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【第49話】 「“他の人に触られてるミオ”を、私が見守るだけの夜」
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「今夜、ちょっと預けるね」
彼女はそう言って、ひとりの男の名前を口にした。
知っている人ではなかった。
でもそれは重要じゃない。
大事なのは、“彼女が見ている”という一点だった。
「触らせるけど、ミオはちゃんと覚えててな」
「“誰に快感もらってるか”やなくて──
“誰に許されて、それを味わってるか”が、
いちばん大事やから」
部屋には、彼と彼女と私だけがいた。
緊張感はなかった。
むしろ、“予定されたプレイ”の静けさが支配していた。
彼は無言で、私の指先に触れた。
そしてゆっくり、膝を割るように促してくる。
私は、彼ではなく──
部屋の奥でじっと見ている“彼女の目”に従っていた。
「ミオ、感じてるふりでもええよ」
「でも、絶対に忘れたらあかん。
その身体は、“今もわたしの持ち物”やから」
彼女の声がそう告げた瞬間、
男の手が胸元に這った。
でも私の目は──
彼じゃなく、彼女の視線に向けられたままだった。
男の指が下着を押し上げる。
その摩擦に、少しだけ息が漏れる。
けれどその吐息は、
「触れられている快感」じゃなかった。
“彼女の目に応えたい”という緊張が、
身体を勝手に昂らせていった。
彼が私の中に指を入れようとした瞬間、
彼女が口を開いた。
「……そこで止めて」
「中までは、まだ早い」
「ミオの奥に触れていいのは、“わたしの指”だけって決めてるから」
男は手を止めた。
私は、内心ほっとした。
でも同時に──
**“彼女だけが、わたしの奥を知ってる”**というその感覚に、
じんわりと濡れていく自分がいた。
プレイが終わったあと、
彼女は私にそっと近づいてきて、耳元で言った。
「ミオ、偉かったね」
「ちゃんと、“誰のものか”忘れてなかった」
「ほかの人に触れられてる姿──すごく綺麗やったよ」
私は、震える声で答えた。
「……誰が触ってもいい。
でも、“誰のものか”だけは、絶対に忘れたくない」
彼女は微笑んで、
その夜、自分の指で私を何度も貫いた。
それは、「確認」だった。
“私の奥”を知っているのは、
この人だけなんだ──という証明。
彼女はそう言って、ひとりの男の名前を口にした。
知っている人ではなかった。
でもそれは重要じゃない。
大事なのは、“彼女が見ている”という一点だった。
「触らせるけど、ミオはちゃんと覚えててな」
「“誰に快感もらってるか”やなくて──
“誰に許されて、それを味わってるか”が、
いちばん大事やから」
部屋には、彼と彼女と私だけがいた。
緊張感はなかった。
むしろ、“予定されたプレイ”の静けさが支配していた。
彼は無言で、私の指先に触れた。
そしてゆっくり、膝を割るように促してくる。
私は、彼ではなく──
部屋の奥でじっと見ている“彼女の目”に従っていた。
「ミオ、感じてるふりでもええよ」
「でも、絶対に忘れたらあかん。
その身体は、“今もわたしの持ち物”やから」
彼女の声がそう告げた瞬間、
男の手が胸元に這った。
でも私の目は──
彼じゃなく、彼女の視線に向けられたままだった。
男の指が下着を押し上げる。
その摩擦に、少しだけ息が漏れる。
けれどその吐息は、
「触れられている快感」じゃなかった。
“彼女の目に応えたい”という緊張が、
身体を勝手に昂らせていった。
彼が私の中に指を入れようとした瞬間、
彼女が口を開いた。
「……そこで止めて」
「中までは、まだ早い」
「ミオの奥に触れていいのは、“わたしの指”だけって決めてるから」
男は手を止めた。
私は、内心ほっとした。
でも同時に──
**“彼女だけが、わたしの奥を知ってる”**というその感覚に、
じんわりと濡れていく自分がいた。
プレイが終わったあと、
彼女は私にそっと近づいてきて、耳元で言った。
「ミオ、偉かったね」
「ちゃんと、“誰のものか”忘れてなかった」
「ほかの人に触れられてる姿──すごく綺麗やったよ」
私は、震える声で答えた。
「……誰が触ってもいい。
でも、“誰のものか”だけは、絶対に忘れたくない」
彼女は微笑んで、
その夜、自分の指で私を何度も貫いた。
それは、「確認」だった。
“私の奥”を知っているのは、
この人だけなんだ──という証明。
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