次期魔王後継者なんてモテまくってめんどくさいんで辞退します。

作このえ りのん:校正ヴァルキュリア

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回想~本編だと思った?いいえ、回想です。~(製作者2名も本編だと思っていた件について)

謎の女

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「ん……いって……」

頭を押さえ、起き上がる。そういえば、昨日……なるほど。頭が痛かったのは、そういう事か。殴られた時、だいぶめり込んだ気がしたような、してないような。魔族の治癒力ゆえか、もう治っている。あの剣を使えるようになれるのか不安だが、これから頑張らないとだな。頭に置いていた手を布団に下ろす。

ふにゅん

「ん?  」

布団ではない感触が……

「ぁふん♥朝起きてすぐ?  んもぅ……変態さん♥」

んんんんんんんんん??  この女の人誰だ?少し歳上に見えるけど……

「あっっいや……違……すみません!!  」

私は立ち上がる。そこで突然……

「あ……れ?  」

身体の力が抜けた。

「んんん~!!  」

あ~頭がぐわんぐわんする~。

「ん……ふ……」

あれ?  なんで謎の女に覆いかぶさってるんだ?
……右手にはホワンフニャンの胸を鷲掴みにし、挙句にぷにぷにの唇にキスをしている。

「ん~」

謎の女の声は今は弱々しくなり、押し返そうとしているが力が入っていない。謎の女の人の腕をどかして飛び起きる。

「あ、えっと……その、わ、悪い!  これは、その……事故で……」

「……女の子の唇奪っといて事故で済ませちゃうの?  初めてだったのになぁ……」

「…………」

お互い顔を赤面して1秒1秒が悠久とも思える沈黙に入る。

「なに?  今結構良い雰囲気?  そろそろ合体か?  んん?  」

いきなりのお爺さんの登場に謎の女と私は声にならない声をあげ、女は布団に隠れ、私はベットから転げ落ちる。

「なんじゃ?  もう終わりなのか?  そこまで行ったなら交わらんか!!  」

お爺さんはこの話の作者のように息を切らし興奮している(笑)流石にお爺さんを怒ろうと思い、口を開くがそれと同時にとても殺気のこもったお婆さんの声が聞こえる。

「おい?  クソジジィ……若いもんになんて卑猥な事言ってんだ?  あ?  」

お爺さんはそれを聞くと一気に血の気が引き、身体をガクガクと震えさせる。殺気に当てられて動けないのか、動けなくなる魔法が働いているのか分からないがお爺さんは動かない。

「ひ……ひぃぃ……ば、婆さん!ご、ごめんなさい。こ、これはその……」

お婆さんはお爺さんの首を後ろから掴んだ。そして、私と謎の女をニコッとして見る。

「サタン、エリス、この『クソジジイ』が変な事言ってごめんよ?  」

そう言うとお婆さんはお爺さんを引きずりどこか違う部屋に帰っていった。その間ずっとお爺さんの声が聞こえる。

「ば、婆さん!!  わ、悪かった!!  だから、だから」

「お爺さん。少しうるさいです。近所迷惑になってしまいますよ?  」

口調は優しいがゴンッと殴られる音が聞こえる。

「や、やめてく……ぁ、あ、あ、あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙…………」

最後にはお爺さんの断末魔が響いた……

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