23 / 95
推しに寸止めされてしまいました ※
しおりを挟む
「Stay」
「ひゃんっ」
突然のエースくんのCommandで動かしていた手が止まる。
やだ。もうちょっとでイきそうだったのに。
熱で潤む瞳のまま、由羽はエースくんに問いかける。
「イくとこだったのにぃ……いじわるやだあ」
「かわいい由羽がだめなのー。それに我慢したらもっと気持ちよくなれるよ」
「うう」
ぷるぷると腰が震えてしまう。
早く出したいのにい。
「30秒我慢しようね。そしたらイっていいよ」
「っうん。我慢する」
「30、29、28」
「んんん」
エースくんがカウントダウンを始める。由羽は今にも弾けそうなくらい弾力のあるそれを目で見ながら耐える。
がまんがまん。我慢しないと。
「15、14、13」
あとちょっと、がまんがまん。
「5、4、3」
腰が震えちゃう。我慢我慢。イきそう。
「にーい、いち」
あ、がまんできた。エースくん我慢できたよ。
由羽はぱっと顔を輝かせてスマホを見上げる。
「Cum」
「あ"あっ……っ」
エースくんからの突然のCommandに、身体が震える。由羽のぷっくりと腫れている先端から白蜜が放たれる。放射線を描いて由羽の胸に飛んだ。それを何度か繰り返すと、身体が小刻みに痙攣した。ゆっくりと弛緩していく身体は、力なくくにゃりと沈む。由羽は残液を絞り出し手のひらにおさめる。ねとねととしていて、恥ずかしかった。
「ちゃんとイけてえらいね」
「……うん」
「どのくらい出た?」
「い、いっぱい出た」
「最近してなかったの?」
「うん。仕事忙しくて抜こうと思ってても寝落ちしちゃって……」
「そっか。俺も」
「え?」
と由羽が聞き返す。エースくんは電話の向こうで笑っている。
「由羽の聞いてたら勃ったんだけどどうしてくれんの」
「えっと……き、きもちよくなってほしい」
「ぶっ」
電話の向こうではエースくんの爆笑が聞こえてきた。
「まじで逸材だよな。こんな天然なの俺見たことない」
あ、れ? エースくんの話し方、なんか急に男の子っぽくなった。なんでだろ。一人称も、「僕」から「俺」に変わってる。
「あー。やば。由羽悪い。俺、可愛こぶるのもうやめるわ。お前の声聞いたらまじで興奮してきた。ねえ責任取って」
「責任って……」
「俺のしてるとこ聞いてて。あとたまにお返事して」
「わ、わか、わかった」
他人のおなにー聞くのなんて初めてだよ。
由羽は耳をぴくりと澄ませて目を閉じる。頭の中にエースくんの顔を思い浮かべる。くっきりとした二重に、大きな瞳。低い声が、今は少し高く聞こえる。もじ、と由羽はつま先を絡める。
どうしよ。また勃ちそう。
もじもじと膝を擦り付けていると、スマホからエースくんの吐息が聞こえてきてさらに身体が反応してしまう。
「ひゃんっ」
突然のエースくんのCommandで動かしていた手が止まる。
やだ。もうちょっとでイきそうだったのに。
熱で潤む瞳のまま、由羽はエースくんに問いかける。
「イくとこだったのにぃ……いじわるやだあ」
「かわいい由羽がだめなのー。それに我慢したらもっと気持ちよくなれるよ」
「うう」
ぷるぷると腰が震えてしまう。
早く出したいのにい。
「30秒我慢しようね。そしたらイっていいよ」
「っうん。我慢する」
「30、29、28」
「んんん」
エースくんがカウントダウンを始める。由羽は今にも弾けそうなくらい弾力のあるそれを目で見ながら耐える。
がまんがまん。我慢しないと。
「15、14、13」
あとちょっと、がまんがまん。
「5、4、3」
腰が震えちゃう。我慢我慢。イきそう。
「にーい、いち」
あ、がまんできた。エースくん我慢できたよ。
由羽はぱっと顔を輝かせてスマホを見上げる。
「Cum」
「あ"あっ……っ」
エースくんからの突然のCommandに、身体が震える。由羽のぷっくりと腫れている先端から白蜜が放たれる。放射線を描いて由羽の胸に飛んだ。それを何度か繰り返すと、身体が小刻みに痙攣した。ゆっくりと弛緩していく身体は、力なくくにゃりと沈む。由羽は残液を絞り出し手のひらにおさめる。ねとねととしていて、恥ずかしかった。
「ちゃんとイけてえらいね」
「……うん」
「どのくらい出た?」
「い、いっぱい出た」
「最近してなかったの?」
「うん。仕事忙しくて抜こうと思ってても寝落ちしちゃって……」
「そっか。俺も」
「え?」
と由羽が聞き返す。エースくんは電話の向こうで笑っている。
「由羽の聞いてたら勃ったんだけどどうしてくれんの」
「えっと……き、きもちよくなってほしい」
「ぶっ」
電話の向こうではエースくんの爆笑が聞こえてきた。
「まじで逸材だよな。こんな天然なの俺見たことない」
あ、れ? エースくんの話し方、なんか急に男の子っぽくなった。なんでだろ。一人称も、「僕」から「俺」に変わってる。
「あー。やば。由羽悪い。俺、可愛こぶるのもうやめるわ。お前の声聞いたらまじで興奮してきた。ねえ責任取って」
「責任って……」
「俺のしてるとこ聞いてて。あとたまにお返事して」
「わ、わか、わかった」
他人のおなにー聞くのなんて初めてだよ。
由羽は耳をぴくりと澄ませて目を閉じる。頭の中にエースくんの顔を思い浮かべる。くっきりとした二重に、大きな瞳。低い声が、今は少し高く聞こえる。もじ、と由羽はつま先を絡める。
どうしよ。また勃ちそう。
もじもじと膝を擦り付けていると、スマホからエースくんの吐息が聞こえてきてさらに身体が反応してしまう。
32
あなたにおすすめの小説
【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
「普通を探した彼の二年間の物語」
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
幸せの温度
本郷アキ
BL
※ラブ度高めです。直接的な表現もありますので、苦手な方はご注意ください。
まだ産まれたばかりの葉月を置いて、両親は天国の門を叩いた。
俺がしっかりしなきゃ──そう思っていた兄、睦月《むつき》17歳の前に表れたのは、両親の親友だという浅黄陽《あさぎよう》33歳。
陽は本当の家族のように接してくれるけれど、血の繋がりのない偽物の家族は終わりにしなければならない、だってずっと家族じゃいられないでしょ? そんなのただの言い訳。
俺にあんまり触らないで。
俺の気持ちに気付かないで。
……陽の手で触れられるとおかしくなってしまうから。
俺のこと好きでもないのに、どうしてあんなことをしたの? 少しずつ育っていった恋心は、告白前に失恋決定。
家事に育児に翻弄されながら、少しずつ家族の形が出来上がっていく。
そんな中、睦月をストーキングする男が現れて──!?
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
黒の執愛~黒い弁護士に気を付けろ~
ひなた翠
BL
小野寺真弥31歳。
転職して三か月。恋人と同じ職場で中途採用の新人枠で働くことに……。
朝から晩まで必死に働く自分と、真逆に事務所のトップ2として悠々自適に仕事をこなす恋人の小林豊28歳。
生活のリズムも合わず……年下ワンコ攻め小林に毎晩のように求められてーー。
どうしたらいいのかと迷走する真弥をよそに、熱すぎる想いをぶつけてくる小林を拒めなくて……。
忙しい大人の甘いオフィスラブ。
フジョッシーさんの、オフィスラブのコンテスト参加作品です。
しっかり者で、泣き虫で、甘えん坊のユメ。
西友
BL
こぼれ話し、完結です。
ありがとうございました!
母子家庭で育った璃空(りく)は、年の離れた弟の面倒も見る、しっかり者。
でも、恋人の優斗(ゆうと)の前では、甘えん坊になってしまう。でも、いつまでもこんな幸せな日は続かないと、いつか終わる日が来ると、いつも心の片隅で覚悟はしていた。
だがいざ失ってみると、その辛さ、哀しみは想像を絶するもので……
【完結 一気読み推奨】片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。
はぴねこ
BL
高校生の頃、片想いの親友に告白した。
彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。
もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。
彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。
そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。
同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。
あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。
そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。
「俺もそろそろ恋愛したい」
親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。
不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。
かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる