5 / 19
第5話 精霊獣の村への逃亡
しおりを挟む
朝霧が薄れかけた獣道を、数名の獣人たちが無言で進んでいた。
濃い緑に包まれた森は、ところどころに野生の匂いと鳥の声を宿しながら、彼らの足音を飲み込んでいく。
その最後尾。
手首を縄で軽く縛られた悠斗が、名残惜しそうに振り返った。
見えるのは、木々の向こうに広がる——崩れ果てた奴隷市場の跡地。数時間前まで怒号と悲鳴、火の手に包まれていたその場所からは、もう煙ひとつ上がっていなかった。
(あそこが……俺の異世界生活の始まりかよ)
ため息とともに、思考がふっと遠くへ飛ぶ。
——視界が切り替わるように、記憶がフラッシュバックする。
◆◇◆◇
土埃の中、地面に背中から倒れ込んだ悠斗の目の前に、フィオナの短剣が鋭く突きつけられていた。
(終わった……)
そう思った刹那——少女の動きが、唐突に止まった。殺気はあれほどまでに鋭かったのに、今はただ、じっと悠斗を見つめている。
「……今の反応。お前が命じたわけではないな?」
「は? な、何の話……」
息を荒げる悠斗に、フィオナはわずかに目を細めて言った。
「お前が『やめろ』と叫んだ瞬間……周囲の獣人たちが、まるで『王』の命令に従うように動きを止めた」
「……そんなの、俺だって知らねぇよ。こっちはただ、必死だっただけだ」
しばしの沈黙。
やがて、フィオナは剣をゆっくりと鞘に戻した。
「人間としては信用できない。だが、今のお前には……獣の何かが宿っている」
「……え、それ、誉めてんのか……?」
「わからない」
淡々とした声でそう返すと、彼女は背を向ける。
「だが、お前の正体を確かめる必要がある」
そして、振り返りざま、冷ややかに告げた。
「——お前は、私の監視下で精霊獣の隠れ里まで連れて行く」
◆◇◆◇
「……なあ、ずっと黙ってるけどさ。信用はまだゼロってことでいいのか?」
森を進みながら、悠斗は軽い調子で前を歩く少女に声をかけた。
フィオナは返事をせず、そのまま数歩進んでから小さく答えた。
「ゼロではない。『保留』だ」
「……そっか。進歩だな」
思わず笑みが漏れる。たとえその進歩がごくわずかだとしても。
フィオナはちらりと後ろを振り返ると、すぐに前を向いて歩を早めた。
「……話すな。遅れる」
その言葉の裏に、完全な拒絶はなかった。
だから悠斗も何も言わず、その背中を追いかける。
まだ信頼はない。けれど——だからこそ、今この瞬間の行動に意味がある。
その歩みが、やがて「ただの迷い人」と「獣の村」の運命を結びつけていくことになるとは、今はまだ誰も知らない。
深い森の中、踏みならされた獣道を数名の足音がゆっくりと進んでいく。
先頭を行くのは、銀色の髪と狼の耳を持つ少女。そのすぐ背後には悠斗が歩かされていた。彼のさらに後ろを、精霊獣の部下たちが無言で続いている。
拘束は解かれていたが、悠斗は分かっていた。あくまで「監視下の同行者」であることに変わりはない。
前を歩く少女の背は小さいが、気配は鋭く、悠斗の動きを一瞬たりとも見逃さないような緊張感が漂っていた。
静かな空気が満ちていた。風が葉を揺らす音だけが、一定のリズムで森に広がっていく。
そんな空気に押されるようにして、悠斗は前を行くフィオナの背に向かって、ぽつりと声を発した。
「なあ……あんた、名前は?」
一瞬だけ、前を歩くフィオナの肩が揺れる。
「……フィオナ。精霊獣の戦士長だ」
「戦士長、ね……偉い人ってことか」
「任務の指揮を執る立場。余計な上下意識は不要だ」
あくまで冷静な返し。
だが、悠斗はその素っ気なさの裏に、ほんの少しだけ心の扉が開いた気がした。
「精霊獣……やっぱこの世界じゃ、俺みたいな『人間』は敵なのか?」
「敵ではない」
フィオナの返答は早かった。
「だが——信じるには足りない」
歩を緩めずにそう言った彼女の横顔は、真剣そのものだった。その言葉の裏に、何か過去の経験があるのだと、悠斗は直感する。
しばらくの沈黙。
やがて、フィオナが小さく呟いた。
「お前は……時折、獣の匂いがする」
「……それって、褒めてる?」
「判断は、これからだ」
短く、けれどどこか柔らかくなった口調だった。
森の静寂はそのままに。けれど二人の距離感は、ほんのわずかに——けれど確かに、変化している。
静まり返った森に、不意に低く唸るような角笛の音が響いた。
フィオナが立ち止まり、即座に剣を引き抜く。空気がぴんと張り詰め、部下たちが素早く四方に散って周囲を警戒する。
「王国兵……ここまで追ってきたか」
フィオナが唸るように言った次の瞬間、木々の間から飛んできた矢が、悠斗の足元に突き刺さった。
仲間からの「伏せろ!」という叫びと共に、弓を構えた兵士たちが森の中から姿を現す。軽装の斥候部隊か、その数は十数人。
戦士たちが応戦し、刃と刃がぶつかり合う音が響く。だが、数ではこちらが不利だった。包囲され、動きも制限されていく。
悠斗は咄嗟に身を伏せ、木の根の陰に隠れた。だが、背後から草を踏みしめる音が近づいてきたのがわかる。
(やばい……来る!)
振り向いた瞬間、敵兵のひとりが悠斗に向かって剣を振りかぶっていた。反射的に、悠斗は叫ぶ。
「来るなっ……!!」
瞬間だった。
森を駆ける影が、一気に悠斗と敵兵の間に飛び込んだ。牙を剥いた狼獣人の青年が、悠斗を庇うように立ちはだかる。
「なっ……何だ!?」
敵兵が一歩引く。だがそれだけではなかった。
フィオナの部下たち、複数の狼獣人たちが次々と悠斗の周囲に集まり、まるで本能に従うかのように円陣を組み、悠斗を守るように立ったのだ。
敵兵の一人が恐怖に顔を引きつらせる。
「ちょ、待て……あいつ、何者だ!? なんで獣人があんな人間守ってんだよ……!」
攻め手の動きが、一瞬止まる。
フィオナも、悠斗の方へ視線を向けた。その目には、驚きと混乱、そしてわずかな戦慄があった。
「……なんで、お前に反応する……?」
「俺にもわかんねぇよ!」
悠斗は地面に手をつきながら、息を荒げる。
「でも……あのときもそうだった。あの市場で、声を張ったとき……勝手に、身体が……言葉が……!」
まるで自分でも知らなかった何かが、悠斗の中で目を覚まそうとしていた。意志ではない。けれど確かに、群れを導く声が、彼の中から漏れ出していた。
その「何か」に呼応するように、狼たちは牙を剥き、敵へと睨みを利かせる。
森の空気が、再び鋭く張り詰めた。
夜の帳が森を包み、焚き火の淡い橙光だけが、輪の中心を静かに照らしていた。
傷を負った狼獣人たちが火を囲み、無言で傷を癒している。仲間同士の視線のやり取りだけで、言葉は交わされない。それでも、確かな連携と信頼がそこにはあった。
その輪の外れ。フィオナは一人、焚き火の火をじっと見つめていた。背筋を伸ばし、膝に肘を置いたまま動かない。
彼女にしては珍しく、長い沈黙だった。
そのすぐそば、悠斗がぽつりと呟く。
「……さっきの、偶然だったんだ。俺にも、なんであんな風になったのか……」
だがフィオナは返事をしなかった。
炎が揺れ、その光が彼女の横顔を照らす。その瞳は、いつになく鋭さを欠いていた。
ようやく、重い空気を切り裂くように声が落ちる。
「……あの時、あの子たちはお前に『従った』」
「命令じゃない。支配でもない。あれは……本能だ。あの子たちの中に刻まれた、群れの記憶が……お前を『中心』と認識した」
フィオナの声には、わずかに戸惑いが混じっていた。
「そんなこと……今まで、誰にもなかった」
悠斗はその言葉の重さに黙り込む。
火のはぜる音だけが、ふたりの間に落ちる沈黙を埋めていた。
しばらくして、フィオナはゆっくりと彼を見た。金の瞳がまっすぐに射抜くように向けられる。
「お前、何者だ……?」
その問いに、悠斗は言葉を失った。
だが、その目はただの疑念だけではなかった。不安、焦り、そして——希望にも似た光が、そこにはあった。
(俺だって、知りたいよ……自分が何なのか)
悠斗はそう呟きかけたが、声には出さなかった。
焚き火の炎が静かに揺れる。
そしてその先に待つ精霊獣の村へと、夜が深まっていく——。
フィオナの警戒は解けるのか? 村での試練が始まる――!
濃い緑に包まれた森は、ところどころに野生の匂いと鳥の声を宿しながら、彼らの足音を飲み込んでいく。
その最後尾。
手首を縄で軽く縛られた悠斗が、名残惜しそうに振り返った。
見えるのは、木々の向こうに広がる——崩れ果てた奴隷市場の跡地。数時間前まで怒号と悲鳴、火の手に包まれていたその場所からは、もう煙ひとつ上がっていなかった。
(あそこが……俺の異世界生活の始まりかよ)
ため息とともに、思考がふっと遠くへ飛ぶ。
——視界が切り替わるように、記憶がフラッシュバックする。
◆◇◆◇
土埃の中、地面に背中から倒れ込んだ悠斗の目の前に、フィオナの短剣が鋭く突きつけられていた。
(終わった……)
そう思った刹那——少女の動きが、唐突に止まった。殺気はあれほどまでに鋭かったのに、今はただ、じっと悠斗を見つめている。
「……今の反応。お前が命じたわけではないな?」
「は? な、何の話……」
息を荒げる悠斗に、フィオナはわずかに目を細めて言った。
「お前が『やめろ』と叫んだ瞬間……周囲の獣人たちが、まるで『王』の命令に従うように動きを止めた」
「……そんなの、俺だって知らねぇよ。こっちはただ、必死だっただけだ」
しばしの沈黙。
やがて、フィオナは剣をゆっくりと鞘に戻した。
「人間としては信用できない。だが、今のお前には……獣の何かが宿っている」
「……え、それ、誉めてんのか……?」
「わからない」
淡々とした声でそう返すと、彼女は背を向ける。
「だが、お前の正体を確かめる必要がある」
そして、振り返りざま、冷ややかに告げた。
「——お前は、私の監視下で精霊獣の隠れ里まで連れて行く」
◆◇◆◇
「……なあ、ずっと黙ってるけどさ。信用はまだゼロってことでいいのか?」
森を進みながら、悠斗は軽い調子で前を歩く少女に声をかけた。
フィオナは返事をせず、そのまま数歩進んでから小さく答えた。
「ゼロではない。『保留』だ」
「……そっか。進歩だな」
思わず笑みが漏れる。たとえその進歩がごくわずかだとしても。
フィオナはちらりと後ろを振り返ると、すぐに前を向いて歩を早めた。
「……話すな。遅れる」
その言葉の裏に、完全な拒絶はなかった。
だから悠斗も何も言わず、その背中を追いかける。
まだ信頼はない。けれど——だからこそ、今この瞬間の行動に意味がある。
その歩みが、やがて「ただの迷い人」と「獣の村」の運命を結びつけていくことになるとは、今はまだ誰も知らない。
深い森の中、踏みならされた獣道を数名の足音がゆっくりと進んでいく。
先頭を行くのは、銀色の髪と狼の耳を持つ少女。そのすぐ背後には悠斗が歩かされていた。彼のさらに後ろを、精霊獣の部下たちが無言で続いている。
拘束は解かれていたが、悠斗は分かっていた。あくまで「監視下の同行者」であることに変わりはない。
前を歩く少女の背は小さいが、気配は鋭く、悠斗の動きを一瞬たりとも見逃さないような緊張感が漂っていた。
静かな空気が満ちていた。風が葉を揺らす音だけが、一定のリズムで森に広がっていく。
そんな空気に押されるようにして、悠斗は前を行くフィオナの背に向かって、ぽつりと声を発した。
「なあ……あんた、名前は?」
一瞬だけ、前を歩くフィオナの肩が揺れる。
「……フィオナ。精霊獣の戦士長だ」
「戦士長、ね……偉い人ってことか」
「任務の指揮を執る立場。余計な上下意識は不要だ」
あくまで冷静な返し。
だが、悠斗はその素っ気なさの裏に、ほんの少しだけ心の扉が開いた気がした。
「精霊獣……やっぱこの世界じゃ、俺みたいな『人間』は敵なのか?」
「敵ではない」
フィオナの返答は早かった。
「だが——信じるには足りない」
歩を緩めずにそう言った彼女の横顔は、真剣そのものだった。その言葉の裏に、何か過去の経験があるのだと、悠斗は直感する。
しばらくの沈黙。
やがて、フィオナが小さく呟いた。
「お前は……時折、獣の匂いがする」
「……それって、褒めてる?」
「判断は、これからだ」
短く、けれどどこか柔らかくなった口調だった。
森の静寂はそのままに。けれど二人の距離感は、ほんのわずかに——けれど確かに、変化している。
静まり返った森に、不意に低く唸るような角笛の音が響いた。
フィオナが立ち止まり、即座に剣を引き抜く。空気がぴんと張り詰め、部下たちが素早く四方に散って周囲を警戒する。
「王国兵……ここまで追ってきたか」
フィオナが唸るように言った次の瞬間、木々の間から飛んできた矢が、悠斗の足元に突き刺さった。
仲間からの「伏せろ!」という叫びと共に、弓を構えた兵士たちが森の中から姿を現す。軽装の斥候部隊か、その数は十数人。
戦士たちが応戦し、刃と刃がぶつかり合う音が響く。だが、数ではこちらが不利だった。包囲され、動きも制限されていく。
悠斗は咄嗟に身を伏せ、木の根の陰に隠れた。だが、背後から草を踏みしめる音が近づいてきたのがわかる。
(やばい……来る!)
振り向いた瞬間、敵兵のひとりが悠斗に向かって剣を振りかぶっていた。反射的に、悠斗は叫ぶ。
「来るなっ……!!」
瞬間だった。
森を駆ける影が、一気に悠斗と敵兵の間に飛び込んだ。牙を剥いた狼獣人の青年が、悠斗を庇うように立ちはだかる。
「なっ……何だ!?」
敵兵が一歩引く。だがそれだけではなかった。
フィオナの部下たち、複数の狼獣人たちが次々と悠斗の周囲に集まり、まるで本能に従うかのように円陣を組み、悠斗を守るように立ったのだ。
敵兵の一人が恐怖に顔を引きつらせる。
「ちょ、待て……あいつ、何者だ!? なんで獣人があんな人間守ってんだよ……!」
攻め手の動きが、一瞬止まる。
フィオナも、悠斗の方へ視線を向けた。その目には、驚きと混乱、そしてわずかな戦慄があった。
「……なんで、お前に反応する……?」
「俺にもわかんねぇよ!」
悠斗は地面に手をつきながら、息を荒げる。
「でも……あのときもそうだった。あの市場で、声を張ったとき……勝手に、身体が……言葉が……!」
まるで自分でも知らなかった何かが、悠斗の中で目を覚まそうとしていた。意志ではない。けれど確かに、群れを導く声が、彼の中から漏れ出していた。
その「何か」に呼応するように、狼たちは牙を剥き、敵へと睨みを利かせる。
森の空気が、再び鋭く張り詰めた。
夜の帳が森を包み、焚き火の淡い橙光だけが、輪の中心を静かに照らしていた。
傷を負った狼獣人たちが火を囲み、無言で傷を癒している。仲間同士の視線のやり取りだけで、言葉は交わされない。それでも、確かな連携と信頼がそこにはあった。
その輪の外れ。フィオナは一人、焚き火の火をじっと見つめていた。背筋を伸ばし、膝に肘を置いたまま動かない。
彼女にしては珍しく、長い沈黙だった。
そのすぐそば、悠斗がぽつりと呟く。
「……さっきの、偶然だったんだ。俺にも、なんであんな風になったのか……」
だがフィオナは返事をしなかった。
炎が揺れ、その光が彼女の横顔を照らす。その瞳は、いつになく鋭さを欠いていた。
ようやく、重い空気を切り裂くように声が落ちる。
「……あの時、あの子たちはお前に『従った』」
「命令じゃない。支配でもない。あれは……本能だ。あの子たちの中に刻まれた、群れの記憶が……お前を『中心』と認識した」
フィオナの声には、わずかに戸惑いが混じっていた。
「そんなこと……今まで、誰にもなかった」
悠斗はその言葉の重さに黙り込む。
火のはぜる音だけが、ふたりの間に落ちる沈黙を埋めていた。
しばらくして、フィオナはゆっくりと彼を見た。金の瞳がまっすぐに射抜くように向けられる。
「お前、何者だ……?」
その問いに、悠斗は言葉を失った。
だが、その目はただの疑念だけではなかった。不安、焦り、そして——希望にも似た光が、そこにはあった。
(俺だって、知りたいよ……自分が何なのか)
悠斗はそう呟きかけたが、声には出さなかった。
焚き火の炎が静かに揺れる。
そしてその先に待つ精霊獣の村へと、夜が深まっていく——。
フィオナの警戒は解けるのか? 村での試練が始まる――!
0
あなたにおすすめの小説
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
※AI学習禁止・無断転載禁止・無断翻訳禁止・無断朗読禁止
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる