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【一】灯火
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五日後、香代はまた寺を訪ねた。今度こそ和尚が香代を待っていて、「うまそうな茶菓子をもらったから後で相伴してくれ」と嬉しそうに出迎えてくれた。
花を生け終え、和尚のいる寺務室を訪ねる。
和尚は書見台や経本の類いが雑多に転がっている中から座布団を引っ張り出し、香代に勧めた。
「ここに座って。今、茶を淹れよう」
「ありがとうございます」
香代は頭を下げて、和尚が茶を淹れる手元を見つめていた。
茶を注ぐ音が部屋に広がっていく。
おとずれた静けさに、香代はふと顔を上げた。
「今日は、いらっしゃらないようですね」
間つなぎに口にした話題だったが、和尚はまばたきをした後、もの問いたげな目を向けてきた。
「……なにか?」
問えば、和尚はふてくされたように唇を尖らせる。
「……悔しいのぅ。あんなぽっと出の若造に、お香代の心を持って行かれるなど……」
「また和尚、そんな冗談を」
「冗談と思うか。わしはな、まだよちよち歩きの頃からお主をかわいがってきたんだぞ。お香代にはもっと、頼りがいのある、男前のいい、わしが一目置くような……」
和尚の話が長くなりそうだと察して、香代は「そういえば」と話題を変えることにした。
この辺りの呼吸は、長いつき合いだけあって心得ている。和尚は大人しく口をつぐんだ。
「わたしは全く存じ上げませんでしたが、昨年、蓮本さまが跡目を立てられたそうですね。和尚さまはご存じでしたか?」
美弥の話を思い出して口にしてみる。
重臣の家に出入りすることもある和尚だから、会ったことがあるかもしれない。
実のところ、美弥に「知らないの?」と驚かれたことが気になっていた。
いくら世情に疎いといっても、香代はもう二十四だ。少しくらい外のこと――藩内のことを知るべきではないか。
和尚なら快く世情を教えてくれるだろうし、美弥への土産話にもなるだろう。
そう思ってのことだったのだが――
「そうらしいな」
和尚は低く答えただけで、湯飲みを香代へ押し出すように差し出した。
「……ありがとうございます」
和尚が怒っているように見えて、香代は内心首を傾げた。
(何か怒らせるようなことを言ったかしら……)
自問しながら、茶を一口すする。
ふわりと鼻孔を抜ける爽やかな香りは、先日、男が淹れていたものと明らかに違った。
「……美味しい。前のお茶と全然違いますね」
自然と浮かんだ微笑みを向けると、和尚はそれで機嫌を直したらしい。満足げにうなずいて、
「そうだろう、そうだろう。これは特別客用の茶だからな。あいつには出しとらん」
留守を頼むくらいだから信頼しているのだろうに、ずいぶんと扱いがぞんざいだ。香代は不思議に思ったが、それだけ仲がいいということなのかもしれない。
兄夫婦も、元が幼なじみだったからか、ときどきお互いをぞんざいに扱うことがある。そう思って記憶を辿ると、男の和尚への態度にも思い当たる節があった。
(和尚と仲のいい人なら、わたしも仲良くなれるかもしれない……)
喉を落ちた茶が、ほんのりと腹を温めてくれた。
***
和尚と話し込んでしまったせいで、寺を出るのがいつもより遅くなった。和尚が鐘撞きに立つのを機に、慌てておいとまを願い出る。
夏が近づいているから、まだ外は明るい。けれど、兄が帰って来るまでに夕餉の準備を整えておきたかった。
足早に進んでいると、四つ辻の先から賑やかな声が近づいてきた。
男が三人、大声で話している。
歳は香代と変わらなそうだが、酒を飲んでいるらしい。誰も据わった目をしていた。
着ているものと、歩いて来る方向からすると上士の家の者だろう。が、この時間にあれだけ飲んでいるとなると、ろくにお役目を果たしているとも思えない。
関わり合いになりたくないと、足早に角を曲がろうとしたが――
「おいおい。挨拶もせずに行くのか」
大股に近づいてきた男に、力任せに肘を引かれた。香代は悲鳴を噛み殺す。
男の手が、自分の身体に触れている――
それだけで、鼓動が乱れ、悪寒が身体を駆けた。
身体中を巡る恐怖をやり過ごそうと、香代はじっと息を詰める。背中に嫌な汗がにじむのを感じた。
そのとき、へぇ、と笑いを含んだ男の声が降ってきた。
「お前――お香代か」
香代は目を合わさないままうつむいた。
男のことを知らない香代には、なぜ自分の名を知られているのかも分からない。
ただ、はやくここから去りたくてたまらなかった。
ともすれば震える身体を押さえようと、拳を握り、奥歯を噛みしめる。
「――お香代だと?」
もう一人の男の声に、香代ははっと顔を上げた。
進み出たのは、三人の中でも一番体格がいい男だ。
鋭い目と、気が強そうな大きな小鼻が目についた。
香代の腕を掴んでいる男は半身を引いて、進み出た男に前を譲った。
進み出た男が、香代に手を伸ばす。
何をするのかと思えば、掴まれている手首から肘へ、肌をなぞるように袖を引き上げた。
「――っ!」
一気に鳥肌が立って、香代はまた悲鳴をあげそうになった。
動悸が乱れて呼吸は浅く、頭が真っ白になりかけている。
「……あいかわらず、生っ白い肌をしてるな。俺より一つ下だったか。とすれば二十四にもなるはずなのに……まるで生娘みてぇだ」
生臭い息に吐き気がした。気分が悪いが、それを悟られたら面白がられるだけだろう。
ぐっとこらえてうつむく。
剥き出しになった腕が、男たちの値踏みするような視線に晒されている。
それだけでも、羞恥と嫌悪に震えが止まらない。
「そういえば……何年か前、持病で嫁ぎそびれたと聞いたな。――ということは、本当にまだ生娘か」
くっくっと、男は低く喉を鳴らした。
笑いを含んだその声が、舌なめずりする蛇を思わせる。
男は不気味に笑った。
「男の味を知らぬまま朽ちて行くのも惜しかろう。……ここで会ったのも何かの縁だ。俺が教えてやろうか」
一歩分、顔が近づいた。香代は悲鳴を飲み込み、代わりに答える。
「け、っこうです」
声は裏返ったが、かろうじて届いたらしい。男は面白くなさそうに鼻を鳴らした。
「ふん。……素直になればよいものを」
男が袖から手を離すと、もう一人の男も香代の腕を離した。たたらを踏むように距離を置いた香代に、男の声が次ぐ。
「目付の妹に手を出して、後で面倒があっても困るからな。兄貴のお役目に免じて、今日のところは引いてやる。――芦原に、そう伝えろ」
「……」
目付。芦原。兄――
香代の家のことも知られているらしい。
返事をしない香代の肩を、男が掴んだ。指が食い込むほど強い力で、強引に上を向かされる。
「伝えろよ。いいな?」
「……はい……」
男は据わった目でもう一度香代をねめつけ、きびすを返して去って行った。
香代は震えの残る手を、自分の手で押さえつける。
男の背中が見えなくなると、ようやく緊張から解放された。
香代はよろめくように家に帰りつき、手水で手を洗った。
腕にはまだ、掴まれた男の手の感覚がくっきりと残っている。
いくら洗ってもなくならないそれが、気持ち悪くてたまらない。
座り込んで声を上げて泣きたいくらいだが、兄夫婦に心配をかけるわけにはいかなかった。
(もう、二十四にもなるのだから)
頭の片隅に、暗い記憶が見え隠れしている。
それを吐く息とともに振り払い、無理矢理微笑みを作った。
(大丈夫――何もなかった。大丈夫)
自分に言い聞かせて、家に向かうと、中に向かって明るく声をかけた。
「香代です。ただいま戻りました」
珍しいことに、家にはもう、兄が帰ってきていた。
机上に書状を広げ、腕組みしている後ろ姿に、部屋の外から声をかける。
「遅くなりました。兄上、もうお帰りだったのですね。申し訳ありません、すぐに夕餉の支度を――」
香代の口上を遮り、辰之介が振り向く。
その表情の厳しさに、香代は思わず、背筋を伸ばした。
「香代。お前に話がある。……ここへ座れ」
有無を言わせぬ兄の口調に、香代はごくりと唾を飲んだ。
花を生け終え、和尚のいる寺務室を訪ねる。
和尚は書見台や経本の類いが雑多に転がっている中から座布団を引っ張り出し、香代に勧めた。
「ここに座って。今、茶を淹れよう」
「ありがとうございます」
香代は頭を下げて、和尚が茶を淹れる手元を見つめていた。
茶を注ぐ音が部屋に広がっていく。
おとずれた静けさに、香代はふと顔を上げた。
「今日は、いらっしゃらないようですね」
間つなぎに口にした話題だったが、和尚はまばたきをした後、もの問いたげな目を向けてきた。
「……なにか?」
問えば、和尚はふてくされたように唇を尖らせる。
「……悔しいのぅ。あんなぽっと出の若造に、お香代の心を持って行かれるなど……」
「また和尚、そんな冗談を」
「冗談と思うか。わしはな、まだよちよち歩きの頃からお主をかわいがってきたんだぞ。お香代にはもっと、頼りがいのある、男前のいい、わしが一目置くような……」
和尚の話が長くなりそうだと察して、香代は「そういえば」と話題を変えることにした。
この辺りの呼吸は、長いつき合いだけあって心得ている。和尚は大人しく口をつぐんだ。
「わたしは全く存じ上げませんでしたが、昨年、蓮本さまが跡目を立てられたそうですね。和尚さまはご存じでしたか?」
美弥の話を思い出して口にしてみる。
重臣の家に出入りすることもある和尚だから、会ったことがあるかもしれない。
実のところ、美弥に「知らないの?」と驚かれたことが気になっていた。
いくら世情に疎いといっても、香代はもう二十四だ。少しくらい外のこと――藩内のことを知るべきではないか。
和尚なら快く世情を教えてくれるだろうし、美弥への土産話にもなるだろう。
そう思ってのことだったのだが――
「そうらしいな」
和尚は低く答えただけで、湯飲みを香代へ押し出すように差し出した。
「……ありがとうございます」
和尚が怒っているように見えて、香代は内心首を傾げた。
(何か怒らせるようなことを言ったかしら……)
自問しながら、茶を一口すする。
ふわりと鼻孔を抜ける爽やかな香りは、先日、男が淹れていたものと明らかに違った。
「……美味しい。前のお茶と全然違いますね」
自然と浮かんだ微笑みを向けると、和尚はそれで機嫌を直したらしい。満足げにうなずいて、
「そうだろう、そうだろう。これは特別客用の茶だからな。あいつには出しとらん」
留守を頼むくらいだから信頼しているのだろうに、ずいぶんと扱いがぞんざいだ。香代は不思議に思ったが、それだけ仲がいいということなのかもしれない。
兄夫婦も、元が幼なじみだったからか、ときどきお互いをぞんざいに扱うことがある。そう思って記憶を辿ると、男の和尚への態度にも思い当たる節があった。
(和尚と仲のいい人なら、わたしも仲良くなれるかもしれない……)
喉を落ちた茶が、ほんのりと腹を温めてくれた。
***
和尚と話し込んでしまったせいで、寺を出るのがいつもより遅くなった。和尚が鐘撞きに立つのを機に、慌てておいとまを願い出る。
夏が近づいているから、まだ外は明るい。けれど、兄が帰って来るまでに夕餉の準備を整えておきたかった。
足早に進んでいると、四つ辻の先から賑やかな声が近づいてきた。
男が三人、大声で話している。
歳は香代と変わらなそうだが、酒を飲んでいるらしい。誰も据わった目をしていた。
着ているものと、歩いて来る方向からすると上士の家の者だろう。が、この時間にあれだけ飲んでいるとなると、ろくにお役目を果たしているとも思えない。
関わり合いになりたくないと、足早に角を曲がろうとしたが――
「おいおい。挨拶もせずに行くのか」
大股に近づいてきた男に、力任せに肘を引かれた。香代は悲鳴を噛み殺す。
男の手が、自分の身体に触れている――
それだけで、鼓動が乱れ、悪寒が身体を駆けた。
身体中を巡る恐怖をやり過ごそうと、香代はじっと息を詰める。背中に嫌な汗がにじむのを感じた。
そのとき、へぇ、と笑いを含んだ男の声が降ってきた。
「お前――お香代か」
香代は目を合わさないままうつむいた。
男のことを知らない香代には、なぜ自分の名を知られているのかも分からない。
ただ、はやくここから去りたくてたまらなかった。
ともすれば震える身体を押さえようと、拳を握り、奥歯を噛みしめる。
「――お香代だと?」
もう一人の男の声に、香代ははっと顔を上げた。
進み出たのは、三人の中でも一番体格がいい男だ。
鋭い目と、気が強そうな大きな小鼻が目についた。
香代の腕を掴んでいる男は半身を引いて、進み出た男に前を譲った。
進み出た男が、香代に手を伸ばす。
何をするのかと思えば、掴まれている手首から肘へ、肌をなぞるように袖を引き上げた。
「――っ!」
一気に鳥肌が立って、香代はまた悲鳴をあげそうになった。
動悸が乱れて呼吸は浅く、頭が真っ白になりかけている。
「……あいかわらず、生っ白い肌をしてるな。俺より一つ下だったか。とすれば二十四にもなるはずなのに……まるで生娘みてぇだ」
生臭い息に吐き気がした。気分が悪いが、それを悟られたら面白がられるだけだろう。
ぐっとこらえてうつむく。
剥き出しになった腕が、男たちの値踏みするような視線に晒されている。
それだけでも、羞恥と嫌悪に震えが止まらない。
「そういえば……何年か前、持病で嫁ぎそびれたと聞いたな。――ということは、本当にまだ生娘か」
くっくっと、男は低く喉を鳴らした。
笑いを含んだその声が、舌なめずりする蛇を思わせる。
男は不気味に笑った。
「男の味を知らぬまま朽ちて行くのも惜しかろう。……ここで会ったのも何かの縁だ。俺が教えてやろうか」
一歩分、顔が近づいた。香代は悲鳴を飲み込み、代わりに答える。
「け、っこうです」
声は裏返ったが、かろうじて届いたらしい。男は面白くなさそうに鼻を鳴らした。
「ふん。……素直になればよいものを」
男が袖から手を離すと、もう一人の男も香代の腕を離した。たたらを踏むように距離を置いた香代に、男の声が次ぐ。
「目付の妹に手を出して、後で面倒があっても困るからな。兄貴のお役目に免じて、今日のところは引いてやる。――芦原に、そう伝えろ」
「……」
目付。芦原。兄――
香代の家のことも知られているらしい。
返事をしない香代の肩を、男が掴んだ。指が食い込むほど強い力で、強引に上を向かされる。
「伝えろよ。いいな?」
「……はい……」
男は据わった目でもう一度香代をねめつけ、きびすを返して去って行った。
香代は震えの残る手を、自分の手で押さえつける。
男の背中が見えなくなると、ようやく緊張から解放された。
香代はよろめくように家に帰りつき、手水で手を洗った。
腕にはまだ、掴まれた男の手の感覚がくっきりと残っている。
いくら洗ってもなくならないそれが、気持ち悪くてたまらない。
座り込んで声を上げて泣きたいくらいだが、兄夫婦に心配をかけるわけにはいかなかった。
(もう、二十四にもなるのだから)
頭の片隅に、暗い記憶が見え隠れしている。
それを吐く息とともに振り払い、無理矢理微笑みを作った。
(大丈夫――何もなかった。大丈夫)
自分に言い聞かせて、家に向かうと、中に向かって明るく声をかけた。
「香代です。ただいま戻りました」
珍しいことに、家にはもう、兄が帰ってきていた。
机上に書状を広げ、腕組みしている後ろ姿に、部屋の外から声をかける。
「遅くなりました。兄上、もうお帰りだったのですね。申し訳ありません、すぐに夕餉の支度を――」
香代の口上を遮り、辰之介が振り向く。
その表情の厳しさに、香代は思わず、背筋を伸ばした。
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