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翌日、指定時刻にギルドに向かった。アーハン子爵はすでにギルドに来ており顔を真っ赤にどなりつけてきた。
「何時だと思っているんだ。貴族を待たせるとはけしからん。」
「いやいや、まだ30分前で時間前ですが?時間も分からないんですか?」
「ゆるさん、許してといってもゆるさん。」
そういってギルドの闘技場にいってしまった。俺も闘技場にいくと多くの観衆がいた。賭けをやっていたのでエクスに金を渡して全額俺にかけるようにいった。賭けの元締めはアーハン子爵がやっていたので金貨20万枚をかけた。
普通は金額が大きいのでかけれないが馬鹿なアーハン子爵家の配下がうけとったらしい。
オッズは1.5対10でクウキが10倍になっていた。ちなみに誰も俺にかけていないらしい。理由は俺の対戦相手がアーハン子爵の騎士団だからだ30名いる。やっぱり貴族はクソだな。
オッズも適当に出しているみたいだ。通常の賭けは変動制だが馬鹿なので固定にしてある。エクスが金貨20万枚かけたのが大きい要因だった。
「我が騎士団にかてるかな?はははは。」
「ハンデくらいあげますよ。時間がもったいないので始めましょうか?」
「なに、強がりを言って、騎士団やってやれ。」
「は、血祭りにしてやります。」
ここでギルドマスターがルールを説明する。
「ルールは相手が降参か死んだ場合だ。また殺しても罪にならない。武器・魔法の使用は問題ない。以上だ、ギルドマスター立会の決闘だ、正々堂々戦ってくれ。では始め」
開始を宣言されたが、騎士団対俺どこが正々堂々だよ。そんな事を思いつつスキルを発動する。騎士団は剣を抜きかかってくる。
スキル《言語制限》を発動して、騎士団に降参とか関係する言葉を言えないように制限する。アーハン子爵の騎士団には全滅して貰うことにする。
斬りかかってくる騎士の手足を切り飛ばす。
「バシュ、ズシュ、」
「ボトボト」
「いたい~、ああああ」
「うわーー」
闘技場は血の池になりつつある。
「はやく降参したほうがいいぞ。」
そう俺はいったが騎士団達は降参と言えないギルドマスターも
「早く降参しなさい、死ぬわよ。っていうかクウキ辞めなさい。」
「いやいや、ギルドマスタールールでは降参もしくは死亡でしょ?降参しないのでは殺すしかない。止めるならあなたにも罰がありますがいいのですか?貴族の神聖な決闘ですよ。」
「ぅうぅ」
正論をいわれて言葉をしまうギルドマスター。アーハン子爵は真っ青になり言葉をうしなっている。まぁー観戦しているけどスキルで黙らせている。面倒だからだ。
それからクウキは騎士団達の手足を一本づつ切り飛ばしながら確認する。なぜこんなむごい事をするかというと騎士団達の称号に強盗や強姦、殺人といった犯罪者の称号があったからだ。
「はやく降参してくれ俺もやりたくないのだが」
バシュ
「ぎゃぁーー、ぅう」
観客は黙って見るしかない、一方的な展開でだんまりしている。とりあえず、騎士団全員をバラバラにして決着をつけた。
「勝者、冒険者クウキ。」
ギルドマスターが宣言すると歓声があがった。
「「「すげえー」「見直したぞ」」」
今さらいわれてもと思いアーハン子爵のスキル《言語制限》を解除する。すると一言、
「ありえん、無効だ~無効だ~」
「今さら何言ってんの全財産よこせよ馬鹿、あと賭けの勝ち額払えよ。」
そういって賭け金が書いてある証明書を見せる。
「掛け金だと、いくらだ~じゅじゃうまんまい~はあーあー」
「「「「20万枚」」」」
観衆もびっくりギルドマスターも驚いている。
「いや、無理だろうそんな額」
ギルドマスターがはなしてくる。
「では馬鹿な部下の不祥事は上司にとってもらうか、とりあえずアーハン子爵の全財産俺のだな。ギルドマスター1割やるからアーハン子爵の財産売ってくれ全てそして現金化してよろしく。」
「まー、1割もらえるならやってやるよ。馬鹿な貴族がいなくなって良かったぞ。あと上司とは誰の事だ?」
「任命責任で帝国の皇帝だね。あとギルドマスター本部に通知して回収する依頼をだすから受理してくれ依頼料は金貨10万枚払うから。」
「はー、じゅじゅうまん?枚?」
ギルドマスターは何だかんだ考えているようだ。
「わかった、早速本部のマスターに連絡する。それまで暫くこの街にいてくれ」
そういってギルドマスターは執務室に戻っていった。アーハン子爵とはいうとギルド職員に拘束されて帝都に送られるそうだ、資産もなくなり家族も奴隷として売られて金貨200万枚の返済にあてられるだろう。資産が無いからたかがしれているから無理だろう。
後は帝国がどう動くかというところだ。面倒事を回避するためにまた面倒とはやっぱり異世界は面倒事だらけの世界だと言うことだ。
「何時だと思っているんだ。貴族を待たせるとはけしからん。」
「いやいや、まだ30分前で時間前ですが?時間も分からないんですか?」
「ゆるさん、許してといってもゆるさん。」
そういってギルドの闘技場にいってしまった。俺も闘技場にいくと多くの観衆がいた。賭けをやっていたのでエクスに金を渡して全額俺にかけるようにいった。賭けの元締めはアーハン子爵がやっていたので金貨20万枚をかけた。
普通は金額が大きいのでかけれないが馬鹿なアーハン子爵家の配下がうけとったらしい。
オッズは1.5対10でクウキが10倍になっていた。ちなみに誰も俺にかけていないらしい。理由は俺の対戦相手がアーハン子爵の騎士団だからだ30名いる。やっぱり貴族はクソだな。
オッズも適当に出しているみたいだ。通常の賭けは変動制だが馬鹿なので固定にしてある。エクスが金貨20万枚かけたのが大きい要因だった。
「我が騎士団にかてるかな?はははは。」
「ハンデくらいあげますよ。時間がもったいないので始めましょうか?」
「なに、強がりを言って、騎士団やってやれ。」
「は、血祭りにしてやります。」
ここでギルドマスターがルールを説明する。
「ルールは相手が降参か死んだ場合だ。また殺しても罪にならない。武器・魔法の使用は問題ない。以上だ、ギルドマスター立会の決闘だ、正々堂々戦ってくれ。では始め」
開始を宣言されたが、騎士団対俺どこが正々堂々だよ。そんな事を思いつつスキルを発動する。騎士団は剣を抜きかかってくる。
スキル《言語制限》を発動して、騎士団に降参とか関係する言葉を言えないように制限する。アーハン子爵の騎士団には全滅して貰うことにする。
斬りかかってくる騎士の手足を切り飛ばす。
「バシュ、ズシュ、」
「ボトボト」
「いたい~、ああああ」
「うわーー」
闘技場は血の池になりつつある。
「はやく降参したほうがいいぞ。」
そう俺はいったが騎士団達は降参と言えないギルドマスターも
「早く降参しなさい、死ぬわよ。っていうかクウキ辞めなさい。」
「いやいや、ギルドマスタールールでは降参もしくは死亡でしょ?降参しないのでは殺すしかない。止めるならあなたにも罰がありますがいいのですか?貴族の神聖な決闘ですよ。」
「ぅうぅ」
正論をいわれて言葉をしまうギルドマスター。アーハン子爵は真っ青になり言葉をうしなっている。まぁー観戦しているけどスキルで黙らせている。面倒だからだ。
それからクウキは騎士団達の手足を一本づつ切り飛ばしながら確認する。なぜこんなむごい事をするかというと騎士団達の称号に強盗や強姦、殺人といった犯罪者の称号があったからだ。
「はやく降参してくれ俺もやりたくないのだが」
バシュ
「ぎゃぁーー、ぅう」
観客は黙って見るしかない、一方的な展開でだんまりしている。とりあえず、騎士団全員をバラバラにして決着をつけた。
「勝者、冒険者クウキ。」
ギルドマスターが宣言すると歓声があがった。
「「「すげえー」「見直したぞ」」」
今さらいわれてもと思いアーハン子爵のスキル《言語制限》を解除する。すると一言、
「ありえん、無効だ~無効だ~」
「今さら何言ってんの全財産よこせよ馬鹿、あと賭けの勝ち額払えよ。」
そういって賭け金が書いてある証明書を見せる。
「掛け金だと、いくらだ~じゅじゃうまんまい~はあーあー」
「「「「20万枚」」」」
観衆もびっくりギルドマスターも驚いている。
「いや、無理だろうそんな額」
ギルドマスターがはなしてくる。
「では馬鹿な部下の不祥事は上司にとってもらうか、とりあえずアーハン子爵の全財産俺のだな。ギルドマスター1割やるからアーハン子爵の財産売ってくれ全てそして現金化してよろしく。」
「まー、1割もらえるならやってやるよ。馬鹿な貴族がいなくなって良かったぞ。あと上司とは誰の事だ?」
「任命責任で帝国の皇帝だね。あとギルドマスター本部に通知して回収する依頼をだすから受理してくれ依頼料は金貨10万枚払うから。」
「はー、じゅじゅうまん?枚?」
ギルドマスターは何だかんだ考えているようだ。
「わかった、早速本部のマスターに連絡する。それまで暫くこの街にいてくれ」
そういってギルドマスターは執務室に戻っていった。アーハン子爵とはいうとギルド職員に拘束されて帝都に送られるそうだ、資産もなくなり家族も奴隷として売られて金貨200万枚の返済にあてられるだろう。資産が無いからたかがしれているから無理だろう。
後は帝国がどう動くかというところだ。面倒事を回避するためにまた面倒とはやっぱり異世界は面倒事だらけの世界だと言うことだ。
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