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第一章後編 ハイリヒ王国復興編
フェアベルゲン発展編
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ベースキャンプに戻ったなぎさは、ユエのところへ向かった。
(なぎさ)ユエ、フェアベルゲンに行ってくる。
(ユエ)わかった。そうねぇ、発展開発の返事も聞かないといけないよね。
誰か連れて行く?
(なぎさ)いや、ひとりで行くわ。
王都とは違う開発になるかもやし。
(ユエ)うーん、でも基本というか基礎工事は同じでしょ。
手伝うのが居る方が良くない?
ハイリヒ王国の事もあるから、ある程度早く仕上げたくない?
(なぎさ)たしかになぁ……どうしよ?
と言っても手の空いてるの居る?
(ユエ)うーん、そうねぇ……。
みんな自分の事業に取り掛かってるかぁ……。
わかった、じゃあお願い。た・だ・し!絶対無理しない事!
時間かけてやってね。新領土のことは皆、分かってるから、代理が出来るからね。
(なぎさ)わかった。
予定は決まった。なぎさはゲートを使ってフェアベルゲンに向かう。
(なぎさ)ただいまぁ~(微笑み)
(兎人族 シラヌイ)
なぎさ様、おかえりなさい。
ありがとうございます。ゲートでハイリヒと繋いでくれて。
皆喜んでいます。自宅から通勤が出来るので、いつでも家族や友人と会えるって。
しかもベースキャンプの一室、安全も確保されているので、安心して会いにも行けると(嬉)
(なぎさ)良かった。でもごめんなさい。もっと早く気付けば良かった。
(兎人族 シラヌイ)
いえいえ、そんな事は言わないでください。
皆、感謝してます。そこまで気遣ってもらえるなんて、いくら感謝してもしきれないと(笑顔)
(なぎさ)うん、分かった。
今日はフェアベルゲンの開発をやりに来たんよ。
テーゼ族長の返事も聞かないといけないし、どうするのかなって。
(兎人 シラヌイ)
分かりました。族長のところに行きましょう。
シラヌイと一緒にテーゼ族長宅に向かった。
(兎人族 テーゼ族長)
なぎさ様、おかえりなさいませ。
(なぎさ)ただいま。今日はフェアベルゲンの開発について相談に来ました。
どんな感じですか?
(兎人族 テーゼ族長)
はい、上水道とトイレをお願いしたいです。
下水道は引かず、魔法処理をお願いしたいです。
(なぎさ)分かりました。ちなみに下水は川に流します?それとも何処かに溜めます?
(兎人族 テーゼ族長)
川に流します。捨て場があるので、そこから川に流してましたから。
(なぎさ)了解です。畑などの用水路は大丈夫ですか?
(兎人族はテーゼ族長)
大丈夫です。と言いたいのですが、掘って固めただけなので、
よく崩れたり詰まったりするのでそれが解決出来たらとは思うのですが……
(なぎさ)うーん、難しいですね。流れてる水にその土とか泥からの栄養分が滲み出てるとかは、どうなんでしょう?
それをカットしてしまって、作物の質に影響出てもいけませんから……
(兎人族はテーゼ族長)
あっ!その心配がありますね。流石なぎさ様、そこまで気遣っていただけるなんて(感激)
(なぎさ)せっかくの良質な作物ですから、質は落としたくないじゃないですか(微笑み)
(兎人族 テーゼ族長)
そうですぇ……ちょっと調査してみます。それからでよろしいでしょうか?
(なぎさ)もちろん、慎重にやりましょう。上水道引いても大丈夫ですか?
(兎人族 テーゼ族長)
ええ、それは大丈夫です。水汲みでもやってますので。
(なぎさ)なら良かった。
早速作業にかかる。
フェアベルゲンだ、遠慮要らない、チート全開でいった。
まずは上水道に取り掛かる。
ってか、これ、上水道?どこに道があるん?道が!
なぎさは水源になってる川に行く。
まずやったのは、水を引き込む為の分岐。
川の流れの一部を引き込む。
そして下流は川に戻した。
川の流れに逆らわず、通過させる構造だ。
そして下水道。
捨て場に魔法陣を彫る、全ての下水はここに転移する。
そこにクリーン魔法陣、消去魔法陣を加えていく。
まず、消去魔法で不要な成分やゴミを取り除く。
クリーン魔法で水を綺麗にし、再度消去魔法で川に有用な成分以外を消滅させる。
そして、それを更にクリーン魔法で綺麗にする。菌も有害物質も全く含まない。
川魚や植物に必要な成分しか含まれていない。
完璧だ!褒めてくれ!(おい!)
それから各家を回る。
(なぎさ)こんにちはぁ~、なぎさ水道工務店でーす♪(笑)
(獣人:女①)ぶっ!(笑)
(熊人族 ナジヌ・タニア)
な、なぎさ、おま(爆笑)
(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
なぎさ様(大爆笑)
(なぎさ)えっ?だって水道工事やん(笑)
(猫人族 ユナ・パトリエット)
そのセンス、Priceless(大爆笑)
(獣人:女①)水道?ですか??
(なぎさ)はい。これでもう水汲みはしなくてよくなります。干ばつなどの災害以外。
そう言って、洗い場や屋外、希望者にはお風呂も作って設置した。
(なぎさ)使い方を説明しますね。
まず、この蛇口というのを動かして、水を出したいところに持っていきます。
次に、この青い魔石を触れてください、水が出ます。
水量は魔石を撫ぜながら調整してくださいね。
手前から奥へ触ると水量が増え、奥から手前に触ると水量が減ります。
止める時は続けて3回タッチしてください、止まります。ほら。
赤い魔石も使い方は同じですが、赤い方を触るとお湯が出ます。
温度は青い魔石の水と赤い魔石のお湯の量で調整してください。こんな感じで。
そして、注目はこれ、緑の魔石!
この魔石を触ると冷水が出ます!暑い日に冷たい水が飲めます。
で、これは魔石が壊れない限り使うことができます。
一応強化魔法を付与してあるので、そう簡単には壊れないです。
また魔石は外れないので、盗まれる心配もないですよ。
流した水は転移魔法で集積所に転移し、綺麗に処理されて川に戻るので、心配しなくても大丈夫です。
トイレもお風呂も同じ仕組みですから、安心して使ってくださいね(笑顔)
家庭用のお風呂、要ります?設置しますよ。家庭用なので小さいですけど。
(獣人:女①)こ、こ、これは凄い!家庭用のお風呂!是非お願いします。
(なぎさ)分かりました。
毎日1軒づつ回り設置して行く。
意外と時間がかかるぞ、これ。
(なぎさ)ふぃ~、結構時間がかかるな、舐めてたわ(苦笑)
(熊人族 ナジヌ・タニア)
そりゃお前ぇ~、一軒づつだぜ?フェアベルゲンに何軒あると思ってんだ?(はぁ~)
(なぎさ)たしかに……何人か連れてくればよかった。まぁ頑張るから、待ってもらっててね。
(熊人族 ナジヌ・タニア)
当たり前ぇ~だ、文句言う奴ぁ~オレが絞めてやるわ。
(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
ユエ様に報告しておいた方がいいですよね?
(なぎさ)そうやね。こっちは時間がかかる、ハイリヒが始まったら連絡してと。
とりあえずはインフラ整備だから、任せていいかな?って。
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
私が伝えます。他に何か伝えることは?
(なぎさ)今のところ無いかな?
そう言うと、クレ・オスマヤヒはハイリヒに向かった。
(犬人族 タニラ・ストラス)
なぎさ様、お疲れではないでしょうか?
(猫人族 ユナ・パトリエット)
そうですよ、毎日これだけの軒数をこなしているんです。
少し休まれては如何でしょうか?
(なぎさ)わかった少し休むわ。明日は休んでいいかな?皆んな待ってるけど。
(熊人族 ナジヌ・タニア)
んなもん、待たしゃいいんだよ。こんなにやってんのに文句言う奴ぁ~半殺しにしてやるわ。
(狐人族 アナ・スタシア)
明日と言わずに3日ほど休んだ方がいいですよ。もう20日間もぶっ続けじゃないですか。
(豹人族 シズク・アストラ)
働き過ぎです。ユエ様に怒られますよ?せめて3日に1日は休まないと。
そう言われ、明日から3日間とりあえず休みになった。
ハイリヒはどうなってるんかな?
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
なぎさ様、ただいま戻りました。
(なぎさ)おかえり。どんな感じ?
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
ユエ様からの伝言ですが……"休め!"です。
"こちらは大丈夫、フェアベルゲンの事に集中して。
インフラ整備は任せてもらって大丈夫、更なる発展開発をする時は連絡する。"
でした。
(なぎさ)あはは(汗)わかった。そう伝えてもらってもいい?
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
はっ!
それから、ハイリヒは任せてフェアベルゲンの事に専念するなぎさ。
ハイリヒの方もかなり時間がかかっていた。
広大な新領土、そう簡単には終わらない。しかも更地、建物の建築も必要になる。
当然ギルドも絡んでくる。
ちょうどいい、ユエとティオが交渉に当たった。
この先の予定を話し、新ギルドの創設を提案した。
将来の商売の事を考えて、監視兼取締り役と管理役が欲しい、
しいては冒険者ギルドだけでなく、商業ギルド、工業ギルド、農業・漁業・林業ギルドを立ち上げないか?と。
権利や価格、妨害や違法行為を防ぐために。
その上で統括ギルドを作り、ギルドの独断による暴走と癒着を防いでくれないかと。
ギルドの方もその話には一考ありと判断したらしく、ギルマス会議にかける事を約束した。
それから3年半後、フェアベルゲンのインフラと学習塾が完成した。
ほぼ同時期になぎさの本邸も完成した。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
なぎさ様、長い間お疲れ様でした。
(兎人族 テーゼ族長)
こんなに素晴らしい設備をありがとうございます。
もうなんてお礼を言えばいいか(感激)
(なぎさ)いえいえ、喜んでもらえて嬉しいですよ。
塾の講師の事ですけど、ハイリヒ組の中から優秀な者が育ちましたので、
その人達が来てくれるそうです。
(兎人族 テーゼ族長)
なぎさ様(感謝)
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
なぎさ様の本邸も完成しましたのよ、早速ご覧になってくださいな。うふふっ♡
(なぎさ)えっ?ありがとうございます。早速見に行きます。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
ではこちらに。ふふふっ♡
ヤマノ夫人の案内で本邸を見に行った。
(なぎさ)・・・・。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
どうです?自信作ですよ、ふふふっ♡
(なぎさ)これ、学校って言ってませんでした?
(熊人族 ナジヌ・タニア)
あぁ、なんだ。お前、そうでも言わねぇと作らねぇだろ?なぎさ様。だからだよ。
(なぎさ)いや、でも、デカ過ぎるやろ?
(猫人族 ユナ・パトリエット)
そうですか?私たちの部屋もありますし、メイドも50人居ますから、狭いぐらいですよ?
(なぎさ)ご、50人?!なんで??
(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
なんで?って…なぎさ様はフェアベルゲンの救世主、大英雄ですよ?
50人のメイドなんて、少ないぐらいですよ。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
まぁ、メイドのみなさんは2人部屋なので、なんとかなりましたよ。ふふふっ♡
(なぎさ)分かりました、地下室作ります。
(熊人族 ナジヌ・タニア)
おっ!いいねぇ、姦り部屋スペシャル(ニヤリ)
(なぎさ)違うわ!部屋増やすんだよ!
(犬人族 タニラ・ストラス)
姦り部屋を、ですよね(ニヤリ)
(なぎさ)なら、ついでに作ってやるわ!姦り部屋スペシャル!!
(猫人族 ユナ・パトリエット)
言質、取りましたよ(微笑み)みなさん、ガッツリ計画立てましょう(ニヤッ)
(豹人族 シズク・アストラ)
どんな感じにする?えへへへ(エロ笑)
なぎさをよそに異常に盛り上がる一行、何故かしれっとヤマノ夫人も居る。
(なぎさ)とりあえず、やるか。
そう言うと、早速作業に取り掛かる。
一部屋出来れば、あとはコピー。だから早い。
(なぎさ)ベッド、シャワー付きお風呂、洗面台、トイレ、洗濯場、小型キッチンセット。
これでとりあえずいいか。足りなきゃ後から足そう。
ハイリヒ王都の一流ホテルも顔負けのメイド用個室が出来上がった、50人分。
メイドの為に娯楽スペース、バーカウンター、サウナ付き大浴場、トレーニングルーム、スポーツスペースまで。
必見、極甘お人好し、なぎさスペシャル発動である。
1週間後、選抜メイド50人が集結した。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
なぎさ様!本邸メイド長を任されました、マニア・ニルムと申します。
よろしくお願いいたします。
そして、この者達がなぎさ様の本邸専属のメイド達です。
(本邸専属メイド一同)
よろしくお願いします!
(なぎさ)こちらこそよろしくお願いします。お世話になります(笑顔)
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
皆さん、荷物を自分の部屋に置いたらエントランスに集合です。
部屋割りは此処に書いてあります。分かりましたか!
(本邸専属メイド一同)
はい!
(なぎさ)あっ!ちょっと待って!新しい部屋割りをお願い、これに割り振って。ごめんね。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
は、はあ…分かりました。
そう言うと、なぎさから受け取る。そして固まる。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
なっ、なっ、なっ、なっ、、、
(なぎさ)ごめんね、マニアさんの部屋だけ決まっちゃってるけど、他の皆んなには割り振ってくれるかな?
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
こ、個室。私専用の執務室まで!
(本邸専属メイド一同)
・・・・。えっ?ええぇぇぇっ!!
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
わ、分かりました、すぐいたします。少々お待ちください。
早速取り掛かる。しかし、そこはメイド長、仕事が早い。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
お待たせ致しました。えーっと、此処はどこに……増設は……されてないかと……
(なぎさ)ふふふっ♡まあまあ、ついてきて。
そう言うと、なぎさは地下室、いや地下階に案内した。
で、一同固まる。まぁいつもの事ですな。
(なぎさ)此処がマニアさんの第二執務室ね、上でするにはちょっと……っていう仕事とか、
人目にあまり触れない方がいい書類とかの保管庫として使って。
また、有事の際にも仕事や管理ができるようになってるから。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
は、はあ……しかし、ここは、えーっと……
(なぎさ)シャワー付きお風呂、仮眠室、簡易キッチン、トイレ、金庫、あと部下の部屋、待機場所に応接室かな。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
あわわわわわ……
(なぎさ)じゃ、みんなの部屋も見に行こうか。
あっ!マニアさんの部屋もあるよ、仕事とプライベートは分けないとストレス溜まるからね(微笑み)
みんなと同じやつだけど。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
じ、十分てす、みんなと同じにしてください。
(なぎさ)では、行こうか。
なぎさの案内で部屋を見に行った。
(なぎさ)これがみんなの部屋ね。要る物が言ってね、錬成で作れるものなら作るから。
(本邸専属メイド一同)
・・・・・(絶句)
(狐人族 本邸専属メイド①)
な、なぎさ様、ここは何人部屋でしょうか……
(なぎさ)ん?ひとり部屋。みんな個室だよ?
(本邸専属メイド一同)
はあぁ?
(なぎさ)ここも、シャワー付きお風呂、トイレ、簡易キッチンがあるから、好きに使って。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
な、なぎさ様、ここは地下ですよね?
(なぎさ)そうだよ?でも窓も無いと息が詰まるから、窓もどきに外の景色をリアルタイムで見れるようにした。
天井も空が見えるようにしたから、夜は星空が見えるよ。
光は屈折魔法で自然光を取り込んでいる。この魔石を触ると普通の天井にもなるから、切り替えれるよ?
灯は光魔法、部屋の掃除はクリーン魔法でも出来るようにした。灯が白、クリーンは緑ね。
魔石の寿命は壊れない限り大丈夫。一応、保護魔法は付与しておいた。
ベッドのところの白魔石は明るさも調整できるから、手で触れて回すようにやってみて、
付ける時は2回、消す時は3回タッチね。
お風呂やシャワー、トイレはもう分かるよね?同じだから。
(本邸専属メイド一同)
・・・・。
(なぎさ)?どうしたの?
(狐人族 本邸専属メイド②)
こ、これが私たちの部屋?ですか?個室で……
(なぎさ)そうだよ、次、共同スペース行こうか。
そう言うと、自慢の共同スペースに連れて行く。
サウナ付き大浴場、バーカウンター、リラックススペース、遊技室、トレーニングルーム、喫茶スペース。
もはや至れり尽くせりの充実装備。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
あっ、あわ、あわ、あわ、あわ……
(なぎさ)あわ?足りないものとか、こんなのあったらいいなぁっていうのがあったら言ってね。作れれば作るから。
(狼人族 本邸専属メイド③)
じ、十分です!充分過ぎます!!
(牛人族 本邸専属メイド④)
此処どこですか?一流ホテルですか?私たちの住処ですか?そうですか(驚)
(鬼族 本邸専属メイド⑤)
滅茶苦茶です!こんなとこに住んでいいんですか!
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
も、もはや上級貴族レベル。いや、王族レベル!
我が本家邸宅が霞んで見える(驚)
(なぎさ)ま、まぁ、これから色々あると思うし、生活は快適な方がいいやん。
ストレスは健康とお肌に悪いし(笑)
(熊人族 本邸専属メイド⑥)
私、帰りたくない。もう一生此処に住む!だから、一生お側に置いてください、なんでもしますから!
(本邸専属メイド一同)
私たちも!!(輝く目)
(なぎさ)わ、分かった、分かりましたから、そんな怖いこと言わないで(冷汗)
(本邸専属メイド一同)
無理です!
(なぎさ)は、ハイ……
それから、皆は荷物を運び込み、整理していた。
(なぎさ)マニアさん、そろそろ出発しますから、何かあればゲートでお願いします。
地下執務室のゲートが直接ボクらのベースキャンプの待合室に繋がってますから。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
はい!分かりました。行ってらっしゃいませ、ご主人様!
(なぎさ)ご、ご主人様?(冷汗)
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
はい!私たちは今日からなぎさ様の奴隷、なんなりとお申し付けください。
(なぎさ)いや、そういうの、辞めようよ(焦)みんな家族なんだから(冷汗)
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
なぎさ様!ありがたきお言葉、身に余る光栄にございます(輝く目)
フェアベルゲンでもやらかすなぎさ(笑)
見てて笑った(爆笑)
(なぎさ)ただいま。
(ユエ)おかえり、何かやらかしたね?
(なぎさ)へっ?なんで?
(シア)げっそりしてますからです(笑)
(ティオ)またなんかやらかしおったのう(ニヤリ)
(フェロ)だね。使徒が増えたんじゃない(爆笑)
(フィル)なぎさ、お人好し(ニヤリ)
(なぎさ)うっ!(冷汗)
(雫・ヤマト)当たりだな。邸宅を作るって聞いていたから、また自重無しでやった。
というところか(ニヤリ)
(なぎさ)あわわ(爆焦)
(椿・シナノ)その慌て方は図星だな(微笑)
(玲・アカギ)語るに落ちたな、なぎさ(ニヤリ)
(なぎさ)あの、その、いや……ハイ(ガクン)
話を聞いた皆は呆れたが、まぁなぎさだからという事で納得した。
(なぎさ)怒られるかと思った。
(シア)自覚はあったんですね?なぎささん。
(なぎさ)結果を見てな。やらかしたって。
(ティオ)まぁ、それがなぎさ殿だからのう(笑)
(雫・ヤマト)大体想像がつくわな。
(なぎさ)うっ!
(ユエ)誰の嫁だと思ってるの?それぐらいすぐ分かるし、もはや当たり前過ぎて日常よ(笑)
(なぎさ) はい、流石です。
(ユエ)で、これからなんだけど、まずはギルド会議に出て欲しいと要請がきた。
(ティオ)色々決まったらしいのじゃ、その話がしたいらしいぞ。
(なぎさ)了解っす。で、どこで?
(ユエ)王都のギルド。そこを今後、ギルド本部にするんだって。
(ティオ)我らと密に付き合いたいみたいじゃな、一番動きやすい場所を本部にしよったわ(微笑)
(なぎさ)じゃあ、行こうか。
そう言うと、ギルド本部に向かった。
(なぎさ)ユエ、フェアベルゲンに行ってくる。
(ユエ)わかった。そうねぇ、発展開発の返事も聞かないといけないよね。
誰か連れて行く?
(なぎさ)いや、ひとりで行くわ。
王都とは違う開発になるかもやし。
(ユエ)うーん、でも基本というか基礎工事は同じでしょ。
手伝うのが居る方が良くない?
ハイリヒ王国の事もあるから、ある程度早く仕上げたくない?
(なぎさ)たしかになぁ……どうしよ?
と言っても手の空いてるの居る?
(ユエ)うーん、そうねぇ……。
みんな自分の事業に取り掛かってるかぁ……。
わかった、じゃあお願い。た・だ・し!絶対無理しない事!
時間かけてやってね。新領土のことは皆、分かってるから、代理が出来るからね。
(なぎさ)わかった。
予定は決まった。なぎさはゲートを使ってフェアベルゲンに向かう。
(なぎさ)ただいまぁ~(微笑み)
(兎人族 シラヌイ)
なぎさ様、おかえりなさい。
ありがとうございます。ゲートでハイリヒと繋いでくれて。
皆喜んでいます。自宅から通勤が出来るので、いつでも家族や友人と会えるって。
しかもベースキャンプの一室、安全も確保されているので、安心して会いにも行けると(嬉)
(なぎさ)良かった。でもごめんなさい。もっと早く気付けば良かった。
(兎人族 シラヌイ)
いえいえ、そんな事は言わないでください。
皆、感謝してます。そこまで気遣ってもらえるなんて、いくら感謝してもしきれないと(笑顔)
(なぎさ)うん、分かった。
今日はフェアベルゲンの開発をやりに来たんよ。
テーゼ族長の返事も聞かないといけないし、どうするのかなって。
(兎人 シラヌイ)
分かりました。族長のところに行きましょう。
シラヌイと一緒にテーゼ族長宅に向かった。
(兎人族 テーゼ族長)
なぎさ様、おかえりなさいませ。
(なぎさ)ただいま。今日はフェアベルゲンの開発について相談に来ました。
どんな感じですか?
(兎人族 テーゼ族長)
はい、上水道とトイレをお願いしたいです。
下水道は引かず、魔法処理をお願いしたいです。
(なぎさ)分かりました。ちなみに下水は川に流します?それとも何処かに溜めます?
(兎人族 テーゼ族長)
川に流します。捨て場があるので、そこから川に流してましたから。
(なぎさ)了解です。畑などの用水路は大丈夫ですか?
(兎人族はテーゼ族長)
大丈夫です。と言いたいのですが、掘って固めただけなので、
よく崩れたり詰まったりするのでそれが解決出来たらとは思うのですが……
(なぎさ)うーん、難しいですね。流れてる水にその土とか泥からの栄養分が滲み出てるとかは、どうなんでしょう?
それをカットしてしまって、作物の質に影響出てもいけませんから……
(兎人族はテーゼ族長)
あっ!その心配がありますね。流石なぎさ様、そこまで気遣っていただけるなんて(感激)
(なぎさ)せっかくの良質な作物ですから、質は落としたくないじゃないですか(微笑み)
(兎人族 テーゼ族長)
そうですぇ……ちょっと調査してみます。それからでよろしいでしょうか?
(なぎさ)もちろん、慎重にやりましょう。上水道引いても大丈夫ですか?
(兎人族 テーゼ族長)
ええ、それは大丈夫です。水汲みでもやってますので。
(なぎさ)なら良かった。
早速作業にかかる。
フェアベルゲンだ、遠慮要らない、チート全開でいった。
まずは上水道に取り掛かる。
ってか、これ、上水道?どこに道があるん?道が!
なぎさは水源になってる川に行く。
まずやったのは、水を引き込む為の分岐。
川の流れの一部を引き込む。
そして下流は川に戻した。
川の流れに逆らわず、通過させる構造だ。
そして下水道。
捨て場に魔法陣を彫る、全ての下水はここに転移する。
そこにクリーン魔法陣、消去魔法陣を加えていく。
まず、消去魔法で不要な成分やゴミを取り除く。
クリーン魔法で水を綺麗にし、再度消去魔法で川に有用な成分以外を消滅させる。
そして、それを更にクリーン魔法で綺麗にする。菌も有害物質も全く含まない。
川魚や植物に必要な成分しか含まれていない。
完璧だ!褒めてくれ!(おい!)
それから各家を回る。
(なぎさ)こんにちはぁ~、なぎさ水道工務店でーす♪(笑)
(獣人:女①)ぶっ!(笑)
(熊人族 ナジヌ・タニア)
な、なぎさ、おま(爆笑)
(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
なぎさ様(大爆笑)
(なぎさ)えっ?だって水道工事やん(笑)
(猫人族 ユナ・パトリエット)
そのセンス、Priceless(大爆笑)
(獣人:女①)水道?ですか??
(なぎさ)はい。これでもう水汲みはしなくてよくなります。干ばつなどの災害以外。
そう言って、洗い場や屋外、希望者にはお風呂も作って設置した。
(なぎさ)使い方を説明しますね。
まず、この蛇口というのを動かして、水を出したいところに持っていきます。
次に、この青い魔石を触れてください、水が出ます。
水量は魔石を撫ぜながら調整してくださいね。
手前から奥へ触ると水量が増え、奥から手前に触ると水量が減ります。
止める時は続けて3回タッチしてください、止まります。ほら。
赤い魔石も使い方は同じですが、赤い方を触るとお湯が出ます。
温度は青い魔石の水と赤い魔石のお湯の量で調整してください。こんな感じで。
そして、注目はこれ、緑の魔石!
この魔石を触ると冷水が出ます!暑い日に冷たい水が飲めます。
で、これは魔石が壊れない限り使うことができます。
一応強化魔法を付与してあるので、そう簡単には壊れないです。
また魔石は外れないので、盗まれる心配もないですよ。
流した水は転移魔法で集積所に転移し、綺麗に処理されて川に戻るので、心配しなくても大丈夫です。
トイレもお風呂も同じ仕組みですから、安心して使ってくださいね(笑顔)
家庭用のお風呂、要ります?設置しますよ。家庭用なので小さいですけど。
(獣人:女①)こ、こ、これは凄い!家庭用のお風呂!是非お願いします。
(なぎさ)分かりました。
毎日1軒づつ回り設置して行く。
意外と時間がかかるぞ、これ。
(なぎさ)ふぃ~、結構時間がかかるな、舐めてたわ(苦笑)
(熊人族 ナジヌ・タニア)
そりゃお前ぇ~、一軒づつだぜ?フェアベルゲンに何軒あると思ってんだ?(はぁ~)
(なぎさ)たしかに……何人か連れてくればよかった。まぁ頑張るから、待ってもらっててね。
(熊人族 ナジヌ・タニア)
当たり前ぇ~だ、文句言う奴ぁ~オレが絞めてやるわ。
(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
ユエ様に報告しておいた方がいいですよね?
(なぎさ)そうやね。こっちは時間がかかる、ハイリヒが始まったら連絡してと。
とりあえずはインフラ整備だから、任せていいかな?って。
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
私が伝えます。他に何か伝えることは?
(なぎさ)今のところ無いかな?
そう言うと、クレ・オスマヤヒはハイリヒに向かった。
(犬人族 タニラ・ストラス)
なぎさ様、お疲れではないでしょうか?
(猫人族 ユナ・パトリエット)
そうですよ、毎日これだけの軒数をこなしているんです。
少し休まれては如何でしょうか?
(なぎさ)わかった少し休むわ。明日は休んでいいかな?皆んな待ってるけど。
(熊人族 ナジヌ・タニア)
んなもん、待たしゃいいんだよ。こんなにやってんのに文句言う奴ぁ~半殺しにしてやるわ。
(狐人族 アナ・スタシア)
明日と言わずに3日ほど休んだ方がいいですよ。もう20日間もぶっ続けじゃないですか。
(豹人族 シズク・アストラ)
働き過ぎです。ユエ様に怒られますよ?せめて3日に1日は休まないと。
そう言われ、明日から3日間とりあえず休みになった。
ハイリヒはどうなってるんかな?
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
なぎさ様、ただいま戻りました。
(なぎさ)おかえり。どんな感じ?
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
ユエ様からの伝言ですが……"休め!"です。
"こちらは大丈夫、フェアベルゲンの事に集中して。
インフラ整備は任せてもらって大丈夫、更なる発展開発をする時は連絡する。"
でした。
(なぎさ)あはは(汗)わかった。そう伝えてもらってもいい?
(蛇人族 クレ・オスマヤヒ)
はっ!
それから、ハイリヒは任せてフェアベルゲンの事に専念するなぎさ。
ハイリヒの方もかなり時間がかかっていた。
広大な新領土、そう簡単には終わらない。しかも更地、建物の建築も必要になる。
当然ギルドも絡んでくる。
ちょうどいい、ユエとティオが交渉に当たった。
この先の予定を話し、新ギルドの創設を提案した。
将来の商売の事を考えて、監視兼取締り役と管理役が欲しい、
しいては冒険者ギルドだけでなく、商業ギルド、工業ギルド、農業・漁業・林業ギルドを立ち上げないか?と。
権利や価格、妨害や違法行為を防ぐために。
その上で統括ギルドを作り、ギルドの独断による暴走と癒着を防いでくれないかと。
ギルドの方もその話には一考ありと判断したらしく、ギルマス会議にかける事を約束した。
それから3年半後、フェアベルゲンのインフラと学習塾が完成した。
ほぼ同時期になぎさの本邸も完成した。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
なぎさ様、長い間お疲れ様でした。
(兎人族 テーゼ族長)
こんなに素晴らしい設備をありがとうございます。
もうなんてお礼を言えばいいか(感激)
(なぎさ)いえいえ、喜んでもらえて嬉しいですよ。
塾の講師の事ですけど、ハイリヒ組の中から優秀な者が育ちましたので、
その人達が来てくれるそうです。
(兎人族 テーゼ族長)
なぎさ様(感謝)
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
なぎさ様の本邸も完成しましたのよ、早速ご覧になってくださいな。うふふっ♡
(なぎさ)えっ?ありがとうございます。早速見に行きます。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
ではこちらに。ふふふっ♡
ヤマノ夫人の案内で本邸を見に行った。
(なぎさ)・・・・。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
どうです?自信作ですよ、ふふふっ♡
(なぎさ)これ、学校って言ってませんでした?
(熊人族 ナジヌ・タニア)
あぁ、なんだ。お前、そうでも言わねぇと作らねぇだろ?なぎさ様。だからだよ。
(なぎさ)いや、でも、デカ過ぎるやろ?
(猫人族 ユナ・パトリエット)
そうですか?私たちの部屋もありますし、メイドも50人居ますから、狭いぐらいですよ?
(なぎさ)ご、50人?!なんで??
(蛇人族 マラ・オスマヤヒ)
なんで?って…なぎさ様はフェアベルゲンの救世主、大英雄ですよ?
50人のメイドなんて、少ないぐらいですよ。
(兎人族 ヤマノ族長夫人)
まぁ、メイドのみなさんは2人部屋なので、なんとかなりましたよ。ふふふっ♡
(なぎさ)分かりました、地下室作ります。
(熊人族 ナジヌ・タニア)
おっ!いいねぇ、姦り部屋スペシャル(ニヤリ)
(なぎさ)違うわ!部屋増やすんだよ!
(犬人族 タニラ・ストラス)
姦り部屋を、ですよね(ニヤリ)
(なぎさ)なら、ついでに作ってやるわ!姦り部屋スペシャル!!
(猫人族 ユナ・パトリエット)
言質、取りましたよ(微笑み)みなさん、ガッツリ計画立てましょう(ニヤッ)
(豹人族 シズク・アストラ)
どんな感じにする?えへへへ(エロ笑)
なぎさをよそに異常に盛り上がる一行、何故かしれっとヤマノ夫人も居る。
(なぎさ)とりあえず、やるか。
そう言うと、早速作業に取り掛かる。
一部屋出来れば、あとはコピー。だから早い。
(なぎさ)ベッド、シャワー付きお風呂、洗面台、トイレ、洗濯場、小型キッチンセット。
これでとりあえずいいか。足りなきゃ後から足そう。
ハイリヒ王都の一流ホテルも顔負けのメイド用個室が出来上がった、50人分。
メイドの為に娯楽スペース、バーカウンター、サウナ付き大浴場、トレーニングルーム、スポーツスペースまで。
必見、極甘お人好し、なぎさスペシャル発動である。
1週間後、選抜メイド50人が集結した。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
なぎさ様!本邸メイド長を任されました、マニア・ニルムと申します。
よろしくお願いいたします。
そして、この者達がなぎさ様の本邸専属のメイド達です。
(本邸専属メイド一同)
よろしくお願いします!
(なぎさ)こちらこそよろしくお願いします。お世話になります(笑顔)
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
皆さん、荷物を自分の部屋に置いたらエントランスに集合です。
部屋割りは此処に書いてあります。分かりましたか!
(本邸専属メイド一同)
はい!
(なぎさ)あっ!ちょっと待って!新しい部屋割りをお願い、これに割り振って。ごめんね。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
は、はあ…分かりました。
そう言うと、なぎさから受け取る。そして固まる。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
なっ、なっ、なっ、なっ、、、
(なぎさ)ごめんね、マニアさんの部屋だけ決まっちゃってるけど、他の皆んなには割り振ってくれるかな?
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
こ、個室。私専用の執務室まで!
(本邸専属メイド一同)
・・・・。えっ?ええぇぇぇっ!!
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
わ、分かりました、すぐいたします。少々お待ちください。
早速取り掛かる。しかし、そこはメイド長、仕事が早い。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
お待たせ致しました。えーっと、此処はどこに……増設は……されてないかと……
(なぎさ)ふふふっ♡まあまあ、ついてきて。
そう言うと、なぎさは地下室、いや地下階に案内した。
で、一同固まる。まぁいつもの事ですな。
(なぎさ)此処がマニアさんの第二執務室ね、上でするにはちょっと……っていう仕事とか、
人目にあまり触れない方がいい書類とかの保管庫として使って。
また、有事の際にも仕事や管理ができるようになってるから。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
は、はあ……しかし、ここは、えーっと……
(なぎさ)シャワー付きお風呂、仮眠室、簡易キッチン、トイレ、金庫、あと部下の部屋、待機場所に応接室かな。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
あわわわわわ……
(なぎさ)じゃ、みんなの部屋も見に行こうか。
あっ!マニアさんの部屋もあるよ、仕事とプライベートは分けないとストレス溜まるからね(微笑み)
みんなと同じやつだけど。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
じ、十分てす、みんなと同じにしてください。
(なぎさ)では、行こうか。
なぎさの案内で部屋を見に行った。
(なぎさ)これがみんなの部屋ね。要る物が言ってね、錬成で作れるものなら作るから。
(本邸専属メイド一同)
・・・・・(絶句)
(狐人族 本邸専属メイド①)
な、なぎさ様、ここは何人部屋でしょうか……
(なぎさ)ん?ひとり部屋。みんな個室だよ?
(本邸専属メイド一同)
はあぁ?
(なぎさ)ここも、シャワー付きお風呂、トイレ、簡易キッチンがあるから、好きに使って。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
な、なぎさ様、ここは地下ですよね?
(なぎさ)そうだよ?でも窓も無いと息が詰まるから、窓もどきに外の景色をリアルタイムで見れるようにした。
天井も空が見えるようにしたから、夜は星空が見えるよ。
光は屈折魔法で自然光を取り込んでいる。この魔石を触ると普通の天井にもなるから、切り替えれるよ?
灯は光魔法、部屋の掃除はクリーン魔法でも出来るようにした。灯が白、クリーンは緑ね。
魔石の寿命は壊れない限り大丈夫。一応、保護魔法は付与しておいた。
ベッドのところの白魔石は明るさも調整できるから、手で触れて回すようにやってみて、
付ける時は2回、消す時は3回タッチね。
お風呂やシャワー、トイレはもう分かるよね?同じだから。
(本邸専属メイド一同)
・・・・。
(なぎさ)?どうしたの?
(狐人族 本邸専属メイド②)
こ、これが私たちの部屋?ですか?個室で……
(なぎさ)そうだよ、次、共同スペース行こうか。
そう言うと、自慢の共同スペースに連れて行く。
サウナ付き大浴場、バーカウンター、リラックススペース、遊技室、トレーニングルーム、喫茶スペース。
もはや至れり尽くせりの充実装備。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
あっ、あわ、あわ、あわ、あわ……
(なぎさ)あわ?足りないものとか、こんなのあったらいいなぁっていうのがあったら言ってね。作れれば作るから。
(狼人族 本邸専属メイド③)
じ、十分です!充分過ぎます!!
(牛人族 本邸専属メイド④)
此処どこですか?一流ホテルですか?私たちの住処ですか?そうですか(驚)
(鬼族 本邸専属メイド⑤)
滅茶苦茶です!こんなとこに住んでいいんですか!
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
も、もはや上級貴族レベル。いや、王族レベル!
我が本家邸宅が霞んで見える(驚)
(なぎさ)ま、まぁ、これから色々あると思うし、生活は快適な方がいいやん。
ストレスは健康とお肌に悪いし(笑)
(熊人族 本邸専属メイド⑥)
私、帰りたくない。もう一生此処に住む!だから、一生お側に置いてください、なんでもしますから!
(本邸専属メイド一同)
私たちも!!(輝く目)
(なぎさ)わ、分かった、分かりましたから、そんな怖いこと言わないで(冷汗)
(本邸専属メイド一同)
無理です!
(なぎさ)は、ハイ……
それから、皆は荷物を運び込み、整理していた。
(なぎさ)マニアさん、そろそろ出発しますから、何かあればゲートでお願いします。
地下執務室のゲートが直接ボクらのベースキャンプの待合室に繋がってますから。
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
はい!分かりました。行ってらっしゃいませ、ご主人様!
(なぎさ)ご、ご主人様?(冷汗)
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
はい!私たちは今日からなぎさ様の奴隷、なんなりとお申し付けください。
(なぎさ)いや、そういうの、辞めようよ(焦)みんな家族なんだから(冷汗)
(狼人族 本邸メイド長 マニア・ニルム)
なぎさ様!ありがたきお言葉、身に余る光栄にございます(輝く目)
フェアベルゲンでもやらかすなぎさ(笑)
見てて笑った(爆笑)
(なぎさ)ただいま。
(ユエ)おかえり、何かやらかしたね?
(なぎさ)へっ?なんで?
(シア)げっそりしてますからです(笑)
(ティオ)またなんかやらかしおったのう(ニヤリ)
(フェロ)だね。使徒が増えたんじゃない(爆笑)
(フィル)なぎさ、お人好し(ニヤリ)
(なぎさ)うっ!(冷汗)
(雫・ヤマト)当たりだな。邸宅を作るって聞いていたから、また自重無しでやった。
というところか(ニヤリ)
(なぎさ)あわわ(爆焦)
(椿・シナノ)その慌て方は図星だな(微笑)
(玲・アカギ)語るに落ちたな、なぎさ(ニヤリ)
(なぎさ)あの、その、いや……ハイ(ガクン)
話を聞いた皆は呆れたが、まぁなぎさだからという事で納得した。
(なぎさ)怒られるかと思った。
(シア)自覚はあったんですね?なぎささん。
(なぎさ)結果を見てな。やらかしたって。
(ティオ)まぁ、それがなぎさ殿だからのう(笑)
(雫・ヤマト)大体想像がつくわな。
(なぎさ)うっ!
(ユエ)誰の嫁だと思ってるの?それぐらいすぐ分かるし、もはや当たり前過ぎて日常よ(笑)
(なぎさ) はい、流石です。
(ユエ)で、これからなんだけど、まずはギルド会議に出て欲しいと要請がきた。
(ティオ)色々決まったらしいのじゃ、その話がしたいらしいぞ。
(なぎさ)了解っす。で、どこで?
(ユエ)王都のギルド。そこを今後、ギルド本部にするんだって。
(ティオ)我らと密に付き合いたいみたいじゃな、一番動きやすい場所を本部にしよったわ(微笑)
(なぎさ)じゃあ、行こうか。
そう言うと、ギルド本部に向かった。
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