自重を知らない異世界英雄たち

なぎさセツナ

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第一章前編 異世界転生〜邪神討伐編

イレイサ冒険者ギルド編

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 そして、再びギルドに乗りつける解放組。
 すると、行きに話をしていた、ギルド職員のアミが駆け寄ってきた。

(ギルド職員:女 アミ)
      お、お待ちしておりました…はぁはぁ
      ギルマスがお会いしたいと思っているので、2階に来ていただけないでしょうか?

(なぎさ)ですよねぇ……わかりました、よろしくお願いします。

(ギルド職員:女 アミ)
      は、はい!こちらへどうぞ!

(なぎさ)いや、そんなに慌てなくていいから。一息つきましょうよ。

 
 大慌てで階段を駆け上がるアミ。危ない!ほら、躓いた。

(ギルド職員:女 アミ)
      痛たたたた(涙目)

(なぎさ)ほらぁ~。
     【ヒール】

(ギルド職員:女 アミ)
      あ、ありがとうございます。こちらの部屋です。お仲間の方たちもお待ちしております。

(ユエ)ありがと。

 
 扉を開けると、ティオたちと、例の冒険者ペアが待っていた。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      お待ちしておりました。なぎさ様。

(なぎさ)お待たせしました。ギルドマスターえーっと……
    それと、"様付け"はやめてください。その辺に居る、普通の冒険者パーティーなんで。

(ギルドマスター:女 アーミア&冒険者ペア)
      どこがだよ!!!

(ギルドマスター:女 アーミア)
      いや、取り乱してすまない。私はこの町でギルドマスターをしている、アーミアだ。以後よろしく。
      で、早速なんだが……そこの冒険者ふたりによると、大量の魔物を蹂躙したとか(汗)
      とても信じられない話だが、あれだけ大量に、
      しかも、金ランクですら苦戦したトラップハウスの魔物を狩りまくっているだけに、
      どういう人物たちか、知りたくて、ご足労願ったのだが。

(シア)あのぉ~、やり過ぎました?他の冒険者たちの食い扶持を奪ってしまったとか(冷汗)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      気にするの、そこ?!
      いや、大声出してすまん。それは問題無い。
      魔物は一定期間すれば、復活して増える。最奥の手こずる魔物を狩ってくれて助かる。
      大体の期間がわかっているだけに、およその数を把握するチャンスが出来た。

(ユエ)それは良かった。では。

(雫・ヤマト)あぁ、あまり邪魔してもアレだしな。

(玲・アカギ)そうだね、雫姉。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      気を使わしたな、では。って、なるかぁ!!!はぁはぁ、はぁはぁ……

(一同)ですよねぇ……

(なぎさ)で、どうしろと。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      まずは、冒険者登録をしてもらう。
      その上で、話を聞いて欲しい。
      イレイサ専属の冒険者になってもらいたいしな。

(ユエ)断る!!

(シア)そうですよ。大体、登録したての初心者冒険者に、それは無理ですよ。青ランクじゃないですかぁ~。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      そんなわけあるかぁ~!!!
      青ランク?ふざけんなぁぁぁっ!!!!
      こんなけ最奥の魔物、狩りまくった奴が、青ランクなわけないだろうぉぉぉっ!!!!
      金ランク、いや、プラチナランクだ!!
      伝説にある、超越者!プラチナランクに決まってるだろうぅぅぅっ!!
      私のギルマス権限で、プラチナランクの創設だぁぁぁっ!!!!はぁはぁ、はぁはぁ……

(ティオ)まあまあ、そう力みなさんな。登録直後でいきなりは、流石にマズかろう。
    周りの反発も凄いじゃろうて。トラブルは御免こうむりたい。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      ま、まぁ、言われてみれば、たしかに。
      いや、引退していたが、復帰した事にする。

(フェロ)見かけない、新参者の冒険者が、ですか?
    それに、受付で地図買う時、初めてだと言いましたよ?
    しかも、伝説のプラチナランクをいきなり新設して。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      うーむ……まぁいい、そこはギルマス権限でなんとかする。
      聞いてはいると思うが、ギルドは独立した第三者機関だ、国も手を出さない。
      よって、余程の事がない限り、情報は秘匿できる。
      国の要請で討伐に参加することがあるので、参加者の身元確認とか、実績とかな。
      こちらも信用ってもんがある。分かるよな?

(玲・アカギ)それは分かるが、色々縛りがあるだろう。ギルドの要請は断れないとか。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      まぁなぁ。しかし、それも私の権限で免除するが……
      それだけの腕だ、頼りたい時も出てくる時もあることは理解してほしい。
      それと、部位の買取は、状態第一なんで、色はつけられないが、
      護衛依頼はランク別の実績別だ。
      そこはどうとでもなるから、依頼殺到にはならない価格に設定する。
      こちらも頼りたい時に、取られるのは嫌だからな(ニヤリ)
      それと、ギルドからの報酬は色つけ放題だ。
      そこは最大限考慮するから、出来るだけ受けてもらいたい。
      それと、不自由や改良点があれば、申し出て欲しい。真っ先に検討する。
      それでもダメか?頼む!いや、頼みます!ほんと、お願い致します。(土下座)

(椿・シナノ)いやいや、そんなこと、しないでください。ギルドマスターの威厳が……
      分かりました、分かりましたか……

(雫・ヤマト)ちょっと待て、椿。アーミア様、それでは他のギルドから恨み妬みを買うのでは?

(ギルドマスター:女 アーミア)
       私如き、ゴミ同然のヘボギルマスに"様"など恐れ多い、
       是非呼び捨てで、いや、奴隷、犬、下僕、ゴミとお呼びください(土下座)
       ご心配ございません。そこも、私の権限でなんとかします。
       いや、させていただきます(土下座)

(シア)・・・(どん引き)

(なぎさ)でも、それは無理やろ?そんなことで情報が漏れても迷惑だし、諦めてくれ。
    それに、ギルドの要請なぁ……こっちの気が向いたらというか、手が空いてたら、
    前向きに善処するつもりで考えてみることにすればよくない?

(ギルドマスター:女 アーミア)
       まぁ、そう……いや、ダメです!嫌です!泣きます!泣きつきます!!
       だって、それって遠回しに断ってるじゃないですかぁ~(半泣)
       それに魔動車のケースを忘れましたか?冒険者同士の情報網、ナメたらダメです。
       早いです、もうこの事も、何処まで伝わってるかわかりません。
       行く先々で、勧誘の嵐。
       ギルドどころか、冒険者パーティー、領主、下手したら国にまで届いたかもしれないです。
       身の安全、いや、それは必要無いか、
       でも、国が動くと国外追放とかなったら、洒落にならない。
       それこそ、ギルドと国との戦争になっても過言ではないですよ!
       便宜は図ります。いや、図らせていただきます。もう、あなた方に尽くします。
       だから、何卒、よろしくお願い致します(土下座)

(ティオ)・・・ま、まぁ、そうじゃのう……なぎさ殿、ここはひとつ、飲んでもよいのではないか?
    先々の事を考えておるお主のことじゃ、これ程の好条件は無いことは分かっておろう。
    我らの事なら心配要らぬぞ、皆、お主について行くと決めておるのじゃ、遠慮は要らぬ。
    しかも、妾はもう見てられん。
    ギルドマスターの威厳も何もあったものではないわ(はぁ~)
    しかも、ここには妾たち以外に此奴らも居る、洒落にならない状態になっておらぬか?

(なぎさ)まぁなぁ……ユエは?

(ユエ)もういい、飲んだげて。これ以上は流石に鬼畜外道になる(はぁ~)

(シア)そうですよ、私もかまいません!

 
 皆、頷く。最早これ以上は鬼畜の所業、流石にない。
 ギルドマスターの威厳もプライドも捨てまくった、なりふり構わぬ行動に、皆、心の中ではどん引きしている。
 なぎさはただ"皆がどうしたいか"だけ気にしていた。ちょっとはギルマスも気にしてやれよ。

(なぎさ)わかった、では、そうします。アーミア様。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      私めに"様"付けなど……今、この瞬間から、私は下僕です(土下座)

(なぎさ)あぁ~、いや、その……やりにくいから、ほんとそれやめて。
    じゃあ、"アーミアさん"て呼ぶから、今後、それしたら、もう協力はしないよ(呆)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はっ!ははぁぁぁっ!!以後致しません!私共はなんとお呼びすれば……

(なぎさ)普通に"なぎさ"でしょ?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      ・・・(固)

(なぎさ)えっ?なんか変なこと言った?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      無理!無理!無理!!無理!なぎさ様ですよ?なぎさ様のパーティーですよ?
      そんなの無理に決まってるじゃないですか!!

(なぎさ)じゃあ、この話は無かったということで。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      うわぁ~ん(号泣)そんな無茶なぁ~(慟哭)

(ティオ)・・・なら、"さん付け"でよかろう(はぁ~)
   
(ギルドマスター:女 アーミア)
      うっ!うっ!うっ!分かりました。(滝涙)

(ティオ)でじゃ、そこの冒険者殿の名は何と申す?

(冒険者:女 エマ)へっ?わ、わ、わ、わた、わたしはエマ、いや、エマと申しまちゅ。

(一同)噛んだ……

(冒険者:男 ミカエル)お、俺、いや、わたちはミカエルと申しまじゅ。

(一同)二度噛んだな……

(雫・ヤマト)では問うが、ここで何か起こったか?

(冒険者:男 ミカエル)へっ?

(玲・アカギ)だから、ここで何か見たのか?と。

(冒険者:女 エマ)
      い、いえ、滅相もございません。何も見てないし、何も覚えていません!!神に誓って!!!

(冒険者:男 ミカエル)
      見てない!見てない!何があったんですか?お、僕は知りません!!神に誓います!!!

(椿・シナノ)物分かりが良くて助かる。他言無用。

(ユエ)もし……

(冒険者:エマ&ミカエル)
      無い無い無い無い!知らないものは何も言えない。冒険者の掟!!!

(フィル)ならいい。

 
 その気遣いに、祈りを捧げるギルマス。だから、そういうの辞めなさいって。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      では、冒険者登録を。アミ、早くギルドカードとバッチを。大至急!ギルマス命令だ!
      それと、パーティー名を決めて頂けると助かるのですが……

(ギルド職員:女 アミ)
      はい!喜んで!!ランクはどうしたらいいですか?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      決まってるだろ!プラチナだ!!

(ギルド職員:女 アミ)
      ギルマス!しっかりしてください!!
      今出来たばっかりです!無いです!!カードもバッチもプラチナは無いです!!(悲鳴)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      ど、ど、ど、ど……

(ティオ)後からではいかぬのか?こちらは慌ててはおらぬぞ(ため息)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      すみません!すみません!そうさせてください。ほんとう……

(なぎさ)だから、いいから、落ち着いて!とりあえず、
     【魂魄】
    落ち着いた?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      うっ!……あぁ~、ふぅ……はぁ……

(フェロ)効いたね。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      えーっと、あっ!なぎさ様いやなぎささん……ちょっと、ちょっと待って……

(なぎさ)はいはい
     【魂魄】
     【魂魄】
     【魂魄】
    まだ要る?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      あぁ~……取り乱しました。すみません。
      えーっと、では、後日にさせて、いや、します。
      またお越し、違う、来てください。
      ほんと来てくださいね!絶対来てくださいね!!来てくれなかったら、首吊りますから(半泣)

(なぎさ)わかった!わかったから!必ず来るから!でも、ちょっと待ってね、用事があるんで。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      分かりました。必ず来てくれるなら、首吊りません!

(なぎさ)はいはい。ちなみに、いつ頃出来るん?慌てなくていいからね。周りから反感買うの嫌だからね!

(ギルドマスター:女 アーミア)
      そうですね、10日以内……

(なぎさ)アホかぁ!!ゆっくり会議しろ!きっちり決めろ!後から追加、改訂ないように!!一発勝負でやるんだよ!!!!
    条件が気に入らんかったら、無かった話にするからな!!!
    ゆっくり、しっかり、これ以上やれるもんならやってみろ!思い残すことは無い!!!
    ってなってからでいい!!!!!それなら、いつだ?1年後か?2年後か?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      は、はいぃぃぃっ!1ヶ月、いや2ヶ月ください!それでなんとかします!

(なぎさ)それでほんとに大丈夫なんだな?2年後でもいいぞ!

(ギルドマスター:女 アーミア)
      大丈夫です!でも、それまででも、寄ってくれますよね?(涙目)

(ユエ)わかったから、わかったから。

(シア)で、あの部位はどうしたらいいの?みんなの、特に低ランクの冒険者の役に立てたいんですけど。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      あなた方は、聖女ですか?女神ですか?いや、女神様方です。(号泣)

(フェロ)いや、そうじゃなくて。もう、めんどくさいなぁ~(はぁ~)

(雫・ヤマト)量が量だけにどうしたらいいかと。
     
(なぎさ)買取があるということは、相場がある。
    大量に捌いてしまうと、相場や市場が崩壊する可能性がある。
    それで、どうしたらいいかなと。
    ギルドが保管して、流通を制御するなら、問題無いと思うけど、保管場所とかどうなんかな?と。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      なぎさ様(涙)いや、今はなぎさ様と呼ばせてください。
      そこまで考えてくださっているのですか(感涙)
      仰る通りです。ギルドは相場と市場の調整もしております。
      なので、保管場所はあります。ありますが……

(ティオ)量が多すぎたか……

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はい(しょぼん)

(なぎさ)なら、要る分だけ換金する。後はこちらで保管しとこう。ストレージがあるから、傷みはしない。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      す、ストレージ?!あの量をストレージに保管出来るんですか……

(ユエ)私たち全員、可能よ。ストレージと収納庫がある。使い分けてる。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はあぁ?(固)

(ギルド職員:女 アミ)
      流石です!皆さん!!(輝く目)

(ティオ)収納庫内に工房を作り、そこで生産した物をストレージに送り、保管。
    なんてこともしとるがのう(微笑)なぎさ殿の考案じゃ(ニヤリ)
    自動生産自動保管システム。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      神よ!この出会いに感謝します!このギルドに神を使わしてくださったことを!!

(ギルド職員:女 アミ)
      あの、なぎささん、抱いてください。いえ、抱かせてください。
      実は私、タチなんです(照)

(なぎさ)いきなりなんちゅう暴露してんですか!嫌ですよ(どん引き)

(ユエ)今夜、参加する?

(ギルド職員:女 アミ)
      はい!是非!!もう我慢出来ません♡♡♡♡♡

(なぎさ)ナニイツテルンデスカ?ユエサン(引き攣り)

(フィル)なぎさ、私も♡♡♡

(なぎさ)・・・・(どん引き)

(ミヤビ)本音は喜んでおるじゃろ?婿殿(エロ笑)

(なぎさ)・・・まぁ、それは置いといて。どうします?アーミアさん?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はい!私も参加します!見ての通り、バリタチです♡♡♡♡♡♡♡

(なぎさ)違~う!!!!はぁはぁ、はぁはぁ……
    部位の扱いは、どうするの?(呆)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はっ!あ、あぁ、そうでした!出来れば……

(なぎさ)要請に応じて、必要数買い取る。残りはこちらで保管。っすか?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      流石です。それです!でもよろしいんですか?

(なぎさ)構わんよ、問題無い。その方が此処に立ち寄る口実を作れる。でしょ?(笑)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      もう絶対抱きます!!はぁ♡はぁ♡はぁ♡はぁ♡

(なぎさ)怖ぇ~よ!(涙目)その買取金、此処に置いとくから、初心者や低ランクの飯代の足しにでもしてあげて。
    冒険者が減ったら、神殿の管理とか、何かと大変でしょ?それに、将来の高ランクの卵は大切やろ?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      私の全てを差し出して抱きます♡抱かせていただきます♡♡
      今から私はなぎさ様の下僕です♡♡♡

(なぎさ)もう訳わかんねーよ(泣)

 
 とりあえず、要請分を換金し、買取金をアーミアに渡す。
 そして、魔動車に乗り込み、キャンパーに戻る。
 その後はいつも通りのハズなんだが……
 何故かリビングのバイキング会場に、アーミアとアミが居る。嫌な予感しかしね~(泣)

(ギルド職員:女 アミ)
      なぎささん!今日はお誘いありがとうございます!

(ギルドマスター:女 アーミア)
      私もご招待していただき、ありがとうございます♡

 
 呼んだ覚えねーよ。

(なぎさ)あ、あぁ。誰か迎えに行った?意外と離れてたでしょ?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はい、ユエさんとフィルが迎えに来てくださいました。

  
 フィルが……マジで?ユエと一緒に??
 
(ギルド職員:女 アミ)
      あの魔動車、カッコよかったです。
      昼間のとはまた違って、凄くオシャレというか、エレガントでした。(キラキラした目)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      あんなパーティーに乗りつけても大丈夫どころか、
      羨望の眼差しで見られること間違いない形のもあるんですね。(輝く目)
      ギルドでは、大型の魔物を狩ったときに、持ち帰るのに困っているパーティーが多いのです。
      何かいい案があれば、ご教示していただきたいのですが……

(なぎさ)その堅苦しい喋り方、辞めたら教える。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      はい!わかりました、いや、わかった。
      で、どの、違う、どんなものですか?

(なぎさ)もうあると思うけど、荷車。馬車のある程度小型軽量化したやつ。
    買わせるんじゃなくて、ギルドが貸す。レンタル荷車は?
    欲しいと買いたい人には売ってもいい。もちろん分割払いも可で。
    冒険者は大型の獲物でも、今以上に換金部位を持って帰って来れる。
    ギルドはレンタル料を取れる。また、買うなら売り上げになる。
    お互い特にならないかな?と。

(ギルド職員:女 アミ)
      !!それ凄いです!確かにお互いにメリット大ですよね!

(なぎさ)そう。それと、荷車の大きさは多人数まで対応できるように、幾つかつくる。
    最終的には、個人向けの折りたたみ式小型軽量化したのも出したいなと。
    ギルドに置き場はあるよね?拡張出来るならして、数を置く。
    複数台、1パーティーが借りてもいいように。
    レンタル料は可能な限り安く。薄利多売、広く浅く、が基本。そうすれば利用者が増える。
    売値も無理せず買える程度かな?少し無理したら、でもいい。
    ただ、置き場という縛りがあるから、どうかなと。レンタルの方がメンテ不要で手軽ではあるけど。
    買ったのを置くスペースを貸し出すのも手。買い手がメンテが出来無いなら、メンテ料を取る。
    色々なプラン作れば、ニーズがあるかなとか。
    噂が早いなら、冒険者が集まりやすくなったり、専属が増えたりしないかとか思ってみたりね。
    で、これ実現するならこちらの発案だから、権利料として売り上げの5%を要求する。

(ギルドマスター:女 アーミア)5%!たった5%ですか?もちろん、冒険者からの提案なので、払いますが……

(なぎさ)レンタル料とか購入費用とかを安くするには、権利料などの取り分は安い方がいい。
    たくさんの冒険者が便利に使えるのが目的やろ?
    元々ウチらはそういうのは、取っても20%、内容次第で引き下げを考えてる。
    広まらないならやる意味がない。
    それに、これだとこっちもある程度安定した収入が見込めそうだから、こっちも都合がいい。

(ギルド職員:女 アミ)
      なるほど!
      冒険者は今以上の収入が得られる可能性が上がる。
      ギルドはレンタル料や販売等で収入の足しになる。
      なぎささん達はある程度の安定収入が約束される。
      いい事尽くめです!

(シア)その為にも、沢山の冒険者に利用してもらう必要がありますね。

(ティオ)その為にも安い料金である必要があるのじゃな!

(玲・アカギ)たしかに、"チリも積もれば何とやら"だな。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      なぎささん!貴方天才ですか?ひょっとして、前職は大商人だったとか!
      いや、詮索は御法度だった、申し訳ない。

(ユエ)もう、教えちゃう?いいよ?

(ミヤビ)もういいのではないか?婿殿。この先もあることじゃし。

(椿・シナノ)そういえばなぎささんは、何してたんだ?

(雫・ヤマト)この二人ならいいと思うぞ。秘密は守るだろう。なぁアーミア殿、アミ殿?

(ギルドマスター:女 アーミア)
      もちろんです!なぁ、アミ。

(ギルド職員:女 アミ)
      当たり前です!ギルドの信用に関わりますから!

(なぎさ)じゃ、言うよ。ウソではない、信じると約束してくれる?ぶっ飛んだ話だと思うけど(ニヤリ)

(アーミア&アミ)もちろん!!

(なぎさ)じゃあ、まず、ボクは"この世界の人"ではない、違う世界からの転生者です。
    で、ここに居るみんなは、古代に封印された勇者たち。最終的には12人解放する。
 
(ミヤビ)この世界は滅亡の危機に晒されておる。
    そこで、妾が"勇者召喚の儀"を行なったんじゃが、これ程の逸材が召喚されるとは思わんかった。
    婿殿は戦闘だけでなく、商才も先見の明も知識もある。その後のことまで考えておるのじゃ。
    そしてなにより楽しんでおる。そこで妾達はその先が見たくなった。
    だから皆でついて行こうと、嫁になろうと決めたのじゃ。

(なぎさ)ちょっと待て!いつ決めた?皆んな?マジで?

(シア)私はもう嫁ですよ?

(ユエ)正妻は私。

(ティオ)悪くはないと考えたがのう。

(フェロ)あんな事されたら、嫁になるしか無いじゃないですか!もう虜ですよ!(照)

(フィル)私はなぎさのもの、だから嫁。

(雫・ヤマト)私も、まぁなぁ……妹たちは乗り気だしな。

(玲・アカギ)こんな楽しい生活、捨てる訳ないだろ。婚約するぞ!

(椿・シナノ)もう最高じゃないですか!先手必勝!婚約ですよ!

(エルム)面白いと乗ってみた(微笑)

(ミヤビ)という事じゃ、観念せい(ニヤリ)

(なぎさ)は、はぁ……

(一同)嫌じゃないよね??(感情の消えた目)

(なぎさ)はい、嫌じゃないです。

(アーミア&アミ)怖ぇ~(怖)

(ギルド職員:女 アミ)で、続きお願いします。

(なぎさ)あ、あぁ。で、僕は薬剤師、こっちでは薬師とか言われたりしてたりする?
    それで経営者、自分で立ち上げてやってた。まぁ、大店に買収されて終わったが(苦笑)
    それでもう詰んだんで、もう何もやる気にならなかったが、こっちに来て色々出来るんで、燃えてる(笑)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      なるほど……はあぁ?何それ、それを信じろと。
      ぶっ飛んだ話、いやぶっ飛び過ぎてちょっと待ってくれ!!理解が追いつかない(涙)

(ギルド職員:女 アミ)
      凄いです!憧れます!!もう濡れます♡今夜絶対抱きます♡♡

(ギルドマスター:女 アーミア)
      うーん、たしかにいきなりあの魔動車だもんな……ありうるか……
      わかった、信じる。これは最高機密だ!わかったな、アミ!

(ギルド職員:女 アミ)
      もちろんですよ!私も貴方の嫁ですね?

(なぎさ)わかって無ーい!なんで嫁になる!!

(ユエ)嫁は認めない。働き次第で愛人になるなら考えてもいい。

(ギルド職員:女 アミ)
      やった!働きます!こき使ってください!
      絶対愛人の座、射止めます。後悔はさせません!!(やる気満々)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      お、おい!ギルド職員が特定の人物に肩入れすることは禁止だぞ!!

(ユエ)貴方も対象です。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      任せてください!!

(なぎさ)ま、まぁ無茶はしないでくれ。後々面倒くさいから。

(アーミア&アミ)はい!喜んで!!

(なぎさ)で、用事っていうのが、残りの勇者の解放とこの世界の救済。
    だから、用事優先したいんだ。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      もちろん!そういう事なら優先して欲しい。だから、後でよかったんですね?

(なぎさ)まぁね。それと面倒な事に巻き込まれたく無いのも理由。
    もう、ゆっくり生きて行こうてな。

(ユエ)そう、それが最大の理由。

(シア)後、都合良く使われるのは、もう御免だからね(静怒)

(ミヤビ)まぁ、各々の経緯はこれを見てくれ。
     【インデックス】

 
 食い入る様に見る二人、その壮絶な内容に言葉を失う。

(ギルドマスター:女 アーミア)
      ま、マジか……(驚)

(ギルド職員:女 アミ)
      いくらなんでも酷すぎます!(大激怒)

(ギルドマスター:女 アーミア)
      分かりました。ギルドとしても、私個人としても、最大限協力いたします。
      いや、命をかけて、やらせてください!

(なぎさ)あぁ、無理は絶対しないと約束して。でないと嫌。あくまで楽しんで人生送りたいから。

(アーミア&アミ)はい!喜んで!!

 
 どっかの居酒屋みたいな返事だな、おい。
 と思いながら、話で聞いたことしか無いなぎさは、この世界で聞けたら面白いなとか思っていたりした。
 その後は、食事を楽しみ。食後のティータイムを過ごしながら、色々と雑談に花が咲く。
 そろそろ頃合いが来たので、解散するとともに、なぎさはアーミアとアミを見送ろうとした。
 そこにユエが来て、町まで送って行くと魔動車を準備した。
 なぎさは魔動車が発車したのを、しっかりと見送ってから、自室に戻った。甘いな(爆)
 寝ていると、人の気配を感じたなぎさは、臨戦体制を取ろうとした。
 そこにいきなり"サンダースピア改"が飛んできた。もちろんユエである。しかし"改"?"改"って何??
 疑問はすぐ消えた。誘導弾だ、しかもロックオンしたら、分離する。(は?)

(なぎさ)嘘だろぉぉぉっ!!!

 
 叫びも虚しく、それぞれが両手両足と腹部に着弾する。

(なぎさ)ぐぇぐっ!!!

 
 最早なすすべなく、一瞬で感電して、動けなくなる。痺れて力が入らない。

(なぎさ)ユエだろ?なんちゅう無茶するねん!でも、改良版、凄いな。

(ユエ)ありがと。で、なぎさ?もう分かるよね(ニヤリ)

(なぎさ)分かりたくないけど、分かります(涙目)

(ユエ)上手く逃げるつもりだったでしょ?そんなこと、出来ると思う?ねぇ、な・ぎ・さ♡

(なぎさ)・・・ですよねぇ……

(ユエ)みんな入ってきて。運ぶよ!姦り風呂に(冷笑)

(なぎさ)ふ、風呂??何それ??

(ユエ)行けば分かるよ。私たちの自信作!じっくり楽しませて、あ・げ・る♡
 

 ゾロゾロと皆、入ってくる。ティオが抱え上げると、姦り風呂へ向かう。って、何故アーミアとアミが居るの?

(なぎさ)ええっ!なんでアンタら居るん?

(ユエ)私が送ると見せかけて、魔動車に待機させたの。うふふっ♡

(シア)二人ぐらい増えても大丈夫ですよ?広いから。えへへっ♡

(フェロ)な・ぎ・さ・ちゃん♡あーそぼ♡お・と・な・の・あ・そ・び♡♡

(ギルド職員:女 アミ)
      だ、抱いていいんですね♡あは♡あははは♡

(ギルドマスター:女 アーミア)
      うふふっ♡楽しみだ♡♡

(なぎさ)お前ら、怖ぇ~よ(涙目)

 
 姦り風呂に着くと、目を疑う光景に絶句するなぎさ。どころからこんな……あっ!錬成か(爆)

(なぎさ)これは……って、こっちの世界にもあるのね…まぁ、そりゃそうか……(冷汗)

(エルム)全世界共通ですね!私の悲願が叶う(嬉)
 
(なぎさ)どんな悲願だよ!!(涙)

(エルム)封印、長かったから……どれだけ夢見て、イメトレして、オナったか!頭の中で!!ふふふっ♡

(なぎさ)お前、巫女だろ!聖女だろ!!オナったとか言うな!!しかも、頭の中ってのが怖ぇ~わ(半泣)

(エルム)ほぅ…偏見だなぁ。私だって性欲はあるよ!当たり前じゃない!うふふっ♡

(なぎさ)誰か止めろよ(泣)

 
 いつの間にか、フィルが泡立てた何かを持ってきて、なぎさに覆い被さる。

(フィル)なぎさ♡今は私だけを見て♡♡ふふふっ♡♡♡

 
 フィルってそうだったの?ねぇ、あの感情が希薄で静かなフィルはこうだったの??
 まあ、その後は枷つけて吊るされたり、色んな物に固定されたり、姦りたい放題の狂乱の宴。
 朝には屍と化したなぎさと、スッキリ艶々になった他一同がそこに居た。
 朝まで姦ったんかい!
 そしてなぎさに発動される"リカバリー"と"エナジーチャージ"、念のための"ハイヒール"
 わぁ~お!魔法って便利!!
 そのまま朝風呂、綺麗になると、なぎさを担いでリラックススペースに。
 甲斐甲斐しくお風呂にいれて綺麗にした後、リラックススペースにお姫様抱っこで運ぶなんて、
 如何に愛されているのかが伝わってくる。
 とは、アーミアとアミの後日談。
 いや、お前らも姦りたい放題姦ったよな。
 なぎさが復活した後、朝食を取りにリビングへ。
 ここでも自動調理システムとメニューの豊富さにトキメク二人であった。
 その後、今度は本当に二人を町まで送り、ブリーフィングを始める。
 

  
 
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