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姉と妹と妹と姉と
いいのかなぁ姉妹同士なら? 11回目
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「ミーちゃん、夕食のお料理よろしくね」
美代ねぇから、真由美と尚子さんの出演料替わりに、私の手料理を提供しろというお達しだ。
今晩の夕食を、美代ねぇから頼まれたのはいいんだけど。
冷蔵庫の中にはこれと言って使えそうな食材は残っていない。
これはこの暑い中、また外に買い出しに行かないといけないという事を、冷蔵庫を開け、そこからくる冷気に包まれながらしゃがんで、その中を見つめる私に訴えていた。
「正直物凄くめんどくさい」
時間は午後3時を回ったところ。まだ、いや暑さの最高ピークを今まさに外は更新中だろう。
「もう少し涼しくなってから……」
そんな浅はかな期待を、昨今の異常気象は私を許しては許してはくれるまい。
スマホでレシピを検索していると「ピコン」と気象上情報が飛び込んでくる。
「夕方、猛烈な雷雨に注意!」
まじかぁ、雨降られるのは非常に困る。
意を決してスーパーまでのあの道のり……、徒歩10分を今は照り付ける太陽の中を、行かねばならぬ決意を固めた。
ケーキを食べ終えた後、3人とも各自の部屋、真由美は私の部屋のベッドで愛らしい寝顔で寝入っている。
多分、美代ねぇと尚子さんも、各所自分の部屋で寝ているのかもしれない。異常なほど静かなこの空間に中で、やたらとビールとワインしか目に入らない冷蔵庫をぱたんと閉めて買い物用マイバックを手に持ち、外に出た。
「うぐっ……あ、あづいようぉ」
一気に不快指数が跳ね上がる。
日傘……私はどこぞのお嬢様か! まぁ、日焼け防止のクリームだけは塗って来たけど、一気に噴き出る汗で意味なんかあるのか? という状態になる。
ああ、ブラの中が物凄く蒸れる。
胸の谷間にもう汗が……。
キャミにすればよかったかな。そんなことを考えながら、あの真由美のGカップの胸のサイズを垣間見る私。
さすがに私のDカップのブラは、真由美のサイズではずっとつけておく事は出来なかった。少し動いただけで「ミシッ」とホックのあたりから音がしていた。
それにもう自分では外せないという事実が判明。
無理に外せば、確実にホックが吹っ飛んでしまう。
今はノーブラで解放感に浸っているだろう。
向かう方向の先が、ゆらゆらと揺れているように見えるほど、外気温は上がっている。
その先の角を曲がれば、駅前の商店街に入ることが出来るが、今日は曲がらずにその先のちょっと大きめのスパーに向かう。
あそこに行けば冷房も効いてるし、一気に買い物が完了できる。
しかも今日は、ポイント5倍の日。
高ポイントゲットは主婦としてはねらい目?
ん? 主婦?
私は主婦なのか……。まだ17歳のうら若き乙女……。
まぁ乙女であることは、確かだろう。多分。いや、そこは否定しないといけない部分かもしれない。
さて、目的地のスーパーが目に入った時、何となく背後から「ゾクッ」と感じる視線が私を襲った。
振り返るがこれと言って、私をにらみつける様な人の姿は見当たらない。
暑さで、異常なほど神経が高ぶっているのか。
スーパーの中に入ると、スゥッと冷気が私を包み込む。
ホッと、一息入れられる。
その時、また背後から、突き刺すような視線が私を襲う。
「何? 一体何だろう」
後ろをまた見たけど、それらしい人は見当たらない。
まぁこれだけ人がいればどの人かなんて、分からないんだけど。
今日の材旅費は美代ねぇ持ちだから、ケチる事なんかしなくたっていい。
それに今日は真由美の初体験記念日。
そのあと、今度は尚子さんとのプレイが待っている。
もう私と美代ねぇとのセックスは、生活の一部の様なものになっているし、特別姉妹だからという概念はない。
ぶっちゃけ私の思考はもう、近親の血の繋がった姉妹。それも同性愛であるという世間一般では異常であるというのか、もうそんなことを危惧する感情さえなくなっている。
これが私亜美の性癖あり、私が求める愛情というカタチだから。
何を作るのかというメニューははっきりと決まっていないけど、なぜかポンポンとカートの中は品物で埋まっていく。
お肉のコーナーでは大きなポップが目を引くように
「夏は焼き肉で乗り切ろう。スタミナ一番…だよ!」
と、魅力的な誘惑を湧き立てる。
「焼き肉かぁ……、それもいいかも」
でもにおいが残るのも気になる。
その横に目をやると
「サーロインステーキ。特価!」
黄色いラベルに書かれた文字が私を誘惑してくる。
「ステーキかぁ。いいなぁ」
そんな思いは見事に、今夜の献立を組み立てていった。
メインはステーキでサラダに、スープ。
あともう1、2品何かあればと思いながら、そのお肉のパックに手をかけようとした時。
また、あの鋭い視線を感じた。
すぐにあたりを見回す。
変な男に私もしかして、ストーカーされている?
その思いが先立った。
それでもそな男なんて見当たらない。
でも………。
さっきからちょっと気になる人は居た。
それは、男ではなかった。
女だ。見た目は私より年下の様な感じ。
しかもその容姿は確かにさっきから、ちょっと気になっていた。
茶色めかかった明るい色の髪をツインテールにして、外はあんなにも暑いのに、薄いピンク色をした見た目ボリューム感のある、と言ったらおかしいかもしれないけど、胸のあたりに花がいくつもちりばめられた服。
なんだろう、ロリィタファッションというべきだろうか?
確かに、周りの女性の装いからすれば目立つ格好だ。
まぁ見た目可愛いし、中学生くらいなのかな? そう言う装いに憧れているんだったらありかなという先入観が、この子を私はパスしていた。
多分この子だろう。さっきから私にずっと鋭い視線を突き刺していたのは。
何気ない感じでその子の視線に合わせると、何かを感じ取ったようにさっとその体を移動させ、私の視界からその姿を消し去るようにいなくなった。
「いったい何だったんだろう?」
変な男から、ずっと見られていたよりは、まだましかもしれないけど。
「買いすぎたかな」
マイバックに精算した品物を入れ、店の自動ドアを出た時、外であの子が私を待っているかのように立っている姿が見えた。
「え、ちょっとやばくない?」
いくら女の子だってここまでするっていう事は、確実に私を狙っての事だという事はもう事実犯であることは間違いない。
しかもあの炎天下の中あんな格好でいたら、熱中症になっちゃうんじゃないかと、逆に心配になってしまう。
見た目クールな表情をみせつけていたけど、実際額から汗が出ているのはここからでもはっきりとわかる。
まぁ多分このままあの子の所に行っても、何かしてくるようなことは無いだろう。
それより倒れてしまわないかと、そっちの方が心配になって来た。
私に用事? が、あるのなら早めにあの子のその意図を聞かないといけない。
ドアを出てすぐにその子の前に行き。
「私に何か用事でもあったの?」
と、声をかけた。
ムスッとした表情をしながら
「別に」
なんとも不愛想な返事が返ってきた。
あんまり深入りしたくないから
「そうなんだ。でもすごい汗だね。こんなところにずっと居たら熱中症になっちゃうから気をつけてね」
そのまま離れようとした時。
「余計なお世話よ。あなたからそんなこと言われなくたって分かっているわよ」
「あっ、そ」
まぁ、何にでもつかかってきそうだったから、そのまま彼女から離れると、その子は私の後をついて来た。
「やっぱり私に何かあるんじゃないの?」
「な、何にもないわよ、私もこっちの方に用事があるだけ」
「そうなんだ」
変な子だ。
でも確実に私をずっと追っていたのは、これで間違いない。
これ以上、この子にかかわるのはやめとこう。本当にこっちに用事があるんだったら、それもよし。
真面目に私をストーカーしているんだったら、私の住まいが判明する前にちょっと喝を一発入れとかないといけない。
その前に、ちょっと探りを入れるように、いったん立ち止まった。
あの子が言う事が本当の事なら、私を追い抜いていくはずだと思ったんだけど、その子も立ち止まる。
また歩き出して、また私が立ち止まると、後ろからの足音が止まる。
あともうすぐで着いちゃうのに、これではらちがあかない。
「あのねぇ、私の後付けてくるのやめてくれない。これってストーカー行為よ。いくら年下でもあなたくらいの年になればわかる事でしょ」
はっきりと言ってやった。
シュンとして俯いて
「ごめんなさい」
今度は意外と素直な反応。逆にこっちが引いてしまいそうだ。
「それで本当は私に何かあるんでしょ。怒らないから正直に言って」
その子は小さな声で
「小岩亜美」といった。
「え、私の名前なんで知ってるの?」
「何でって……」
もじもじしながら
「美代さんに会いに来たの」
「はぁい? 美代ねぇに会いに来たって。あなた知り合いなの」
こくんと頷いた。
「それならそうだと、もっと早く言えばよかったのに」
「でもあんたには用はなかったから」
うっ、何となく痛みを感じる言葉。
「でも何で私の後ずっとつけてきたの?」
「あなたが美代さんの妹だって分かってたから」
スマホを取り出して、私と美代ねぇが二人映っている画像を差し出した。
「あなたが出た後、インターフォン押してみたんだけど、誰も出なかったから、留守だと思って。あなたの後をつけていれば、そのうち美代さんとも会えると思ったから後をつけていたの。それにあなたの行動もちょっと観察したかったし」
ふぅ、いったいどんな権限があって、私の行動を観察してんだよこの子は。
「分かったわ。でもあなたの素性も聞かせてもらわないと。何でこんな画像持っているのかもね」
「それは私の名前を言えば、多分理解できるはず」
「それってどういうことなの?」
「私……最近、小岩沙良という名前になりました」
「はい? ……」
美代ねぇから、真由美と尚子さんの出演料替わりに、私の手料理を提供しろというお達しだ。
今晩の夕食を、美代ねぇから頼まれたのはいいんだけど。
冷蔵庫の中にはこれと言って使えそうな食材は残っていない。
これはこの暑い中、また外に買い出しに行かないといけないという事を、冷蔵庫を開け、そこからくる冷気に包まれながらしゃがんで、その中を見つめる私に訴えていた。
「正直物凄くめんどくさい」
時間は午後3時を回ったところ。まだ、いや暑さの最高ピークを今まさに外は更新中だろう。
「もう少し涼しくなってから……」
そんな浅はかな期待を、昨今の異常気象は私を許しては許してはくれるまい。
スマホでレシピを検索していると「ピコン」と気象上情報が飛び込んでくる。
「夕方、猛烈な雷雨に注意!」
まじかぁ、雨降られるのは非常に困る。
意を決してスーパーまでのあの道のり……、徒歩10分を今は照り付ける太陽の中を、行かねばならぬ決意を固めた。
ケーキを食べ終えた後、3人とも各自の部屋、真由美は私の部屋のベッドで愛らしい寝顔で寝入っている。
多分、美代ねぇと尚子さんも、各所自分の部屋で寝ているのかもしれない。異常なほど静かなこの空間に中で、やたらとビールとワインしか目に入らない冷蔵庫をぱたんと閉めて買い物用マイバックを手に持ち、外に出た。
「うぐっ……あ、あづいようぉ」
一気に不快指数が跳ね上がる。
日傘……私はどこぞのお嬢様か! まぁ、日焼け防止のクリームだけは塗って来たけど、一気に噴き出る汗で意味なんかあるのか? という状態になる。
ああ、ブラの中が物凄く蒸れる。
胸の谷間にもう汗が……。
キャミにすればよかったかな。そんなことを考えながら、あの真由美のGカップの胸のサイズを垣間見る私。
さすがに私のDカップのブラは、真由美のサイズではずっとつけておく事は出来なかった。少し動いただけで「ミシッ」とホックのあたりから音がしていた。
それにもう自分では外せないという事実が判明。
無理に外せば、確実にホックが吹っ飛んでしまう。
今はノーブラで解放感に浸っているだろう。
向かう方向の先が、ゆらゆらと揺れているように見えるほど、外気温は上がっている。
その先の角を曲がれば、駅前の商店街に入ることが出来るが、今日は曲がらずにその先のちょっと大きめのスパーに向かう。
あそこに行けば冷房も効いてるし、一気に買い物が完了できる。
しかも今日は、ポイント5倍の日。
高ポイントゲットは主婦としてはねらい目?
ん? 主婦?
私は主婦なのか……。まだ17歳のうら若き乙女……。
まぁ乙女であることは、確かだろう。多分。いや、そこは否定しないといけない部分かもしれない。
さて、目的地のスーパーが目に入った時、何となく背後から「ゾクッ」と感じる視線が私を襲った。
振り返るがこれと言って、私をにらみつける様な人の姿は見当たらない。
暑さで、異常なほど神経が高ぶっているのか。
スーパーの中に入ると、スゥッと冷気が私を包み込む。
ホッと、一息入れられる。
その時、また背後から、突き刺すような視線が私を襲う。
「何? 一体何だろう」
後ろをまた見たけど、それらしい人は見当たらない。
まぁこれだけ人がいればどの人かなんて、分からないんだけど。
今日の材旅費は美代ねぇ持ちだから、ケチる事なんかしなくたっていい。
それに今日は真由美の初体験記念日。
そのあと、今度は尚子さんとのプレイが待っている。
もう私と美代ねぇとのセックスは、生活の一部の様なものになっているし、特別姉妹だからという概念はない。
ぶっちゃけ私の思考はもう、近親の血の繋がった姉妹。それも同性愛であるという世間一般では異常であるというのか、もうそんなことを危惧する感情さえなくなっている。
これが私亜美の性癖あり、私が求める愛情というカタチだから。
何を作るのかというメニューははっきりと決まっていないけど、なぜかポンポンとカートの中は品物で埋まっていく。
お肉のコーナーでは大きなポップが目を引くように
「夏は焼き肉で乗り切ろう。スタミナ一番…だよ!」
と、魅力的な誘惑を湧き立てる。
「焼き肉かぁ……、それもいいかも」
でもにおいが残るのも気になる。
その横に目をやると
「サーロインステーキ。特価!」
黄色いラベルに書かれた文字が私を誘惑してくる。
「ステーキかぁ。いいなぁ」
そんな思いは見事に、今夜の献立を組み立てていった。
メインはステーキでサラダに、スープ。
あともう1、2品何かあればと思いながら、そのお肉のパックに手をかけようとした時。
また、あの鋭い視線を感じた。
すぐにあたりを見回す。
変な男に私もしかして、ストーカーされている?
その思いが先立った。
それでもそな男なんて見当たらない。
でも………。
さっきからちょっと気になる人は居た。
それは、男ではなかった。
女だ。見た目は私より年下の様な感じ。
しかもその容姿は確かにさっきから、ちょっと気になっていた。
茶色めかかった明るい色の髪をツインテールにして、外はあんなにも暑いのに、薄いピンク色をした見た目ボリューム感のある、と言ったらおかしいかもしれないけど、胸のあたりに花がいくつもちりばめられた服。
なんだろう、ロリィタファッションというべきだろうか?
確かに、周りの女性の装いからすれば目立つ格好だ。
まぁ見た目可愛いし、中学生くらいなのかな? そう言う装いに憧れているんだったらありかなという先入観が、この子を私はパスしていた。
多分この子だろう。さっきから私にずっと鋭い視線を突き刺していたのは。
何気ない感じでその子の視線に合わせると、何かを感じ取ったようにさっとその体を移動させ、私の視界からその姿を消し去るようにいなくなった。
「いったい何だったんだろう?」
変な男から、ずっと見られていたよりは、まだましかもしれないけど。
「買いすぎたかな」
マイバックに精算した品物を入れ、店の自動ドアを出た時、外であの子が私を待っているかのように立っている姿が見えた。
「え、ちょっとやばくない?」
いくら女の子だってここまでするっていう事は、確実に私を狙っての事だという事はもう事実犯であることは間違いない。
しかもあの炎天下の中あんな格好でいたら、熱中症になっちゃうんじゃないかと、逆に心配になってしまう。
見た目クールな表情をみせつけていたけど、実際額から汗が出ているのはここからでもはっきりとわかる。
まぁ多分このままあの子の所に行っても、何かしてくるようなことは無いだろう。
それより倒れてしまわないかと、そっちの方が心配になって来た。
私に用事? が、あるのなら早めにあの子のその意図を聞かないといけない。
ドアを出てすぐにその子の前に行き。
「私に何か用事でもあったの?」
と、声をかけた。
ムスッとした表情をしながら
「別に」
なんとも不愛想な返事が返ってきた。
あんまり深入りしたくないから
「そうなんだ。でもすごい汗だね。こんなところにずっと居たら熱中症になっちゃうから気をつけてね」
そのまま離れようとした時。
「余計なお世話よ。あなたからそんなこと言われなくたって分かっているわよ」
「あっ、そ」
まぁ、何にでもつかかってきそうだったから、そのまま彼女から離れると、その子は私の後をついて来た。
「やっぱり私に何かあるんじゃないの?」
「な、何にもないわよ、私もこっちの方に用事があるだけ」
「そうなんだ」
変な子だ。
でも確実に私をずっと追っていたのは、これで間違いない。
これ以上、この子にかかわるのはやめとこう。本当にこっちに用事があるんだったら、それもよし。
真面目に私をストーカーしているんだったら、私の住まいが判明する前にちょっと喝を一発入れとかないといけない。
その前に、ちょっと探りを入れるように、いったん立ち止まった。
あの子が言う事が本当の事なら、私を追い抜いていくはずだと思ったんだけど、その子も立ち止まる。
また歩き出して、また私が立ち止まると、後ろからの足音が止まる。
あともうすぐで着いちゃうのに、これではらちがあかない。
「あのねぇ、私の後付けてくるのやめてくれない。これってストーカー行為よ。いくら年下でもあなたくらいの年になればわかる事でしょ」
はっきりと言ってやった。
シュンとして俯いて
「ごめんなさい」
今度は意外と素直な反応。逆にこっちが引いてしまいそうだ。
「それで本当は私に何かあるんでしょ。怒らないから正直に言って」
その子は小さな声で
「小岩亜美」といった。
「え、私の名前なんで知ってるの?」
「何でって……」
もじもじしながら
「美代さんに会いに来たの」
「はぁい? 美代ねぇに会いに来たって。あなた知り合いなの」
こくんと頷いた。
「それならそうだと、もっと早く言えばよかったのに」
「でもあんたには用はなかったから」
うっ、何となく痛みを感じる言葉。
「でも何で私の後ずっとつけてきたの?」
「あなたが美代さんの妹だって分かってたから」
スマホを取り出して、私と美代ねぇが二人映っている画像を差し出した。
「あなたが出た後、インターフォン押してみたんだけど、誰も出なかったから、留守だと思って。あなたの後をつけていれば、そのうち美代さんとも会えると思ったから後をつけていたの。それにあなたの行動もちょっと観察したかったし」
ふぅ、いったいどんな権限があって、私の行動を観察してんだよこの子は。
「分かったわ。でもあなたの素性も聞かせてもらわないと。何でこんな画像持っているのかもね」
「それは私の名前を言えば、多分理解できるはず」
「それってどういうことなの?」
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「はい? ……」
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