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第八話 クレーンゲーム
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「よーし! 奈々花ちゃん完全復活!」
竜也が彼女を抱きしめてから更に五分が経った頃、彼の必死の介抱により奈々花は元気を取り戻していた。
「あんまりはしゃぐなよ。今度は貧血で倒れんぞ」
「むぅ、私そこまで貧弱じゃないもん」
「そうだな、獅堂さんは天真爛漫快活美少女だもんな」
「タッツー、怒るよ」
彼女のことだ、もしかしたら無理をしているのかも知れない。そう思った竜也であったが奈々花の怒る姿を見て、これだけ元気なら大丈夫だろうと安堵の笑みを浮かべる。
「ねぇねぇ、タッツーはどっか寄りたい所無いの?」
「ん? いや、別に今日は俺の用事があるわけじゃねぇし、特に行きたいとこなんて――」
「それじゃゲーセン、あそこのゲーセン入ろ!」
不意に菜々花に問いかけられ答えを模索する竜也であったが、当の本人は彼の返事など求めていないという勢いで、向かいに見える賑やかな店を指差した。元気にはしゃぐ彼女の様子を見るに、竜也に聞いたのも社交辞令で最初から行くことに決めていたのだろう。
「はいはい」
「むぅ、タッツーなんか嫌そう」
「モテない俺に素直さを求めるな。ほら、行くぞ」
「こら、置いてくなー!」
乗り気に見えない竜也の態度に不満顔を見せる菜々花に対し、彼は皮肉を咬ませながらも彼女のために道を作るようにゲームセンターへと入っていく。
「にしても、ゲーセンもイメージ変わったよなぁ」
店内へと足を踏み入れた竜也は開口一番そう言うと、周囲へと視線を彷徨わせる。それに付き合うように菜々花も辺りを見回した。
「そうかな? う~ん、確かにちょいワルっぽい男の子は減ったかも」
「なんだ? お前こんな所出入りしてたのか?」
「これでも昔は剛拳士ナナちゃんと呼ばれてましてな。地元じゃブイブイいわせてたものですよ」
「ブイブイって……お前いくつだよ」
自分にとって馴染み深い、今や死語といって謙遜ない言葉を平然と使う少女に、竜也は驚き呆れ果てる。
昔のゲーセンと言えば、ハイスコア稼ぎや対戦相手を求める男性客が大半であり、刑事の竜也にとってはガラの悪い連中のたまり場というイメージが強い。しかし、昨今のゲーセンは体感ゲームやクレーンゲームが大半を占め、テーブル筐体など数えるほどしか置かれていないことが多い。そのせいか女性客やカップルが多く居る傾向にあるのだ。この店もその例に漏れず、女性の姿が十二分に確認できる。
そんなゲーセンの現状に感心していただけなのだが、まさかブイブイなどという言葉をこの娘の口から聞くことになるとは竜也は思いもしなかった。
「それで、何かやるのか?」
「え~っとね……お、おおっ!」
そんな菜々花に困惑しながら竜也が尋ねると、先ずはとクレーンゲームを物色していた彼女が歓声を上げて走り出す。
「か、可愛い!」
興奮する奈々花が両手を押し付けているガラスケースの中には、楕円形で腑抜けた感じのゆる~いぬいぐるみが大量に転がっていた。そのなんとも言えないゆるキャラ加減に駆け足で追いついてきた竜也は眉をひそめる。
「なんだこれ、腫れパンダか?」
「違うよ! オーバルくんだよ!」
クマともパンダとも見分けのつかない楕円形をしたフォルムに、なんとも言えないやる気の無さ。そして抱き心地の良さが人気を博した景品である。
今の説明でわかる通りオーバルくんが景品として並んだのは半年前。そう、この店内に置かれている景品は半年から一年近く遅れた型落ち品であり、そんなプライズ品の傾向を考えるとやはりこの辺りは田舎なのである。
しかし、それを気にしないのが田舎クオリティ。都会とは違い時間に急かされず、あるもので妥協できるのだ。
因みに、腫れパンダとは二十年前に一大ブームを巻き起こした顔を腫らしたパンダのキャラクターであり、オーバルくんと似たような形をしている。が、構図が似てるからといって決してパクリではないぞ。
「欲しい……でも私クレーン苦手なんだよなー……」
ガラスケースに力を入れ、わざとらしく大きな声を上げると、奈々花はゆっくりと竜也へと向き直る。獲物を見つけた猫のような彼女の瞳に、竜也は嫌な予感を覚えた。
「タッツー! ここは彼氏として華麗に!」
「やっぱりそうなるのかよ。しょうがねぇな」
彼の予感は見事に的中した。しかし、竜也は愚痴をこぼしながらも手際よく財布から百円玉を取り出し、コイン投入口へと放り込む。こういう時、嫌がりながらもノリノリになってしまうのが彼の悪い癖であった。
「ちなみに、タッツーの腕前は?」
「昔やった時は一回で取れたからな。まぁ、なんとかなるだろ」
「タッツー、それビギナーズラックっていうんじゃ」
真剣な表情でプレイするタッツーには悪いけどダメだろうなこりゃ。という奈々花の感は見事に的中した。
「くっ! なんだこれ、アーム弱すぎんだろ!」
引っ掛けても持ち上がる感触が微塵もないアームの弱さに、握りしめた拳を竜也は筐体へと叩きつける。
「それも考慮するのがクレーンゲームだと思うんだけど。あと、台パン禁止だよタッツー」
「昔は引っ掛けりゃなんとかなったぞだいたい。もう一度だ」
苛立ちながらも何度か両替に行き、ひたすらにプレイを続ける竜也。そのうち数回持ち上がるようなこともあったが、オーバルくんが取り出し口へ辿り着く気配は一切ない。そして、既に投入クレジットは二千円を超過していた。
自分でけしかけたとはいえ散財させるのは流石に心苦しい。そう思った奈々花は、辺りを見回し一人の男性定員に目をつける。如何にも女性慣れしてなさそうな愛想笑いを浮かべる若い男性だった。
このクレーンゲームというもの、お店によりけりではあるが、店員さんに頼むと取りやすい位置への移動やコツなんかを教えてくれたりする。正し、投入クレジットのタイミングや金額はデジタル管理されているので、嘘を付くのだけは絶対にやめましょう。
それを知っていた奈々花は竜也が集中していることを確認し、イケるという何の根拠もなしにその店員へと声をかけた。
「すいません店員さん」
「あ、はい。如何なさいましたかお客様」
奈々花の言葉に振り向いた店員の胸元には、店長と書かれたプレートが付けられている。それを確認した途端、これは当たりを引いたと悪い顔で奈々花は内心でほくそ笑む。
「あの台、難しいみたいで、なかなか取れないんですけど、なんとかしてもらえませんか?」
「はぁ。えっと」
好きでもない男にこれ程色目を使っているというのに。そんな勝手な苛立ちを抱きながら、煮え切らない店長の態度に奈々花は一気に勝負をかける。
「ぬいぐるみが凄く可愛くて、欲しいってけしかけちゃった手前、もういいって言いづらくて。あの人負けず嫌いなんです。だから、このままじゃ今月の生活費が!」
「いえ、その、そこまで」
「お願いします! 人助けだと思って」
「……わかりました。少々お待ちください」
サクッと折れた店長にやったぜちょろいと思う奈々花に対し、そこまで演技しなくてもいいのにと彼が思っていることなど彼女は知る由もないだろう。
「お客様、少々宜しいでしょうか?」
「あん!?」
それからすぐ奈々花が店長を連れて戻ってくると、真剣になりすぎた竜也は余裕を無くし目を血走らせていた。はっきり言って今の彼は強面の顔も含めてただのチンピラである。
「タッツー、顔怖いよ顔」
「お、おう。悪い。熱くなりすぎた。それで、えーっと」
「こちらのお客様からご要望がございまして。台の方を少々いじらせて頂きたいのですが」
「あ、はい。どうぞ」
いまいち話は飲み込めなかったが店長の言葉に従い竜也はクレーン台から離れる。すると、店長はケースを開け奈々花と話を始めた。どうやらどの商品が取りたいのかという話をしているのだが、竜也には何を話しているのかちんぷんかんぷんである。
そして、先程まで狙っていたぬいぐるみの位置が変わり、どうしたら取れるのかというレクチャーを店長が始めた所で何が行われていたのか理解した。正直、余計な事をと思った竜也であったが、奈々花の自信満々の笑みを見ている内にどうでも良くなってしまう。
それから店長の解説が終わるのを待ち、再び台の前へと立った竜也はコイン投入口へと百円玉を入れる。取り出し口ギリギリにセットされたオーバルくんに苦笑いを浮かべながら竜也はクレーンを誘導する。そして、オーバルくんの頭頂部めがけて降りたクレーンは彼を力強く押し込み、その力に耐えきれず開口部へと吸い込まれるように落ちていった。
あまりにあっさりとした結末に腑に落ちないものを感じながらも、竜也はぬいぐるみを取り出し奈々花へと渡した。
「ほれ、とれたぞ」
「はわー。ありがとうタッツー! 大切にするね!」
とれたぞ。その言葉があまりに虚しく聞こえ、竜也はがっくりと肩を落とす。それでも、目の前の少女が見せる満面の笑みを見ているとやっぱりどうでもいいと思えるのだから不思議で仕方がない。
「おう、大切にしてくれ」
軽い疲労感に襲われながらも、竜也は優しく目を細めるのだった。
竜也が彼女を抱きしめてから更に五分が経った頃、彼の必死の介抱により奈々花は元気を取り戻していた。
「あんまりはしゃぐなよ。今度は貧血で倒れんぞ」
「むぅ、私そこまで貧弱じゃないもん」
「そうだな、獅堂さんは天真爛漫快活美少女だもんな」
「タッツー、怒るよ」
彼女のことだ、もしかしたら無理をしているのかも知れない。そう思った竜也であったが奈々花の怒る姿を見て、これだけ元気なら大丈夫だろうと安堵の笑みを浮かべる。
「ねぇねぇ、タッツーはどっか寄りたい所無いの?」
「ん? いや、別に今日は俺の用事があるわけじゃねぇし、特に行きたいとこなんて――」
「それじゃゲーセン、あそこのゲーセン入ろ!」
不意に菜々花に問いかけられ答えを模索する竜也であったが、当の本人は彼の返事など求めていないという勢いで、向かいに見える賑やかな店を指差した。元気にはしゃぐ彼女の様子を見るに、竜也に聞いたのも社交辞令で最初から行くことに決めていたのだろう。
「はいはい」
「むぅ、タッツーなんか嫌そう」
「モテない俺に素直さを求めるな。ほら、行くぞ」
「こら、置いてくなー!」
乗り気に見えない竜也の態度に不満顔を見せる菜々花に対し、彼は皮肉を咬ませながらも彼女のために道を作るようにゲームセンターへと入っていく。
「にしても、ゲーセンもイメージ変わったよなぁ」
店内へと足を踏み入れた竜也は開口一番そう言うと、周囲へと視線を彷徨わせる。それに付き合うように菜々花も辺りを見回した。
「そうかな? う~ん、確かにちょいワルっぽい男の子は減ったかも」
「なんだ? お前こんな所出入りしてたのか?」
「これでも昔は剛拳士ナナちゃんと呼ばれてましてな。地元じゃブイブイいわせてたものですよ」
「ブイブイって……お前いくつだよ」
自分にとって馴染み深い、今や死語といって謙遜ない言葉を平然と使う少女に、竜也は驚き呆れ果てる。
昔のゲーセンと言えば、ハイスコア稼ぎや対戦相手を求める男性客が大半であり、刑事の竜也にとってはガラの悪い連中のたまり場というイメージが強い。しかし、昨今のゲーセンは体感ゲームやクレーンゲームが大半を占め、テーブル筐体など数えるほどしか置かれていないことが多い。そのせいか女性客やカップルが多く居る傾向にあるのだ。この店もその例に漏れず、女性の姿が十二分に確認できる。
そんなゲーセンの現状に感心していただけなのだが、まさかブイブイなどという言葉をこの娘の口から聞くことになるとは竜也は思いもしなかった。
「それで、何かやるのか?」
「え~っとね……お、おおっ!」
そんな菜々花に困惑しながら竜也が尋ねると、先ずはとクレーンゲームを物色していた彼女が歓声を上げて走り出す。
「か、可愛い!」
興奮する奈々花が両手を押し付けているガラスケースの中には、楕円形で腑抜けた感じのゆる~いぬいぐるみが大量に転がっていた。そのなんとも言えないゆるキャラ加減に駆け足で追いついてきた竜也は眉をひそめる。
「なんだこれ、腫れパンダか?」
「違うよ! オーバルくんだよ!」
クマともパンダとも見分けのつかない楕円形をしたフォルムに、なんとも言えないやる気の無さ。そして抱き心地の良さが人気を博した景品である。
今の説明でわかる通りオーバルくんが景品として並んだのは半年前。そう、この店内に置かれている景品は半年から一年近く遅れた型落ち品であり、そんなプライズ品の傾向を考えるとやはりこの辺りは田舎なのである。
しかし、それを気にしないのが田舎クオリティ。都会とは違い時間に急かされず、あるもので妥協できるのだ。
因みに、腫れパンダとは二十年前に一大ブームを巻き起こした顔を腫らしたパンダのキャラクターであり、オーバルくんと似たような形をしている。が、構図が似てるからといって決してパクリではないぞ。
「欲しい……でも私クレーン苦手なんだよなー……」
ガラスケースに力を入れ、わざとらしく大きな声を上げると、奈々花はゆっくりと竜也へと向き直る。獲物を見つけた猫のような彼女の瞳に、竜也は嫌な予感を覚えた。
「タッツー! ここは彼氏として華麗に!」
「やっぱりそうなるのかよ。しょうがねぇな」
彼の予感は見事に的中した。しかし、竜也は愚痴をこぼしながらも手際よく財布から百円玉を取り出し、コイン投入口へと放り込む。こういう時、嫌がりながらもノリノリになってしまうのが彼の悪い癖であった。
「ちなみに、タッツーの腕前は?」
「昔やった時は一回で取れたからな。まぁ、なんとかなるだろ」
「タッツー、それビギナーズラックっていうんじゃ」
真剣な表情でプレイするタッツーには悪いけどダメだろうなこりゃ。という奈々花の感は見事に的中した。
「くっ! なんだこれ、アーム弱すぎんだろ!」
引っ掛けても持ち上がる感触が微塵もないアームの弱さに、握りしめた拳を竜也は筐体へと叩きつける。
「それも考慮するのがクレーンゲームだと思うんだけど。あと、台パン禁止だよタッツー」
「昔は引っ掛けりゃなんとかなったぞだいたい。もう一度だ」
苛立ちながらも何度か両替に行き、ひたすらにプレイを続ける竜也。そのうち数回持ち上がるようなこともあったが、オーバルくんが取り出し口へ辿り着く気配は一切ない。そして、既に投入クレジットは二千円を超過していた。
自分でけしかけたとはいえ散財させるのは流石に心苦しい。そう思った奈々花は、辺りを見回し一人の男性定員に目をつける。如何にも女性慣れしてなさそうな愛想笑いを浮かべる若い男性だった。
このクレーンゲームというもの、お店によりけりではあるが、店員さんに頼むと取りやすい位置への移動やコツなんかを教えてくれたりする。正し、投入クレジットのタイミングや金額はデジタル管理されているので、嘘を付くのだけは絶対にやめましょう。
それを知っていた奈々花は竜也が集中していることを確認し、イケるという何の根拠もなしにその店員へと声をかけた。
「すいません店員さん」
「あ、はい。如何なさいましたかお客様」
奈々花の言葉に振り向いた店員の胸元には、店長と書かれたプレートが付けられている。それを確認した途端、これは当たりを引いたと悪い顔で奈々花は内心でほくそ笑む。
「あの台、難しいみたいで、なかなか取れないんですけど、なんとかしてもらえませんか?」
「はぁ。えっと」
好きでもない男にこれ程色目を使っているというのに。そんな勝手な苛立ちを抱きながら、煮え切らない店長の態度に奈々花は一気に勝負をかける。
「ぬいぐるみが凄く可愛くて、欲しいってけしかけちゃった手前、もういいって言いづらくて。あの人負けず嫌いなんです。だから、このままじゃ今月の生活費が!」
「いえ、その、そこまで」
「お願いします! 人助けだと思って」
「……わかりました。少々お待ちください」
サクッと折れた店長にやったぜちょろいと思う奈々花に対し、そこまで演技しなくてもいいのにと彼が思っていることなど彼女は知る由もないだろう。
「お客様、少々宜しいでしょうか?」
「あん!?」
それからすぐ奈々花が店長を連れて戻ってくると、真剣になりすぎた竜也は余裕を無くし目を血走らせていた。はっきり言って今の彼は強面の顔も含めてただのチンピラである。
「タッツー、顔怖いよ顔」
「お、おう。悪い。熱くなりすぎた。それで、えーっと」
「こちらのお客様からご要望がございまして。台の方を少々いじらせて頂きたいのですが」
「あ、はい。どうぞ」
いまいち話は飲み込めなかったが店長の言葉に従い竜也はクレーン台から離れる。すると、店長はケースを開け奈々花と話を始めた。どうやらどの商品が取りたいのかという話をしているのだが、竜也には何を話しているのかちんぷんかんぷんである。
そして、先程まで狙っていたぬいぐるみの位置が変わり、どうしたら取れるのかというレクチャーを店長が始めた所で何が行われていたのか理解した。正直、余計な事をと思った竜也であったが、奈々花の自信満々の笑みを見ている内にどうでも良くなってしまう。
それから店長の解説が終わるのを待ち、再び台の前へと立った竜也はコイン投入口へと百円玉を入れる。取り出し口ギリギリにセットされたオーバルくんに苦笑いを浮かべながら竜也はクレーンを誘導する。そして、オーバルくんの頭頂部めがけて降りたクレーンは彼を力強く押し込み、その力に耐えきれず開口部へと吸い込まれるように落ちていった。
あまりにあっさりとした結末に腑に落ちないものを感じながらも、竜也はぬいぐるみを取り出し奈々花へと渡した。
「ほれ、とれたぞ」
「はわー。ありがとうタッツー! 大切にするね!」
とれたぞ。その言葉があまりに虚しく聞こえ、竜也はがっくりと肩を落とす。それでも、目の前の少女が見せる満面の笑みを見ているとやっぱりどうでもいいと思えるのだから不思議で仕方がない。
「おう、大切にしてくれ」
軽い疲労感に襲われながらも、竜也は優しく目を細めるのだった。
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※もちろんフィクションです。
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