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逃げて
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『真実を知りたいと望む、スキルを持った同志へ』
その文言が現れた、姿見の前で。
「どうしよう……」
途方に暮れたような声で、ジルさんは言った。
「えっ」
僕はぎょっとして、彼女の顔を見た。
「もしかして……中に入るかどうかで迷ってるんですか?」
ジルさんはばつの悪い表情で僕を見返した。
「だめ、だよね……」
「危険すぎます」
僕はきっぱりと言った。
ダンジョンの最深部に置かれていた姿見。どこへ通じているか分からないそれをくぐるなど、リスクが大きすぎる。
しかしジルさんは顔を近づけて、においを嗅いでいる。
今すぐにでも、好奇心に負け、その中に飛び込みそうな様子だ。
「ジルさん、一度帰りましょう。
この姿見だって、急になくなったりはしないですよ」
「そのはず……だけど、考えてみれば、そもそもここにあるのがおかしいんだよ。
このダンジョンはドースの店にある姿見からしか入れない、いわばプライベートなダンジョンじゃないか。
文字が書かれているということは、明らかに人間の仕業だし……
この姿見をここに置いた人物は……どこからやってきたんだろう?」
「……」
『確かに、どこから来たのだろう……』
「まぁどっちにしたって、危険は薄いと思うなぁ!
だって、『スキルを持った同志へ』って書いてあるんだよ」
ジルさんは、鏡上部に現れた文言、その後半部分を指差した。
「つまり僕たちの仲間だってこと。だから、大丈夫!」
ジルさんは胸を反らせていった。
困った。この人、姿見の向こう側が気になりすぎて、視野が狭くなっている。
「書かれてるだけじゃ、仲間とは限らないでしょう。
スキルを持つ人間をおびき寄せるための罠かもしれない。というか、そう考える方が自然です」
「ううん、違うよ! だって見たでしょ? さっき僕が触っただけで、この鏡は反応した。
これってたぶん、スキルを持った僕たちみたいな人が触ったときにだけ、文字が現れて、姿見が通路になるような仕組みが施されてるんだよ。
それに……ほら!
僕がにおいをかいでも、そういう魔法の痕跡が感じられないんだよ!」
ジルさんは、鏡を嗅いでみせて言った。
「たぶん、何らかのスキルによって、この仕組みが施されていることは間違いないんだ。ただの魔法じゃ、こうはならない。
僕の鼻は、スキルに対しては無能だからね!」
これ以上ないどや顔で、ジルさんはンフーと鼻から息を出した。
そんな自慢げに言われても……
「わかりました。仮にジルさんのその推理が正しいとしましょう。
つまり、この姿見に細工を施した人も、僕たちと同じでスキルを持っている人だということですね」
「うん、そうだ、絶対にそうだ!」
「じゃあ、その人が敵じゃないという保証はどこにあるんですか?」
「……」
考えてなかった、という顔。
気付いた上であえて隠していたわけではなく、どうやら本当にその可能性を思いついていなかったようだ。
ここに来るまでの道のりですごく心強かったジルさんの状況判断能力が、著しく低下している。まぁ、気分屋の彼女らしいけど……
「スキル持ちにだって、僕たちのことを国に引き渡そうとする側の人はいます。
現に、僕を支配していたザン=ダールアンという男は、『対面した他人の体を、自分の思い通りに操る』というスキルを持っていましたけど、国側の人間でした。
僕に関する話は、一通り聞いたとは思いますが」
ジルさんはがっくりと肩を落とした。
「そっか、そうだよね……スキルを持ってても、僕たちの仲間とは限らないよね……」
「そうですね、残念ながら」
ジルさんは悔しそうに姿見の文言を見た。
どうやら冷静さを取り戻したみたいだ。
「とりあえず、一度向こうに帰りませんか」
僕は頭陀袋から手鏡を取り出す。
「鏡のことは、ドースさんに聞くのがいいんじゃないですかね。
骨董屋をやられているわけですし、何かわかることがあるかもしれません」
「うん……じゃあ」そういってジルさんは、姿見を持ち上げようとした。
「ん? 何してるんですか?」
「いや、ドースに聞くなら、その頭陀袋に入れて持って帰らないと……」
僕は腕組みをして考えた。
「持って帰って大丈夫ですかね」
「えー? うーん……」
ジルさんは、渋い顔をしている。
「この姿見の持ち主は、ここまで来ているわけだから、もしかしたらドースさんの店までも簡単に行けるのかもしれませんが……
でも基本的には、この手鏡がないとダンジョンから店へは移動できないですよね」
「まぁ……」
「どうしてこのダンジョンが見つけられてしまったのか、そしてどうやって入ってきたのか。
この姿見に不明な点が多い以上、まだ不用意にドースさんの店に持ち込まない方がいい気がします。
ドースさんの店とこの姿見の向こう側との直の通路を作っちゃったら、何かあったときに、ドースさんやラコさんに危害が及ぶかもしれません」
「んんん……」
ジルさんが難しそうな顔で腕組みをした。
ドースさんやラコを危ない目に遭わせてはいけないと思いつつも、鏡への好奇心が捨てきれず、何とかできる方法はないか考えている。
僕はため息をついた。
「分かりました。じゃあこうしましょう」
頭陀袋から、僕はあるアイテムを取り出す。
そして実際に使いながら、どういう効果があるものなのかを説明した。
するとようやく、ジルさんは納得した。
「わかった。そういうことなら、鏡はここに置いて帰ろう」
「はい」
僕はそのアイテムをしまい、代わりに手鏡を持った。
ドースさんに教えられた通りの呪文を唱えると、鏡は水面のように波打つ。
そして僕とジルさんは、手鏡の中に入り込んだ。
手鏡をくぐり抜けた僕らは、見慣れた床の上に、どさどさと落下した。
「痛たた……おぉ、ごめんよ、カウガ君」
僕の上に乗った形になったジルさんが、そこから離れた。
「あ、大丈夫ですよ。まったく痛くないので」
「ああ、そうか。便利なスキルだね、君のは」
「ははは」
僕はジルさんの手を借りて起き上がった。
「それにしても毎回こんな……」
僕はそこまで言いかけて、口を閉じた。
ジルさんが喋らないようにと、無言でしめしている。
彼女はそのままゆっくりと、姿見が置かれた部屋の入り口の方へ向かった。僕も後に続く。
微かに音が聞こえた。
扉の隙間から、中の様子をうかがう。丸テーブルを囲んだソファに、ラコの背中が見えた。
その肩が、震えていた。
僕は扉を開けて、ラコに走り寄った。
「ラコ」
ラコは僕の顔を見ると、立ち上がって、懐に飛び込んできた。
「どうし……」
「逃げて、カウガ」
僕の言葉を遮り、ラコは言う。
「あの男がここへ来た。
もうこの店は、安全な場所じゃない」
「……!」
ジルさんが割って入った。
「どういうこと、ラコちゃん。
ドースは? ドースはまだ店に帰ってきていないの?」
ラコはジルさんの顔を見た、その瞳に、みるみるうちに涙が溜まっていく。
ラコは顔を覆った。
「二人とも、早く逃げて。お願い……」
その文言が現れた、姿見の前で。
「どうしよう……」
途方に暮れたような声で、ジルさんは言った。
「えっ」
僕はぎょっとして、彼女の顔を見た。
「もしかして……中に入るかどうかで迷ってるんですか?」
ジルさんはばつの悪い表情で僕を見返した。
「だめ、だよね……」
「危険すぎます」
僕はきっぱりと言った。
ダンジョンの最深部に置かれていた姿見。どこへ通じているか分からないそれをくぐるなど、リスクが大きすぎる。
しかしジルさんは顔を近づけて、においを嗅いでいる。
今すぐにでも、好奇心に負け、その中に飛び込みそうな様子だ。
「ジルさん、一度帰りましょう。
この姿見だって、急になくなったりはしないですよ」
「そのはず……だけど、考えてみれば、そもそもここにあるのがおかしいんだよ。
このダンジョンはドースの店にある姿見からしか入れない、いわばプライベートなダンジョンじゃないか。
文字が書かれているということは、明らかに人間の仕業だし……
この姿見をここに置いた人物は……どこからやってきたんだろう?」
「……」
『確かに、どこから来たのだろう……』
「まぁどっちにしたって、危険は薄いと思うなぁ!
だって、『スキルを持った同志へ』って書いてあるんだよ」
ジルさんは、鏡上部に現れた文言、その後半部分を指差した。
「つまり僕たちの仲間だってこと。だから、大丈夫!」
ジルさんは胸を反らせていった。
困った。この人、姿見の向こう側が気になりすぎて、視野が狭くなっている。
「書かれてるだけじゃ、仲間とは限らないでしょう。
スキルを持つ人間をおびき寄せるための罠かもしれない。というか、そう考える方が自然です」
「ううん、違うよ! だって見たでしょ? さっき僕が触っただけで、この鏡は反応した。
これってたぶん、スキルを持った僕たちみたいな人が触ったときにだけ、文字が現れて、姿見が通路になるような仕組みが施されてるんだよ。
それに……ほら!
僕がにおいをかいでも、そういう魔法の痕跡が感じられないんだよ!」
ジルさんは、鏡を嗅いでみせて言った。
「たぶん、何らかのスキルによって、この仕組みが施されていることは間違いないんだ。ただの魔法じゃ、こうはならない。
僕の鼻は、スキルに対しては無能だからね!」
これ以上ないどや顔で、ジルさんはンフーと鼻から息を出した。
そんな自慢げに言われても……
「わかりました。仮にジルさんのその推理が正しいとしましょう。
つまり、この姿見に細工を施した人も、僕たちと同じでスキルを持っている人だということですね」
「うん、そうだ、絶対にそうだ!」
「じゃあ、その人が敵じゃないという保証はどこにあるんですか?」
「……」
考えてなかった、という顔。
気付いた上であえて隠していたわけではなく、どうやら本当にその可能性を思いついていなかったようだ。
ここに来るまでの道のりですごく心強かったジルさんの状況判断能力が、著しく低下している。まぁ、気分屋の彼女らしいけど……
「スキル持ちにだって、僕たちのことを国に引き渡そうとする側の人はいます。
現に、僕を支配していたザン=ダールアンという男は、『対面した他人の体を、自分の思い通りに操る』というスキルを持っていましたけど、国側の人間でした。
僕に関する話は、一通り聞いたとは思いますが」
ジルさんはがっくりと肩を落とした。
「そっか、そうだよね……スキルを持ってても、僕たちの仲間とは限らないよね……」
「そうですね、残念ながら」
ジルさんは悔しそうに姿見の文言を見た。
どうやら冷静さを取り戻したみたいだ。
「とりあえず、一度向こうに帰りませんか」
僕は頭陀袋から手鏡を取り出す。
「鏡のことは、ドースさんに聞くのがいいんじゃないですかね。
骨董屋をやられているわけですし、何かわかることがあるかもしれません」
「うん……じゃあ」そういってジルさんは、姿見を持ち上げようとした。
「ん? 何してるんですか?」
「いや、ドースに聞くなら、その頭陀袋に入れて持って帰らないと……」
僕は腕組みをして考えた。
「持って帰って大丈夫ですかね」
「えー? うーん……」
ジルさんは、渋い顔をしている。
「この姿見の持ち主は、ここまで来ているわけだから、もしかしたらドースさんの店までも簡単に行けるのかもしれませんが……
でも基本的には、この手鏡がないとダンジョンから店へは移動できないですよね」
「まぁ……」
「どうしてこのダンジョンが見つけられてしまったのか、そしてどうやって入ってきたのか。
この姿見に不明な点が多い以上、まだ不用意にドースさんの店に持ち込まない方がいい気がします。
ドースさんの店とこの姿見の向こう側との直の通路を作っちゃったら、何かあったときに、ドースさんやラコさんに危害が及ぶかもしれません」
「んんん……」
ジルさんが難しそうな顔で腕組みをした。
ドースさんやラコを危ない目に遭わせてはいけないと思いつつも、鏡への好奇心が捨てきれず、何とかできる方法はないか考えている。
僕はため息をついた。
「分かりました。じゃあこうしましょう」
頭陀袋から、僕はあるアイテムを取り出す。
そして実際に使いながら、どういう効果があるものなのかを説明した。
するとようやく、ジルさんは納得した。
「わかった。そういうことなら、鏡はここに置いて帰ろう」
「はい」
僕はそのアイテムをしまい、代わりに手鏡を持った。
ドースさんに教えられた通りの呪文を唱えると、鏡は水面のように波打つ。
そして僕とジルさんは、手鏡の中に入り込んだ。
手鏡をくぐり抜けた僕らは、見慣れた床の上に、どさどさと落下した。
「痛たた……おぉ、ごめんよ、カウガ君」
僕の上に乗った形になったジルさんが、そこから離れた。
「あ、大丈夫ですよ。まったく痛くないので」
「ああ、そうか。便利なスキルだね、君のは」
「ははは」
僕はジルさんの手を借りて起き上がった。
「それにしても毎回こんな……」
僕はそこまで言いかけて、口を閉じた。
ジルさんが喋らないようにと、無言でしめしている。
彼女はそのままゆっくりと、姿見が置かれた部屋の入り口の方へ向かった。僕も後に続く。
微かに音が聞こえた。
扉の隙間から、中の様子をうかがう。丸テーブルを囲んだソファに、ラコの背中が見えた。
その肩が、震えていた。
僕は扉を開けて、ラコに走り寄った。
「ラコ」
ラコは僕の顔を見ると、立ち上がって、懐に飛び込んできた。
「どうし……」
「逃げて、カウガ」
僕の言葉を遮り、ラコは言う。
「あの男がここへ来た。
もうこの店は、安全な場所じゃない」
「……!」
ジルさんが割って入った。
「どういうこと、ラコちゃん。
ドースは? ドースはまだ店に帰ってきていないの?」
ラコはジルさんの顔を見た、その瞳に、みるみるうちに涙が溜まっていく。
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