魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど

富士とまと

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うるさいですよ

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注*ドラえも〇が苦手な小動物が出てきます。シンデレラで馬になるあれです

「じゃ、これ目印ね!」
 剣をザクッと地面に突き刺す。
『うっ、ユキ!』
 ちょっとディラが涙目。
「目印がないと、帰ってこれないから」
 ディラがハッとする。
『ユキが帰ってこれないのは困る』
 まぁ、私はディラの姿が見えてるから問題ないけど。とりあえず、首をかしげるディラを無視してさっき見えてた霊のところへ。近くにいる霊で、害がなさそうな存在の薄いところには何かが落ちているか落ちているかもしれないので、ただネウスを待っているよりもいいかと見に行くことにした。
「あれ?これって……」
 拝んで霊が消えたのを確認してから地面を掘り返す。
「ディラ、これ見つけたんだけど。世界に4つしかないとか言ってなかった?それとも別の物?」
 見つけたのは、ディラがエリクサーと呼んでいたのと同じ小瓶が2つ。
 ディラが目を丸くする。
『エリクサーが、2つも?……あ、世界の存亡をかけた魔王軍との総力戦だったから、国宝を持ちだしてこの場所にあったのかも。それとも、あの場に現れたドラゴンのドロップ品かな?』
 魔王軍との総力戦……ドラゴンまで現れて?一体300年前に何があったんだろうか。何がって、総力戦っていうのは分かるけれど、具体的にどんな戦闘があったのかはまるっきり想像できない。戦国時代の合戦みたいなもの?それとも世界大戦みたいな感じ?
 エリクサーが埋まっていた近くにはクレヨンで塗ったような鮮やかな色のこぶしくらいの大きさの石もいくつか埋まっていた。水の魔石が水色のクレヨンのかけら……トルコ石みたいな鮮やかな色をしていたから、魔石かもと思って収納鞄に放り込んできた。
「ユキ!今日はついてる!肉が食べられる!3か月ぶりに捕まえた!」
 3か月ぶりに肉?
 自慢げに顔を輝かせてネウスが戻ってきた。後ろ手に隠していた捕まえた獲物を見せてくれる。
「見てくれ、こんなに太った砂ネズミを捕まえた。ユキ、食べてくれ!」
 尻尾をつかまれたドブネズミのような生き物が、逃げ出そうともぞもぞと必死に動いている。
 ね、ね、ね、ねずみぃーーーっ。
 悲鳴が上がりそうなのを必死に抑える。
 3か月ぶりの肉を、ネウスは「ユキ、食べてくれ」と言った。私のために持ってきてくれたんだ。
 自分だって食べたいだろうに。
 でも、いや、あの……。
「ここじゃ、ほら、料理できないから。ありがとう。持って帰ろうか」
 へらりと笑ってごまかす。ねずみはなぁ……。
『料理道具なら収納袋に入ってるよ』
 うるさいディラ。
「ほ、ほら、火もないしね?」
『火の魔石も入ってるから大丈夫だ』
 うっさい、ディラ、空気読め!



==============
いやぁ、あの、冒頭の注意書きいるかな?と思わなくもないんですよ。
でもね、黒光りする虫、Gから始まるあれ、出て来るなら注意書き欲しいというのを
感想で言われたことがあったので……念のため。
(´・ω・`)本当、いる?必要?って思うようなことも、苦手な人にとっては……
なので、配慮してみました。今後も冒頭、必要かなぁ?と思うような注意書き出ることがあります。
本当に苦手な方のためですが、苦手じゃない人にとっては、無視していいレベルの内容です。
そもそも、私が書きたくないし……
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