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新たな異世界編

デンリーン教会4

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 報復行動にでたダイスケはデンリーン教会の本部を目指す。教会を潰すといっても教会が運営する孤児院はどうするか少し悩んだ。
 しかし、孤児院の運営は領主や国からのお布施で賄われているのでデンリーン教会を経由しなくても運営できるとのことだったので遠慮なく行う事にするダイスケだった。

 デンリーン教会は布教と言う名の侵略行為をファースト村に行った事で各方面のギルドから圧力をかけらやれた。

 『デンリーン教会は小さな街を拠点にしようとして多数の兵を派遣して占領しようとした悪者だ。神の名を使って理不尽な事をする悪の組織だ。そんな組織はあってはならない。成敗!解散!』

 このような文章が各地に回り出した。そしてそれをみたバルデルング大司教は激怒していた。

 「あやつら失敗したな!クソクソクソー!こうしては危険だ逃げなくては!」

 慌てて逃げる準備をする大司教だが私物を集めるのに3日かかり逃げる機会を見逃した。

 「大司教様大変です。」

 「何事だ私は忙しいのだ。邪魔するな!」

 「民衆が教会本部をとり囲んでいます。クーデターですよ。」

 「なに?クーデターだと?」

 慌てて窓のカーテンを開けて見ると言われた通り民衆が教会をとり囲んでいた。

 「にに、逃げ遅れた。貴様どうにかしろ!」

 無理難題を簡単にいう大司教だが部下達はどうしたらいいか分からず困惑している。そして、教会を潰すと断言したダイスケがやって来た。

 「バルデルング大司教はいるか?」

 「・・。」

 「いないのか?それともでてこないのか?」

 ダイスケは教会内に殺気を大量に送りこんだ。いたるところで失禁している教会関係者がいた。

 「でいないのか?バルデルング大司教は?」

 「いいいますぅ。命だけは助けてください。」

 「なら、教会を抜けるなら命を助けるよ。」
  
 「はい?」

 「教会を抜けたら逃がしてやるといっているのだ。抜けないならこの場であの世生きだよ。」

 「抜けます。だから命だけは!」

 このやり取りをやっているうちに教会関係で残っているのは大司教だけとなった。 

 「誰がいないか?誰か?」

 騒ぎ出すバルデルング大司教。

 「誰もいないよ。バルデルング大司教様!」

 「誰が貴様は?どういう事だ?」

 「俺の顔がわからないのにファースト村を占領しようとしたのか?」

 「ファースト村だと!まさか貴様がダイスケとやらか!ファースト村をよこせ!」

 襲うかかってきたので足払いをする。

 バシッ、バタン

 「いたた、何をするか?大司教だぞ。」
  
 「大司教といってもあなたしかいませんけどねデンリーン教会は!説得したら全員辞めていきましたよ。」

 「はい?」

 事実を話したら固まってしまった大司教。

 

 
 
 
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