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41.二回戦
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ドーグラス砦の兵士の無力化に成功したサトル一行は、現在砦の内部にいた。
砦の後ろにはまだ約3000名の兵士が居るからだ。
「これからどうするんだ?外の兵士達に砦の事は知られていると思うが。」
「大丈夫だサトル!これからSランク冒険者達が攻撃を仕掛ける狙いは司令官だけだ。それで指揮を低下させて撤退させるんだよ。サトルは見ていてくれ。」
「わかったよ。」
会話が終わるとSランク冒険者達は軍隊の司令官を捕縛するために動きだした。素早い動きで軍の中枢に侵入していく。身体能力も高いが隠蔽などのスキルを使っているのか兵士達はあまり気がついていない。
中には気づく兵士(役職)もいたがSランク冒険者達には関係なく意識を刈られていった。
30分くらいで指揮官のいるテントの前についたようだ。テントの中では指揮官が女数名とイチャイチャしていた。軍の規律どころでは無かった。
「イチャイチャしているところ悪いがおとなしく捕まってくれよ。」
Sランク冒険者の一人がそう言うと指揮官は
「誰だ貴様は?誰か不届き者を捕らえよ!」
勢いよく命令するが誰も動かない。テント周辺は兵士が無力化しているからだ。
「なぜ誰もこない?くそー」
女達を壁にして逃げだそうとする指揮官だが、Sランク冒険者達に囲まれて逃げる事は出来なかった。
「こんな事をしてただですむと思うなよ。」
指揮官が言い放つが、Sランク冒険者達は
「死にたいらしいなおとなしくしないとお前のジュニアが無くなるぞ。いいのか?」
股間の前に刃物を出して脅すと静かになる指揮官。
「おい、なんで国境に3000の軍がいる?」
「俺は何もしらないただ国境でキャンプしていればいいと言われたんだ。俺は何もしらない。」
知らないという指揮官に対してSランク冒険者は威圧を浴びせる。
「うっ!」
指揮官はひや汗が止まらなくなり黙り込んだ。
「本当の事を言わないと男のシンボルがなくなるぞ。いいのか?」
「本当にしらないんだ。ただ、王命でいけと上司にいわれて来たんだ。嘘じゃない。」
「本当の様だな。」
そう答えたのは外のSランク冒険者だった。嘘の判別ができる能力のようだった。
「わかった。ならおとなしくキャンプしておいてくれよ。俺たちは通るからな。」
「わかりました。私達はキャンプしていたので何もみていません。」
「物わかりがいいな。」
こうして3000人との戦い?は終わった。サトル達はサンドーラ王国の首都を目指して動きだした。
一方、サンドーラ王国の首都ではアルクセルク連邦国侵略の軍議が行われていた。
「何かいい案はないか?」
「はっ、国境付近の兵士3000名を国境のモンスター討伐の任務で国境を超えて進行してはどうでしょうか?アルクセルク連邦国が文句を言ってきてもモンスター討伐と言えばいいのです。」
その案でという流れになったが急報がはいる。
「大変です。ドーグラス砦が落ちました。」
砦の後ろにはまだ約3000名の兵士が居るからだ。
「これからどうするんだ?外の兵士達に砦の事は知られていると思うが。」
「大丈夫だサトル!これからSランク冒険者達が攻撃を仕掛ける狙いは司令官だけだ。それで指揮を低下させて撤退させるんだよ。サトルは見ていてくれ。」
「わかったよ。」
会話が終わるとSランク冒険者達は軍隊の司令官を捕縛するために動きだした。素早い動きで軍の中枢に侵入していく。身体能力も高いが隠蔽などのスキルを使っているのか兵士達はあまり気がついていない。
中には気づく兵士(役職)もいたがSランク冒険者達には関係なく意識を刈られていった。
30分くらいで指揮官のいるテントの前についたようだ。テントの中では指揮官が女数名とイチャイチャしていた。軍の規律どころでは無かった。
「イチャイチャしているところ悪いがおとなしく捕まってくれよ。」
Sランク冒険者の一人がそう言うと指揮官は
「誰だ貴様は?誰か不届き者を捕らえよ!」
勢いよく命令するが誰も動かない。テント周辺は兵士が無力化しているからだ。
「なぜ誰もこない?くそー」
女達を壁にして逃げだそうとする指揮官だが、Sランク冒険者達に囲まれて逃げる事は出来なかった。
「こんな事をしてただですむと思うなよ。」
指揮官が言い放つが、Sランク冒険者達は
「死にたいらしいなおとなしくしないとお前のジュニアが無くなるぞ。いいのか?」
股間の前に刃物を出して脅すと静かになる指揮官。
「おい、なんで国境に3000の軍がいる?」
「俺は何もしらないただ国境でキャンプしていればいいと言われたんだ。俺は何もしらない。」
知らないという指揮官に対してSランク冒険者は威圧を浴びせる。
「うっ!」
指揮官はひや汗が止まらなくなり黙り込んだ。
「本当の事を言わないと男のシンボルがなくなるぞ。いいのか?」
「本当にしらないんだ。ただ、王命でいけと上司にいわれて来たんだ。嘘じゃない。」
「本当の様だな。」
そう答えたのは外のSランク冒険者だった。嘘の判別ができる能力のようだった。
「わかった。ならおとなしくキャンプしておいてくれよ。俺たちは通るからな。」
「わかりました。私達はキャンプしていたので何もみていません。」
「物わかりがいいな。」
こうして3000人との戦い?は終わった。サトル達はサンドーラ王国の首都を目指して動きだした。
一方、サンドーラ王国の首都ではアルクセルク連邦国侵略の軍議が行われていた。
「何かいい案はないか?」
「はっ、国境付近の兵士3000名を国境のモンスター討伐の任務で国境を超えて進行してはどうでしょうか?アルクセルク連邦国が文句を言ってきてもモンスター討伐と言えばいいのです。」
その案でという流れになったが急報がはいる。
「大変です。ドーグラス砦が落ちました。」
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