ケモ耳少女は剣を振るう〜TSしたけど刀があれば大丈夫〜

Kamomen

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動き出した歯車

18 これからとアプデ

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「......!?」
ここは...あの本はなんなんだ!周りを見渡すと周りには距離が掴めない白い...と表現したらいいのかなんとも表現出来ない色の壁ではなく自分の部屋の中だった。
「ともおはよう。どうしたんだ?急に起き上がったりして」
「い、いやなんでもないよ!ところでお兄ちゃんはなんでここにいるの」
急に聞いてくるものだから少し戸惑ってしまった。よく分からない夢の内容を話してお兄ちゃんを心配させる訳にも行かないから黙っておくことにした。しかしあの本は一体なんだったのだろうか...

「朝ごはん出来てるぞ」
「了解しました!ありがとね」
えっと確かここに制服が...あったあった早く着替えないと。
「とも今日休みだよ」
「あ!そっか今夏休み中なんだった。でも学校どうしよう...」
学校どうしたらいいのだろうか。
こんな身体になってみんなどんな反応をするのだろうか。決して目立っている方ではなかったがよく話してる友達は居た。
あいつらは僕のことをどう思うだろうか?もしかしたら気持ち悪いと思われるかもしれない...
あいつらはそんなやつじゃないことは美咲さんにも言われたし分かってはいる。
でも晴人のことを考えれば心はポカポカする。コタツに入っているような感覚だ。心、考え方も最近変わってきた。
男から女子に変わるなんて聞いたこともない。もしかしたらどこか身体がおかしくなっていないのか。考えれば考えるほど不安は募るばかりだ。
「...おーいとも聞こえてるか?ともー」
「はっ!何!?」
「あーよかったよかった。意識がどっか飛んでいってたから後その制服はもう入らないと思うぞ」
「あ、うんそうだねーはは、ははは...」
そうすると真剣な顔でお兄ちゃんが僕に言った。
「とも1回病院にいかないか?」
と聞いてきた。病院...でも決めたんだもう覚悟を決めるんだ僕!今は違うけど過去形で男だったんだろ!しっかりするぞー
「わかった。病院いくよ」
「安心しろ俺も一緒に行ってやるから」
「ありがと」
「どういたしまして。それとともの身体の変化についてよく調べないと分からないこともあるから俺の研究室?みたいな所で色々調べるけど問題ないか?」
「うん!大丈夫だよ」
「ともは偉いな」
と言い頭を撫でてきた。いつもならやめてくれよといい手をのがすけれど、なんだか落ち着く。う~ん不思議!ついつい目を閉じてしまう。
「検査は土曜日の昼頃だからな。俺は仕事とか検査の準備で明日から、仕事に行くけどしっかりと昼ごはんとか食べとけよ」
「そんな仕事中のお兄ちゃんじゃあるまいし食べるよ」
「ともなんでしってるんだよ!?」
「なんとなくとだけいっておこうー!」
「ともは天才だ!占い師になれるぞ」
なんて真顔で言ってくるものだから堪えられずに笑ってしまった。お兄ちゃんが信頼してくれてるんだし頑張らないと!


とは言ったものの今は水曜日なので土曜日までは時間がある。ならやることはひとつ
アザワだー!この前貰った刀も使ってみたいし、リンさんとの約束もあるし...
配信日は決まったらフレンドメッセージで教えてくれるそうだからこまめに確認しないといけないな。
VRゴーグルを付けアザワを起動する。
「レッツゴー!」

ボフっという音を立てベッドに沈む。フカフカだ~
VRでここまで再現できるってすごい...じゃなくて前までこんな感じなかったよね!?
急いでメニューからお知らせを開く。
"祝初アプデ”という名前のプレゼントとアプデ内容が書かれたお知らせが送られていた。アプデ内容を急ぎ確認する。内容はアナザーワールドに五感、空腹、水分のステータス追加!というものだった。
五感は痛覚とベッドのふかふかを感じたりそれぞれオフにできるようだ。
空腹が上がればステータス低下などその数値によりバッドステータスが付与されるようだ。
街の中には空腹度を回復させる食べものを売っている店が追加されたらしい。
気づいてなかったが、最初のアイテムに水があったからきっとこのアップデートは最初から決まっていたのだろう。
ちなみにプレゼントの中はレア度1のサンドイッチが5つ入っていた。
でも5個じゃ足りるか分からないからもう少し欲しい。でもお店ってどこあるんだろ?
こんなときは~どこでもド...じゃなくてマップだ~
え~と...あったあそこか。宿屋から出て近くのところにあったのでそこに行くことにしよう。決めたなら行動あるのみ!
宿屋の階段を下りる。ドアを開けようとドアノブに触れたがこれは忘れちゃいけないな。
「行ってくるねー」
「あいよ!気をつけるんだよ」
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