無気力干物女が異世界に飛ばされまして

真兎

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海から城へ2

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休憩になると宏樹と速人は起きて馬車が降りてきて伸びをした
仁奈も馬車から出てきたけど思っきり不機嫌だ

「ちょっと海斗!!私が話してたのに何で勝手に前行くの!?私海斗の彼女だよね!?」
「あのさ、俺考え事しようとしてんの分かってて話しかけてたよな?
俺たちこの世界来て半日も経ってないんだぞ
俺たちの今後について考えるの当たり前だろ?それを邪魔すんなよ」
「こっちは不安だから話しかけてんだよ!?」
「そんで心配すんなって言えってか?俺自身が全くこの世界について知らねえんだぞ?安心させられるわけねえだろ?」

「まあまあ、んな大声で言い合いすんなよ
こっちの世界の人達の迷惑になんだろ」
と宏樹に言われて確かになとため息が出た

「木下も落ち着けよ」
「…っ、分かったわよ!!ちょっと頭冷やしてくる!」
速人に言われて仁奈は森の中に入って行った

本当に自分勝手だな

補佐の人が俺に護衛を1人彼女に付けますねっと耳打ちしてくれて、本当に申し訳無くなった
「お手数お掛けして本当にすみません」
「謝らないでください、こういった事も我々の仕事ですから」

しばらく休憩した後にまた馬車に乗り町の宿に泊まることになった
部屋に入り改めて軍の人達の紹介がされた
とは言っても指揮の人と補佐の人だけど
他の人は個別に接する際に聞いてくれとの事だった

「ロンズデール王国の魔法騎士団指揮官ルイス・ヴィッカース」
「同じくロンズデール王国魔法騎士団指揮官補佐役キース・エリソン」

「ロンズデール王国…ってどんな国何ですか?」
「金細工が盛んな国ですよ、私のこの懐中時計もこの国の職人が作ったものなんです」
そう言って見せてくれたもの綺麗なかなり繊細そうな懐中時計だった
「すげー綺麗ですね」

魅入られてしまう程に本当に綺麗だ

「海斗?」
振り返れば心配そうな顔した速人がいた
「んっ?どうした?速人」
「いや、何でもねえ」

それから明日の話をした
空間転移なら明日の朝すぐに城に着く
このまま馬車で移動すると明日の夜中に城に到着する
好きな方を選んでいいと
今日は国を見て欲しかったから馬車で移動したらしい

仁奈は聞くまでも無く
「すぐにお城行けるなら空間転移?てやつで行こうよ!海斗!」

「全ては救世主様であるカイト様がお決めください。では明日朝に」
さらりと冷めた視線で仁奈を見た
嗚呼この人達はあくまで救世主至上主義なんだと分かった

仁奈 速人 宏樹 は俺に巻き込まれて来たのに
おまけ扱いってわけか

なら、俺はどう動くのが正解何だろうか

とにかく明日中に城に着く

城では俺は俺たちはどんな扱いを受けるんだ?

良い人なのは救世主の紋章持ちにだけ…か

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