スキル宝くじで異世界を生きる。

幼少期

目覚めから

　気がつくと隙間だらけの天井が見えていた。

　「あら～気づいたの良かった心配したのよ。教会の前に忘れられていたのよ。」


　どう言う事だ体に違和感を感じながら辺りを見回すが、物が大きく感じる。そして自分の腕を見て気づいた。

　「あうあうっあうわ～(ちいさくなってる～)」


　「あら～どうしたのお腹が空いたのかしら、まっててね。哺乳瓶をとってくるわ。」

　そういってシスターらしき女性がその場を離れていった。

　俺は一旦冷静に物事を考える事にした。

　とりあえず、異世界に来たのでステータスとかあるかもしれないので確認する事にした。


　ステータス

　タツヒコ・コンドウ

　人間

　年齢　0歳

　レベル 1

　HP　　　　10
　MP               10
　ちから          1
　すばやさ      1
　体力              1
　賢さ            100
　スタミナ     1
　運                77
　攻撃力         1
　防御力         1

　？？？スキル　『宝くじ』
　

 ？？？ステータスは対して強くはない。前世の知識と運が少々ある程度だった。ステータスを期待した俺がいけなかったのだ。

　ただスキルの確認をしてみることにした。
　ステータスウインドウからスキルをタップして確認をする。ゲームみたいに確認が出来た。

　
　『宝くじ』

　宝くじが当たる事でスキルや武器・防具やお金があたる。購入するには魔力が必要になる。また購入期間は一週間に1回、空くじはなし。


　？？？破格なような気がしてならないが、とりあえずスキル『宝くじ』を使用してみる。

　『いらっしゃいませ～。はい、魔力を頂きますね。初回サービスで高価な物があたる確率をあげてます。てへ』

　「・・・。」


　あまりのギャプのある対応でこまっていた。普通宝くじ売場の窓口は綺麗なおばちゃんがいるのだが、何故かロリのメイド服がいた。

　『あらら、僕には早かったかな？笑』


　ロリメイド服がなんかいっているが、魔力を使ったため眠くなった。まあ、10しかない魔力をすべて使ったからか睡魔が来て俺は意識をなくした。
　

　暫くすると哺乳瓶を持ったシスターがやって来たが寝ていたので毛布を掛けてくれた。

　「よい子は沢山のて元気に育って下さい。」


　こうして異世界転生の一日目は過ぎていった。

　『ちょっと～私の出番が短いし、説明が雑じゃない！も～う。まーいいわ宝くじの当選発表は7日後で～す。勝手に出てきて発表しまーす。てへ。あらら寝てるから聞いてないね。』

　そして誰にも気づかれずにその場を去って行った。シスターも気づきもしないから多分タツヒコしか見えていない専用のスキルだと言う事だ。

　
　次回、スキル『宝くじ』の発表がありどうなるのか主人公。また、ハーテスと言う異世界はなにがまっているのか・・・。作者しにしかわからない。