29 / 50
#29
しおりを挟む
「んっ」
指がゆっくり入口をノックするように侵入してくる。
「第一関節まではいってる。まだまだ浅いとこ。痛い?」
「だいじょうぶ」
唇を重ねて、舌先を舐めあって、ぬかるんだくぼみに指が少しずつ深さを増して出たり入ったりする。
あんなに長かった指が私の中に入るんだ。なんかすごいな、……って、いま指でいっぱいのところに、小野塚くんのアレが……? 薄目を開けると、目を閉じて夢中になっている可愛い彼の顔、その下は、また再び漲っている赤ピンクの、アレ。さっきより反りは弱いものの、二本目の指でぎちぎちの私の中にこれが入るのかな? 正気?
「出る?」
不意に小野塚くんに訊かれて、
「精液?」
と聞き返すと、
「違う! ここ出てベッドに行こうってこと!」
と可愛く叱られた。
コンビニの袋からカラフルでメタリックな小さな箱を出し、なんだろうと思っていたら、彼は、それを取り出し自らに装着した。なんと、あのオシャレな小箱の中身はコンドームだったのか。用意周到だねと揶揄すると、備えあれば憂いなし。と、こともなげにいい返された。ベッドマットに組み敷かれて、力強い口づけを浴びせられる。ギリギリのところで噛みつかれてないって感じ。首と鎖骨の間がくすぐったくて体をよじって笑っていると、顔を上げた小野塚くんに「もう」と怒られた。
少しずつ降下していくにつれ、のんびり気持ちよくなっているわけにもいかなくなった。太ももの内側にキスされて体を起こして顔を両手で押さえた。
「井上さん、邪魔しないで」
「まってまって、そこ?」
「いっぱい濡らして気持ちよくなってもらわないと入れられないじゃん」
「で、でも、」
「恥ずかしい?」
「当たり前でしょ」
「おれの触ったくせに?」
「そっちは可愛げあるもん」
「こっちにはないっていうの?」
「ない」
「井上さん、おれ、はやくここに触りたくてたまんないんだけど。一回出したのに全然治まらないし」
膝裏を持ち上げられ、中心に顔を埋められる。温かい吐息がかかって、充分に濡れているのがわかる。吸いつかれて舐めあげられて、胸の先端まで弄られて、くすぐったいのか痛いのかわからない。頭の中がグズグズになって、とめどなく声が漏れる。はしたなくて恥ずかしい女にされてしまう。爆発したみたいな快感に我を忘れていたら、小野塚くんが私を見下ろしてきた。
「いった?」
「……たぶん」
「どうだった? 初めての感覚は」
「よかった」
太い先端を入口にこすりつけるようにして、徐々に押し入ってきた。前後しながらめり込んでくる肉塊に中を広げられていく。
「痛い?」
「痛くないこともない。けど、なんか、内側擦られてるの、ちょっと、いい、かも? 小野塚くんは?」
「めちゃくちゃ気持ちよくてまた出そう」
「精液?」
「井上さんがエロいこというとほんとそれでいけそう」
ゆっくり前後させながら奥へ進んでいく。しっかり中に入ったのか、ぐうっと腰を密着させ、私を抱きしめた。
「井上さんとおれと、二人で一つになれちゃうなんて最高。このまま死んでもいい」
「それは、ちょっと……。救急隊員や警察や葬儀関係者にこんなとこ見られたくないもん」
「ちょ、いま笑わせるのやめてよ」
笑う小野塚くんの振動が内側からも伝わってくる。
「ねえ。小野塚くん。動いてよ」
「痛くない?」
「いいからしてみせて」
小野塚くんがゆっくりと腰を動かす。
「大丈夫だから好きに動いて。どんなふうにするのか、私に教えてよ」
そういうと、動きにだんだん遠慮がなくなり、小野塚くんのペースが刻み込まれる。固い弾力が私の中を開拓していく。汗ばむ体をすりあわせ、もっと全身で一つになれるようにと抱き合った。
指がゆっくり入口をノックするように侵入してくる。
「第一関節まではいってる。まだまだ浅いとこ。痛い?」
「だいじょうぶ」
唇を重ねて、舌先を舐めあって、ぬかるんだくぼみに指が少しずつ深さを増して出たり入ったりする。
あんなに長かった指が私の中に入るんだ。なんかすごいな、……って、いま指でいっぱいのところに、小野塚くんのアレが……? 薄目を開けると、目を閉じて夢中になっている可愛い彼の顔、その下は、また再び漲っている赤ピンクの、アレ。さっきより反りは弱いものの、二本目の指でぎちぎちの私の中にこれが入るのかな? 正気?
「出る?」
不意に小野塚くんに訊かれて、
「精液?」
と聞き返すと、
「違う! ここ出てベッドに行こうってこと!」
と可愛く叱られた。
コンビニの袋からカラフルでメタリックな小さな箱を出し、なんだろうと思っていたら、彼は、それを取り出し自らに装着した。なんと、あのオシャレな小箱の中身はコンドームだったのか。用意周到だねと揶揄すると、備えあれば憂いなし。と、こともなげにいい返された。ベッドマットに組み敷かれて、力強い口づけを浴びせられる。ギリギリのところで噛みつかれてないって感じ。首と鎖骨の間がくすぐったくて体をよじって笑っていると、顔を上げた小野塚くんに「もう」と怒られた。
少しずつ降下していくにつれ、のんびり気持ちよくなっているわけにもいかなくなった。太ももの内側にキスされて体を起こして顔を両手で押さえた。
「井上さん、邪魔しないで」
「まってまって、そこ?」
「いっぱい濡らして気持ちよくなってもらわないと入れられないじゃん」
「で、でも、」
「恥ずかしい?」
「当たり前でしょ」
「おれの触ったくせに?」
「そっちは可愛げあるもん」
「こっちにはないっていうの?」
「ない」
「井上さん、おれ、はやくここに触りたくてたまんないんだけど。一回出したのに全然治まらないし」
膝裏を持ち上げられ、中心に顔を埋められる。温かい吐息がかかって、充分に濡れているのがわかる。吸いつかれて舐めあげられて、胸の先端まで弄られて、くすぐったいのか痛いのかわからない。頭の中がグズグズになって、とめどなく声が漏れる。はしたなくて恥ずかしい女にされてしまう。爆発したみたいな快感に我を忘れていたら、小野塚くんが私を見下ろしてきた。
「いった?」
「……たぶん」
「どうだった? 初めての感覚は」
「よかった」
太い先端を入口にこすりつけるようにして、徐々に押し入ってきた。前後しながらめり込んでくる肉塊に中を広げられていく。
「痛い?」
「痛くないこともない。けど、なんか、内側擦られてるの、ちょっと、いい、かも? 小野塚くんは?」
「めちゃくちゃ気持ちよくてまた出そう」
「精液?」
「井上さんがエロいこというとほんとそれでいけそう」
ゆっくり前後させながら奥へ進んでいく。しっかり中に入ったのか、ぐうっと腰を密着させ、私を抱きしめた。
「井上さんとおれと、二人で一つになれちゃうなんて最高。このまま死んでもいい」
「それは、ちょっと……。救急隊員や警察や葬儀関係者にこんなとこ見られたくないもん」
「ちょ、いま笑わせるのやめてよ」
笑う小野塚くんの振動が内側からも伝わってくる。
「ねえ。小野塚くん。動いてよ」
「痛くない?」
「いいからしてみせて」
小野塚くんがゆっくりと腰を動かす。
「大丈夫だから好きに動いて。どんなふうにするのか、私に教えてよ」
そういうと、動きにだんだん遠慮がなくなり、小野塚くんのペースが刻み込まれる。固い弾力が私の中を開拓していく。汗ばむ体をすりあわせ、もっと全身で一つになれるようにと抱き合った。
5
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメンエリートは愛妻の下僕になりたがる(イケメンエリートシリーズ第四弾)
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
そのイケメンエリート軍団のキャップ的存在
唯一の既婚者、中山トオルの意外なお話
中山加恋(20歳)
二十歳でトオルの妻になる
何不自由ない新婚生活だが若さゆえ好奇心旺盛
中山トオル(32歳)
17歳の加恋に一目ぼれ
加恋の二十歳の誕生日に強引に結婚する
加恋を愛し過ぎるあまりたまに壊れる
会社では群を抜くほどの超エリートが、
愛してやまない加恋ちゃんに
振り回されたり落ち込まされたり…
そんなイケメンエリートの
ちょっと切なくて笑えるお話
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる