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8 精神力で跳ね返すのよっ テオ・ターン
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◆精神力で跳ね返すのよっ テオ・ターン
夕食時に宿屋の食堂で、一堂に介した勇者一行。
そこで俺は、先ほどゲットしてきた情報を、みんなと共有するために話した。
女の子には、嫌な話かもしれないけれど。
ダンジョンに行くにしても、行かないにしても。これは大事な話だから。しなければならないのだ。
それで、魔剣があるのは、エロエロダンジョンと呼ばれていることを、伝えた。
さすがに、女性陣は。眉間に深いしわを刻んだ。
「へぇ? そんなダンジョン、初耳だな?」
「さすがに、村の近くにエロダンジョンがあるとか、恥ずかしいから。みんな、内緒にしているんだって。知る人ぞ知る、みたいな?」
サファの言葉に、俺が答えて。
それから。サファは、女性陣に目を向けた。
「そういうことなら、イオナとユーリは、お留守番でもいいよ? ヒーラーがいないのは、きついかもしれないが」
爽やかな笑みを向けて言う、サファに。
イオナは頬を染めて、告げた。
「そうですわ? ヒーラーがいなければ。体力回復も、毒の中和も、できませんわぁ? 私は、行きますわよ。それに…なにかあっても。きっとサファイアさまが、なんとかしてくれるでしょうし…」
胸を揺らして、モジモジしている。
旅の間に、イオナがサファ狙いなのは。さすがに、わかっている。
サファとあわよくば、を狙っているのかもしれないけど。
聖女様、はしたないですよ?
「私も、行くわよ。どんなエロエロだか知らないけど。そんなものは、精神力で跳ね返すのよっ。魔獣は燃やすし。男性陣がとち狂って、襲い掛かってきたら。撃退するから。むしろ、そちらに気をつけた方がいいと思うわよ?」
猫目で、口をへの字にして。ユーリはそう告げる。
いざとなったら、ユーリは爆裂魔法で、全部燃やしてしまえばいいと思っているのかもしれないな?
っていうか、エッチな男どもには、指一本触れさせないという潔癖さを感じる。
つか、俺らが襲う前提ですか?
魔獣は、やっつけられる? んだろうな。
じゃあ、あとの気掛かりは。女性の体に目を血走らせるかもしれない、エッチな俺らか。むぅ。
「ユーリは、頼もしいな? じゃあダンジョンには、みんなで行くということで。備品を補充したら、明日この町を出よう」
みんなはうなずき。食事を再開した。
備品は…食材と、衣類をいっぱい、だね?
★★★★★
モヨリ町の人たちの期待を一身に受け。勇者一行は、ダンジョンがある、ラルラウア山のふもとを目指して旅立った。
そこまでは、また二週間ほどかかる。
その間、ダンジョンから漏れ出てきた魔獣を駆除しながら。目的地へと足を進める。
また、基本、野営だ。
日が落ちて、テントを張り。食事の準備をするのに、川に水を汲みに行った。
そして、野営地に戻る途中で、ユーリに会った。
ユーリは、川に水浴びをしに行くところ、らしく。マントと帽子、防具を外した、軽装姿だった。
薄い布地のブラウスに、ミニスカートとニーソをはいている。
黒いマントの下は、学校の制服みたいな服を着ていたんだな?
「サファイアさまの婚約者だと言っても、あなたも、男なのね? いやらしい目で、胸とか足とか、見ないでちょうだいっ」
怒られたけど。そりゃ、見ちゃうよ。男の子だもん。
それにサファの婚約者なんて、俺は認めてないんだからな。
「ごめん、不躾に見ちゃって。でも、いつも真っ黒だけど。制服みたいなのも可愛いなぁと思って」
そういうつもりではなかったけど。女の子をじろじろ見るのは、やはり良くないから。謝った。
そうしたら、ユーリは。小さなため息をついたのだ。
「私も、ごめんなさい。いつも、ツンツンして。私、自分で言うのもなんだけど。胸が大きいから。十代の頃から、男性に、胸とか体の線とか、舐めるようなエッチな目で見られてきたの。だから、男の人が基本、苦手なのよ」
そんな目にあっていたのなら、仕方がないな。
男性は、どうしても。吸い寄せられるように、女性の胸に目が行っちゃうしな?
それを意識しちゃうと。気持ちが悪くなるかもね?
サファに、常にエロい目で見られるようになった俺には。その気持ち、よくわかります。
「サファイアさまは、初めて会ったときから、私のことをそういう目で見なかったのよ? だから、やはり勇者様は人格が優れたお方なのだと思って。こういう人と結婚出来たら…なんて。夢を見た時期もあったのだけど」
イオナだけでなく、ユーリも、サファのことを好きだったのかと思って。
胸が、少し、チクリとする。
いやいや、このチクリはなしで。
ノーカウントです。気の迷いです。
「でも。テオが仲間に入って。サファイアさまは隙あらば、あなたとキスしようとするでしょう? 体も触ろうとするでしょう? それで。あぁ、サファイアさまも、ただのエッチな男だったんだなって。気が付いたの。ただ、私が。サファイアさまの恋愛対象外だっただけなんだってね?」
あぁ、そうだよ。
サファは、エロエロだ。
口の中、べちょべちょに舐めやがって。
人と体を合わせるの、初めてだったのに。二回もするとか。恋愛初心者にはついていけないよ。
いやいや、あの日のことを思い出してはダメだ。むぅ。
「私が勝手に、サファイアさまを神聖視して。勇者は人格者だと思い込んで。理想を押しつけていただけ。でもサファイアさま。好きな人に執着する、デロ重愛のヤバいやつだったから。理想と現実のギャップが激しくて、幻滅しちゃったわ。やっぱり女性をエッチな目で見ない、殊勝な男なんて。この世の中にはいないのね?」
なんとなく、ユーリは潔癖そうとは、思っていたが。
男は基本、スケベだからな。
殊勝な男を探すのは、難しいかもね?
だいたい、サファは。スキルにラッキースケベがあるのだ。
ユーリの理想には、ほど遠いな。
「まぁね。サファは、見た目はかっこよくて、まぁ、宗教画の天使みたいに見えるかもだけど。神聖視とか、笑っちゃうよ。あいつ、俺の前では本当に情けないし。エッチだし、べたべたしてくるし」
そう言ったら。ユーリは目を丸くした。
「それ、本気で言っているの? 勇者に魅了されない人って。はじめて見たわ?」
「だって、ユーリだって。今、幻滅したって、言ったじゃん?」
幻滅って、呆れるとか、好きじゃないってことだろう? ユーリだって、全然、魅了されていないじゃん。と思ったのだけど。
「幻滅と言っても。そこまで激しく嫌悪感があるわけじゃないわ? もしも、サファイアさまが、私を望んだら。フラッとするかもしれない。それに、勇者って言ったら。みんな、本能的に頭を下げたくなるものなのよ? 特にサファイアさまは、神々しいオーラを放っているから。誰でも自然に、かしずきたくなるっていうか?」
ユーリの言うことは、俺にはよくわからない。
「俺は、そんな気になったことないな? 子供のときから一緒にいるから、俺はサファを、勇者とか思ったことないっていうか?」
幼馴染だから、頭を下げるとか考えられない。
そうだよ。だって。力は強いけど、中身はダメダメ。
それが、サファ。
そう思っていたら。茂みでガサリと音がして。ユーリが振り向きざまに、氷の矢を放った。
そうしたら、二メートルくらいのウサギの魔獣が、ギャアアアアアアと叫びながら、襲ってきて。
その腹に、氷の矢が、ブスブスッと突き刺さる。
魔獣の勢いと、風を巻き込む魔法の発動で、ユーリのスカートがひらりと揺れた。
俺は思わず、手のひらで、目を覆う。
「ちょっと、なに、目をふさいでいるのよっ。見せても大丈夫な、アンダースコートなんだから。恥ずかしがらないでっ。逆に、こっちが、恥ずかしくなるでしょ??」
お尻の部分のスカートを手で押さえて、ユーリが俺に牙をむく。
「でも、ティーバックで、お尻の形が丸わかりだから」
たぶん、ユーリがはいているのは。モヨリ町で買った、革製の下着なのだろうけど。
動きやすさ重視で、布面積が少なめだ。
「しっかり見てるじゃないのよ、エッチ」
そりゃあ、見ちゃうでしょ。見えちゃったら。
そう思っていたら。背後から声がした。
「誰が、エッチだって?」
サファが、野営地から、こちらにやってきたのだ。
「魔獣の気配がしたから、来てみたけど。テオ? ユーリに色目を使うとか、許さないぞ?」
「色目なんか、使ってねぇし。ユーリが魔獣を倒してくれただけだよ」
「ふーん、ギャオラビットだな。ウサギの肉が、ドロップしている」
サファは、先ほど魔獣がいた辺りに落ちている肉を拾って、そう言った。
ギャオラビットは、凶暴な魔獣で、レベルも高いが。
ドロップアイテムのお肉は、柔らかくて美味しい。
魔獣は、倒すと。物体は消えて。代わりに、ドロップアイテムが出てくる。
植物の魔獣だったら、白菜が落ちたり。クマの魔獣は、毛皮が落ちたり。ドラゴンだと、魔石が落ちたりして。それぞれ、冒険者ギルドなどで、高く買い取ってもらえるのだ。
で、ギャオラビットは、ウサギの肉に変わったというわけ。
「じゃあ、シチューだな?」
「いいね、テオのパンも食べたいぃ」
サファは俺の肩を抱いて、強引に、野営地へと歩いて行った。
ま、水も汲んだし、ユーリとの話も終わったから。いいけどね?
夕食時に宿屋の食堂で、一堂に介した勇者一行。
そこで俺は、先ほどゲットしてきた情報を、みんなと共有するために話した。
女の子には、嫌な話かもしれないけれど。
ダンジョンに行くにしても、行かないにしても。これは大事な話だから。しなければならないのだ。
それで、魔剣があるのは、エロエロダンジョンと呼ばれていることを、伝えた。
さすがに、女性陣は。眉間に深いしわを刻んだ。
「へぇ? そんなダンジョン、初耳だな?」
「さすがに、村の近くにエロダンジョンがあるとか、恥ずかしいから。みんな、内緒にしているんだって。知る人ぞ知る、みたいな?」
サファの言葉に、俺が答えて。
それから。サファは、女性陣に目を向けた。
「そういうことなら、イオナとユーリは、お留守番でもいいよ? ヒーラーがいないのは、きついかもしれないが」
爽やかな笑みを向けて言う、サファに。
イオナは頬を染めて、告げた。
「そうですわ? ヒーラーがいなければ。体力回復も、毒の中和も、できませんわぁ? 私は、行きますわよ。それに…なにかあっても。きっとサファイアさまが、なんとかしてくれるでしょうし…」
胸を揺らして、モジモジしている。
旅の間に、イオナがサファ狙いなのは。さすがに、わかっている。
サファとあわよくば、を狙っているのかもしれないけど。
聖女様、はしたないですよ?
「私も、行くわよ。どんなエロエロだか知らないけど。そんなものは、精神力で跳ね返すのよっ。魔獣は燃やすし。男性陣がとち狂って、襲い掛かってきたら。撃退するから。むしろ、そちらに気をつけた方がいいと思うわよ?」
猫目で、口をへの字にして。ユーリはそう告げる。
いざとなったら、ユーリは爆裂魔法で、全部燃やしてしまえばいいと思っているのかもしれないな?
っていうか、エッチな男どもには、指一本触れさせないという潔癖さを感じる。
つか、俺らが襲う前提ですか?
魔獣は、やっつけられる? んだろうな。
じゃあ、あとの気掛かりは。女性の体に目を血走らせるかもしれない、エッチな俺らか。むぅ。
「ユーリは、頼もしいな? じゃあダンジョンには、みんなで行くということで。備品を補充したら、明日この町を出よう」
みんなはうなずき。食事を再開した。
備品は…食材と、衣類をいっぱい、だね?
★★★★★
モヨリ町の人たちの期待を一身に受け。勇者一行は、ダンジョンがある、ラルラウア山のふもとを目指して旅立った。
そこまでは、また二週間ほどかかる。
その間、ダンジョンから漏れ出てきた魔獣を駆除しながら。目的地へと足を進める。
また、基本、野営だ。
日が落ちて、テントを張り。食事の準備をするのに、川に水を汲みに行った。
そして、野営地に戻る途中で、ユーリに会った。
ユーリは、川に水浴びをしに行くところ、らしく。マントと帽子、防具を外した、軽装姿だった。
薄い布地のブラウスに、ミニスカートとニーソをはいている。
黒いマントの下は、学校の制服みたいな服を着ていたんだな?
「サファイアさまの婚約者だと言っても、あなたも、男なのね? いやらしい目で、胸とか足とか、見ないでちょうだいっ」
怒られたけど。そりゃ、見ちゃうよ。男の子だもん。
それにサファの婚約者なんて、俺は認めてないんだからな。
「ごめん、不躾に見ちゃって。でも、いつも真っ黒だけど。制服みたいなのも可愛いなぁと思って」
そういうつもりではなかったけど。女の子をじろじろ見るのは、やはり良くないから。謝った。
そうしたら、ユーリは。小さなため息をついたのだ。
「私も、ごめんなさい。いつも、ツンツンして。私、自分で言うのもなんだけど。胸が大きいから。十代の頃から、男性に、胸とか体の線とか、舐めるようなエッチな目で見られてきたの。だから、男の人が基本、苦手なのよ」
そんな目にあっていたのなら、仕方がないな。
男性は、どうしても。吸い寄せられるように、女性の胸に目が行っちゃうしな?
それを意識しちゃうと。気持ちが悪くなるかもね?
サファに、常にエロい目で見られるようになった俺には。その気持ち、よくわかります。
「サファイアさまは、初めて会ったときから、私のことをそういう目で見なかったのよ? だから、やはり勇者様は人格が優れたお方なのだと思って。こういう人と結婚出来たら…なんて。夢を見た時期もあったのだけど」
イオナだけでなく、ユーリも、サファのことを好きだったのかと思って。
胸が、少し、チクリとする。
いやいや、このチクリはなしで。
ノーカウントです。気の迷いです。
「でも。テオが仲間に入って。サファイアさまは隙あらば、あなたとキスしようとするでしょう? 体も触ろうとするでしょう? それで。あぁ、サファイアさまも、ただのエッチな男だったんだなって。気が付いたの。ただ、私が。サファイアさまの恋愛対象外だっただけなんだってね?」
あぁ、そうだよ。
サファは、エロエロだ。
口の中、べちょべちょに舐めやがって。
人と体を合わせるの、初めてだったのに。二回もするとか。恋愛初心者にはついていけないよ。
いやいや、あの日のことを思い出してはダメだ。むぅ。
「私が勝手に、サファイアさまを神聖視して。勇者は人格者だと思い込んで。理想を押しつけていただけ。でもサファイアさま。好きな人に執着する、デロ重愛のヤバいやつだったから。理想と現実のギャップが激しくて、幻滅しちゃったわ。やっぱり女性をエッチな目で見ない、殊勝な男なんて。この世の中にはいないのね?」
なんとなく、ユーリは潔癖そうとは、思っていたが。
男は基本、スケベだからな。
殊勝な男を探すのは、難しいかもね?
だいたい、サファは。スキルにラッキースケベがあるのだ。
ユーリの理想には、ほど遠いな。
「まぁね。サファは、見た目はかっこよくて、まぁ、宗教画の天使みたいに見えるかもだけど。神聖視とか、笑っちゃうよ。あいつ、俺の前では本当に情けないし。エッチだし、べたべたしてくるし」
そう言ったら。ユーリは目を丸くした。
「それ、本気で言っているの? 勇者に魅了されない人って。はじめて見たわ?」
「だって、ユーリだって。今、幻滅したって、言ったじゃん?」
幻滅って、呆れるとか、好きじゃないってことだろう? ユーリだって、全然、魅了されていないじゃん。と思ったのだけど。
「幻滅と言っても。そこまで激しく嫌悪感があるわけじゃないわ? もしも、サファイアさまが、私を望んだら。フラッとするかもしれない。それに、勇者って言ったら。みんな、本能的に頭を下げたくなるものなのよ? 特にサファイアさまは、神々しいオーラを放っているから。誰でも自然に、かしずきたくなるっていうか?」
ユーリの言うことは、俺にはよくわからない。
「俺は、そんな気になったことないな? 子供のときから一緒にいるから、俺はサファを、勇者とか思ったことないっていうか?」
幼馴染だから、頭を下げるとか考えられない。
そうだよ。だって。力は強いけど、中身はダメダメ。
それが、サファ。
そう思っていたら。茂みでガサリと音がして。ユーリが振り向きざまに、氷の矢を放った。
そうしたら、二メートルくらいのウサギの魔獣が、ギャアアアアアアと叫びながら、襲ってきて。
その腹に、氷の矢が、ブスブスッと突き刺さる。
魔獣の勢いと、風を巻き込む魔法の発動で、ユーリのスカートがひらりと揺れた。
俺は思わず、手のひらで、目を覆う。
「ちょっと、なに、目をふさいでいるのよっ。見せても大丈夫な、アンダースコートなんだから。恥ずかしがらないでっ。逆に、こっちが、恥ずかしくなるでしょ??」
お尻の部分のスカートを手で押さえて、ユーリが俺に牙をむく。
「でも、ティーバックで、お尻の形が丸わかりだから」
たぶん、ユーリがはいているのは。モヨリ町で買った、革製の下着なのだろうけど。
動きやすさ重視で、布面積が少なめだ。
「しっかり見てるじゃないのよ、エッチ」
そりゃあ、見ちゃうでしょ。見えちゃったら。
そう思っていたら。背後から声がした。
「誰が、エッチだって?」
サファが、野営地から、こちらにやってきたのだ。
「魔獣の気配がしたから、来てみたけど。テオ? ユーリに色目を使うとか、許さないぞ?」
「色目なんか、使ってねぇし。ユーリが魔獣を倒してくれただけだよ」
「ふーん、ギャオラビットだな。ウサギの肉が、ドロップしている」
サファは、先ほど魔獣がいた辺りに落ちている肉を拾って、そう言った。
ギャオラビットは、凶暴な魔獣で、レベルも高いが。
ドロップアイテムのお肉は、柔らかくて美味しい。
魔獣は、倒すと。物体は消えて。代わりに、ドロップアイテムが出てくる。
植物の魔獣だったら、白菜が落ちたり。クマの魔獣は、毛皮が落ちたり。ドラゴンだと、魔石が落ちたりして。それぞれ、冒険者ギルドなどで、高く買い取ってもらえるのだ。
で、ギャオラビットは、ウサギの肉に変わったというわけ。
「じゃあ、シチューだな?」
「いいね、テオのパンも食べたいぃ」
サファは俺の肩を抱いて、強引に、野営地へと歩いて行った。
ま、水も汲んだし、ユーリとの話も終わったから。いいけどね?
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