【完"( 人 )⸝⸝ᐛ⸝⸝)イヤンケツ】俺ケツ!異世界に来た俺は魔法少女100人からケツを狙われている!!!!!!

お花畑ラブ子

文字の大きさ
37 / 101
第二章 異世界に来た俺は30人の魔法少女からケツを狙われている

あ、漏れ、、た、、、、

しおりを挟む
「それと、転移駅で暴れてる魔道士がいまして、ぜひご助力をお願いしたく…」
「わかった!おい、あんちゃん!すまんな急用が出来てもうた!王都観光楽しんでな!ワイはハナ言うねん。わたしの名前だせば、いろいろ協力してもらえるはずやさかいに。かんにんな!」

 手を振り、その場を離れようとするハナさんを引き止める。

「ちょっと待ってくれ」
「な、なんや」
「その千変って、俺の恩人なんだ!!致命傷ってどういうことだ!」
「なんやて?!」
「おれも連れて行ってくれ」

 ハナさんは少しの間考えていたようだが、うなづきついて来るようにいった。

「…わかった。せやけど、いま、暴れてる魔道士がいるから、あんたのこと守ることは出来ひんで?それに、もし、犯罪を犯してるなら、あんたは重要参考人となる。そして、拘束されることになるが、ええんか?」
「構わない!」
「わかった。」

「『召喚士』『鎌斬り』一緒に来てくれや。場合によっては戦闘になる。『翠馬』は、うち帰って勝手に魔道士隊をうごかしたんは誰か調べてくれへんか?『氷脚』あんたは『氷豹』に連絡とってくれや。『黒猫』に手を出してしまってるさかい『黒蜥蜴』の手は借りんほうがええやろ。」

「わかりました」
 ほかの女の子たちも頷き、素早く行動に移る。
 転移駅へと急いだ。


「離せ!離して!!」
 半狂乱になっている女がいた。魔法を手当り次第に撃ちまくっているようだった。
「『鎌斬り』!」
「おうよ」
「拘束しろ」
「は?始末じゃなくてか?」
「せや。こ・う・そ・く・や!」
「『氷脚』を連れてきたら良かったろうに」
「あ、、、、すまん!でも、あんたならやれるやろ?それとも、無理なん?」
「…ちっ」
 軽く舌打ちして、両太ももに括りつけたホルスターから鎌を抜き、手首を回転させ、軽く振るう。
「やってやるよ」
「きゃあ!かっこいい!」
「…手元くるって、お前をぶった切っても文句は言うなよ」
「大丈夫やって!かまちゃん、信じてるさかい」
「誰がかまちゃんだ」
「よっしゃ!いっちょ!かましたれ!!」
「へいへい」
 だるそうに歩いていく彼女を大手を振って見送り、傍らにいる小柄な少女に話しかけた。
「…『召喚士』」
「は、はい」
 ぼそぼそと耳打ちする。
「は、はい、わかりました。」

「はぁ、はぁ、早すぎだろ。陸上部入れば、余裕で、優勝、取れる、だろ」
 何だあの速さ。彼女たちの飛ぶように走るスピードにまったく追いつけなかった。
「?!…かりん!!」

 さきほどの緑髪の美女がカリンに鎌を振り上げていた。
「…わりぃな嬢ちゃん。ちと、眠りな」
「…帰るんだ!お姉ちゃんのとこに…帰るんだ!」
 半狂乱になりながら魔法を放つ。彼女の魔法によって様々なものが『鎌斬り』に飛ぶ。鍋、たらい、しゃもじ、木べら、何故か台所道具ばかりだが。はじめは避けていた彼女も鬱陶しく思ったのか。鎌で切り捨てることにした。
「…ん?」
 思いの外軽い手応えに、一瞬気が緩む。
「邪魔を…するな!!!!」
 顔面に硬いタライの衝撃。
「…このやろう!」
 魔力が鎌に流れる。
「…かりん!!」
 魔力の通った武器の危険性はよく分かる。走り出そうとすると、チクッとした痛みを感じ、おれはその場に倒れてしまった。
「あへ、らんれ?」
 舌が回らない。
「ご、ごめんなさい」
『召喚士』と呼ばれてた女の子の周りを虫が飛んでいる。拳ほどはあるハチだ。でかい。
「う、動かないでください」
 ハチが威嚇するようにカチカチと顎を鳴らす。あれに刺されたのか?
「ありん!ありん!!」
 体に力が入らない。カリンが危ないんだ!蜂の1匹や2匹にビビってられるか!くそがあああああああああ!
「ありん!!」
 全身の力を一滴残らず絞り出す。
「うぉりゃあア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
 ぶりゅ
 あ、

「あ、あれ?なんで、急に」
「なんや、こいつ、急に静かに」
 2人の視線が俺のケツに注がれる。
 おれの臀部はズボンを突き破らんとして、ミチミチと音を立ててふくれあがる。
「ひ、」
「う、嘘やろ、こいつ、漏らしやがった?」
 ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!殺せええええ!!!!
 声にならない絶叫とともに薄れゆく視界に、カリンが倒れる姿が映る。
「うわああああああ!!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。

Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。 現世で惨めなサラリーマンをしていた…… そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。 その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。 それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。 目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて…… 現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に…… 特殊な能力が当然のように存在するその世界で…… 自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。 俺は俺の出来ること…… 彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。 だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。 ※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※ ※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※

『辺境伯一家の領地繁栄記』スキル育成記~最強双子、成長中~

鈴白理人
ファンタジー
ラザナキア王国の国民は【スキルツリー】という女神の加護を持つ。 そんな国の北に住むアクアオッジ辺境伯一家も例外ではなく、父は【掴みスキル】母は【育成スキル】の持ち主。 母のスキルのせいか、一家の子供たちは生まれたころから、派生スキルがポコポコ枝分かれし、スキルレベルもぐんぐん上がっていった。 双子で生まれた末っ子、兄のウィルフレッドの【精霊スキル】、妹のメリルの【魔法スキル】も例外なくレベルアップし、十五歳となった今、学園入学の秒読み段階を迎えていた── 前作→『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合

異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件

さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ! 食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。 侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。 「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」 気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。 いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。 料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...