ。」
ー〈警告〉体力が切れました。
「どうすれば。」
ーおそらく中ボスが呼ばれましたね。子分もまた20匹ほど。
「無理じゃん。終わった。」
…こんなところで終わってたまるか。
「そうだ!レベルアップすれば!」
ー名案ですね。それなら余裕だと思いますよ。
「通知を全て開示。」

ヴォン

ウルフを倒しました!
ウルフを倒しました!
ウルフを倒しました!




ウルフを100体倒しました!
称号 狼虐殺者 が付与されます。

経験値が3000手に入りました!
レベルアップが行われます。


名前  久米島 飛鳥

種族  人間族

属性  光(闇は取得不可)

職業  なし

HP        1430

MP       1300

筋力  1340

知力  1340

体力  1250

スキル 時渡り

加護  ???の加護

レベル 45/∞

称号  狼虐殺者

30・40レベルアップ報酬
記憶の断片を2つ手に入れました。
繋げますか?
「はい」

記憶の断片がつながりました。

残り
4/100

「これで戦える。でも狼虐殺者ってなんだ?」
ー狼虐殺者

ウルフに対しての攻撃力が5倍になります。

「これなら余裕で勝てるじゃん!」
ーきましたよ。
「なんか一匹だけ強そうな奴がいるけどあいつが中ボスか?鑑定」

ヴォン

4級ファイアーウルフ

火の魔法攻撃を使う。炎のかけらを落とす。

「他のやつとは違うってことか。よし!」
ズガン!
キャン!
「あれ?ファイアーウルフ以外倒せちゃった?」
ーまあ、称号のおかげで余裕ですね。
「さて、後一発で倒せるかな?」
ドカン!
「余裕すぎない?」
ー通知を開けてみてください。


「通知を全て開示」

ヴォン

ウルフを倒しました!
ウルフを倒しました!
ウルフを倒しました!



ファイアーウルフを倒しました!
炎のかけらを手に入れました。
経験値が4000手に入りました。
レベルアップが行われます。


名前  久米島 飛鳥

種族  人間族

属性  光(闇は取得不可)

職業  なし

HP        2000

MP       1800

筋力  1700

知力  1700

体力  1800

スキル 時渡り

加護  ???の加護

レベル 49/∞

称号  狼虐殺者


「全然上がらねえ。」
ーまあ上に行くほど必要経験値が上がるのはお決まりですから。
ー今、炎のかけらを手に入れたので残りは 水・木・土・風・雷・光・闇・治癒・時空・氷・無 のかけらを手に入れると、ボスのところに行けるようになるようですね。
「そんなにあるのかよ。おしっ!やるか!」
ー頑張りましょう!











5日後
「まじで時空のウルフを見つけられねえ。」
ーおかしいですね~どこにいるんでしょうか?
「知らねえよ。ん?あっ!いた!」
バコン!
「やっと終わった。」
ーお疲れ様です。一旦寝てからボス行きましょう!
「そうしようか。おやすみ。」
ーは~い。










「おはよう。」
ーおはようございます。
「これをどうすればいいんだ?
ー全てはめ込めるようになっているので、パズルみたいに繋げてください。
「こうか?」

…光が溢れてきてその眩しさに思わず目を瞑った。
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