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同胞4/5
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弟妹が二十九階に世話になっているので、そのまま迎えるために直行した。
七時半をまわっていた。二十九階の部屋の呼び鈴を鳴らすと、「はあい」という可愛い声がスピーカーから聞こえて、例の、泉月によく似た彼女が出てきた。
「いらっしゃい。ご飯は食べた?」
「クラスメイトと食べました」その旨は弟妹たちのスマホに連絡していたから彼女も聞いていただろう。
「お茶でも飲んで行って。まだ終わりそうにないから」
「またトランプですね」
「うん、負けず嫌いが多いから」彼女は笑った。
彼女に導かれ、広いリビングに足を踏み入れた。床にトランプが並べられていた。七並べだ。
「ほーちゃん、ずるい」莉音が頬を膨らませていた。
「ゲームなんだから」ほーちゃんは笑っている。
横にいて一緒に笑っている玲音が明音に気づいて顔を上げた。「あ、お姉ちゃん」
その声でそこにいたもう一人も顔を上げた。
前回の訪問では見なかった顔。しかし、その顔には見覚えがあった。
「え?」明音は呆けた顔で固まった。
「あ」相手も驚いていた。
「何を固まっているの、初対面じゃないでしょ」ふーちゃんが笑った。
もう一人の彼女、ショートボブの彼女は三年C組の東雲桂羅だった。
「東雲さん?」明音は間の抜けた問いかけをした。
「えっと、リオレオのお姉さんて、小早川さん?」
「そうだけど」明音は苦笑いをした。そして徐々にふつうの笑いになる。
「何だよ、知らなかったのかよ」ほーちゃんが呆れた顔で笑った。
「じゃあ今、飯食ってるあいつも知らないのか?」ほーちゃんは確認するようにふーちゃんに訊いた。
「かもね、いや、そうだね、言ってないし」ふーちゃんは笑った。
「お茶にしましょう」とふーちゃんに導かれて、奥のキッチンカウンターの方へ行くと、御堂藤学園のセーラー服を着た少女がひとり夕食をとっていた。
彼女が顔を上げ、明音と目が合った。
「泉月……」
「明音……」東矢泉月が名前呼びするのを明音は久しぶりに聞いた。
「ここ、泉月のお家だったのね」
「どうして……、あの双子さん、小早川さんの下のお子さんだったのね」
「私の子供みたいな言い方しないで」明音は笑った。「今帰ったの? 生徒会?」
「そうよ、いつもこのくらいになるわ。だから夕食を私は用意できない」
「早く帰った日もあったじゃん」
「週に一度か二度かしら。あなた夕食は?」
「球技大会のチームメンバーで食べてきた」
「制服のまま寄り道してお店に入ったのね?」東矢は非難の目を明音に向けた。
「固いこと言わないで」
「聞かなかったことにするわ」
「そうしてよ」
「さあ、紅茶をいれたわよ」ふーちゃんがティーカップに菓子を添えて明音の前に置いた。
用意されたその席に明音は腰掛けた。
「一族親戚でルームシェアしていたのね? まさか東雲さんまで親戚とは思わなかったわ。似ていて当然ね」
「それは私たちが同胞だから」
「ハラカラフォーフィフススと呼んでね」ふーちゃんがにこりとしてキメ顔をした。
「ハ、ハラカラ?」
「同じ腹から生まれたきょうだい」
「ホントに姉妹きょうだいなの?」
「生まれた日も同じよね」ふーちゃんが東矢の顔を覗き込む。
東矢は少し伏せ目がちになってから目を開けた。
「私たち、五つ子のうちの四人なの。だからフォーフィフススって名乗りたいみたい」東矢はふーちゃんに目を向けた。
「え、ちょっと待って。混乱してる」明音は額に手を当てた。
明音が知る東矢泉月は生まれて間もなく両親と死別し、叔父夫婦の家で育てられた。いとこはいるがきょうだいはなかったと記憶している。それがいきなり五つ子のうちの四人とは。
「あなたが混乱することはないわ。混乱したのは私なんだから。きょうだいがいるって知らされたのは、ついこの間の三月のことだったし。いきなりきょうだいで一緒に住めと言われてこのマンションに越してきたのも三月下旬」
「私の家と同じ頃じゃん」
「マンションがオープンしたのがその時期だから同じ頃なのは当然かしら」
「てゆうか」明音はふーちゃんの方を向いた。「タメだったの? てっきり二、三歳歳上かと」
「同級生でーす」
「何度も話をしてるでしょ」東矢泉月が呆れたように言った。
「え、えええー?」
「ふーこは女優だからいろいろな人間に化けることができる」
「そんな、お化けみたいに言わないで、泉月ちゃん」
「この際だから紹介しておくわ」東矢は箸を置いた。リビングから双子とトランプに興じていた男女を呼び寄せる。「カツラとホノカよ」
「今さらだけど東雲桂羅」
「ほーちゃんことアユサワホノカ」
「彼もうちの学園にいるの?」
「二年H組、通称星組」
「会ったことないよね?」
「桂羅とオレは転入生だし、オレ、クラスでは気配消してるから喋ったことはないよ」ほーちゃんは答えた。
「顔違うし、わからないよ、きっと」東雲桂羅が言った。「私は素だけれど、この二人は猫かぶってる」
「マジかー」
「なになに」「どしたの?」
双子がキョロキョロして明音の顔を覗き込んだ。
「ふーちゃん、ほーちゃんがお姉ちゃんの同級生だって初めて知ったの。驚き」
「ボク知ってたよ」「ワタシも」玲音莉音は得意そうに笑う。
「ついていけない。まさか五つ子の五人目も転校してくるって話は……」
「それは、ないわ」
「生まれてすぐに天国に召されたからね」
「超未熟児だったみたいだ、オレたち」
「それで母親も亡くなったものだから、バラバラに引き取られた」
「今さら一緒に住めと言われて困惑しているわ」
「あら桂羅ちゃん、すごく楽しそうよ」
「それは前の学校の寮にいることに比べると自由度が違うし」
「ギターなんて弾けなかっただろうしな」
「学校で公にしていないのは何か理由があるの?」
「別に秘密にしている訳ではないけれど」
「説明が面倒なのよね」
「説明しようにもオレたちもよく知らないしな」
「結局、フーコがいちばん事情を知っているのよ」
「私は小学生の時におばあちゃんが亡くなる直前に教えてもらえたから。中学の頃に戸籍とか調べて、それで御堂藤学園を受けることにした。泉月ちゃんに会いたかったし」
「似てるよね、双子みたいに。あ、東雲さんも入れて三つ子」
「ほーちゃんも化粧したら同じ顔にできるのよ」
「あれはもうやめてくれ」
「じゃあ学校で知っているのは?」
「一部の先生と一部の生徒。それにしたって四人一緒だとは認識されていないみたいだ。転入してきたのはオレと桂羅だったこともあって、フーコだけがノーマーク」
「私は高等部入学生で一年生のはじめからいたしね」
「私も会長に教えてもらうまで知らなかったわ」
「舞子会長は知っていたの?」
「会長は勘が鋭いから、私の泉月ちゃんを見る目とかで気づいたみたい。鎌をかけられて白状したのよ」
「さすがね」舞子実里は只者ではないのだ。
「今度、学校で会ったらそっと言うよ、『ふーちゃんでえす』って」
「はい、ありがと」同い年だとわかると扱いも雑になりそうだと明音は思った。
七時半をまわっていた。二十九階の部屋の呼び鈴を鳴らすと、「はあい」という可愛い声がスピーカーから聞こえて、例の、泉月によく似た彼女が出てきた。
「いらっしゃい。ご飯は食べた?」
「クラスメイトと食べました」その旨は弟妹たちのスマホに連絡していたから彼女も聞いていただろう。
「お茶でも飲んで行って。まだ終わりそうにないから」
「またトランプですね」
「うん、負けず嫌いが多いから」彼女は笑った。
彼女に導かれ、広いリビングに足を踏み入れた。床にトランプが並べられていた。七並べだ。
「ほーちゃん、ずるい」莉音が頬を膨らませていた。
「ゲームなんだから」ほーちゃんは笑っている。
横にいて一緒に笑っている玲音が明音に気づいて顔を上げた。「あ、お姉ちゃん」
その声でそこにいたもう一人も顔を上げた。
前回の訪問では見なかった顔。しかし、その顔には見覚えがあった。
「え?」明音は呆けた顔で固まった。
「あ」相手も驚いていた。
「何を固まっているの、初対面じゃないでしょ」ふーちゃんが笑った。
もう一人の彼女、ショートボブの彼女は三年C組の東雲桂羅だった。
「東雲さん?」明音は間の抜けた問いかけをした。
「えっと、リオレオのお姉さんて、小早川さん?」
「そうだけど」明音は苦笑いをした。そして徐々にふつうの笑いになる。
「何だよ、知らなかったのかよ」ほーちゃんが呆れた顔で笑った。
「じゃあ今、飯食ってるあいつも知らないのか?」ほーちゃんは確認するようにふーちゃんに訊いた。
「かもね、いや、そうだね、言ってないし」ふーちゃんは笑った。
「お茶にしましょう」とふーちゃんに導かれて、奥のキッチンカウンターの方へ行くと、御堂藤学園のセーラー服を着た少女がひとり夕食をとっていた。
彼女が顔を上げ、明音と目が合った。
「泉月……」
「明音……」東矢泉月が名前呼びするのを明音は久しぶりに聞いた。
「ここ、泉月のお家だったのね」
「どうして……、あの双子さん、小早川さんの下のお子さんだったのね」
「私の子供みたいな言い方しないで」明音は笑った。「今帰ったの? 生徒会?」
「そうよ、いつもこのくらいになるわ。だから夕食を私は用意できない」
「早く帰った日もあったじゃん」
「週に一度か二度かしら。あなた夕食は?」
「球技大会のチームメンバーで食べてきた」
「制服のまま寄り道してお店に入ったのね?」東矢は非難の目を明音に向けた。
「固いこと言わないで」
「聞かなかったことにするわ」
「そうしてよ」
「さあ、紅茶をいれたわよ」ふーちゃんがティーカップに菓子を添えて明音の前に置いた。
用意されたその席に明音は腰掛けた。
「一族親戚でルームシェアしていたのね? まさか東雲さんまで親戚とは思わなかったわ。似ていて当然ね」
「それは私たちが同胞だから」
「ハラカラフォーフィフススと呼んでね」ふーちゃんがにこりとしてキメ顔をした。
「ハ、ハラカラ?」
「同じ腹から生まれたきょうだい」
「ホントに姉妹きょうだいなの?」
「生まれた日も同じよね」ふーちゃんが東矢の顔を覗き込む。
東矢は少し伏せ目がちになってから目を開けた。
「私たち、五つ子のうちの四人なの。だからフォーフィフススって名乗りたいみたい」東矢はふーちゃんに目を向けた。
「え、ちょっと待って。混乱してる」明音は額に手を当てた。
明音が知る東矢泉月は生まれて間もなく両親と死別し、叔父夫婦の家で育てられた。いとこはいるがきょうだいはなかったと記憶している。それがいきなり五つ子のうちの四人とは。
「あなたが混乱することはないわ。混乱したのは私なんだから。きょうだいがいるって知らされたのは、ついこの間の三月のことだったし。いきなりきょうだいで一緒に住めと言われてこのマンションに越してきたのも三月下旬」
「私の家と同じ頃じゃん」
「マンションがオープンしたのがその時期だから同じ頃なのは当然かしら」
「てゆうか」明音はふーちゃんの方を向いた。「タメだったの? てっきり二、三歳歳上かと」
「同級生でーす」
「何度も話をしてるでしょ」東矢泉月が呆れたように言った。
「え、えええー?」
「ふーこは女優だからいろいろな人間に化けることができる」
「そんな、お化けみたいに言わないで、泉月ちゃん」
「この際だから紹介しておくわ」東矢は箸を置いた。リビングから双子とトランプに興じていた男女を呼び寄せる。「カツラとホノカよ」
「今さらだけど東雲桂羅」
「ほーちゃんことアユサワホノカ」
「彼もうちの学園にいるの?」
「二年H組、通称星組」
「会ったことないよね?」
「桂羅とオレは転入生だし、オレ、クラスでは気配消してるから喋ったことはないよ」ほーちゃんは答えた。
「顔違うし、わからないよ、きっと」東雲桂羅が言った。「私は素だけれど、この二人は猫かぶってる」
「マジかー」
「なになに」「どしたの?」
双子がキョロキョロして明音の顔を覗き込んだ。
「ふーちゃん、ほーちゃんがお姉ちゃんの同級生だって初めて知ったの。驚き」
「ボク知ってたよ」「ワタシも」玲音莉音は得意そうに笑う。
「ついていけない。まさか五つ子の五人目も転校してくるって話は……」
「それは、ないわ」
「生まれてすぐに天国に召されたからね」
「超未熟児だったみたいだ、オレたち」
「それで母親も亡くなったものだから、バラバラに引き取られた」
「今さら一緒に住めと言われて困惑しているわ」
「あら桂羅ちゃん、すごく楽しそうよ」
「それは前の学校の寮にいることに比べると自由度が違うし」
「ギターなんて弾けなかっただろうしな」
「学校で公にしていないのは何か理由があるの?」
「別に秘密にしている訳ではないけれど」
「説明が面倒なのよね」
「説明しようにもオレたちもよく知らないしな」
「結局、フーコがいちばん事情を知っているのよ」
「私は小学生の時におばあちゃんが亡くなる直前に教えてもらえたから。中学の頃に戸籍とか調べて、それで御堂藤学園を受けることにした。泉月ちゃんに会いたかったし」
「似てるよね、双子みたいに。あ、東雲さんも入れて三つ子」
「ほーちゃんも化粧したら同じ顔にできるのよ」
「あれはもうやめてくれ」
「じゃあ学校で知っているのは?」
「一部の先生と一部の生徒。それにしたって四人一緒だとは認識されていないみたいだ。転入してきたのはオレと桂羅だったこともあって、フーコだけがノーマーク」
「私は高等部入学生で一年生のはじめからいたしね」
「私も会長に教えてもらうまで知らなかったわ」
「舞子会長は知っていたの?」
「会長は勘が鋭いから、私の泉月ちゃんを見る目とかで気づいたみたい。鎌をかけられて白状したのよ」
「さすがね」舞子実里は只者ではないのだ。
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