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第三章 異世界に来た俺は50人の魔法少女からケツを狙われている
七星仮面騎士団3
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「会場の人間が自力で逃げたっての?」
「いや、ありえないよ。魔力を急激に吸われたら、急性魔力欠乏症でしばらくはまともに動けない。」
見える範囲の人数が少ない。いくら、特級クラスの魔法を使って気が割けないとしても、魔力が全くないことでもない限り、気付かれずにコロシアム内に入ることなどできないはずだ。
「…『壱』。気をつけた方がいい。何かされてるぞ」
何やら『伍(フィフス)』から通信が入るも戦闘中で、それどころではない。ノイズもひどい。故障か?
「あ、なんだって??聞こえねーよ。はぁ、はぁ、はははっ!学園長様よぉ、顔色が悪くないか?」
「はぁ、はぁ、はぁ、だったら加減したらどうだい?君も息切れをしてるじゃないか」
奴らの仮面は素顔を隠すだけじゃないようだな。魔力は感じないが。共鳴魔法とも違うな。なんの魔法だ?
奴らを連携させる訳にはいかない。次で詰めるか。わたしも時間があまりない。
奴の大剣は、やつ自身の魔力で炎を生み出してる訳じゃないようだ。あの魔石の中に封じられてた炎を利用しているようだが、魔力の質として、パパナ山の火山か?『氷骨』たちの報告ではこの大剣以外にも魔道具を複数所持してるらしい。
ちらりと『弐』の仮面を見る。たしかにこいつがほんとに全世界に放送してるなら、手の内は晒したくないだろう。わたしの役目はできるだけ奴らの手札を暴いていくことだ。
こいつらは、No.づけしたら、間違いなく1桁に近い魔道士だ。このまま奴を逃がせば、さらに成長して手が付けられなくなる。
ツバメたちには、多様に攻めさせているが、1つ1つ確実に対処し、同じ手は食わない。くそ、拙さは残るが、この乗り越えてくる感じ。どうしても彼の顔がちらつく。彼は死んだんだぞ。
「変なこと聞くようだが、君は死んだことあるか?…ははっすまない。忘れてくれ」
ふっ、我ながら変なことを、魔術学園の学園長として、あるまじき発言だったな。
「…ははっ!ははははは!やるなぁ…おもしれー冗談だな!学園長先生よ!」
そりゃ、そうだ。時間は限られてる。無駄なことはすべきでは無いな。
会話の合間にも、魔法の攻防は続いている。火球とツバメがぶつかり合い、蒸気をあげて視界を遮る。
「ち、うぜぇな。切り刻んでやろうか、この鳥ども」
「そう言ってくれるな。1枚仕上げるのにどれだけ手間と時間と金がかかると思っている」
「しったこっちゃねーよ!」
魔力を留める羊皮紙に、魔力を込めたペンで、術式を込めながら作る。この1枚を制作するには、数ヶ月かかる。魔術学園では、卒業制作で作るほどで。卒業生で成功するのは1割ほど、その中でも戦闘に利用できるレベルになるのは、数枚ほどだ。
「だろうな。だから、君は負けるのだよ。魔法は緻密で繊細なんだよ。その素晴らしさが分からないとは。すぅ…ツバメたちよ、海風まとめて吹き荒らせ」
いつの間にか『壱(ファウスト)』の周りでツバメ達が円を描き始める。蒸気の中を滑りながら、『蒼豹』は地面にマーキングをし魔法陣を描いていた。
「あ、こんな結界、結界崩しですぐに」
「…なびく潮風、渦へと変えて『蒼風車(ブルーウィンド)』。…君を閉じ込める魔法ではない。わたしの魔法の影響を外に出さないためだ。」
半数のツバメ達が反対方向に急加速し、竜巻が発生する。魔王は中に閉じ込められた。空気の流れと空気の流れの合間が真空になる。
「…こいつぁ、やばいかもな」
火の球を放つもあっという間に、蒼い風にのみこまれてしまう。
「さぁ、君たちの目的とアジトと仲間の名前、事切れるまでにわかる分だけ教えたまえよ」
目の前に現れた氷の燕が喋る。
「は、魔王である俺様がしゃべるとでも?」
「…君程度が魔王なわけないだろ?その程度なら、我々はあの時。まぁ、いい、早くしないと細切れになるぞ」
嵐の中にキラキラと輝くものが見える。
氷のツバメたちは嵐の中で砕け、刃と化している。
「おいおい、まさか」
「ご名答、真空の刃と氷の刃だ。君の炎の魔法では風と氷の刃を防ぐことはできないよ。まわれ、まわれ、風車…まわせ、まわせ、嵐車…千斬(ちぎ)りの風舞(かざまい)『蒼嵐車(ブルーストーム)』!!」
回転の速度が上がり、徐々に嵐の範囲が小さくなる。
嵐の音に掻き消されようとする声を必死にはりあげる。
「仲間は何人いる?君の仲間の本名は?」
「言うかよ!本名を知られると支配されるってのは、常識だろうが」
「ふむ…君は言いたくないわけだな」
ぐっと広げた指を曲げる。竜巻の直径が小さくなる。
「ぎゃあぁ!待て待て!!7人だよ!!まだな!」
「そいつらの特徴は?」
「言うわけないだろうが!!仲間だぞ!!、、、っぅおおおお!!も、目的、目的なら言える!!」
「目的?」
「あ、あんたみたいな知的クールビューティに踏まれたい!」
「な、そん、ば、バカを言うな」
頬を赤く染め、叫ぶ
「しまった。つい、性癖が、ちょ、落ち着いて!冗談だから!冗談だから!魔力のコントロールが乱れて、あぶ、あぶない!!!」
「じょ、う、だ、ん?!!ふんっ!!!!」
一気に嵐の直径を狭める。
「なああああ!!せ、世界征服だよ!あんた、教育者なんだろ?こんなえげつない攻撃して良いのかよ!!」
「うちの校訓は弱肉強食だ」
「はいはい、俺様ミンチっつうわけだな!!おいしいハンバーグってか?!」
「タイムアップだな。ほかの奴らにでも聞こう」
「ウオオオオアアアア!」
力いっぱい叫ぶも容赦なく嵐は近づいてくる。目の前まで氷の欠片が無数に待っており、マントや仮面を容赦なく傷つけていく。
轟音で何も聞こえない。本気ですり潰す気だ。
「さすがに、そこまで甘くないか。先生…悪く思うなよ、…」
彼は仮面の後頭部を押し込む。電子音で作られた声が無機質に伝える。
「興奮作用ニヨリ、性格二一部影響ガ出ルカモシレマセン。了承シマスカ?」
「ああ、YESだ!」
「ホントニ了承シマスカ?」
皮膚を切り裂かれ全身に鋭い痛みが走る。
「ウオオオオアアアアYESだ!!YES!!」
「ホントにホントによろしいですか??」
「早くしろ!!!ああ、もう!全部YESだ!!!」
「カシコマリマシタ。魔力(マジック)加速(ブースト)レベル3『新星(ノブァ)』」
『氷豹』は収縮する氷の竜巻を見ながら、呟く。
「炎魔法じゃあ突破できないだろう。はぁ、はぁ、君の負けだ…。ごほっ、ごほっ」
片膝をつく。『蒼豹』も魔力が限界に近い。視界がぐらつく。まずい。まだ他にも仮面の魔道士はいた。まだ1人しか倒せていない。それに早くあの魔獣を出してる魔導具をどうにかせねば。わたしは気を失う訳にはいかない。
竜巻を背にし、白仮面のメンバーに語りかける。
「さぁ、魔王は倒した。君たちも大人しく投降しなさい。」
「…ははっ!だれが倒されたって?!」
「…なっ!」
背後から力強く頭を捕まれ、地面に叩きつけられる。
「ぐぁ、」
目を向けると、後ろにあったはずの竜巻は断ち切られていた。
「いやぁ、すごい魔法だったよ。学園長。瀕死の体でよくやるぜ」
まだだ。まだ。意識を保て。
「ぐ、なぜだ。あの魔法は2つの魔力をもつ混合魔法だぞ。炎の魔法程度で破壊することなど」
「ああ、そうだな。俺様も奥の手を使っちまったぜ。『弐(セカンド)』!!」
「は、はい!」
「次のステップに進もう。写せ。」
彼がそういうとコロシアムの上空にあったモニターが切り替わる。
「みんなー!またせたね!このとおり、学園長は、ぶっ倒したよ。君たちを襲う魔獣を倒してくれる人はいないんだよ」
「あれれ~~おかしいな~~~。大陸を守ってくれる魔法少女は?平和を守ってくれるはずの勇者は?」
「いない、いない、いない、いない、ばぁ~~~!!!」
おどけたように踊りながら言う。
「勇者はいねーし、」
勇者の墓が映され
「魔法少女はこの有様だ」
次に映し出されたのは、貴族の館。集められた魔法少女。
1人の小太りの貴族が周りに指示をしている。
「おかしいな。大衆を守らない魔法少女。だけどな、彼女たちは悪くないさ。彼女たちは命令されている。勇者が考案したNo.制度は大陸全土を守るシステム。弱いものは弱い地域で、誰もしなないために。悲しみを産まないために。」
「だが、システムは悪用され、王族、貴族、領主どもの為に使われている。悪い子だーれだ?」
「はいはーい!王族貴族が悪いと思いまーす」
『肆(フォース)』がわざとらしく、野次を飛ばす。
「そうだ!いま、お前たちが受けている苦痛は奴らのせいだ。勇者が100人の魔法少女に託したのは世界の平和だ。肥えきった豚を飼育するためじゃねぇ。」
「No.更新試験も大陸に散らばる魔法少女を管理し、新たな芽を自分たちで使うためだ。…民衆よ怒れ!立ち上がれ!」
「怒れる民よ。俺様は待ってる。同意するものは次のおれの声を待て。俺は国をつくる。」
「ここにいる、学園長もそうだ。優秀な魔法少女を集め、管理し、優秀な貴族たちの盾とした。」
「ぐっ、そんなことはっ!!」
頭を踏みつけにし、その声を塞ぐ。
「黙ってな!まずは、この学園長様々に天誅くだして、革命の狼煙としよう。もう、そろそろ頃合だろ?」
大剣を振りかぶる。
「さぁ、世界がひっくり返るぜ」
「いや、ありえないよ。魔力を急激に吸われたら、急性魔力欠乏症でしばらくはまともに動けない。」
見える範囲の人数が少ない。いくら、特級クラスの魔法を使って気が割けないとしても、魔力が全くないことでもない限り、気付かれずにコロシアム内に入ることなどできないはずだ。
「…『壱』。気をつけた方がいい。何かされてるぞ」
何やら『伍(フィフス)』から通信が入るも戦闘中で、それどころではない。ノイズもひどい。故障か?
「あ、なんだって??聞こえねーよ。はぁ、はぁ、はははっ!学園長様よぉ、顔色が悪くないか?」
「はぁ、はぁ、はぁ、だったら加減したらどうだい?君も息切れをしてるじゃないか」
奴らの仮面は素顔を隠すだけじゃないようだな。魔力は感じないが。共鳴魔法とも違うな。なんの魔法だ?
奴らを連携させる訳にはいかない。次で詰めるか。わたしも時間があまりない。
奴の大剣は、やつ自身の魔力で炎を生み出してる訳じゃないようだ。あの魔石の中に封じられてた炎を利用しているようだが、魔力の質として、パパナ山の火山か?『氷骨』たちの報告ではこの大剣以外にも魔道具を複数所持してるらしい。
ちらりと『弐』の仮面を見る。たしかにこいつがほんとに全世界に放送してるなら、手の内は晒したくないだろう。わたしの役目はできるだけ奴らの手札を暴いていくことだ。
こいつらは、No.づけしたら、間違いなく1桁に近い魔道士だ。このまま奴を逃がせば、さらに成長して手が付けられなくなる。
ツバメたちには、多様に攻めさせているが、1つ1つ確実に対処し、同じ手は食わない。くそ、拙さは残るが、この乗り越えてくる感じ。どうしても彼の顔がちらつく。彼は死んだんだぞ。
「変なこと聞くようだが、君は死んだことあるか?…ははっすまない。忘れてくれ」
ふっ、我ながら変なことを、魔術学園の学園長として、あるまじき発言だったな。
「…ははっ!ははははは!やるなぁ…おもしれー冗談だな!学園長先生よ!」
そりゃ、そうだ。時間は限られてる。無駄なことはすべきでは無いな。
会話の合間にも、魔法の攻防は続いている。火球とツバメがぶつかり合い、蒸気をあげて視界を遮る。
「ち、うぜぇな。切り刻んでやろうか、この鳥ども」
「そう言ってくれるな。1枚仕上げるのにどれだけ手間と時間と金がかかると思っている」
「しったこっちゃねーよ!」
魔力を留める羊皮紙に、魔力を込めたペンで、術式を込めながら作る。この1枚を制作するには、数ヶ月かかる。魔術学園では、卒業制作で作るほどで。卒業生で成功するのは1割ほど、その中でも戦闘に利用できるレベルになるのは、数枚ほどだ。
「だろうな。だから、君は負けるのだよ。魔法は緻密で繊細なんだよ。その素晴らしさが分からないとは。すぅ…ツバメたちよ、海風まとめて吹き荒らせ」
いつの間にか『壱(ファウスト)』の周りでツバメ達が円を描き始める。蒸気の中を滑りながら、『蒼豹』は地面にマーキングをし魔法陣を描いていた。
「あ、こんな結界、結界崩しですぐに」
「…なびく潮風、渦へと変えて『蒼風車(ブルーウィンド)』。…君を閉じ込める魔法ではない。わたしの魔法の影響を外に出さないためだ。」
半数のツバメ達が反対方向に急加速し、竜巻が発生する。魔王は中に閉じ込められた。空気の流れと空気の流れの合間が真空になる。
「…こいつぁ、やばいかもな」
火の球を放つもあっという間に、蒼い風にのみこまれてしまう。
「さぁ、君たちの目的とアジトと仲間の名前、事切れるまでにわかる分だけ教えたまえよ」
目の前に現れた氷の燕が喋る。
「は、魔王である俺様がしゃべるとでも?」
「…君程度が魔王なわけないだろ?その程度なら、我々はあの時。まぁ、いい、早くしないと細切れになるぞ」
嵐の中にキラキラと輝くものが見える。
氷のツバメたちは嵐の中で砕け、刃と化している。
「おいおい、まさか」
「ご名答、真空の刃と氷の刃だ。君の炎の魔法では風と氷の刃を防ぐことはできないよ。まわれ、まわれ、風車…まわせ、まわせ、嵐車…千斬(ちぎ)りの風舞(かざまい)『蒼嵐車(ブルーストーム)』!!」
回転の速度が上がり、徐々に嵐の範囲が小さくなる。
嵐の音に掻き消されようとする声を必死にはりあげる。
「仲間は何人いる?君の仲間の本名は?」
「言うかよ!本名を知られると支配されるってのは、常識だろうが」
「ふむ…君は言いたくないわけだな」
ぐっと広げた指を曲げる。竜巻の直径が小さくなる。
「ぎゃあぁ!待て待て!!7人だよ!!まだな!」
「そいつらの特徴は?」
「言うわけないだろうが!!仲間だぞ!!、、、っぅおおおお!!も、目的、目的なら言える!!」
「目的?」
「あ、あんたみたいな知的クールビューティに踏まれたい!」
「な、そん、ば、バカを言うな」
頬を赤く染め、叫ぶ
「しまった。つい、性癖が、ちょ、落ち着いて!冗談だから!冗談だから!魔力のコントロールが乱れて、あぶ、あぶない!!!」
「じょ、う、だ、ん?!!ふんっ!!!!」
一気に嵐の直径を狭める。
「なああああ!!せ、世界征服だよ!あんた、教育者なんだろ?こんなえげつない攻撃して良いのかよ!!」
「うちの校訓は弱肉強食だ」
「はいはい、俺様ミンチっつうわけだな!!おいしいハンバーグってか?!」
「タイムアップだな。ほかの奴らにでも聞こう」
「ウオオオオアアアア!」
力いっぱい叫ぶも容赦なく嵐は近づいてくる。目の前まで氷の欠片が無数に待っており、マントや仮面を容赦なく傷つけていく。
轟音で何も聞こえない。本気ですり潰す気だ。
「さすがに、そこまで甘くないか。先生…悪く思うなよ、…」
彼は仮面の後頭部を押し込む。電子音で作られた声が無機質に伝える。
「興奮作用ニヨリ、性格二一部影響ガ出ルカモシレマセン。了承シマスカ?」
「ああ、YESだ!」
「ホントニ了承シマスカ?」
皮膚を切り裂かれ全身に鋭い痛みが走る。
「ウオオオオアアアアYESだ!!YES!!」
「ホントにホントによろしいですか??」
「早くしろ!!!ああ、もう!全部YESだ!!!」
「カシコマリマシタ。魔力(マジック)加速(ブースト)レベル3『新星(ノブァ)』」
『氷豹』は収縮する氷の竜巻を見ながら、呟く。
「炎魔法じゃあ突破できないだろう。はぁ、はぁ、君の負けだ…。ごほっ、ごほっ」
片膝をつく。『蒼豹』も魔力が限界に近い。視界がぐらつく。まずい。まだ他にも仮面の魔道士はいた。まだ1人しか倒せていない。それに早くあの魔獣を出してる魔導具をどうにかせねば。わたしは気を失う訳にはいかない。
竜巻を背にし、白仮面のメンバーに語りかける。
「さぁ、魔王は倒した。君たちも大人しく投降しなさい。」
「…ははっ!だれが倒されたって?!」
「…なっ!」
背後から力強く頭を捕まれ、地面に叩きつけられる。
「ぐぁ、」
目を向けると、後ろにあったはずの竜巻は断ち切られていた。
「いやぁ、すごい魔法だったよ。学園長。瀕死の体でよくやるぜ」
まだだ。まだ。意識を保て。
「ぐ、なぜだ。あの魔法は2つの魔力をもつ混合魔法だぞ。炎の魔法程度で破壊することなど」
「ああ、そうだな。俺様も奥の手を使っちまったぜ。『弐(セカンド)』!!」
「は、はい!」
「次のステップに進もう。写せ。」
彼がそういうとコロシアムの上空にあったモニターが切り替わる。
「みんなー!またせたね!このとおり、学園長は、ぶっ倒したよ。君たちを襲う魔獣を倒してくれる人はいないんだよ」
「あれれ~~おかしいな~~~。大陸を守ってくれる魔法少女は?平和を守ってくれるはずの勇者は?」
「いない、いない、いない、いない、ばぁ~~~!!!」
おどけたように踊りながら言う。
「勇者はいねーし、」
勇者の墓が映され
「魔法少女はこの有様だ」
次に映し出されたのは、貴族の館。集められた魔法少女。
1人の小太りの貴族が周りに指示をしている。
「おかしいな。大衆を守らない魔法少女。だけどな、彼女たちは悪くないさ。彼女たちは命令されている。勇者が考案したNo.制度は大陸全土を守るシステム。弱いものは弱い地域で、誰もしなないために。悲しみを産まないために。」
「だが、システムは悪用され、王族、貴族、領主どもの為に使われている。悪い子だーれだ?」
「はいはーい!王族貴族が悪いと思いまーす」
『肆(フォース)』がわざとらしく、野次を飛ばす。
「そうだ!いま、お前たちが受けている苦痛は奴らのせいだ。勇者が100人の魔法少女に託したのは世界の平和だ。肥えきった豚を飼育するためじゃねぇ。」
「No.更新試験も大陸に散らばる魔法少女を管理し、新たな芽を自分たちで使うためだ。…民衆よ怒れ!立ち上がれ!」
「怒れる民よ。俺様は待ってる。同意するものは次のおれの声を待て。俺は国をつくる。」
「ここにいる、学園長もそうだ。優秀な魔法少女を集め、管理し、優秀な貴族たちの盾とした。」
「ぐっ、そんなことはっ!!」
頭を踏みつけにし、その声を塞ぐ。
「黙ってな!まずは、この学園長様々に天誅くだして、革命の狼煙としよう。もう、そろそろ頃合だろ?」
大剣を振りかぶる。
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