追放された殲滅の祓魔師〜悪魔達が下僕になるというので契約しまくったら、うっかり大魔王に転職する事になったけど、超高待遇なのでもう戻れません〜

里海慧

文字の大きさ
15 / 59
ヴェルメリオ編

15、破滅へのカウントダウン(5)

しおりを挟む
 ノエルの頬に夜の冷たい空気がつきささる。六枚の白い羽根は風をとらえて、暗闇に美しく輝いていた。久しぶりの外の空気に、開放感で満たされていく。


 やっっばい、気持ちよすぎる!! 長かったんだよ、この三ヶ月!!



     ***



 シュナイクによって自分の暗殺計画が実行されると、情報を得たのは襲撃をうけた当日だった。
 アルブスのいたる所に、ノエル個人に深い忠誠を誓う者たちを潜ませている。その私兵に近い者たちから様々な情報を得ているが、この件に関してはあまり時間の余裕がなかったのだ。

 本来ならもう少し根回しして、万全の準備を整えてから便乗したかったけど仕方ない。以前から感じていた裏切りの気配を、ようやく捕まえられそうだったんだ。


 いつものように最前線で指揮を取りながら、悪魔族をはらっていると、後方からわずかな殺気を感じた。

(この殺気……僕ならわかるけど、他の隊員なら悪魔族に向けられていると思うだろうなぁ。まぁまぁ、いいセンスしてるね)

 通常ならサラリとかわすけど、今回は毒矢を受けたフリをした。本部にある私室で療養すると言って、しばらく引きこもることにする。もちろん総帥代理にはシュナイクを指名した。
 あの時の倒れる演技は、自分でもよくできていたと思う。

 途中でレオンとすれ違った際に、ちゃんと二人だけの合図を送ったから、僕に意図があることは伝わっているはずだ。
 あとは、回復担当の三番隊隊長フィルレスも僕の私兵だから問題はない。ほかの隊長たちにも負担をかけてしまうけど、特別ボーナスで黙らせればいいだろう。

 さて、それでは……せいぜい足掻いてもらおうか。


「ふふ、カウントダウン開始だね」


 この僕を敵に回したらどうなるのか、身をもって理解させてあげるよ————シュナイク。


 それから一週間くらいは、のんびりできて役得だ……とか思ってた。ほんと、最初の一週間だけ。
 読みたかった本はとっくに読み尽くしたし、心ゆくまで惰眠をむさぼった。時間が許す限りフィルに話し相手になってもらったけど、最初のうちは証拠もなかなか集まらなくて、ヒマでヒマで仕方なかった。


 ルージュ・デザライトに飛ばされたレオンの情報だけは集められなかったから、これでもかなり心配したんだ。でもよく考えると、アイツ僕より強いから平気じゃないかと気づいてしまった。

 なにせレオンは僕と同じ『特級』だ。そう、上級のさらに上の特別階級なんだ。まれに大天使ルシフェルの加護をさずかるんだけど、その場合は黒い翼の祓魔師エクソシストになる。

 本当ならレオンが総帥になるはずだったのに、アイツ面倒くさいからヤダって断ったんだよね。あり得ないよ、ホント。
 それで僕が総帥と一番隊隊長を兼任する羽目になったんだ。いつも僕が忙しいのは、レオンの責任でもあると思う。



 二ヶ月が過ぎる頃にはだいぶ証拠も集まってきて、僕も段々とやることが増えていった。
 そういえば、いつだったかテオが見舞いに来た。


「おい、それ狸寝入りだろ。ヒマだろうと思って、差し入れ持ってきたぞ」

「あーあ、やっぱりテオにはバレたね」

 そう言ってベッドから起きあがり、書類の束をうけとる。ずいぶんとカタイ差し入れなんだけど。

「まぁな、だいぶ前からわかってたけど、総帥代理のおかげで俺も忙しくてな」

「それは申し訳ないね」

 まったく悪いと思っていないけど、とりあえずの謝罪を告げて書類に目を通す。テオがブツブツ文句言ってるけど、軽くスルーしておいた。


「はぁ!? これ……事実?」

「事実。レオンって、ほんと面白いよな」

 クックッと笑いながら、テオは僕の手にある調査報告書をパラパラとめくっていく。

「……悪魔族と契約して、しかも一緒に住んでるって」

「そうなんだよ、俺も驚いた。ほら、ここも読んでみろよ」

「………………契約した悪魔族が、もうひとり増えたんだ」


 何をやってるんだろう? あのは。
 なんで! よりによって特級の祓魔師エクソシストが! 悪魔族の主人になってるんだよ!!

 あまり知られていないけど、レオンは二卵性の双子の兄だ。僕はミカエルの守護を受けた際に、ミラージュ公爵家の養子になったので姓は違うのだ。

 レオンも一緒にと声をかけてもらったけど、貴族は性に合わないと言って断ってた。あぁ、そうだった、昔からレオンってそういうところ自由なんだよ。


「でも、よくレオンのこと調べられたね。さすが四番隊だ」

「あぁ、四番隊うちのレイシーに飛んでもらってたんだ。ノエルも気になるだろうと思ってな」

「じゃぁ、レイシー副隊長にも特別ボーナス上乗せしないといけないね」

「お、われらが総帥殿は太っ腹だな!」

「ふふふ、アメとムチは上手に使わないとね?」



 こうして着々と証拠を集め、シュナイクの暗躍とは呼べない報告を受けつつ時を待った。
 一番効果的なタイミングが、先程のシュナイクがちっぽけなプライドを粉々にした時だった。

 レオンにまで手を出したんだ、底無し沼のもっともっと深いところまで沈んでしまえばいい。



     ***



 そんな事を思い出しているうちに、結界が破れたと言う中央部分までたどり着いた。仄暗ほのぐらい気持ちはしまいこみ、聖剣カエルムを右の掌に具現化させる。
 聖神力をこめると、僕の力に呼応して白く光り、刀身からは冷気がただよってくる。軽く一振りすれば、キラキラと氷の結晶が舞い散って美しい。

「久しぶりだね、カエルム。さぁ、暴れようか」

 いっそう白く輝く聖剣カエルムを、大きく振りきった。刀身から氷槍が放たれ、破れた結界へと飛んでいく。軌道上にいた悪魔族たちは、もれなく凍りついて砕けていった。

「ノエル……様?」
「ノエル様だっ!!」
「復帰されたのか!?」
「全員下がれー! ノエル様の攻撃だ!」


「お待たせ。久しぶりだから暴れたいんだ、少し離れててくれる?」


 その言葉に前線にいた隊員たちは、いっせいに引き上げた。エレナもすでに司令塔内へ戻っているようだ。イリスの安定した仕事ぶりに感心する。

 うん、みんなよくわかってくれてる。おかげで心置きなく全力が出せるよ。

 左手を前にかざして、術式を展開していく。白く光る魔術陣をどんどん大きく開いていった。この高まる聖神力をみて逃げ出す悪魔族もいた。

 逃げれるものなら逃げ出してみなよ? 僕がそんなこと許さないけど。

「マジかよ……あんなデカい魔術陣見たことないぞ……」
「ちょ、これ、もっと離れないと危なくないか?」
「総帥……実はめちゃくちゃいかってんな」


「全てをてつかせろ、凍結の女神グラシェス・デア


 その瞬間、魔術陣が消え去り悪魔族の上空から白く輝く女神が舞いおりた。女神の息吹に触れたものは凍りつき、灰になっていく。

「えっ……し、召喚……?」
「召喚なんて魔術でできんのか?」
「召喚なんて初めてみたなぁ」
「ウソだろ……ノエル様、規格外すぎる……」

 間髪入れずに、聖剣カエルムで三十本の氷槍を悪魔族の集団に叩きつけた。これで司令塔の安全は確保されただろう。

「四番隊! 結界の穴を塞いで、補強せよ! 残りの隊員は残党の片付けにあたれ!」

 いつもより離れた場所で待機していた隊員たちに指示を飛ばして、すぐに北の砦に向かった。



 北の砦はすでに半壊状態だった。伝令が伝わっているようで、アリシアとフィルは前線から退いていた。それぞれの持ち場で隊員たちを指揮している。最前線ではテオの双剣アルスが炎の軌跡を描いていた。

(テオなら……この距離からでもよけられるか)

 聖剣カエルムをいったん消して、両手に聖神力を集める。
 手のひらの間に集まった聖神力が、白く輝きながらだんだんと形作られてゆく。やがてそれは、巨大なドラゴンへと形を変えていった。


 ————食い尽くせ、吹雪龍ドラコニクス


 真っ白な龍はまたたくまに空を走り抜けて、悪魔族の塊へ突っ込んでゆく。口から吐く吹雪は触れたものを凍らせて灰にしていった。


「ノエル! お前、アレを使うときは先に言えって!!」

「でも君なら余裕でよけられるでしょ?」

 四番隊の隊長が、音もなく隣に舞い降りていた。
 燃えるような紅い髪が、ほんの少しだけ凍りついている。ニアミスだったようだ。あぁ、テオもだいぶお疲れみたいだ。

「ここはアリシアの援護もあるし、僕とテオでもう大丈夫だね。ほかの隊員たちは後方支援に回ってもらおう」

「まだ俺をこき使う気かよ……勘弁してくれ」

「全て終わったら十日間の休暇をあげるから、もう少し頼むよ」

「十日間!? マジかよ! よし、それなら今すぐ終わらせよう!!」

 俄然やる気を出したテオと、久しぶりのノエルの勇姿に興奮したアリシアによって、ものの三十分ほどで悪魔族は半分まで数を減らしていた。

 疲労の激しいものは後方支援にまわり、フィルやエレナの負担も軽くなっているはずだ。


 ここまでくれば、祓魔師エクソシストたちの勝利に間違いはなかった。
 三ヶ月ぶりに戦場に舞う、六枚の白く輝く翼を目にして、ノエルの復帰を実感した隊員たちは気持ちがたかぶるのだった。

 ところが、掃討戦に切り替わるかというタイミングで、悪魔族の軍勢が一気に引きかえしていく。
 次の攻撃を仕掛けようとしていたノエルは、今までにない事態にめずらしく戸惑っていた。

 え……? なん……だ? ……終わった?
 もしかすると、もしかして、レオンがまた何かやらかしたんじゃないよね……?

 まさかね、と苦笑いを浮かべて、破れた結界をふさぎ、補強していく。
 そして最後の仕上げをするために、執務室へと戻っていった。



「カウントダウン、0ーーーーようやく時が満ちた」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~

香木陽灯
恋愛
 「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」  実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。  「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」  「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」  二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。 ※ふんわり設定です。 ※他サイトにも掲載中です。

「お前は用済みだ」役立たずの【地図製作者】と追放されたので、覚醒したチートスキルで最高の仲間と伝説のパーティーを結成することにした

黒崎隼人
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――役立たずの【地図製作者(マッパー)】として所属パーティーから無一文で追放された青年、レイン。死を覚悟した未開の地で、彼のスキルは【絶対領域把握(ワールド・マッピング)】へと覚醒する。 地形、魔物、隠された宝、そのすべてを瞬時に地図化し好きな場所へ転移する。それは世界そのものを掌に収めるに等しいチートスキルだった。 魔力制御が苦手な銀髪のエルフ美少女、誇りを失った獣人の凄腕鍛冶師。才能を活かせずにいた仲間たちと出会った時、レインの地図は彼らの未来を照らし出す最強のコンパスとなる。 これは、役立たずと罵られた一人の青年が最高の仲間と共に自らの居場所を見つけ、やがて伝説へと成り上がっていく冒険譚。 「さて、どこへ行こうか。俺たちの地図は、まだ真っ白だ」

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

追放された荷物持ち、スキル【アイテムボックス・無限】で辺境スローライフを始めます

黒崎隼人
ファンタジー
勇者パーティーで「荷物持ち」として蔑まれ、全ての責任を押し付けられて追放された青年レオ。彼が持つスキル【アイテムボックス】は、誰もが「ゴミスキル」と笑うものだった。 しかし、そのスキルには「容量無限」「時間停止」「解析・分解」「合成・創造」というとんでもない力が秘められていたのだ。 全てを失い、流れ着いた辺境の村。そこで彼は、自分を犠牲にする生き方をやめ、自らの力で幸せなスローライフを掴み取ることを決意する。 超高品質なポーション、快適な家具、美味しい料理、果ては巨大な井戸や城壁まで!? 万能すぎる生産スキルで、心優しい仲間たちと共に寂れた村を豊かに発展させていく。 一方、彼を追放した勇者パーティーは、荷物持ちを失ったことで急速に崩壊していく。 「今からでもレオを連れ戻すべきだ!」 ――もう遅い。彼はもう、君たちのための便利な道具じゃない。 これは、不遇だった青年が最高の仲間たちと出会い、世界一の生産職として成り上がり、幸せなスローライフを手に入れる物語。そして、傲慢な勇者たちが自業自得の末路を辿る、痛快な「ざまぁ」ストーリー!

【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】  スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。  帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。  しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。  自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。   ※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。 ※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。 〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜 ・クリス(男・エルフ・570歳)   チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが…… ・アキラ(男・人間・29歳)  杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が…… ・ジャック(男・人間・34歳)  怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが…… ・ランラン(女・人間・25歳)  優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は…… ・シエナ(女・人間・28歳)  絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

弟に裏切られ、王女に婚約破棄され、父に追放され、親友に殺されかけたけど、大賢者スキルと幼馴染のお陰で幸せ。

克全
ファンタジー
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に同時投稿しています。

処理中です...